RISE 9.8 横浜BUNTAI:来年の61.5kgトーナメント前哨戦スタート。中村寛、中国の選手との試合は「一方的な暴力で終わらせる」。常陸飛雄馬「トーナメントで大雅選手、チャンヒョン選手にリベンジしたい」。那須川龍心も意気込み語る
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RISE WORLD SERIES 2024 YOKOHAMA(9月8日(日)横浜BUNTAI)の対戦カード発表記者会見が8月2日に東京で行われた。RISEはスーパーフェザー級(60kg)とライト級(63kg)の中間の61.5kgでの世界トーナメント開催も来年に計画しており、その前哨戦としてRISEライト級王者の中村寛が61.5kg契約で初来日のエン・ペンジェー(中国)と戦うことになった。7月26日の後楽園大会で対戦相手が発表済だった常陸飛雄馬、那須川龍心も登場し、試合に向けての意気込みを改めて語った。常陸も61.5kgでアリシェル・カルメノフと対戦する。龍心は昨年大晦日のRIZINでのMMAデビュー戦の相手だったシン・ジョンミンとRISEルールで再戦する。
中村寛「一方的な暴力で終わらせる。61.5kgの中心になる」
61.5kg契約 3分3R(延長1R)
中村 寛[かん](BK GYM/RISEライト級(63kg)王者、元DEEP☆KICK -60kg王者)
エン・ペンジェー[Yuan Pengjie](中国/仏山温拿拳館)
中村は27歳。昨年4月、直樹に判定勝ちし、RISEライト王座を獲得。8月のアリシェル・カルメノフ戦は中村の左肩の脱臼により無効試合に終わったが、12月のアフマド・アコーダッド戦では2R左フックでKO勝ち。今年3月のRISE ELDORADOではK-1の与座優貴とのライト級王者対決を行ったが負傷判定負けを喫した。6月の地元大阪大会ではタリソン・フェレイラに3R終了間際に左ハイでKO勝ちしている。今回の相手・ペンジェーは中国では39戦無敗とのことだが、4月のタイでのタイ人とのムエタイでは判定負けしている(下動画)。構えはサウスポー。
◆中村
今回のテーマは一方的な暴力で終わらせます。この前は鼻一本、体張って盛り上げたんで、今回は体を張らずに終わらせます。
(ペンジェーの印象)どんな動きするかわからないんで、試合まで一回見ます。初めてのKO負けを経験させます。
(来年の61.5kgトーナメントを見据えて)61.5kgは無理せんといて欲しいという声もありますけど、俺の試合を見たいという声は伝わっていますし、わかっていることなんで、61.5kgで倒せるパフォーマンスを見てもらって、俺とやりたい奴はみんな名前を挙げてもらえたらなと思います。61.5kgトーナメントが開催できるよう、俺が中心になります。
(今大会で常陸戦で再来日するカルメノフについて)61.5kgでやるんですか?今回勝っても負けても、また呼んでくださいね。次、僕が関節極めるんで。(常陸に対し)肩極められんよう気を付けてください(笑)
常陸飛雄馬「61.5kgトーナメントで大雅選手、チャンヒョン選手にリベンジしたい」
61.5kg契約 3分3R(延長1R)
常陸飛雄馬(TARGET SHIBUYA/RISEスーパーフェザー級(60kg)2位)
アリシェル・カルメノフ(カザフスタン/ニューラル・スポーツスクール)
YA-MANの後輩・常陸はテコンドーをベースとし、学生キックで2度王座を獲得。22年9月のSBでは笠原友希をKO。昨年1月にはチャンヒョンのRISEスーパーフェザー級王座に挑戦し延長判定負けし、連続負けなしが9でストップした。8月の大田大会では大雅に延長判定負け。12月に勝次を2R KO。今年3月にはK-1に参戦し、元K-1フェザー級王者の江川優生と戦ったが、延長判定2-1で惜敗した。
カルメノフは昨年8月の大田大会で中村寛と対戦したが、中村が倒れた際に左肩を脱臼し、偶発的なアクシデントと判断され、ノーコンテストに終わっており、今回1年ぶりにRISEに戻ってくる。
◆常陸
復帰戦なので衝撃的なKOを見せたいです。(カルメノフの印象)空手の世界チャンピオンなので蹴りが痛そうでからだが強そうな印象です。回転技のバネがあるので面白そうで噛み合うと思います。
(来年の61.5kgトーナメントを見据えて)世界トーナメントに向けて絶対に落とせないですし、勝ち方も問われると思うので、しっかりKOします。トーナメントでやり返したい選手がいるので、切符を手に入れるために勝ちます。大雅選手にもチャンヒョン・リー選手にもリベンジしたいので、おいしいトーナメントだと思っています。そこで一気にぶっ倒して世界を取りたいです。
那須川龍心「天心も僕も世間にナメられている」
スーパーフライ級(53kg) 3分3R(延長1R)
那須川龍心[りゅうじん](TEAM TEPPEN/RISEフライ級(51.5kg)1位)
シン・ジョンミン[Shin Jongmin](韓国/オーサムマルチジム)
那須川天心の弟・龍心は18歳。今回の相手のシン・ジョンミンは昨年大晦日のRIZINでのMMAデビュー戦の相手で、ジョンミンもMMA初戦だったが、龍心を上回る組技スキルを見せつけていた。試合は2Rにジョンミンのタックルを潰して龍心が頭に膝を連打したのをきっかけに形勢逆転しパウンドでTKO勝ちしていた。その後の龍心はRISEに戻り、3月に松本天志に判定勝ちし、6月に塚本望夢に判定勝ちし、数島大陸の王座挑戦が内定していた。
◆龍心
この試合、落とせないですし、ここで変な試合してるようじゃタイトルマッチで勝てないんで、絶対KOします。(ジョンミンの印象)グラップリング能力が結構あるんで、相手の腕十字に気を付けながら、戦っていこうと思います(笑)。あの試合は腕十字の印象が強いんですけど、手足が長くて距離が遠い印象がありました。距離を詰めて近い距離でも戦いたいです。
(タイトル戦を控え、この試合を受けた理由)正直この試合やる意味あるのかなあと思ったんですけど(苦笑)試合経験含め、試合勘を保つためにコンスタントに試合しないといけないので、こういう試合も必要かなって。自分のためというよりもRISEのためってのもあります。
(天心選手がボクシングの試合で進化した姿を見せたが、龍心選手はどういう進化を見せたい?)天心もですけど、試合で勝っても世間からナメらているんで、天心はちょっと前回の試合で払拭したので、自分もタイトルマッチに向けて、やっぱり那須川龍心って強いんだと思わせたいです。進化は、今回は近距離でやってみたいです。
(天心との練習は?)試合が終わったばかりなので、まだやっていないですけど、これから増えると思います。前々回の松本天志戦ぐらいから一緒に練習するのが始まって、前回の塚本戦までずっとやっていました。
対戦カード
メインイベント RISE世界バンタム級(55kg)タイトルマッチ 3分5R(無制限延長R)
志朗(BeWELLキックボクシングジム/王者、元ISKAムエタイ世界同級王者、RISE -55kgトーナメント2020優勝)※初防衛戦
田丸 辰[とき](TRY HARD GYM/挑戦者、RISEスーパーフライ級(53kg)2位、元同級&フライ級(51.5kg)王者、RISE -54kgトーナメント2023優勝)
スーパーライト級(65kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
チャド・コリンズ(オーストラリア/ストライクフォース/RISE世界スーパーライト級(65kg)王者、WMC&WBCムエタイ世界同級王者)
麻火佑太郎(PHOENIX/4位)
スーパーライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
中野椋太(誠至会/RISEウェルター級(67.5kg)王者、S1世界ウェルター級王者、元WBCムエタイ日本統一・NJKF同級王者)
イ・ソンヒョン(韓国/RAON/RISEスーパーライト級1位、元RISEミドル級(70kg)&ライト級(63kg)王者、RISE KOREAウェルター級(67.5kg)王者、KTK −70kg級王者)
スーパーライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
白鳥大珠(TEAM TEPPEN/2位、元RISEライト級(63kg)王者、RISE -61kgトーナメント2019優勝、RIZIN KICK -61kgトーナメント2021優勝)
ファーパヤップ・GRABS[Farphayap GRABS](タイ)
61.5kg契約 3分3R(延長1R)
中村 寛[かん](BK GYM/RISEライト級(63kg)王者、元DEEP☆KICK -60kg王者)
エン・ペンジェー[Yuan Pengjie](中国/仏山温拿拳館)
61.5kg契約 3分3R(延長1R)
常陸飛雄馬(TARGET SHIBUYA/RISEスーパーフェザー級(60kg)2位)
アリシェル・カルメノフ(カザフスタン/ニューラル・スポーツスクール)
スーパーフライ級(53kg) 3分3R(延長1R)
那須川龍心[りゅうじん](TEAM TEPPEN/RISEフライ級(51.5kg)1位)
シン・ジョンミン[Shin Jongmin](韓国/オーサムマルチジム)
フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
梅井泰成(Mouton/3位、元王者)
國枝悠太(Never mind / 9+ nine plus lab./元AJKNフェザー級王者)
バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
加藤有吾(RIKIX/3位、WMC日本スーパーバンタム級王者)
松下武蔵(GOD SIDE GYM/9位)
バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
良星[らすた](KSR GYM/6位)
彪司[ひゅうが](TEAM TEPPEN/11位、Stand Up King of Rookie 2021 -53kg級優勝)
オープニングファイト フライ級(51.5kg) 3分3R
酒井柚樹(TEAM TEPPEN)
野嶋琉生[るい](TARGET SHIBUYA)
オープニングファイト 女子ミニフライ級(49kg) 3分3R
宮﨑若菜(TRY HARD GYM/4位)
登島優音[ゆん」(NEXT LEVEL渋谷)
オープニングファイト ライト級(63kg) 3分3R
G-REX(TEAM TEPPEN)
杉田優牙(D−BLAZE)
出場予定選手
大雅(TRY HARD GYM/RISEスーパーフェザー級(60kg)王者、元K-1同級王者、元Krushスーパー・バンタム級(55kg)王者)
パヌワット・TGT(タイ/TARGET/RISEスーパーフェザー級(60kg)6位、RISE同級漢気トーナメント優勝、元PPTV 60kg級王者)
概要
大会名 RUF presents RISE WORLD SERIES 2024 YOKOHAMA
日時 2024年9月8日(日)開場・12:00 オープニングファイト開始・未定 本戦開始・13:30
会場 横浜BUNTAI(神奈川県横浜市中区不老町2-7-1/JR京浜東北根岸線「関内」徒歩6分、横浜市営地下鉄「伊勢佐木長者町」徒歩4分/[HP])
中継 ABEMA
チケット料金 VIP 80,000円 アリーナSRS 25,000円 アリーナRS 15,000円 スタンドSS 15,000円 スタンドS 10,000円 スタンドA 6,000円 小中高生シート(当日販売)2,000円
チケット販売 イープラス チケットぴあ 出場選手・所属ジム
お問い合わせ RISEクリエーション 03-5980-7409 https://www.rise-rc.com/