RISE 6.15 エディオンアリーナ大阪:田丸辰、韓国の選手と対戦。ONE王者プラジャンチャイとの試合にも意欲。数島大陸はタイ人と連戦。南原健太は豪州王者と。山口兄弟がOFGマッチで揃い踏み
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
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RISE WORLD SERIES 2024 OSAKA(6月15日(土) エディオンアリーナ大阪 第一競技場)の第2弾決定カード発表記者会見が4月24日に東京で行われた。昨年の-54kg世界トーナメント優勝者・田丸辰、フライ級王者・数島大陸、ライトヘビー級王者・南原健太が海外勢と国際戦を行い、地元大阪の山口裕人・侑馬兄弟が登場するオープンフィンガーグローブマッチも2試合組まれている。
スーパーフライ級(53kg) 3分3R(延長1R)
田丸 辰[とき](TRY HARD GYM/RISEスーパーフライ級(53kg)2位、元同級&フライ級(51.5kg)王者、RISE WORLD SERIES -54kgトーナメント2023優勝)
ジョン・ヒョヌ[ジョン・ヒョンウ/Jung Hyeonwoo](韓国/BAEK RYEON CHAI/KPKB(九州プロキックボクシング)インターナショナル・バンタム級(53kg)王者、KTK 53kg王者)
田丸は昨年3月の-54kgトーナメント予選で風音に判定勝ち。7月の一回戦ではペッシラーを1R KO。8月の準決勝では大﨑一貴に判定勝ち。12月の両国大会での決勝ではクマンドーイに判定勝ちして優勝し、賞金1000万円を獲得した。予選枠から這い上がっての優勝が高く評価され、RISEの年間表彰「RISE’s PRIZE」の2023年のMVPにも選ばれ、300万円も獲得した。3月のRISE ELDORADOのメインイベントでは志朗の持つRISE世界バンタム級(55kg)王座に挑戦したが、1R終盤の偶発的なバッティングにより志朗が鼻骨を骨折しノーコンテストに終わっていた。
ヒョヌはRISE初参戦。昨年10月のKPKB福岡大会での日畑達也とのKPKBインターナショナル・バンタム級タイトルマッチで1R右ハイキックでKO勝ちし、12月大会ではGang-Gを3R右カーフキックでKOしている。
田丸は「今回は適正階級の53kgなんですけど、僕が主役になるためにも、53kgの階級を確立させないといけないと思っています。もっと盛り上げて、RISEの53kgの世界ベルトを作りたいので、まずはこの試合で魅せたいです」と抱負。ヒョヌについては「大した日本人とやっていないですよね。RISEの53kgは世界的に見てもレベルが高いので、こんなところで負けていたらRISEも世界からナメられるので、しっかりKOで勝ちたいです」と語った。
今後戦いたい相手について聞かれた田丸は「53kgはRISEが一番レベルが高いので、53kg付近の選手はRISEに来てもらえればやるんですけど、強いて言うなら、ONEのムエタイ・ストロー級王者のパジャンチャイ(=プラジャンチャイ・PKセンチャイ)とやりたいですね」とコメントした。
RISEの伊藤隆代表はプラジャンチャイ戦について「可能性はあると思います。今後RISEからもONEに(選手を)出す予定ですから」と、ONEと交流を再開することを明かした。伊藤氏が田丸に「ムエタイルールできるの?」と尋ねると、田丸は「ムエタイルールはできないですけど」と苦笑しつつ「ONEのキックの元ストロー級王者のジョナサン・ディベラと、パジャンチャイのキックルールの試合が決まっていて、キックルールもできるはずなんで。しかもRISE出る予定でしたよね。だからやりたいですね」と話した。プラジャンチャイは4月5日のONEでディベラとキック王座に挑戦予定だったが、ディベラの計量失格で中止となり、ディベラは王座をはく奪されていた。また、プラジャンチャイはRISE ASIA SERIES 2020 -55kgトーナメントにエントリーしていたが、コロナ禍の影響で大会中止や渡航規制が続き、RISEに参戦できずにいた。今後、RISEとONEの交流が実際に再開し、田丸とプラジャンチャイが交わるのか?展開が気になるところだ。
52kg契約 3分3R(延長1R)
数島大陸[りく](及川道場/RISEフライ級(51.5kg)王者)
スドロー・ソージョートンプラシン[Sudlor Sor Jor Tong Prachin](タイ/元タイ7chミニマム級(47.627kg)王者)
数島は16戦12勝(6KO)2分2敗の21歳。22年10月、RISEフライ級初代王者決定戦で田丸辰に判定負け。その後は4連勝中で、田丸が返上した王座を懸けての昨年10月の試合で松本天志に判定勝ちし王者となる。2月の後楽園大会のメインイベントではタイの名門ペッティンディーが送り込むクンスックに手を焼くも延長戦の末に判定勝ちした。
数島は「前回ダメやったんで、前回より進化した自分を見せます」「最近、“神の左”で倒せなくなっているので、“神の左”は引退しようかと思っています。まあ、その分、他の技をしっかり磨いているので、そこを注目して欲しいです」とコメント。同じ大阪大会で行われるフライ級・那須川龍心(1位)vs. 塚本望夢[もうむ](3位)の上位対決について、数島は「どっちでもかかってこいって感じですけど、予想は那須川選手です」と話した。
ライトヘビー級(90kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
南原健太(極真会館/RISEライトヘビー級王者)
ジェシー・アスティル[Jesse Astill](オーストラリア/ストライクフォース/WBCムエタイ豪州クルーザー級(90.72kg)王者)
南原は10戦9勝(9KO)1敗の26歳(試合時)。昨年4月にカリュ・ギブレインに喫した黒星以外は全てKO勝利している。6月と8月の第2代RISEライトヘビー級王座決定トーナメントでは、入田和樹とコントゥアラーイをKOし王座獲得した。12月の両国大会ではGLORY推薦のビクター・デ・コニングを相手に1Rダウンを喫したが、延長に持ち込みKO勝ちしている。今回はチャド・コリンズの同門で初来日のアスティルと対戦する。
南原は「RISEのチャンピオン、日本人が強いというのを世界に知らしめます」「今回はカマすかブチカマすかで、普通にやっても勝つし、ド派手なKOを期待されているので応えたいです」とコメント。今後戦いたい相手について聞かれた南原は「最初にわかりやすく日本人最強という称号が欲しいので、RISEに呼んでいただければ、一番強いと証明できます」と話し、名前は出さなかったがK-1勢との対戦を希望すると、伊藤氏は「実現に向けて動けたらなと思います」と答えた。今のK-1同級王者は中国人のリュウ・ツァーだが、リュウに勝てれば日本を越えて世界レベルで強さを証明できることになるだろう。
オープンフィンガーグローブマッチ 65kg契約 3分3R
山口裕人(道化倶楽部/WPMF世界スーパーライト級暫定王者)
伊藤澄哉(戦ジム/RISEライト級(63kg)2位)
RISE OFGマッチのパイオニア・山口兄弟の兄・裕人は、昨年3月にタリソン・フェレイラに2R KO勝ちしたが、その後は8月にYA-MANに、11月に西谷大成にKO負けし2連敗中で、半年ぶりの試合で再起を図る。
伊藤は22年、YA-MANとのOFGマッチで1R KO負けし、山口兄弟の弟・侑馬には3R負傷判定で敗れている。今年2月の後楽園では通常グローブでの試合で足利也真登を2R KOすると、6月の大阪でのOFGマッチを希望していた。
伊藤は「ようやくかって感じですね。2年前に裕人選手の弟の侑馬選手に途中判定で負けてから、心の中でモヤモヤしてたんで、このモヤモヤした気持ちをお兄ちゃんにぶつけたいなと思っています」とコメント。裕人の印象については「本番での勝負強さはあるなと思ってて、油断したら自分もやられるなって思ってるんで、ちゃんと自分がシバけるように準備しておきます」と話した。
対する裕人は「オープンフィンガーやっていくんやったら、伊藤澄哉を倒しとかなあかんのかなと思います。あんまナメたあかんで、な、俺を、フフフ」と話し「結構研究させてもらってます。今回は作戦練って練ってシバきたいと思います」とも語った。
オープンフィンガーグローブマッチ 63kg契約 3分3R
山口侑馬(道化倶楽部/RISEライト級(63kg)7位)
山畑雄摩(心将塾/元DEEP☆KICK -63kg王者)
山口兄弟の弟・侑馬は昨年7月の大阪大会でのOFGマッチでチャンヒョンに1R KO負け。11月のOFGマッチでは星野孝允に判定勝ちしている。
山畑は山口兄弟同じく大阪出身。昨年のRISEではKENTAと塩川琉斗に判定負けしたが、今年2月のNJKF大阪大会では篤椰に判定勝ちしている。
山畑は「6月2日のDEEP☆KICKで引退式を組んでもらっていたんですが、こういう話をいただいて、DEEP☆KICK代表の林(裕人・魁塾塾長)と話して、こちらの試合をさせていただくことになりました。オープンフィンガーもちょっと興味あって、しかも相手が何回か練習したことがある山口侑馬選手で、山口兄弟といえばオープンフィンガーの代表格なんで、ここ、勝ったらカッコいいなと思って試合を受けました」と語った。
佑馬は「練習では結構シバいてるんですけど、まだ分かってないんで、仲悪いとかじゃないですけど、なめられたままやったら終われないんで、わからしたらいいかなって思ってます」と話した。
ウェルター級(67.5kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
中野椋太(誠至会/RISE同級王者、S1世界ウェルター級王者、元WBCムエタイ日本統一・NJKF同級王者)
宇佐美秀メイソン(カナダ/Battle Box/ISKAインターコンチネンタル・ウェルター級(67kg)暫定王者)
この一戦は4月21日の後楽園大会で発表済だった。KNOCK OUT、K-1に上がりRISEに初参戦するメイソンは「所属している会社で(交渉を)やっていて、どうなったかわからないですけど、自分は試合を受けているだけです」と語り、RISEで目指すものは?という問いにも「どこの団体でも別にないですね。ベルトもこだわっていないので、ただ単に強い奴とやりたいだけです」と答えた。対中野についてメイソンは「自分のスピードについて来れないと思うので楽しみにしてください」と話している。
ミドル級(70kg) 3分3R(延長1R)
憂也(魁塾/RISEミドル級(70kg)4位、元DEEP☆KICK -65kg王者)
シンパヤック・ハマジム[Singphayak Hamagym](タイ/ハマジム/元ラジャダムナン認定スーパーバンタム級2位)
憂也は昨年3月のRISEでモトヤスックに敗れたが、7月の大阪大会で翔真に、12月の後楽園でフランクちゃんに判定勝ちし、3月のRIZIN神戸大会では蛇鬼将矢に2R TKO勝ちし3連勝中だ。
対戦カード
RISEスーパーフライ級(53kg)タイトルマッチ 3分5R(無制限延長R)
大﨑一貴(OISHI GYM/王者、ISKAオリエンタルルール世界フライ級(53.5kg)王者、元WMC&ルンピニー日本フライ級王者)※2度目の防衛戦
政所 仁(魁塾/1位、RISE NEW WARRIORS スーパーフライ級トーナメント2023優勝、WBKF世界スーパーフライ級王者、元J-NETWORKフライ級王者)
スーパーフライ級(53kg) 3分3R(延長1R)
田丸 辰[とき](TRY HARD GYM/RISEスーパーフライ級(53kg)2位、元同級&フライ級(51.5kg)王者、RISE WORLD SERIES -54kgトーナメント2023優勝)
ジョン・ヒョヌ[ジョン・ヒョンウ/Jung Hyeonwoo](韓国/BAEK RYEON CHAI/KPKB(九州プロキックボクシング)インターナショナル・バンタム級(53kg)王者、KTK 53kg王者)
スーパーフェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
大雅(TRY HARD GYM/RISEスーパーフェザー級(60kg)王者、元K-1同級王者、元Krushスーパー・バンタム級(55kg)王者)
ダニエル・プエルタス[ピュータス/Daniel Puertas](スペイン/アルティメットファイトスクール/元ISKA世界スーパーフェザー級(59kg)&スーパーライト級(65kg)王者)
スーパーライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
白鳥大珠(TEAM TEPPEN/2位、元RISEライト級(63kg)王者、RISE -61kgトーナメント2019優勝、RIZIN KICK -61kgトーナメント2021優勝)
ペトル・モラリ(モルドバ/キックボクシング・フェアレス/RISEウェルター級(67.5kg)1位、WKU世界-65kg級王者)
52kg契約 3分3R(延長1R)
数島大陸[りく](及川道場/RISEフライ級(51.5kg)王者)
スドロー・ソージョートンプラシン[Sudlor Sor Jor Tong Prachin](タイ/元タイ7chミニマム級(47.627kg)王者)
ライトヘビー級(90kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
南原健太(極真会館/RISEライトヘビー級王者)
ジェシー・アスティル[Jesse Astill](オーストラリア/ストライクフォース/WBCムエタイ豪州クルーザー級(90.72kg)王者)
ウェルター級(67.5kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
中野椋太(誠至会/RISE同級王者、S1世界ウェルター級王者、元WBCムエタイ日本統一・NJKF同級王者)
宇佐美秀メイソン(カナダ/Battle Box/ISKAインターコンチネンタル・ウェルター級(67kg)暫定王者)
ミドル級(70kg) 3分3R(延長1R)
憂也(魁塾/RISEミドル級(70kg)4位、元DEEP☆KICK -65kg王者)
シンパヤック・ハマジム[Singphayak Hamagym](タイ/ハマジム/元ラジャダムナン認定スーパーバンタム級2位)
オープンフィンガーグローブマッチ 65kg契約 3分3R
山口裕人(道化倶楽部/WPMF世界スーパーライト級暫定王者)
伊藤澄哉(戦ジム/RISEライト級(63kg)2位)
オープンフィンガーグローブマッチ 63kg契約 3分3R
山口侑馬(道化倶楽部/RISEライト級(63kg)7位)
山畑雄摩(心将塾/元DEEP☆KICK -63kg王者)
フライ級(51.5kg) 3分3R(延長1R)
那須川龍心[りゅうじん](TEAM TEPPEN/1位)
塚本望夢[もうむ](team Bonds/3位、元DEEP☆KICK -51kg王者)
スーパーフライ級(53kg) 3分3R
JIN(楠誠会館/MA日本バンタム級王者)
野田 蒼[あおい](月心会チーム侍/K-1甲子園2020 -55kg優勝)
フライ級(51.5kg) 3分3R
KING陸土[りくと](ROYAL KINGS)
伊藤琉之助(EX ARES)
概要
大会名 RISE WORLD SERIES 2024 OSAKA
日時 2024年6月15日(土) 開場・12:00 オープニングファイト開始・未定 本戦開始・13:30
会場 エディオンアリーナ大阪 第一競技場 [HP]
中継 ABEMA
チケット料金 VIP席80,000円 SRS席25,000円 RS席15,000円 アリーナS席8,000円 スタンドS席8,000円 スタンドA席6,000円 小中高生シート2,000円(当日販売のみ予定) ※当日は500円プラス ※未就学児は保護者膝上に限り無料 ※一般発売4月27日(土)
チケット販売 イープラス チケットぴあ 出場選手・所属ジム
お問い合わせ RISEクリエーション 03-5980-7409 https://www.rise-rc.com/