DEEP JEWELS 2.23 ニューピア(レポ):百湖、樹季に2R TKO勝ちしバンタム級王者に。万智、韓国の選手に58秒一本勝ち。伊澤星花チャレンジ2戦目の竹林エル、海咲イルカに2R TKO勝ち

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DAYS Presents DEEP JEWELS 52
2026年2月23日(月/祝)東京・ニューピアホール
レポート:井原芳徳 写真提供:(C)DEEP事務局
百湖、樹季にTKO勝ちしバンタム級王者に
第11試合 メインイベント DEEP JEWELSバンタム級王者決定戦(5ジャッジ制) 5分3R
○百湖[ももこ](リバーサルジム横浜グランドスラム)
×樹季(KING GYM KOBE)
2R 3’13” TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)
※百湖が王者に
キム・ジヨンが返上したDEEP JEWELSバンタム級王座を懸けた一戦は、3連勝中のグラップラー対決となった。
百湖は国士館大学柔道部時代に全日本学生選手権3位になった実績があり、22年のDEEP JEWELSでのアマチュアの試合では万智に判定勝ちしている。23年のプロデビュー後は2連敗し、24年3月の3戦目の奥富夕夏戦もフライ級リミットを1.8kgオーバーし、判定で支持されたが無効試合に終わった。だがリバーサルジム横浜グランドスラムにジムに移っての5月の初戦では59kg契約でTe-aに2R TKO勝ちし、9月に60kg契約でMANAに判定勝ちし、11月のバンタム級でのゆりな戦でも2R TKO勝ちし3連勝中だ。今回、膝の怪我の療養を経て、1年3か月ぶりの試合が王座戦となった。
樹季も柔道をベースとし、21年に修斗でMMAデビューし修斗では1勝(1一本)1敗。兵庫出身で24年9月からの5戦はDEEP大阪大会での試合で4勝(4一本)1無効試合。24年12月の成本優良戦は1R腕十字で一本を取ったが、フライ級のリミットを1.5kgオーバーしたため無効試合に。昨年は6月にMANAに54秒スタンディングアームバーで、9月に栗山葵に55秒アームロックで、12月6日に鈴木”BOSS”遥に73秒ヘッドシザースで一本勝ちしている。
1R、開始すぐに金網際での組みの展開となり、百湖が左脇を差して押し込む。すると樹季は首投げで応戦して倒し、袈裟固めで押さえようとする。百湖はすぐ背中を起こして立ち上がり、背後から組み付いて、再び左脇を差して樹季を金網に押し込む。30秒ほど膠着すると、豊永レフェリーは早くもブレイクする。樹季は前に出て右ストレートを当てるが、すぐに百湖は組み付き、またも脇を差して樹季を金網に押し込む。終盤、離れると、樹季が左フックを立て続けに当てる。百湖はまたも組み付いて押し込み、足を払って崩し、ハーフガードで押さえる。百湖は体を起こして左のパウンドを連打し、サイドを取ると左のパウンドを当て続け、レフェリーストップ寸前まで追い詰めて時間切れに。樹季はセコンドに腕を抱えられながら自軍に戻るほどダメージを負っている。記者採点は百湖。10-8がついても不思議ではない。
2R、樹季がパンチを振って前に出るが、このラウンドも百湖が脇を差して押し込む。なかなか倒せなかったが、中盤、百湖が足を掛けて倒すと、金網際でハーフガードで押さえ、右のパウンドと肘を当て続ける。すると百湖が右のパウンドを連打したところで、抵抗できない樹季を見たレフェリーがストップした。
チャンピオンベルトを巻いた百湖は、ジムの勝村周一朗代表と抱き合って喜び「去年、とんでもない怪我をして、二度とここに上がれないと思っていたんですけど、復帰できるとなったらタイトルマッチだし、絶対ここ取んなきゃと思って、めっちゃキツい練習して、ジムのみんなや家族や支えてくれた人たちのおかげで、ここまで来られたと思います。もっと大きい舞台で、もっと強い選手とやりたいです」とアピールした。
万智、韓国の選手に58秒一本勝ち
第10試合 ストロー級(ノンタイトル戦) 5分3R
○万智(フリー/DEEP JEWELSストロー級王者)
×キム・ダンビ[Kim Danbi](韓国/レッドフックMMA)
1R 0’58” フロントチョーク
万智は柔道をベースとし、22年11月にMMAデビュー。23年10月のRIZIN初戦では修斗女子スーパーアトム級世界王者の渡辺彩華に判定勝ち。DEEP JEWELSストロー級暫定王者決定戦に2度挑むが、松田亜莉紗、パク・シウに判定負け。24年9月にスーリ・マンフレディ、11月にアム・ザ・ロケットに一本勝ち。25年3月の香川大会で1年半ぶりにRIZINに参戦し、パク・ソヨンに2R TKO勝ち。6月のRIZIN札幌大会ではソルトに判定勝ち。9月にはシウに判定3-2で勝利しDEEP JEWELSストロー級王座を奪取した。今回も韓国の選手と戦う。
ダンビはMMA 3戦2勝1敗の24歳で日本では初の試合。24年にMMAデビュー後は2連勝したが、25年6月のRoad FCではイ・ボミに2R TKO負けしている。なお、ボミは11月のRIZINでケイト・ロータスに判定負けしている。
1R、サウスポーの万智に対し、リーチで勝るダンビが右ストレートを立て続けに当てる。万智はパンチに反応できていないが、ひるむことはなく、タックルを仕掛けて組技勝負に持ち込む。すると万智はすぐにテイクダウンに成功する。万智はトップキープの前に上からパウンドを落とし、ダンビが体を起こしてタックルを仕掛け返すと、万智はがぶって首を抱える。万智は首を抱えたまま足を掛けて倒し、ダンビを金網際に座らせると、上から体を反らせて首を絞め上げ、タップを奪った。
マイクを持った万智は「2026年の一発目で、やりたいことをやるつもりだったんですけど、すぐに極めました。今年の目標は、誰も登って来れないぐらい高い山の頂上に立つということで、2026年、たくさんの挑戦をするので、応援お願いします」とアピールした。
伊澤星花チャレンジ2戦目の竹林エル、海咲イルカに2R TKO勝ち
第9試合 49kg契約 5分2R
○竹林エル(伊澤星花チャレンジ)
×海咲イルカ(リバーサルジム立川ALPHA)
2R 1’08” TKO (レフェリーストップ:右膝蹴り→グラウンドパンチ)
竹林は昨年夏の伊澤星花チャレンジオーディションで合格し、その後の11月の試合でサラに判定勝ちし、今回はチャレンジ2戦目となる。
1R、竹林が左インロー、右ミドル、右ストレートのコンビネーションを決めた後、両足タックルを仕掛けてテイクダウンを奪う。海咲が立つと、竹林は背後に回り込み、そのまま倒して開始1分でバックマウントを奪う。中盤、海咲は脱出し、竹林はタックルを仕掛ける。海咲は倒れながらもアームロックで迎撃したが、竹林は体をひねって脱出し、上を取り返すと、すぐさま腕十字を仕掛けて下になる。クラッチは切れずにいると、終盤、竹林は腕十字の体勢を解除し、スイープに切り替える。海咲も立ち、竹林を押し込むが、膝蹴りを放つと、竹林は片足タックルを仕掛けて金網に押し返す。最後、竹林が倒して上になり、金網際で押さえて終える。記者採点は竹林。
2R、竹林は右ストレートを当ててから、組み付いて金網に押し込む。竹林は左脇を差して押し込みつつ、右膝を竹林の顔面に当てる。すると嫌がった海咲の顔面に、竹林はチャンスを逃さずさらに膝蹴りを4連打する。ダウンした海咲にパウンドで追撃したところで、福田レフェリーがストップした。竹林は伊澤星花チャレンジ2連勝で、プロ10戦目で初のフィニッシュ勝利となった。
マイクを持った竹林は「プロで初めてフィニッシュできてうれしいです。チャンピオンになるので。竹林エル、こんなもんじゃないので、注目してください」とアピールした。
桐生祐子、2年5カ月ぶりの勝利
第8試合 49kg契約 5分2R
○桐生祐子(FourRhombus)
×堀井かりん(クロスポイント・パラエストラ拝島)
1R 4’29” 腕ひしぎ十字固め
※桐生が頭髪のエクステンションのルール違反により減点1
1R、開始すぐから金網際での組みの展開となり、桐生が両脇を差して押し込む。1分過ぎ、桐生がタックルを仕掛けてテイクダウンに成功し、中央付近でトップポジションで押さえる。桐生が体を起こしてパウンドを当てようとすると、堀井は脱出するが、すぐに桐生は再び金網に押し込む。終盤、堀井はすり抜けてバックに回り、裸絞めを狙うが、両足のロックが外れており、固執せずトップポジションに移行する。すると下になった桐生が、片脇を差しながらスイープに成功し、そのままマウントポジションを奪う。まだ残り40秒あるが、桐生はすぐに腕を取ってクラッチを切り腕十字を極め、堀井がタップした。桐生は2年5カ月ぶりの勝利で、連敗を4で止め、涙を流して喜んだ。一本勝ちは6年ぶりだった。

横瀬友愛、伊澤星花チャレンジ2戦目の岡美紀に一本勝ち
第7試合 ストロー級 5分2R
○横瀬友愛(BELVA)
×岡 美紀(伊澤星花チャレンジ)
2R 3’42” ヴォンフルーチョーク
岡は柔道インターハイ3位の実績もあり、伊澤星花チャレンジのオーディションを通過し、昨年11月のデビュー戦では堀井かりんに勝利。今回2戦目だったが、MMA経験で勝る横瀬に苦戦する。
1R、低い構えでベタ足で前に出る岡に対し、横瀬はステップで距離を取りつつ、右ストレートをクリーンヒットして岡をひるませる。横瀬はさらに右フックを連打してから、金網に押し込む。離れた後、横瀬がパンチを振った際にスリップし、岡が上になるが、すぐに横瀬は立ち、またも岡を金網に押し込み、離れ際に右ストレートを当てる。終盤、横瀬は金網際でタックルで倒し、ハーフからバックに回り込む。横瀬はハーフに戻り、押さえたまま終わる。記者採点は横瀬。
2Rも直線的に詰めて来る岡に対し、横瀬が距離を取って右ストレートを的確に当て続ける。岡は鼻血を出す。中盤、横瀬はタックルで倒すと、金網際でハーフガードで押さえる。すると自軍近くの横瀬はセコンドの水垣偉弥氏らの声を聞きつつ、左腕を枕にしつつ組み付き、左肩を岡ののどに押し付け、ヴォンフルーチョークを極め、タップを奪った。
第6試合 キックルール ストロー級 2分2R
○坂本瑠華(江口道場)
×ダイナマイト♡ユラ(フリー)※成本優良 改め。伊澤星花チャレンジから所属変更
判定2-1 (中原19-18/橋本18-19/福田19-18)
※2R倒れた相手への攻撃の反則でダイナマイト♡ユラに減点1
ユラは昨年夏からスタートした「伊澤星花チャレンジ」オーディションに合格し合宿生活をしていたが、そこを離れ初戦。DEEPのスポンサーの宗明建設で働きながら練習し、今回はMMAではなくキックルールに挑戦した。坂本はブレイキングダウンでは「土木ネキ」の愛称で親しまれ、プロのキックの試合を重ねている。
1R、パンチ主体の攻防で、序盤こそユラは勢いよく前に出て右を当てていたが、次第に坂本が距離を取りつつ、的確にストレートを当てるようになり、ユラは鼻血を出して印象を悪くする。
2R、ユラは右インローで坂本をスリップさせた後、座った状態の坂本に対し、立った状態からパンチを連打する反則を犯す。一般的なプロのキック大会では即失格になりそうだが、MMAが主体の大会ということもあってか、植松レフェリーをはじめとした審判団の判断は減点1に留まる。再開後、ユラは右のバックハンドブロー、ロー、フック等で積極的に攻めて優位に進める。ジャッジはなぜか割れたが、2者は順当に坂本を支持し、坂本が判定勝ちした。
第5試合 49kg契約 5分2R
―横瀬美久(BELVA)
―渡邊花美(ボンサイ柔術)
中止 (横瀬の負傷)
横瀬は大会前日の計量前に階段から落ち、緊急搬送され欠場した。渡邊は試合コスチュームでケージに登場し「今日試合を見せることができなくて残念ですが、私、ちゃんと強いので、名前、覚えておいてもらうといいと思います。横瀬選手、待っています。回復したらここで最高の試合をしましょう。押忍」と話した。
第4試合 キックルール 50kg契約 2分2R
○島村優花(KRAZY BEE越谷)
×中澤諒香(北斗會中平道場)
判定3-0
第3試合 アマチュアSルール 49kg契約 3分2R
○山吹マリン(和術慧舟會AKZA)
×村井成美(Evermove)
判定3-0
第2試合 アマチュアSルール ストロー級 3分2R
○あきぴ(ABLAZE八王子)
×ちゃんりな(Y&K ACADEMY)
判定3-0
第1試合 アマチュアSルール ストロー級 3分2R
×谷山心優(フリー)
○村松美直(ALMA FIGHT GYM PUGNUS)
2R 2’10” TKO
オープニングファイト第2試合 アマチュアSルール 49kg契約 3分2R
○せりな(JAPAN TOP TEAM)
×山岸佳音(リバーサルジム立川ALPHA)
判定3-0
オープニングファイト第1試合 アマチュアSルール フライ級 3分2R
×たから(HIDE’S KICK!)
○田川真帆(IDEA ASAKUSA)
2R 2’07” TKO












