DEEP 6.29 大阪 住吉区民センター(レポ):濱口奏琉、神酒龍一を打撃で圧倒し3R TKO勝ち。飴山聖也、安谷屋智弘を肘で切り裂き1R TKO勝ち
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DEEP OSAKA IMPACT 2025 2nd ROUND
2025年6月29日(日)大阪・錦秀会 住吉区民センター大ホール
レポート:井原芳徳
第9試合 メインイベント フライ級 5分3R
×神酒龍一(HERMIT CLUB/元パンクラス&修斗世界フライ級王者)
○濱口奏琉[そうる](パラエストラ和泉)
3R 4’02” TKO (レフェリーストップ:グラウンド肘打ち)
22歳の新鋭・濱口は3月の東京・ニューピアホール大会で杉山廣平に判定1-2で惜敗し、大阪に戻り再浮上を図る。
42歳のベテラン・神酒は4月、10年ぶりにDEEPに参戦し、斎藤璃貴に判定負けしている。当初、濱口と戦う予定だったMAXの負傷欠場により、約3週間前のタイミングで濱口との試合が発表された。
1R、リーチで勝る濱口が随所で右カーフを当て、金網に押し込んで、離れ際に左肘を当てる。神酒も時折カウンターの右フックを返す。濱口がプレッシャーをかけ、積極的に攻める状態が続く。記者採点は濱口。
2R、神酒がタックルでテイクダウンを奪うが、濱口はすぐにスタンドに戻す。濱口は右カーフ、左膝蹴り等を随所でヒット。残り30秒、濱口は右カーフを効かせると、右ストレート、左三日月蹴りを当てて下がらせ、神酒のタックルを潰して金網に押し込み、膝を連打し、差をはっきり示して終える。記者採点は濱口。
3R、濱口は右アッパー、ストレート等のパンチで追い詰め、神酒のタックルを潰して倒し、この試合で初めてトップキープに持ち込む。中盤、神酒はスタンドに戻すが、タックルはあっさりと切られ、濱口はサッカーボールキックを当てる。すると終盤、スタンドに戻り、濱口のセコンドから「一個ギア上げてもいいぞ」との声が飛ぶと、濱口はバックスピンキックを神酒のレバーあたりにクリーンヒット。神酒の苦し紛れな様子のタックルを、濱口が潰して上になり、左肘を連打したところで、植松レフェリーがストップした。
第8試合 メガトン級(体重無差別) 5分3R
○稲田 将(BOND GYM)
×ステファン“スマッシュ”[Stephane Coignon](フランス/フリー)
1R 2’32” 腕ひしぎ十字固め
1R、ステファンが稲田を押し込み膝を放つとローブローとなる。稲田は立った状態で回復を待ち、レフェリーは1分半ほど待ってから再開する。再開後、稲田は組み付くと、足を掛け、1分足らずでテイクダウに成功する。稲田は金網際でハーフで押さえ、マウントポジションを奪うと、ステファンのブリッジの動きに合わせて腕十字を極めてタップを奪った。
第7試合 フライ級 5分2R
×安谷屋智弘(氷ヲ刻メ/池田道場)
○飴山聖也(ENCOUNTER)
1R 5’00” TKO (ドクターストップ:右肘打ちによる眉間のカット)
飴山(あめやま)はDEEP大阪大会のレギュラー選手で、3月のRIZIN香川大会に参戦したが、高岡宏気に敗れた。今回は38歳のベテラン・安谷屋との試合が組まれた。
1R、パンチの打ち合いの展開で安谷屋が右フックを立て続けに当てたが、飴山は離れると、左ジャブ、右ストレートを当て返す。中盤、安谷屋がタックルで倒して上になるが、飴山は足を登らせ、腕十字を仕掛ける。安谷屋は脱出すると、すぐにパスガードしてサイドポジションで押さえる。終盤、安谷屋は肘を連打するが、飴山がもがき、ガードの中に戻す。すると飴山はセコンドの前田吉朗の「下から肘打て」との声を聞き、安谷屋の顔を左手で押し上げてから、右肘をヒットし、安谷屋の左眉の斜め上の眉間のあたりを切り裂く。最後、安谷屋は一旦立ち、またも倒して上になって終える。
2R開始前、安谷屋にドクターチェックが入る。そこまで深くはないようには見えたが、ドクターストップがかかり、飴山のTKO勝ちとなった。
第6試合 バンタム級 5分2R
○日比野“エビ中”純也(フリー)
×MG眞介(reversal gym osaka anne)
2R 0’59” 失格 (グラウンドでのMGによる頭部へのキック攻撃の反則)
第5試合 フライ級 5分2R
○松場貴志(パラエストラ加古川/元GRACHAN&GLANDフライ級王者)
×斎藤璃貴(Fight Holic)
2R 4’30” TKO (レフェリーストップ:左テンカオ→グラウンド肘打ち)
第4試合 バンタム級 5分2R
×谷岡祐樹(パラエストラ加古川/元DEEP☆KICK -60kg王者)
○寺崎昇龍(Fight Holic)
1R 3’43” KO (左ストレート)
第3試合 フェザー級 5分2R
×瀧口脩生(STYLE)
○三井俊希(reversal gym osaka anne)
1R 1’18” TKO (レフェリーストップ:右フック→グラウンドパンチ)
第2試合 フェザー級 5分2R
×Tack(FIGHTER’S FLOW)
○古根川充(修斗ジムASH)
判定1-2 (橋本○19-19/植松19-19○/田澤19-19○)
第1試合 EEP JEWELS バンタム級 5分2R
×MANA(blooM)
○樹季(フリー)
1R 0’54” スタンディングアームバー
第17試合 バンタム級 5分2R
○田中壱季(ENCOUNTER)
×木下竜馬(KING GYM KOBE)
判定3-0 (20-18/○19-19/○19-19)
第16試合 ストロー級 5分2R
×武蔵(All My Homies)
○久保田洸平(氷ヲ刻メ/池田道場)
1R 2’50” TKO (レフェリーストップ:右ストレートでダウン後)
第15試合 フライ級 5分2R
○砂田華杜(TAEM AGENT)
×佐藤利空(パンクラス大阪稲垣組)
1R 2’49” 裸絞め
第14試合 フェザー級 5分2R
○藤田宇宙(パンクラス大阪稲垣組)
×龍輝(POLAR GYM OSAKA)
2R 1’23″三角絞め
第13試合 バンタム級 5分2R
×高村友晴(寒天ファイトスピリット)
○大空斗[たくと](パンクラス大阪稲垣組)
2R 0’35” フロントチョーク
第12試合 メガトン級(体重無差別) 5分3R
×土井 淳(パラエストラ森ノ宮)
○チャートゥ・バンビロール(セネガル/ROOTS GYM)
1R 1’51” TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)
第11試合 73kg契約 5分2R
×ベンジャミン(blooM)
○トミー渡部(KATANA GYM)
2R 2’38” 裸絞め
第10試合 バンタム級 5分2R
○山﨑鼓大(BLOWS)
×ウルシマン(ハイブリッドアカデミー)
1R 3’27” TKO (レフェリーストップ:左ハイキック→グラウンドパンチ)