パンクラス 7.9 ニューピアホール(レポ):田中路教、元南アEFC王者に完勝し「また世界で戦いたい」。高木凌、中田大貴に右フック“効かせ”1R KO。元修斗王者・黒澤亮平が1R KO勝ちしパンクラス王座奪取宣言。佐藤豪則、近藤有己の追い上げ封じ復帰戦白星
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PANCRASE 335/336
2023年7月9日(日)東京・ニューピアホール
レポート:井原芳徳
PANCRASE 336(夜大会)
田中路教、元南アEFC王者に完勝し「また世界で戦いたい」
第8試合 メインイベント バンタム級 5分3R
○田中路教[みちのり](チーム・アルファメール/パンクラス3位、元PXC同級王者)
×シンディレ・マネンゲラ[Sindile Manengela](南アフリカ/PESFA/元EFC王者)
判定3-0 (山崎30-27/太田30-27/梅木30-27)
田中は米国サクラメントの名門MMAジム・アルファメールに所属する32歳。2010年に修斗でデビューし、13年にグアムのPXCでバンタム級王座を奪取後、14~17年にUFCに上がり5戦2勝3敗。以降は17年のGRANDSLAMのホジェリオ・ボントリン戦、19年のパンクラスのウラジミール・レオンティブ戦、21年のLFAのヒカルド・ディアス戦と3連勝したが、昨年8月のLFAでアリ・ファリアスに判定負けした。4月30日の立川大会でパンクラスに4年ぶりに出場し、笹晋久に判定勝ち。その後も日本に残り練習を続け、約2か月で次戦に臨む。今回の試合前の紹介映像で田中は「また海外でやっていきたいですけど、前回のパフォーマンスだと期待できない内容だったと思うので、今回の試合でまた大きい団体と契約して勝ち上がれる実力があるのか、見極められる試合だと思います」と話した。
マネンゲラはMMA 16戦8勝(2KO/3一本)8敗の38歳。彼のInstagramを見ると柔道をベースとし柔術は茶帯。1試合を除く15試合、地元南アフリカのEFCに出場してきた。デビュー当初は負けが込んでいたが、2連勝後の21年5月、EFCバンタム級王座を獲得。昨年2月に中東最大規模の大会・UAEウォリアーズで判定負けし、6月にEFCでの初防衛戦で判定負けし2連敗中だ。しかしマネンゲラからベルトを奪ったキャメロン・サーイマンは、その後UFCと契約し2戦2勝している20代前半の新鋭だった。身長165cmの田中に対しマネンゲラは身長173cmでリーチは184cm。打撃と寝技もバランス良くでき、経験も豊富で、UFC復帰を目指す田中が国内外に今の力量をアピールするにはちょうど良い相手だろう。
1R、マネンゲラが序盤、足元へのタックルで倒しかけると、マネンゲラは踏みとどまってバックを取り、右手を田中の首元に回す。だが田中はすぐ体をひねって上になり、ピンチをあっさりと抜け出る。田中は上から押さえ続けるるが、マネンゲラは下から田中の首を抱え、田中にアクションを許さない。終盤、田中はマネンゲラの腕をほどき、スペースを作り、最後はハーフバックからパウンドを連打して好印象を作る。
2R、田中は前に出て、マネンゲラの右ローのタイミングで右フックを当てながら押し倒して、このラウンドも序盤から上を取ることに成功する。マネンゲラは下から長い腕を伸ばして防御を続ける。田中は攻めにくそうだが、時折パウンドを落とし、優勢を印象付ける。終盤になっても田中が攻め続ける状態を維持し終える。
3R、田中はまたも右フックを振ってから組み付いて、そのまま倒す。田中は中央付近で押さえる。下から密着するマネンゲラをなかなか解けないものの、田中がパウンドを振り回し続け、主導権を維持し終了する。記者採点は3Rとも田中。ジャッジ3名も3Rとも田中につける完勝だった。
マイクを持った田中は「2か月前にパンクラスに出させてもらった時に、ひどい試合をしてしまい、2か月間、必死こいてやってきました。日本での家族や練習仲間やコーチたちの支えが、自分の戦う気持ちをまた呼び覚ましてくれたと思います。色んな方のサポートを受けてここに立っているんで」と話すと、客席から拍手が起こり、田中は涙を流しながら「本当にありがとうございます」と続けた。声が詰まりながらも「長い間自分のコンディションの悪さが苦しかったんですけど、周りの人のサポートで、100%じゃないですけど、戦えるコンディションに戻してくれたなと思います。跳ね返されたんですけど、また世界で戦いたいんで、また応援してもらえたらうれしいです」とアピールした。最後は日本に来たマネンゲラと招へいしたパンクラスに感謝の言葉を述べた。
住村竜市朗、8年ぶりパンクラスで草・MAXを寝技で圧倒し判定勝ち
第7試合 コーメイン ウェルター級 5分3R
○住村竜市朗(TEAM ONE/元DEEPウェルター級王者)
×草・MAX(TEAM CLIMB/GRABAKA赤羽/元HEAT MMAライト級王者、ネオブラッドトーナメント2011同級優勝)
判定3-0 (山崎30-27/大藪30-27/荒牧30-27)
住村は37歳、草は42歳のベテラン対決。両者は15年7月にパンクラス大阪大会で戦い、住村が2R裸絞めで一本勝ちしている。住村は17年にDEEPウェルター級王者となり、DEEPとRIZINに並行参戦。昨年5月に怪我のため王座を返上し、8月の再起戦では鈴木槙吾に1R TKO負け。2月のDEEPでの再起戦では嶋田伊吹相手に接戦の末に判定2-1で勝利した。今度はパンクラスのベルトを狙い久々にパンクラスに上がる。
草は11年のネオブラ優勝者で、18年に菊入正行にKO負けして以来のパンクラス。昨年約2年ぶりに復帰し、5月のHEATで岡野裕城、9月の修斗で西川大和に判定負けしている。
1R、住村がタックルを仕掛け倒し、サイドで押さえ、草がもがけばバックを取る。一旦草は立つが、すぐ住村は倒して押さえ続ける。随所でパウンドを当て主導権を維持する。
2Rも序盤から住村がタックルで倒して押さえ続け、終盤にはバックを奪う。草は防戦一方だ。
3R、住村は変わらず序盤から倒し、中盤にはバックを奪い、パウンドを当て、最後まで主導権を維持し終了。3Rともポイントを取り判定勝ちした。
なお、記念撮影の後、退場しようとした住村に、運営本部からレフェリー経由でマイクが渡されたが、セコンドの青木真也が両手を振ってマイクを拒否させ、住村も苦笑しながら退場した。
第6試合 ストロー級 5分3R
○野田遼介(ALLIANCE/5位、ネオブラッドトーナメント2018同級優勝)
×植松洋貴[よしき](NEVER QUIT/6位、ネオブラッドトーナメント2022同級優勝)
1R 3’18” TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)
野田は山北渓人と八田亮相手に2連敗中。植松も昨年10月に江崎壽に判定負けし、今年3月にリトルと引き分け、2試合勝ててない。
1R、スタンドの打撃戦で、野田が右ミドルを放つと、植松がつかむ場面が目立つが、まだ両者慎重だ。中盤、野田が右フックを振りながらタックルを仕掛け、押し込むが、植松は突き放す。野田は右ハイはブロックされたが、右のスーパーマンパンチはヒット。植松は金網際まで下がり、野田は右ボディフックも当てる。さらに野田が左の前蹴りを植松のボディにヒット。植松はうずくまって亀になり、野田がパウンドを連打し、レフェリーがストップした。
平田直樹、パンクラス2連勝「9月の30周年の大会に出られたら」
第5試合 フェザー級 5分3R
×糸川義人(TURNING POINT MMA/10位、ネオブラッドトーナメント2022同級優勝)
○平田直樹(フリー)
2R 1’50” TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)
平田は20年にDEEPでMMAデビューし3連勝したが、21年6月に神田コウヤに判定負け。昨年春からの「ABEMA格闘チャンネル 海外武者修行プロジェクト」で妹の樹と共にニューヨークに渡り練習。11月のCFFCフロリダ大会ではバンタム級に下げて米国人選手に判定負け。今年4月のパンクラス初戦でフェザー級に戻し、渡辺謙明を寝技で圧倒し1R肩固めで一本勝ちした。2戦目はランカーとの戦い。糸川は昨年のネオブラ優勝者だが、3月のニューピア大会では上位ランカーの名田英平に判定負けしている。
平田のセコンドにはロータス世田谷の八隅孝平氏がつく。1R、序盤から平田がタックルを仕掛け、金網に押し込み、足を掛けて倒す。糸川を金網際で押さえ続け、中盤にはハーフで押さえて背中をつけさせ、脇と差しつつ肩固めを狙いながらマウントポジションを奪う。終盤、平田は右のパウンド、肘を当てる。最後は背中を向けさせ、バックマウントと行き来して肘を当てて、最後は裸絞めを極めて終える。記者採点は8-10で平田。ジャッジ3名は9-10で平田を支持する。
2R、平田が左ミドルを当て続け、右ストレートを振ってからタックルを仕掛け、股の下から腕をかけて、抱え上げて豪快にテイクダウンを奪う。すぐ平田はマウントポジションを取ると、肘を連打し、最後は左右のパウンドを連打したところで梅田レフェリーがストップした。
マイクを持った平田は「今回もしっかりフィニッシュできて、怪我無いので、9月(24日)の(パンクラス)30周年の大会に出られたらなと思います」とアピールした。これでランキング入りは確実で、上位ランカーとの試合に期待したい。
第4試合 フライ級 5分3R
×大塚智貴(CAVE/8位、ネオブラッドトーナメント2021ストロー級優勝)
○松井斗輝(パラエストラ柏)
判定0-3 (大藪27-30/山崎28-29/荒牧27-30)
第3試合 バンタム級 5分3R
○髙城[たき]光弘(リバーサルジム横浜グランドスラム/7位)
×川北晏生[はるき](TRIBE TOKYO MMA)
判定2-1 (大藪28-29/太田29-28/梅木29-28)
第2試合 女子フライ級 5分3R
○ライカ(RIGHT THING ACADEMY/3位)
×ナギ(Hプロダクション/千葉市ねわざワールド)
1R 0’25” TKO (レフェリーストップ:右ストレート)
第1試合 プレリミナリーファイト ウェルター級 5分3R
○佐藤生虎[しょうご](UNITED GYM TOKYO)
×伊藤丈皓[たけひろ](新潟イエローマンズ)
1R 1’01” TKO (レフェリーストップ:左フック→グラウンドパンチ)
PANCRASE 335(昼大会)
高木凌、中田大貴に右フック“効かせ”1R KO勝ち
第8試合 メインイベント フェザー級 5分3R
×中田大貴[ひろたか](和術慧舟會HEARTS/2位)
○高木 凌(パラエストラ八王子/5位)
1R 2’03” KO (右フック→グラウンドパンチ)
両選手とも3月のニューピアでの昼夜大会にも出場し、高木は昼の部のメインで、中田は夜の部のメインでKO・一本勝ちしていた。
中田は昨年4月の王座挑戦者決定トーナメント一回戦で高木の先輩・亀井晨佑と激しい打撃戦の末に判定1-2で惜敗。7月の再起戦では内村洋次郎に1R TKO勝ちしたが、10月のRIZIN福岡大会では元DEEP王者の芦田崇宏に判定負けした。3月のニューピア大会で中田は8位の三宅輝砂と対戦し、2R終盤に下からギロチンチョークを極め、終了のブザーが鳴って中田が外すと、三宅は意識を失っていた。
高木は21年にパンクラスでプロデビュー後4連勝し、うち3試合は1R KO勝ちだったが、昨年12月の横浜大会で新居すぐるに1R一本負け。3月のニューピア大会では5位の遠藤来生と対戦し、リーチを生かした打撃で主導権を握り、2Rに右ストレートでKO勝ちしている。
4月の立川大会では2位の亀井がパン・ジェヒョクとの接戦を制し、最新ランキングで中田を越え1位に上がったばかり。ISAOの正規王座返上で暫定王者から王者になった透暉鷹(ときたか)も、昨年7月の王座獲得からもうすぐ防衛期限の1年を迎える。亀井と高木が同門のため、中田の勝敗が次期挑戦者選びに与える影響は大きい。
1R、中田はムエタイ式のアップライトの構えで前に出て、開始すぐから左の前蹴りを高木の顔面に当てて先手を取る。だが高木は距離を取り続けると、ワンツーでの右フックを当て、中田をスリップさせる。1分過ぎ、中田は高木を金網に押し込むが、高木は突き放す。中田は変わらず前に出るが、高木は距離を取りつつ、時折左右のフックをガードの隙間からヒットする。それでも中田は前に出て、右フックを当てると、高木は少しバランスを崩したが、真っすぐ詰めて来た中田に右フックをヒット。中田は腰から崩れダウンする。背中を向けた中田に、高木が追撃のパウンドを落としたところでレフェリーがストップした。
完勝の高木は「やっぱこの瞬間のために自分は生きているなと実感しています。プレリミナリーファイトの時は客がいなくて歓声を感じられなかったんですけど、今は自分の知らない人も拍手をしてくれて、涙が出そうなぐらい滅茶苦茶うれしいです。(中田が言っていた)『見えていれば効かない』、どうでしたか? 自分の右は、ボクシング世界チャンピオンの田口(良一)さんに教わってて、その技を使えば誰でも効かすことができるんで。自分はもっと上に行きます。一人一人応援してくれる人にありがとうと送りたいです。ありがとうございました」とアピールした。
元修斗王者・黒澤亮平、パンクラス初戦は1R KO勝ち「パンクラスのベルト取りに来ました」
第7試合 コーメイン ストロー級 5分3R
○黒澤亮平(パラエストラ松戸/修斗ストロー級世界3位・元王者)
×小林了平(SONIC SQUAD)
1R 1’40” KO (右フック)
黒澤も小林もパンクラス初参戦。黒澤は30歳。13年から修斗で戦い続け、16年に澤田龍人に勝利し修斗フライ級世界王者に。だがその後ブランクが続き王座を返上。19年に復帰後、王座奪還を目指し8戦5勝3敗だが、本田良介、猿丸ジュンジ、新井丈に行く手を阻まれていた。4月16日の沖縄大会でノーランカーの大城匡史に1R一本勝ちし、2年半ぶりに勝利していたが、今回から山北渓人の返上で王座が空位となったパンクラス・ストロー級に参戦した。
対する小林は19歳でMMA戦績7戦5勝2敗。空手をベースとし、20年のデビューからFighting NEXUSで戦い続け、最近では2月の大会でパンクラス・ストロー級4位の宮澤雄大に判定負けしている。
1R、距離を取っての打撃戦の中で、黒澤がタックルを仕掛けて突き放しつつ左膝を当て、さらに左ボディから左フックの連打を決める。小林も負けじと前に出て来るが、黒澤はステップでかわすと、小林の右ミドルに合わせ右ストレートをヒット。さらに踏み込んでの右フックを当ててダウンを奪う。小林はすぐに立って組んできたが、黒澤は突き放し、さらに右フックを当てフラつかせる。最後もダメージの溜まった小林に右フックを当ててマットに沈めた。小林は意識は戻ったが担架で運ばれた。
マイクを持った黒澤は「パンクラスのベルト取りに来ました。若林、八田、北方、誰でもいいんで、次ランカーとお願いします」と、スバリの内容でアピールした。
佐藤豪則、6年ぶり復帰戦は判定勝ち。47歳・近藤有己の追い上げも光る
第6試合 ウェルター級 5分3R
×近藤有己(パンクラスイズム横浜/元ミドル級・ライトヘビー級・無差別級王者)
○佐藤豪則[たけのり](Battle-Box/元ウェルター級王者、元PRO FC同級王者)
判定0-3 (大藪28-29/山崎27-30/太田28-29)
佐藤は38歳、6年ぶりにMMAに復帰する。08年からパンクラスに参戦し、10年のミドル級暫定王座戦で近藤と対戦し判定負けしている。その後、ウェルター級に転向し、11年2月に同級王座を獲得すると、ストラッサー起一、鈴木槙吾ら相手に5度防衛。13年の鈴木との防衛戦以来10年ぶりのパンクラス登場になる。14年にはUFCに上がったが2戦2敗。15年には台湾のPRO FCでウェルター級王者に。16年から韓国のTOP FCで4戦し、17年12月にロシアのMFPで現UFCライト級8位のアルマン・ツァルキヤンに敗れて以降、試合から遠ざかっていた。現在は明大前のBattle-Boxで練習し、セコンドには芦澤竜誠、良太郎がつく。
近藤は47歳。佐藤戦以降もコンスタントに試合を続け、昨年はパンクラスで鈴木一史に、GLEAT MMAで井土徹也に判定勝ちしている。近藤は93年のパンクラス旗揚げ直後にパンクラスに入門しデビューは96年。パンクラスは「設立30周年となる9月への、プレ30周年記念マッチ」と近藤と佐藤の一戦を位置づけている。
1R、両者サウスポーで構え、スタンドの打撃戦が続く。お互い慎重だが、佐藤がプレッシャーをかけ、左ストレート、ローの的確さでやや上回る。久々の試合のため硬さはあるものの、動き自体はまずまずで、いい練習ができていることがわかる。記者採点は佐藤。ジャッジ3名とも佐藤につける。
2R、佐藤が1R同様に打撃で優勢だが、次第に近藤もパンチ、ローを返すようになり、終盤にはパンチをまとめて追い上げる。記者採点は佐藤。ジャッジ3名とも佐藤だが僅差だ。
3R、近藤が序盤から前に出て、積極的に攻め主導権。佐藤はさすがにブランクの影響もあってか息が荒くなる。佐藤も下がりながら左ジャブ、ストレートを返すが、近藤の前進は止まらず、右フック等を返し続ける。中盤から近藤は左右のローも絡めるように。終盤も前進して手数を多く攻め終了する。記者採点は近藤。合計28-29で佐藤。3Rのジャッジは割れ、2Rまでの点差を守った佐藤が3者に支持され、復帰戦を白星で飾った。敗れた近藤も底力を見せる好ファイトだった。
第5試合 フェザー級 5分3R
×名田英平[ようへい](コブラ会/6位、ネオブラッドトーナメント2019同級優勝)
○Ryo(グランドスラム/RINGS/7位、元THE OUTSIDER 75-70kg王者)
判定0-3 (荒牧28-29/山崎28-29/梅木28-29)
第4試合 57.8kg契約 5分3R
×前田浩平(GRABAKA)
○ジョセフ・カマチョ[Joseph Camacho](米国/スパイク22)
判定0-3 (太田28-29/大藪28-29/梅木28-29)
※カマチョが計量でフライ級+1ポンド(57.15kg)契約を650g(約1.5ポンド)オーバー。ルールでは5ポンド以内の超過は試合可能で、前田が試合を承諾し、57.8kg契約で実施。前田は57.05kg。
第3試合 ライト級 5分3R
○余 勇利(マッハ道場)
×貞永大輔(パラエストラ広島)
判定3-0 (太田30-27/大藪30-27/荒牧30-27)
第2試合 女子アトム級 5分3R
○沙弥子(リバーサルジム横浜グランドスラム/2位)
×MIYU(DFCプロモーション/大和KICK女子45kg級王者)
判定3-0 (太田30-27/山崎30-27/梅木30-27)
第1試合 プレリミナリーファイト ライト級 5分3R
×水杉泰誠(Pound)
○鈴木悠斗(パラエストラ八王子)
判定0-3 (荒牧27-30/山崎28-29/梅木28-29)