ONE 9.5 ルンピニー(レポ):KNOCK OUTの久井大夢、RISEの吉田晄成、19歳の2選手がONE初戦で判定勝ち。小笠原瑛作、タイの新鋭サニットの肘で2R KO負け
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ONE Friday Fights 123
2025年9月5日(金)タイ・バンコク:ルンピニースタジアム
レポート:井原芳徳 写真提供:(C)ONE Championship 中継:U-NEXT
第5試合 ムエタイ 140ポンド(63.5kg)契約 3分3R
×チャン・チンタオ[Zhang Jingtao](中国)
○久井大夢[たいむ](TEAM TAIMU/KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級(60kg)王者、BLACK同級王者、元BLACKライト級(62.5kg)王者、元クンクメール世界60kg級王者)
判定0-3
久井は大阪出身の19歳。9月23日で20歳になる。KNOCK OUTで3階級で王座になった実績があり、昨年6月のKNOCK OUT代々木大会で龍聖から1Rに2ダウンを奪って判定勝ちし、BLACKスーパーフェザー級王座を獲得。今年6月の代々木大会での1年ぶりの龍聖との再戦でも延長判定勝ちし王座初防衛を果たした。7月大会ではONEムエタイルールに近いKNOCK OUT-REDルールでロムイーサンと対戦し、右ストレートでダウンを奪われ判定負けしている。今回ONEに初参戦する。
対するチンタオは8月1日のONEフライデーでのONE初戦で成尾拓輝とキックルールで対戦し2R右ハイでKO勝ちしている。
1R、久井はサウスポーで構え、左インロー、三日月蹴りを当てる。チンタオはプレッシャーをかけ、パンチを振う。チンタオはオーソドックスから始めるが、度々サウスポーに切り替える。終盤、久井が左カーフを当てると、負けじとチンタオがパンチを振って前に出るが、前方にスリップしてしまい、カーフが効いている様子だ。久井は随所で崩しも絡め、テクニックの高さを印象付ける。記者採点は久井。
2R、久井は首相撲での崩しを繰り返しつつ、左インロー、組んでの肘・膝も当て主導権を維持する。チンタオは前に出てパンチを振うが、なかなか当てさせてもらえない。記者採点は久井。
3Rも同様で、必死に前に出るチンタオを、久井がステップでかわし、首相撲でコントロールし、自分の膝を随所で当て、最後も胴廻し回転蹴りを当てて終える。だがチンタオも差夕のパンチを時折当てており、2Rまでよりも巻き返す内容に。記者採点は久井だがチンタオにつく可能性もある。合計27-30で久井。ジャッジ3者も久井を支持し、久井が判定勝ちした。
第4試合 キック 131ポンド(59.42kg)契約 3分3R
×トヴァン・ノピアン[Tovan Nopian](インドネシア)
○吉田晄成[こうせい](TEAM TEPPEN/RISEスーパーフェザー級(60kg)15位、フェザー級(57.5kg)15位)
判定0-3
吉田は19歳。RISEを主戦場としキック5戦全勝。福岡のKING EXCEEDから大阪のTEPPEN GYMに移籍し、6月のRISE後楽園大会では寺山遼冴に判定勝ちしている。RISEでは10月19日のフェザー級王座次期挑戦者決定トーナメントでの梅井泰成との試合を控えているが、今回ONEに初参戦する。対するノピアンはタイのパタヤのジムに所属する選手。
1R、吉田は相手のデータが少ないせいもあってか、距離を取って右ミドル、ハイ、カーフ等の蹴り主体で探る。ノピアンも蹴りを返すが、どちらも攻撃が少ない。終盤、吉田が右カーフを強打すると、ノピアンは少し足取りがぎこちなくなる。記者採点は僅差だが吉田。
2R、吉田は左ジャブを振りつつ、右カーフ、ミドルを随所でヒットし、右テンカオも絡める。ノピアンの右ミドル、ローもブロックや足上げで防御する。記者採点は僅差だが吉田。
3R、吉田は変わらず左ミドル、ボディ、右カーフ等を的確に当て続け、主導権を維持する。終盤、吉田は左ボディとフックを連打し、右カーフでもひるませ、差をはっきり示して終える。記者採点は吉田。合計27-30で吉田。ジャッジ3者も吉田を支持し、吉田が判定勝ちした。
第3試合 ムエタイ 129ポンド(58.51kg)契約 3分3R
○サニット・ルークサムスア[Sanit Lookthamsuea](タイ)
×小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺/KNOCK OUT-REDフェザー級(57.5kg)王者・元同スーパーバンタム級(55kg)王者、WPMF世界スーパーバンタム級王者、元ISKA K-1ルール世界バンタム級王者)
2R 0’41” KO (右肘打ち)
小笠原は29歳。9月11日で30歳になる。23年8月にONEフライデーファイツに初参戦し、ヨードウィッタヤを32秒、右フックでKOした。11月のKNOCK OUTではONEムエタイ同様のREDルールでウィンに延長判定負け。12月のONE 2戦目はチョーファーに2R右ストレートでKO負けし2連敗したが、昨年4月のONEではソーンスックノーイに判定勝ち。6月のKNOCK OUTではONEフライデー3勝3敗のデーングリアングライに判定勝ち。9月のONEではリッティデットに判定負け。12月のKNOCK OUTではカンボジアのチョムラウンと対戦したが、チョムラウンのサッカーボールキックの反則により無効試合となっていた。今回それから9か月ぶりの試合となる。
対するサニットは30歳。8月8日のフライデーファイツ119で初参戦し、ミャンマーのセインロンチャウに2R TKO勝ちしている。
1R、小笠原がサウスポーで構え、左インロー、ミドルを当てる。サニットも右ハイ、インローを返す。中盤、サニットは左右のミドルを当てつつ、右の縦肘につなげる。小笠原も左ボディ、奥足狙いのローも当てる。小笠原はまだひるまないものの、サニットの多彩な攻撃を前に、やや押され気味な状態が続く。すると最後、サニットは首相撲で左膝を当て、右肘をブロックの上から当ててから、すぐに左の肘を当ててダウンを奪う。10-8でサニットがポイントを取る。
2R、サニットは小笠原を首相撲でガッチリと捕まえ、左膝をしっかり深く連続で当ててから、またも左肘を当ててダウンを奪う。小笠原は立ったもののダメージが蓄積しており、最後はサニットが距離を詰め右の縦肘一撃で小笠原を倒したところで、レフェリーがストップした。小笠原はONE 2連敗、戦績2勝3敗の負け越しとなってしまった。逆にサニットは前回の試合に続きハイレベルな動きを見せており、今後ONEの本戦契約やフライデーのメインイベンターに這い上がる可能性が高さそうだ。

