ONE 12.22 ルンピニー(レポ):ONE 2戦目の小笠原瑛作、ロッタンやペッダムとも好勝負のチョーファーに2R右ストレートKO負けし連勝ならず
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ONE Friday Fights 46: Tawanchai vs. Superbon
2023年12月22日(金)タイ・バンコク・ルンピニースタジアム
レポート:井原芳徳 写真:(C)ONE Championship
第2試合 ムエタイ 132ポンド(59.87kg)契約 3分3R
×小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺/KNOCK OUT-REDフェザー級(57.5kg)王者・元同スーパーバンタム級(55kg)王者、WPMF世界スーパーバンタム級王者、元ISKA K-1ルール世界バンタム級王者)
○チョーファー・トーセンティアンノーイ[Chorfah Tor.Sangtiennoi](タイ)
2R 0’57” KO (右ストレート)
小笠原兄弟の弟・瑛作は長年REBELS・KNOCK OUTの主力として活躍し、16年には内藤大樹にも勝った実績がある。22年秋、コロナ禍の入国規制が緩和されて以降、タイ人選手との試合を重ね、今年3月のKNOCK OUT代々木大会では元ルンピニー3階級制覇王者で昨年のタイ・スポーツ庁認定ムエタイMVP選手のロンナチャイを圧倒して判定勝ち。6月には在日タイ人のトンミーチャイに判定勝ち。8月にONEルンピニーに初参戦すると、ヨードウィッタヤをわずか32秒、右フック一撃でKOした。11月のKNOCK OUTではONEムエタイ同様のオープンフィンガーグローブ(OFG)着用の肘有りの試合に臨み、ウィラサクレック推薦のウィンのムエタイ技術に手を焼き延長判定負けを喫した。だが今回、ONEルンピニー元年を締めくくるビッグマッチ大会に、日本人選手でただ一人参戦するということは、ONEからの高い評価の現れといえよう。
瑛作のONE 2戦目の相手、チョーファーは30歳。18年8月のロッタン戦では判定負けしたがラジャダムナンのファイトオブザイヤーに選ばれ、22年8月のペッダム戦(ドロー)でも同賞を獲得している。上の動画はその2試合。ONE戦績は6戦3勝3敗、今年から始まったONEルンピニーでは3勝(1KO)2敗。9月にモンコンゲーオをKOし、10月にポンペットに判定勝ちし2連勝中だ。
1R、瑛作がサウスポーで構えてプレッシャーをかけ、左ミドルを散らしつつ、インローを的確に当て続けて主導権を握る。だが中盤過ぎから、チョーファーも右のテンカオ、ミドルを返し、連打も絡めヒットを増やす。終盤、瑛作は左インロー、奥ローを当てるが、序盤よりも攻撃が減ってしまう。記者採点はチョーファー。
2R、チョーファーが右ミドルを当てるが、瑛作は詰めて左ストレートを当て、打合いで活路を見出そうとする。チョーファーが右ミドルを放てば、瑛作はかわしてから左ローをヒットする。さらに瑛作はパンチも連打につなげるが、チョーファーはクリンチで攻撃を寸断する。ブレイクがかかり、チョーファーはバックステップでロープ際まで下がると、詰めて来た瑛作がパンチを放とうとしたタイミングで、右ストレートを合わせてアゴに当ててダウンを奪う。
瑛作はしばらく倒れたままで、ダウンカウントが進む中、四つん這いの状態から立ちかけたが、フラついたところでレフェリーがストップした。瑛作が攻めにいったところにパンチを合わせられて倒れるパターンは、18年のKNOCK OUTの江幡塁戦等と同様で、瑛作も警戒していたはずだが、チョーファーの術中にハマってしまったようだ。
ON TARGET Chorfah stops Eisaku Ogasawara with ONE punch!
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チョーファーは勝利者インタビューで「2Rから得意なパンチの距離になったので勝つことができました」とコメント。35万バーツ(約140万円)のボーナスを獲得している。
第11試合 ONEムエタイ・フェザー級チャンピオンシップ 3分5R
○タワンチャイ・PKセンチャイ(王者)
×スーパーボン・シンハーマウィン(1位)
判定3-0
※タワンチャイが防衛
第10試合 ONEムエタイ・ストロー級チャンピオンシップ(王座統一戦) 3分5R
×ジョセフ・ラシリ(王者)
○プラジャンチャイ・PKセンチャイ(暫定王者)
1R 1’28” KO (左肘打ち)
※プラジャンチャイが王者に
第9試合 ONEムエタイ・女子アトム級暫定チャンピオンシップ(王者決定戦) 3分5R
○ペッディージャー
×アニッサ・メクセン
判定3-0
※ペッディージャーが暫定王者に
第8試合 ムエタイ バンタム級 3分3R
×ノンオー・ハマ
○ニコ・カリロ
2R 1’28” KO (左肘打ち)
第7試合 ムエタイ 140ポンド(63.50kg)契約 3分3R
○セクサン・オークワンムアン
×リバー・ダス
判定2-1
第6試合 ムエタイ 136ポンド(61.68kg)契約 3分3R
×ムアンタイ・PKセンチャイ
○ナビル・アナン
判定0-3
第5試合 ムエタイ バンタム級 3分3R
○クラップダム・ソーチョーピャッウータイ
×ファリヤ・アミニプール
1R 2’51” KO
第4試合 ムエタイ フライ級 3分3R
○ジャオスアヤイ[ジャオスイヤイソー]・ソーデチャパン
×ペットスクンビット・ボイバンナー
判定3-0
第3試合 ムエタイ バンタム級 3分3R
○スーブラック・トープラン49
×クレイグ・コークレイ
1R 2’15” KO
第1試合 ムエタイ 132ポンド(59.87kg)契約 3分3R
○スリヤンレック・ポーイェンイン
×ヨーキッサダー[ヨックリサダー]・ソーソンマイ
2R 0’15” KO (右ストレート)