シュートボクシング 2.10 後楽園ホール:海人、元ONE王者のペットモラコットと肘有りルールで対戦。海人「今から楽しみ。肘とか危険な技も受けてみたい」×ペットモラコット「見ごたえのある試合をします」
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SHOOT BOXING 2024 act.1(2月10日(土)後楽園ホール)でシュートボクシング(SB)世界スーパーウェルター級(70kg)王者・海人が、元ONEムエタイ・フェザー級(70.3kg)王者のペットモラコット・ペッティンディーアカデミーと、肘有りのSBルールで対戦することが、12月22日の東京のU-NEXTオフィスでの記者会見で発表された。大会の模様はU-NEXTにて生中継される。 (会見写真提供:(C)SHOOT BOXING)
スーパーウェルター級(70kg)(ノンタイトル戦)(肘有り) 3分3R(無制限延長R)
海人(TEAM F.O.D/SB世界&KNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級(70kg)王者、RISEミドル級(70kg)王者、GLORYライト級(70kg)4位、元SB日本スーパーライト級(65kg)王者)
ペットモラコット・ペッティンディーアカデミー[Petchmorakot Petchyindee Academy](タイ/元ONEムエタイ・フェザー級(70.3kg)王者、元ルンピニー認定スーパーフェザー級&ミニフライ級王者)
海人は3月のRISE ELDORADOでイ・ソンヒョンに判定勝ちしRISEミドル級王者となり、6月のSB世界スーパーウェルター級王座決定戦ではサモ・ペティに判定勝ちし、一気に2本のベルトを獲得した。8月にはオランダでのGLORYに乗り込み、ティジャニ・ベスタティのGLORYライト級王座に挑戦したが、5Rともポイントを取られ完敗に終わり、連勝が18でストップした。11月のSBでの再起戦でマサロ・グランダーを、12月16日のRISEではジェームズ・コンデを、いずれも1R KOすると、「GLORYで自分の相手になるのはベスタティ選手だけです。来年必ずリベンジしに行って、GLORYのベルトを日本に持ち帰りたいです」とアピールしていた。
海人の肘有りルールの試合は、23年2月のNO KICK NO LIFEの緑川創戦(上動画)以来1年ぶりで、1Rに緑川が右ボディを放ったタイミングで、海人が右の縦肘を合わせてダウンを奪うと、その後も肘とパンチで圧倒し、3R TKO勝ちしている。肘有りのイメージの薄い海人だが、対ペットモラコットでどう使いこなすか見ものだ。
ペットモラコットは29歳。13年にルンピニー認定スーパーフェザー級(59kg)王者となり、15年のREBELSで梅野源治に判定勝ちし同王座を防衛した。その後階級を上げ、20年2月にONEムエタイ・フェザー級(70.3kg)王者となると、防衛を重ね、5月にジミー・ビエノに判定勝ちし3度目の防衛を果たす。22年9月にタワンチャイに判定負けし4度目の防衛に失敗すると、同年12月以降はラジャダムナン・ワールド・シリーズ(RWS)に主戦場を移す。RWSでは当初5連勝し、9月大会では長身のサウスポー・タナンチャイに判定負けし、連勝がストップした。
上動画はペットモラコットが8月のトルコ人選手・Burak Poyrazとの試合で判定勝ちした際の映像。海人戦もこの試合のように回って距離を取りつつ、サウスポーからの左ミドル、ストレート、肘を駆使する展開となる可能性が高い。
SB協会のシーザー武志会長は「ペットモラコットは世界の70kgのトップの何人かに入る選手で、海人も同じようにトップの中に入っています。武尊君も那須川天心君もタイ人(の強豪)とやっていますけど、みんな肘無しルールでやっているわけで、海人は『肘有りで結構です』と勇ましく、意気込みに感動しています。真剣勝負の凄さをファンの皆さんに見てもらいたいです。バッチバチの切り合いか殴り合いになると思います」と話した。
SB協会の緒形健一代表も「1月のONEのロッタン対武尊に負けないぐらいの大きな試合になると思います。肘有りで命の削り合いを2人がしてくれると思うので楽しみにしてください」と話し、シーザー会長同様に同時期に大一番を控えるビッグネームの武尊を意識した。「前から海人とやらせたかった選手の一人で、色んな人のご縁があって今回の試合が成立しました」「今話せないですけど、皆さんがビックリするような試合を来年にかけて組んでいきたいです」とも話し、今後、ペッティンディーアカデミーのルートでのさらなるビッグマッチ実現も示唆した。
海人は「ポスターにも書かれていますけど、SBが覚悟と本気を僕に預けてくれて感謝しています。今からワクワクドキドキしていて、楽しみでしかないです」「サウスポーでガンガン来る選手で、前に入ってきて気持ちも強いです。肘とか危険な技がいっぱいあって、警戒していますけど、受けてみたいって楽しみな気持ちもあります」とコメントした。
SBルールで認められる投げ・関節技・絞め技については、これまでの試合同様に使う予定は「無いです」と明言。肘有りの影響については「シュートボクサーは何でもできて最強にならないといけないと思っています。肘・首相撲・投げの有り無しのどちらでも、立ち技で最強なのはシュートボクサーで、海人なんで、肘があろうとなかろうと圧倒して勝つところを見てもらいたいです」と強気にコメントした。さらに海人は「これから勝ちたい選手とやっていくためにも、ここは圧勝して、絶対倒します」と宣言した。
ペットモラコットは「世界中の皆さんに見てもらいたいです。日本のファンの皆さんには、ハッピーな気持ちになって、ドキドキワクワクしてもらいたいです。絶対に見ごたえのある試合をします」と抱負。海人の印象については「日本のスーパースターで、どんな技も使いこなす選手です」「ボディへの前蹴り(三日月蹴り)は警戒しています」と話した。肘有りルールについては「とてもうれしいです。ムエタイに近いルールになりますし、得意技なので、自分にとって有利になります」と歓迎した。
概要
大会名 SHOOT BOXING 2024 act.1
日時 2024年2月10日(土)開場・17:00 開始・17:30
会場 後楽園ホール
中継 U-NEXT(2,189円/月)
チケット料金 VIP席20,000円 SRS席15,000円 RS席10,000円 S席7,000円 小中学生シート2,000円(当日販売のみ/要身分証明書) ※当日券は各500円UP
チケット販売 チケットぴあ イープラス(以上12/27(水)10時~発売) SB公式ネットショップ(12/23(土)10時~発売) 出場選手・所属ジム
お問い合わせ シュートボクシング協会 03-3843-1212 http://www.shootboxing.org/