元シュートボクシング&KNOCK OUT王者 西岡蓮太、左手首の負傷悪化で23歳で引退。不可思、小川翔、鈴木千裕に勝利
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西岡蓮太(龍生塾/元シュートボクシング日本ライト級(63kg)王者、元KNOCK OUT-BLACK 64kg級王者)が4月2日、自身のTwitterで格闘家引退を表明した。
◆西岡蓮太 @XxwRENTA のTwitterの投稿内容(※一部の行を詰めています)
ご報告です。
格闘技を続ける事が出来なくなりました。
17歳から痛くなり始めて手術をした左手首ですが、2度の手術の後も痛みは完全には取れず注射で痛みを紛らわしてパンチを打ち続けていました。
昨年10月の最後の試合の後だんだんと痛みが強くなってきて病院へ検査に行った所、軟骨が無くなり骨と骨が当たって変形してしまっていて痛みを取る手術をすると、もう格闘技はさせられないとの事でした。
最初は諦めきれず紹介していただいて東京、埼玉、千葉の病院にも行きました。それでも結果は同じでした。
5歳から格闘技を始めて18年、全く悔いが無いとは言えないですが、本当に沢山の方々に応援していただいて支えてもらって良い格闘技人生を送れたと思っています。
僕を応援してくれて支えてくださった皆様には本当に感謝しか無いです。今まで本当にありがとうございました。
そして格闘技人生はここで終わりですが、僕の人生はまだまだここからなので、これからも応援していただけたら嬉しいです。
西岡は1999年4月11日生まれの23歳。5歳から格闘技を始め、高校1年生になった15年にシュートボクシング(SB)でプロデビューし、18年に村田聖明に7Rに及ぶ死闘の末に判定勝ちしSB日本ライト級王者に。その後はSBで大月晴明、不可思に判定勝ちした。
20年2月のKNOCK OUTの無法島GP(KNOCK OUT-BLACK 64kg級王座決定トーナメント)では小川翔、鈴木千裕、バズーカ巧樹を判定で下し優勝した。このGPには3月のK-1でライト級王者となった与座優貴も出場している(※一回戦で千裕に判定負け)。
20年10月のRISEでのDEAD OR ALIVE -63kgトーナメントでは一回戦で優勝者の原口健飛に判定負け。その後、左手首を2度手術し、昨年4月のSBで1年半ぶりに復帰したが、笠原弘希に2R KO負けし、SB王座を奪われる。10月のKNOCK OUTでは鈴木千裕の兄・宙樹に判定勝ちしたが、西岡がツイートした通り、左手首の負傷が悪化し、惜しくも引退することになった。