KNOCK OUT 2.11 大田区総合体育館:シュートボクシングの20歳・西岡蓮太、小川翔・鈴木千裕・バズーカ巧樹との計10R制し無法島GP優勝
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ブシロードファイト「テレ・マーカー Presents KNOCK OUT CHAMPIONSHIP.1」
2020年2月11日(火/祝) 東京・大田区総合体育館
レポート&写真:井原芳徳
※REDルールは肘有りキックルール、BLACKルールは肘無しキックルール。トーナメントの試合は2ノックダウン制で、累計3ダウンでもTKO負けとなる。
第2部・無法島GRAND PRIX(KNOCK OUT BLACKルール64kg級王座決定トーナメント)
令和時代に突入した昨年5月からREBELSの山口元気プロデューサーがKNOCK OUTも指揮するようになり、8月に大田区総合体育館で山口体制で初のビッグイベントが開催された。今回の2度目の大田大会ではKNOCK OUTでは初となる1DAYトーナメントが行われた。出場メンバーには鈴木、西岡、古村、与座と、20歳の選手が4人もおり、新生KNOCK OUT生まれの新スターを生み出そうという狙いが見える。さらにトーナメント名には、REBELSを以前から応援している漫画家の森恒二さんの作品「無法島」が冠せられ、サバイバルマッチというテイストが強調されている。
第1試合 一回戦(1) 3分3R(延長1R)
○バズーカ巧樹(菅原道場/MA日本スーパーライト級王者)
×橋本 悟(橋本道場/INNOVATIONスーパーライト級王者)
判定3-0 (少30-26/北尻30-26/和田30-26)
1R、バズーカがやや積極的に、右ロー、前蹴り、右フックを出す。橋本も打ち合いでパンチを返すが、ヒット数ではバズーカが上で、終盤には橋本が鼻血を出し、パンチをもらってスリップする場面も。
2R、橋本が序盤からパンチのヒットを増やし巻き返すが、中盤からバズーカもパンチ、蹴りのヒットを増やし、終盤はパンチで追い詰め、左ハイでもスリップさせる。
3Rもその流れが続き、バズーカが右ストレートでダウンを奪う。その後もバズーカが攻勢を維持し判定勝ちした。
第2試合 一回戦(2) 3分3R(延長1R)
×丹羽圭介(TEAMニワールド/REBELS BLACK 63kg級王者)※TEAM KSKから所属名変更
○古村匡平[きょうへい](FURUMURA-GYM/アマチュアムエタイ世界大会2016年優勝)
判定1-2 (少29-28/和田28-29/秋谷28-29)
古村は11月の後楽園大会のオープニングマッチで勝利した古村光の兄。九州とタイでの試合主体で、戦績15戦14勝(7KO)1分。9月にはラジャダムナンスタジアムで光と共に勝利している。
1R、古村が序盤に右ストレート、左ボディをを強打して先手を取るが、中盤以降、丹羽が右ストレートのヒットを増やし攻勢になる。記者採点は丹羽。
2Rも丹羽が的確に右ストレートを当て続けて主導権を維持する。だが中盤以降、古村は首相撲からの膝を連打して丹羽を削りつつ、右ストレートなどのパンチも随所で当てて挽回する。記者採点は古村。
3R、丹羽は少し体力を削られた様子で、古村が膝、右ミドル、右ストレートを当て続け、やや優位な状態を維持する。だが終盤、丹羽もパンチを返して古村を下がらせて巻き返す。記者採点ばイーブン。合計29-29でイーブン。ジャッジは割れ、2者が3Rに蹴りで攻め込んだ古村を支持し、古村が初戦を突破した。
第3試合 一回戦(3) 3分3R(延長1R)
×小川 翔(OISHI GYM/WBCムエタイ日本ライト級王者、元REBELS RED同級王者、ホーストカップ日本&蹴拳ムエタイ・スーパーライト級王者)
○西岡蓮太(龍生塾/シュートボクシング日本ライト級(62.5kg)王者)
4R 判定1-2 (和田9-10/少10-9/秋谷9-10)
3R 判定0-1 (和田29-30/秋谷29-29/少29-29)
小川は11月17日のINNOVATION岡山ジム主催興行での「岡山ZAIMAX MUAYTHAI 65kg賞金トーナメント」で決勝まで進出。今回の出場メンバーの中で経験と実績ではナンバーワンだ。西岡はシュートボクシング(SB)で大月晴明、不可思、マサ佐藤といったKNOCK OUTで活躍した選手たちに勝利している注目株だ。
1R、西岡が回って距離を取りつつ、左ジャブ、左ボディ、右ストレートなどを的確にヒット。終盤、小川が右のカーフキックを連続で当て巻き返す。終了間際の打ち合いで、西岡が左フックで倒すが、ゴング直後のためダウンとならない。記者採点は西岡。
2R、西岡は変わらずパンチ主体で攻めるが、小川は崩れず、コツコツと右ロー、左インローを当て続け、ダメージを与える。記者採点はイーブン。
3R、お互い手数を上げ、一進一退の展開に。小川が圧をかけ、度々コーナーに詰め、ロー、ボディブロー、顔面へのパンチと、まんべんなく当て、手数では上回る。だが西岡も単発のテンカオ、右ストレートなどを随所で返して小川の動きを止めて印象を残す。記者採点イーブン。合計29-30で西岡。ジャッジは1者が西岡を支持したが、2者が3Rの小川の攻めも評価した模様で、延長に突入する。
延長Rも似たような構図で、小川が度々西岡をコーナーに詰め、手数多くパンチ、ローを当てるが、西岡も随所で左フック等を的確に当てて小川をひるませ、接戦のまま終える。記者採点は迷ったが西岡。ジャッジは割れ、2者が西岡を支持し、西岡が苦しみながらも初戦を突破した。
第4試合 一回戦(4) 3分3R(延長1R)
○鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺/パンクラス・ネオブラッド・トーナメント2018フライ級(56.7kg)優勝)
×与座優貴(橋本道場/極真会館2017全世界ウェイト制軽量級(70kg)優勝)
判定2-0 (センチャイ29-28/秋谷28-28/山根29-28)
鈴木はMMA、与座は空手で一昨年まで活躍し、昨年からキックに転向。REBELS・KNOCK OUTで一気に台頭した新鋭同士の潰し合いから一回戦から実現した。
1R、鈴木は開始すぐから圧をかけ、パンチを振るうが、与座は回って距離を取り、サウスポーからの左の奥ロー、ミドルを的確に当て続ける。だがまだ鈴木はひるんでいないため、記者採点はイーブン。
2R、与座は変わらず圧力をかわし続け、左ロー、ミドルを的確に当てる。終盤には空手家らしく、胴廻し回転蹴りを織り交ぜ、攻勢を印象付ける。鈴木は体力が落ちてきた感があり、攻撃が少ない。記者採点は与座。
3R、劣勢だった鈴木は挽回を狙い、序盤から圧を強めていると、右ストレートなどのパンチのヒットが増え、与座が後退する。鈴木はチャンスを逃さず、組み付いての右膝蹴りでダウンを奪う。その後も鈴木は必死に攻めるが、体力消耗が激しく倒しきれない。与座は耐え、終了間際には左ボディ、胴廻し回転蹴りを当て、あわやという場面を作るが、鈴木が耐えきり終了。記者採点は10-8で鈴木。合計29-28で鈴木。ジャッジは1者が1Rの与座につけイーブンとしたが、2者が鈴木を支持し、鈴木が勝ち上がった。
第1部 第5試合 リザーブマッチ 3分3R(延長1R)
×一輝(OGUNI GYM/元NJKFライト級王者)
○大谷翔司(スクランブル渋谷)
3R 1’06” KO (パンチ連打)
第9試合 準決勝(1) 3分3R(延長1R)
○バズーカ巧樹(菅原道場/MA日本スーパーライト級王者)
×古村匡平[きょうへい](FURUMURA-GYM/アマチュアムエタイ世界大会2016年優勝)
判定3-0 (北尻30-26/センチャイ30-26/山根30-26)
1R、お互いやや慎重だったが、次第にパンチと蹴りを増やす。若干古村の攻撃が多い状態が続いたが、終盤にはバズーカも左右のストレートを連続で当てて印象を残す。
2R、バズーカがローと膝を効かせ、着実にダメージを与える。中盤過ぎ、古村が左ボディを連続で当てて攻勢に転ずるが、右フックが大振りになったところで、バズーカがカウンターの右フックを合わせ、ダウンを奪う。
3R、序盤の打ち合いでまたもバズーカが右ストレートをクリーンヒットしダウンを奪う。その後も右ストレートでフラつかせるが、古村は耐え終了。バズーカが判定勝ちで決勝にコマを進めた。
第10試合 準決勝(2) 3分3R(延長1R)
○西岡蓮太(龍生塾/シュートボクシング日本ライト級(62.5kg)王者)
×鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺/パンクラス・ネオブラッド・トーナメント2018フライ級(56.7kg)優勝)
判定3-0 (秋谷30-29/センチャイ30-29/少30-28)
1R、両者とも左ミドル、左右のパンチを当てるが、均衡は崩れない。2R、次第に両者のパンチが交錯する場面が増えるが、なかなかクリーンヒットにはつながらず、五分のままだ。
3R、西岡が序盤から左右のフックを当てて鈴木の動きを止め、右ハイも当てて追い詰める。だが西岡も体力を消耗しており、詰め切れず。鈴木も耐えて必死にパンチを振るうが、流れは変えられず終了。最後のラウンドのポイントを取り、西岡が決勝に進んだ。
第15試合 メインイベント 決勝 3分3R(延長1R)
×バズーカ巧樹(菅原道場/MA日本スーパーライト級王者)
○西岡蓮太(龍生塾/シュートボクシング日本ライト級(62.5kg)王者)
判定0-3 (少29-30/センチャイ28-29/山根28-29)
※西岡が優勝。KNOCK OUT BLAC 64kg級王者に
バズーカは6R、西岡は7R戦っての決勝に。1R、お互い慎重だったが、少しずつ攻撃が増えると、終盤、バズーカの右ローが効き目を発揮し、西岡は少しバランスを崩す。西岡は一回戦で小川にもらったローのダメージの影響もあるようだ。記者採点はバズーカ。
2R、度々パンチが交錯するが、お互いなかなかクリーンヒットにはならない。中盤、バズーカが右ローを立て続けに当てるが、西岡はひるまない。終盤、パンチの打ち合いになると、西岡が返しの左フックを繰り返し当て、やや好印象を残す。記者採点は西岡。
3R、西岡は打ち合いで左フックを的確に当て、中盤には左ハイをクリーンヒットしバズーカをひるませる。その後も西岡が攻勢。バズーカは表情を崩さないものの、終盤には度々自らふらつき、限界に来ている様子だ。記者採点は西岡。合計28-29で西岡。ジャッジ3者も西岡を支持し、西岡の優勝となった。
西岡は「みんな優勝する気満々で、なかなかKO無かったんですけど、優勝したい気持ちが僕を奮い立たせてくれて、このベルトを巻かせてもらえたと思います。シュートボクサー、西岡蓮太です」とアピールした。
◆西岡 勝利者インタビュー
(一回戦の小川戦)本戦で勝ったと思ったんですけど、延長は2・3発の僅差でなんとか勝てた感じでした。(準決勝の鈴木戦)パンチをもらわず、ポイントが取れた感じです。(決勝のバズーカ戦)ローのダメージを見せないようにしていたんですけど、バズーカ選手はわかっていて、しつこくカーフを蹴って来ましたね。拳は痛いですけど、骨は丈夫なので大丈夫です。負けるかって気持ちで戦いました。最後までバズーカ選手の殺気が凄かったです。
(セコンドについていた元SB王者・吉鷹弘氏(写真右)との練習の成果)セコンドにいてくれるだけで凄い力になりました。インターバルに何回もビンタしてもらって気持ちを鼓舞してもらって、負けずに戦えました。
(今後について)KO勝ちができれば「どんなもんじゃい」と言えましたけど、そこまで言えない内容でしたね。SBの強さを大幅に見せつけられるぐらい、もっと強くなりたいです。SBから他団体を侵略できたので、また行けるところを狙っていきたいです。
第2部・ワンマッチ
第14試合 セミメイン BLACKルール 70kg契約(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
○日菜太(クロスポイント吉祥寺/REBELS-BLACK 70kg級王者)
×ダニエル・マーシャル[Daniel Marshall](オーストラリア/Muay U/WKBFオーストラリア王者)
判定3-0 (秋谷29-28/北尻29-28/山根29-28)
マーシャルは89年10月10日生まれの30歳で身長175cm。戦績20戦13勝(5KO)7敗。日菜太は左スネにサポーターを巻いており、あまり状態は良くなさそうだ。1R、サウスポーの日菜太が左ローを出すと、ローブローに。その後も2度、ローブローとなってしまう。日菜太は高めのミドル、ハイを増やすが、終盤にまたも蹴りがローブローとなり、減点1を和田レフェリーから科されてしまう。マーシャルも蹴り主体で、右ミドル、右ハイにはスピードがある。
2Rも日菜太の左ローがローブローとなってしまう。日菜太は気を付けながら左ローを足に的確に当て続けていると、効き目を発揮。マーシャルも右ミドルを返し続け抵抗するが、終盤はローをもらって少しふらつくように。
3Rは日菜太がマーシャルを長時間ロープに詰め、左ローを度々当てて追い詰める。終盤には左フックも絡め倒しにかかるが、マーシャルは耐え終了。日菜太は2Rと3Rを取って判定勝ちしたものの、減点もあったため、勝ち名乗りを受けた時の表情は晴れなかった。
第13試合 REDルール 61.5kg契約 3分5R
×良太郎(池袋BLUE DOG GYM/REBELS-REDライト級王者)
○スアレック・ルークカムイ(タイ/STURGIS新宿ジム/REBELS-REDライト級暫定王者)
判定0-3 (山根47-50/北尻47-49/秋谷47-50)
両者は10月6日のREBELS後楽園大会で良太郎の防衛戦で戦う予定だったが、良太郎が8月のKNOCK OUTで雅駿介にTKO負けすると共に、眼窩底骨折となり欠場。スアレックは雅と暫定王座決定戦を行い勝利した。本来、REBELSで王座統一戦が組まれるところだが、KNOCK OUTのリングでノンタイトル戦を行うことになった。
1R、スアレックが次第に手数を上げ、右ロー、右フックのヒットを増やし攻勢に。2Rもスアレックが攻勢で、終盤にパンチ、肘をまとめ、良太郎を下がらせる。
3Rもスアレックがパンチ、肘を当て続けるが、良太郎は耐え、終盤には肘を返し抵抗する。4Rもスアレック攻勢だが、ややパワーが落ち、追い込み切れない。良太郎が左ボディを連打し、スアレックの勢いを削る。だが5Rもスアレックが手数で勝り、良太郎の逆転を許さず完勝した。
第12試合 REDルール 58kg契約 3分3R(延長1R)
○安本晴翔(橋本道場/WPMF世界&REBELS-REDフェザー級王者)
×ダウサヤーム[ダウサイアム]・ノーナクシン(タイ/ノーナクシンムエタイジム/元ラジャダムナン認定スーパーフライ級6位)
判定2-1 (和田29-28/センチャイ28-29/山根30-29)
安本は8月大会で駿太をKOし、10月の後楽園では新人をKO。11月のINNOVATION岡山大会でもタイ人選手に1R KO勝ちし快進撃を続けている。ダウサヤームは96年11月5日生まれの23歳で戦績80戦64勝15敗。藤原あらし、大田拓真、渡辺優太、松崎公則、大輔に勝利し、馬渡亮太とは引き分けている実力者だ。
1R、ダウサヤームは随所で素早い右ローを当ててくるが、安本がサウスポーからの左のミドル、三日月蹴りを当て続けていると、終盤に効き目を発揮し、ダウサヤームが少し下がる。記者採点は安本
2Rもダウサヤームが右ローを随所で当てるが、安本は左ミドル、左ボディを効かせ、ハイキック、前蹴り、バックスピンと、多様な技で場内を沸かせる。記者採点は安本。
3R、安本は前に出続け、右ストレートを当てるが、ダウサヤームはひるまず、回って前蹴りで距離を作り続け、随所でハイやミドルを当て挽回する。記者採点はダウサヤーム。合計29-28で安本。タイ人のセンチャイ・ジャッジのみダウサヤームを支持したが、2者は安本を支持し、安本が実力者を下した。
第11試合 BLACKルール 女子46kg契約 3分3R(延長1R)
○ぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)
×祥子JSK(治政館)※祥子 改め
判定3-0 (センチャイ30-29/少30-29/和田30-29)
両者は昨年8月の大田大会で対戦し、判定2-0でぱんちゃんが勝利したが、接戦だったため再戦が組まれた。なお、プロレスラーの星輝ありささんがぱんちゃんの、ブシロードの人気アニメ「バンドリ!」のシンガーのRaychellさんが祥子の応援サポーターに就任し、Raychellさんは祥子と共に入場する。
1R、ぱんちゃんが右ローを主体にしつつ積極的に攻め、後半にはバックスピンキック、バックハンドブローを当て、組んでの膝蹴りもまとめて攻勢を印象付ける。2R、ぱんちゃんが右ローを当て続けていると、効き目を発揮し、祥子はふらつき始め、ぱんちゃんがはっきり差をつける。3Rはクリンチが増え、ぱんちゃんは攻めあぐねたものの、反撃を封じ判定勝ちした。
第8試合 REDルール 58kg契約 3分5R
×駿太(谷山ジム/Bigbangスーパーフェザー級王者、元WMAF世界&MA日本フェザー級王者)
○栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺/元ISSHINキックフライ級王者、元ムエタイ大和フェザー級王者、元stair king 60kg級王者、元PRINCE REVOLUTION58kg級・61kg級王者)
2R 1’11” TKO (ドクターストップ:右肘打ちによる前頭部のカット)
両者とも昨年、安本晴翔に完敗しており、今回勝って少しでも評価を高めたいところ。1R、回る駿太の細かいフェイントに対し、栗秋は少しせめ攻めにくそうだったが、終盤、飛び膝から強引に詰めると、パンチラッシュで左フックを当ててダウンを奪う。
2Rも中盤に栗秋が飛び膝の奇襲からパンチラッシュで追い詰めると、右肘で駿太の前頭部を切り裂き、1回目のドクターチェックでストップがかかり、栗秋のTKO勝ちとなった。
第7試合 REDルール 65kg契約 3分3R(延長1R)
○タップロン・ハーデスワークアウト(タイ/ハーデスワークアウトジム/岡山ZAIMAX MUAYTHAI 65kgトーナメント2019優勝、SB世界スーパーライト級(65kg)4位、元WMC世界フェザー級王者)
×鈴木真治(フジマキックムエタイジム/元J-NETWORKスーパーライト級王者)
判定3-0 (山根30-27/北尻30-27/秋谷30-27)
タップロンは11月のINNOAVTION岡山大会での65kgトーナメントで水落洋祐、マサ佐藤、小川翔を下して優勝。KNOCK OUTには18年9月の大阪大会で健太と引き分けて以来の登場だ。
1R、タップロンが圧力をかけ、右ミドル、右ストレートなどを的確に当て続ける。鈴木は右ローを時折当てるが攻撃が少ない。2Rも同様の構図で、終盤、鈴木の左ローの直後、タップロンが右ストレートを当ててダウンを奪う。3Rは攻めが減るが、鈴木に反撃を許さず終了し判定勝ちした。タップロンは無法島GP優勝者の西岡と今後絡むことも十分ありうるだろう。
第6試合 REDルール 61kg契約 3分3R(延長1R)
×シラー・Y’ZD(タイ/Y’ZD GYM/元ラジャダムナン認定バンタム級王者、元ルンピニー認定フェザー級2位、元オムノーイ認定フェザー級王者)
○雅 駿介(PHOENIX/ムエタイオープン・スックワンキントーン・WMC日本ライト級王者)
判定0-2 (山根29-30/秋谷29-29/北尻28-29)
第5試合 REDルール 67kg契約 3分3R(延長1R)
×喜入 衆(NEXT LEVEL渋谷/元LPNJ(ルンピニー日本)ウェルター級王者、元J-NETWORKスーパーライト級王者)
○峯山竜哉(ウィラサクレック・フェアテックス西川口/J-NETWORKウェルター級王者)
判定0-3 (山根29-30/秋谷28-30/北尻28-30)
第1部・ワンマッチ
- 森岡悠樹(右)
第4試合 REDルール 57.5kg契約 3分3R
×浦林 幹(クロスポイント吉祥寺/元J-NETWORKバンタム級王者)
○龍聖(TRY HARD GYM)
2R 2’58” KO (右ストレート)
第3試合 BLACKルール 55.5kg契約 3分3R
×大川一貴(青春塾)
○森岡悠樹(北流会君津ジム)
判定0-3 (28-29/28-30/28-30)
第2試合 REDルール 57.5kg契約 3分3R
○千羽裕樹(スクランブル渋谷)
×渉生(アントジム)
2R 1’14” KO (右ストレート)
第1試合 BLACKルール 女子48kg契約 2分3R
×荒井穂乃香(DRAGON GYM)
○山上都乃(ウィラサクレック・フェアテックス湖北)
判定0-3 (28-29/28-30/28-30)