KNOCK OUT 4.14 カルッツかわさき 一夜明け会見:秀樹・鈴木博昭・小林愛三・鈴木真彦が勝利振り返る
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KNOCK OUT 4月14日 カルッツかわさき大会の一夜明け会見が行われ、勝利選手のうち秀樹、鈴木博昭、小林愛三、鈴木真彦の4選手と、小野寺プロデューサーが出席した。
第6試合 KING OF KNOCK OUTスーパーライト級(64kg)初代王座決定トーナメント一回戦Bブロック 3分5R
×山口裕人(山口道場/WBCムエタイ日本統一スーパーライト級王者/63.9kg)
○秀樹(新宿レフティージム/RISEライト級(-63kg)2位、K-1 ULTIMATE VICTOR REVOLUTION FINAL -65kgトーナメント’17優勝/64.0kg)
2R 1’53” TKO (3ダウン:左ストレート)
◆秀樹
KOで勝てたのは良かったです。途中倒し急いで(3ダウン目を奪う直前に)僕がダウンをしてしまって、会場的には盛り上がったんですけど、次は無いので、集中して穴を埋めます。
(セコンドにもついた妻のいつかさん(元WPMF日本女子フライ級王者)の反応は?)鬼嫁っぷりが発揮されました(苦笑)。会長に怒られた後にさらに追い打ちが来ましたね。会長は前より優しくなったので、今は鬼嫁のほうが怖いです。
(山口と戦った感想は?)ハードパンチャーなんで、もっと来ると思ったんですけど、僕のカウンターに警戒してか意外に来なくて、こっちから行った感じです。
(6.8後楽園大会の準決勝で戦うマサ佐藤戦に向けて)一回戦の水落選手との試合を見て、打たれ強いと思っているので、倒せるようにどう組み立てるか、どの技で倒すかに焦点を当てて練習したいです。
(決勝まで勝ち上がれば当たる可能性のある反対ブロックの鈴木博昭について)全身凶器って感じで僕もフィジカルの強さでナンバーワンと言われますけど、フィジカル対フィジカルでどうなるか楽しみです。
第5試合 KING OF KNOCK OUTスーパーライト級(64kg)初代王座決定トーナメント一回戦Aブロック 3分5R
○鈴木博昭(ストライキングジムAres/シュートボクシング世界スーパーライト級(65kg)王者/64.0kg)
×大石駿介(OISHI GYM/ISKAムエタイ世界スーパーライト級王者/63.9kg)
4R 0’49” KO (左ハイキック)
◆鈴木博昭
昨日はKOできたのはうれしかったです。会場のお客さんが盛り上がって、いい時間が過ごせました。
(100点満点で自己採点すると?)50点ですね。ミドルを蹴って行ったのは良くて、肘に付き合わないつもりでしたけど、最近やり出した肘でやってやろうと乗りそうになって、熱くなりかけたのがいかんかなと。
(大石と戦った感想は?)戦前の予想通りですね。気持ち引かず前に出て来るだろうなって感じでした。
(首相撲に少しつかまりかけたが?)押し込まれた感はあったんですけど、普段から(首相撲対策は)やっているんで、そんなに肘をもらわないようにしたぐらいですね。
(最近、黒星が多かったが、今回の勝利につながった要因は?)トーナメントに向けてモチベ―ションが高いのが一番大きいですね。日常的に自分で練習メニューから決めて、10年以上やっていて、これまでも真面目に取り組んでいましたけど、今回は特に気持ちが強いです。
(大石をKOした左ハイは?)肘を食らって血が流れて来て、その瞬間、何かスイッチが入って、パッと終わった感じです。血を見るとスイッチ入っちゃうんで。自然に動いた感じです。
(6.8後楽園の準決勝の不可思戦に向けて)好戦的で、『おお、やったるぞ』って感じが出ているので、好きな選手ですね。自分自身がワクワクしていて楽しみです。
(4月にシュートボクシングで海人が不可思に勝っていることは意識しますか?)意識しないです。団体同士でのあれこれはありますけど、戦うのは僕ら個人なんで。KNOCK OUTという舞台でぶつか合って、対不可思選手、対お客さんで戦って、また万雷の拍手をもらいたいです。
(決勝まで勝ち上がれば当たる可能性のある秀樹について)組合せの決まった後の記者会見では、決勝に水落選手に上がって欲しいと言いましたけど、たぶん秀樹選手が勝ち上がるだろうなと予想していたんで、予想通りな感じです。
第2試合 女子50kg契約(=フライ級相当)(肘無し) 3分3R
○小林愛三(NEXT LEVEL渋谷/ムエタイオープン女子フライ級王者/49.8kg)
×イ・ドギョン(韓国/韓国MKF女子52kg級王者/49.9kg)
判定3-0 (和田30-28/大村30-27/北尻30-27)
◆小林
KO勝ちはできなかったんですけど、作戦だったローキックはいつもよりも感触があって、出したいことが出せて良かったです。KO勝ちできるよう、次の試合で頑張ります。
(反省点は?)倒したい気持ちが強すぎましたん。攻撃に強弱がなく、相手に効かないことがあったので、強弱をつけた戦いを身に着けたいです。
(今後の目標)ルールとしては肘有り5Rで戦える選手になりたいのと、KNOCK OUTを強い選手が集まる女子の舞台にできるよう頑張りたいです。
第1試合 55.3kg契約(=スーパーバンタム級相当) 3分3R
○鈴木真彦(山口道場/WBCムエタイ日本&ホーストカップ日本バンタム級王者、DEEP☆KICK 55kg王者/54.9kg)
×竹内将生(エイワスポーツジム/MA日本スーパーバンタム級王者/55.3kg)
2R 1’14” TKO (3ダウン:左フック)
◆鈴木真彦
第1試合はプロになってからでもあんまり経験が無くて、緊張したんですけど、KOできて良かったです。竹内選手は距離があってやりにくかったんですけど、インパクトを残して勝たなあかんと思って、強引に行ったら結果につながって良かったです。
(今後の階級は?)普段は57kgぐらいしか無くて、減量が無いので、53~55kgで強い選手と当ててらえればやりたいです。(※小野寺力プロデューサーは「53kgまで下げられるなら、江幡塁選手の兄の睦君や、福田海斗君といった、日本のトップ選手との試合も見たいです」と話した。バンタム級なら53.52kg)
(-55kgなら那須川天心を狙う?)那須川選手は今一番強いので、そこを目指したいですし、一回負けているので(※15年8月のBLADE FC JAPAN CUP -55kgの一回戦で1R KO負け)、リベンジしたい気持ちはあります。もっと実力をつけて、トップ選手を全員倒してから挑戦したいです。