RISE+シュートボクシング 12.25 両国国技館:白鳥大珠×エズビリ、笠原弘希×コリンズ、小林愛三×Enfusion王者テッサ、鈴木真彦×志朗2、宮﨑小雪×MISAKI、山田彪太朗×門口佳佑、坂本優起×南原健太が決定
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RISE WORLD SERIES / SHOOTBOXING-KINGS 2022(12月25日(日) 両国国技館)の追加カードが11月7日の東京での記者会見で発表された。
第1弾決定カードのペットパノムルン・ギャットムーカオ vs. 山田洸誓、原口健飛 vs. ザカリア・ソウガリーは10月15日のRISE大田区総合体育館大会のリング上で発表済だった。海人の試合は後日発表となるが、白鳥大珠・笠原弘希・小林愛三とGLORY勢との対抗戦、鈴木真彦と志朗の2年ぶりの再戦、RISE・宮﨑小雪 vs. SB・MISAKIの王者対決などカードが一気に追加された。
RIVALS RISEルール スーパーライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
白鳥大珠(TEAM TEPPEN/RISEライト級(63kg)1位・元王者、RISE -61kgトーナメント2019優勝、RIZIN KICK -61kgトーナメント2021優勝)
アブデラ・エズビリ(フランス/チーム・エズビリ/GLORY世界フェザー級(65kg)4位、元ISKA世界ウェルター級王者)
RISEと提携するGLORYが他団体との対抗戦で掲げているシリーズ「RIVALS(ライバルス)」の試合が新たに3試合組まれた。発表済のペットパノムルン×山田、原口×ソウガリーもRIVALSの枠組みで、いずれもRISEルールが採用される。
白鳥は4月のRISE代々木大会で秀樹に延長判定勝ち。6月のTHE MATCHでは元K-1&Krushライト級王者・ゴンナパー・ウィラサクレックに1R右フックでKOされた。10月のRISE大田大会ではYA-MANから2Rにダウンを奪い、その後も猛反撃をしのぎ切り判定勝ちした。
エズビリは36歳で約60戦のキャリアのあるベテラン。12~14年にKrushに上がり山本優弥には勝ったが、久保優太には2度敗れ、牧平圭太にも敗れた。その後はフランス、中国の大会で活躍し、16年のクンルンファイトの65kgトーナメントでは3勝し準優勝。17年に地元フランスでの試合で野杁正明に判定勝ち。以降はGLORYを主戦場とし、王座挑戦者決定トーナメントで優勝したが、ペットパノムルンにKO負け。19年10月にザカリア・ゾウガリーに1R KO負けし、試合はそれ以来3年ぶりとなる。
◆白鳥 エズビリ選手はフランスで野杁選手に勝っていて、強豪であることは間違いないです。でもここは通過点に過ぎないんで、しっかり勝ちたいです。この日は俺の日にしようと思います。12月25日、男女ともにクリスマスを最高の日にしたかったら、両国で俺と過ごそう。
(エズビリの印象)ザ・ヨーロッパだなっていう動きで、コンビネーションで蹴りにつなげつつ、バックキックでKOしたり、変則的な攻撃も使うので気を付けたいです。噛み合いそうだと思いました。そんなに腹は強そうに見えなかったんで、倒すタイミングを見つけられたらと思います。
(先ほど話した「通過点」の先は?)RISEの世界スーパーライト級のベルト(=王者・ペットパノムルン)が欲しいです。そのために階級を上げたんで。(GLORYにも上がりたい?)対世界で考えたら日本でだけやっていてもしょうがないと思います。ヨーロッパに乗り込んで本物になりたいです。(海外の女性もイチコロにする自信は?)海外ウケも狙いたいですね(苦笑)。総合でタイで人気の選手(=三浦孝太)がいるじゃないですか。僕もどこでバズる(=SNSで人気に火が付く)か探っていきたいです。
RIVALS RISEルール 63.5kg契約 3分3R(延長1R)
笠原弘希(シーザージム/SB日本ライト級(62.5kg)王者、元スーパーフェザー級(60kg)&フェザー級(57.5kg)王者)
チャド・コリンズ(オーストラリア/ストライクフォース/WMCインターナショナル・WKA豪州・WBCムエタイクイーンズランド州・スーパーライト級王者)
笠原三兄弟の長男・弘希は7月にはRIZINに初出場しRISEのランカーの石月祐作に判定勝ち。9月のSBではロンペット・Y’ZDに判定勝ちし、連勝を10に伸ばした。今大会の発表会見ではコリンズとの試合を希望していた。
コリンズはタイでセクサン、パコーン、サックモンコンといったスター選手を下し、日本でもコロナ禍以前には海人・不可思に完勝。8月のRISE大阪大会で久々に来日すると、スーパーライト級(65kg)でRISEウェルター級(67.5kg)王者の中野椋太に1R右ストレートでKO勝ち。10月のRISE大田大会では64kg契約でRISEライト級(63kg)王者・直樹を2R左フックでKO。日本勢を圧倒し続けている。今回は63.5kgとより体を絞っての試合となる。
◆弘希 今回は形的にはRISEさん側で戦わせてもらうんですけど、シュートボクサーとして勝ちます。チャド選手に勝った日本人選手はいないので、僕が勝って目立つ流れができているので、しっかり勝ちたいです。
(コリンズの印象)パンチもパワーも気持ちも強いですけど、パワーだけで技術的にどうかなと思うところがありました。(お互い得意なボディブローについて)倒す武器の一つとして頭にありますし、僕は打たれ強いので、倒されない自信もあります。
(GLORYにも上がりたい?)今回勝てばRISEのベルトにも挑戦したいですし、原口選手にも挑戦したいですし、勝ってインパクトを残します。
RIVALS RISEルール 女子フライ級(52kg) 3分3R(延長1R)
小林愛三(NEXT LEVEL渋谷/RISE QUEENフライ級(52kg)王者)
テッサ・デ・コム[Tessa De Kom](オランダ/ファイトチーム・フラールディンゲン/Enfusion女子ストロー級(52kg)王者)
小林は3月のGLORYベルギー大会ではGLORY女子スーパーバンタム級王者のティファニー・ヴァン・スーストに挑戦したが、計4度のダウンを奪われ5R KO負け。7月のRISE後楽園大会ではイ・ドギョンに判定勝ちした。今回はGLORYとも提携するオランダのEnfusion(エンフュージョン)の王者・テッサ・デ・コムを迎え撃つ。テッサは16戦14勝1敗1分の22歳で、構えはオーソドックス。下の試合動画の青のグローブの背の低い選手がテッサ。
◆小林 ヨーロッパの52kgの王者と戦えるので、ここでしっかり勝って、GLORYで52kgの王座を作ってもらえるような試合をしたいです。GLORYのベルトを巻いたら、ティファニー選手にリベンジしたいので、絶対に落とせない試合です。(テッサの印象)パンチから蹴り、蹴りからパンチに攻撃がつながって、気持ちが強い選手だと思います。見た試合では背の高い相手との距離を潰して戦っていたので、心底強くないと潰せないので、レベルの高い選手と思いました。
RISEルール バンタム級(55kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
鈴木真彦(山口道場/RISEバンタム級(55kg)王者、元WBCムエタイ日本&ホーストカップ日本同級王者)
志朗(BeWELLキックボクシングジム/RISEバンタム級1位、RISE -55kgトーナメント2020優勝、RISE -53kgトーナメント2021準優勝、ISKAムエタイ世界バンタム級王者)
鈴木と志朗は20年11月のRISE大阪大会でのDoA -55kg 那須川天心挑戦者決定トーナメント決勝で対戦し、志朗が判定勝ちしている。
鈴木は6月のTHE MATCHでK-1王者の金子晃大に判定勝ちし、8月のRISE大阪大会では植山征紀に延長判定勝ち。昨年9月のRISE横浜大会で那須川天心に敗れて以降は5連勝中だ。
志朗は4月のRISEで江幡塁を2R右ハイでKO。6月のTHE MATCHではK-1の玖村将史に右フックでダウンを奪われ判定負けしたが、10月のRISE大田大会では大﨑一貴の弟・孔稀に延長判定勝ちしている。
鈴木は王者で志朗は同級1位だが、今回はノンタイトル戦に。なお、RISEの伊藤隆代表は「この勝者にはRISEの世界バンタム級王座決定戦に進んでほしい。来年からこの階級界隈で世界対抗戦を行っていきたい」と話している。
◆鈴木 ずっと待ち望んでいた戦いなので楽しみです。手元にベルトがありますが、志朗選手に一度負けているので、胸を張ってチャンピオンと言えないので、しっかりリベンジしてその先にいきたいです。志朗選手は巧いですけど、そこを超えていかないといけないんで楽しみにしてください。
◆志朗 10月の試合のテーマは新しい志朗を見せる、今回のテーマは2年前以上の差を見せつけて勝つ、それだけです。鈴木選手の前回の植山戦からは弱点も見えましたし、戦いやすくなったと思いました。
RISEルール 女子アトム級(46kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
宮﨑小雪(TRY HARD GYM/RISE QUEENアトム級王者)
MISAKI(TEAM FOREST/SB日本女子アトム級王者、元J-GIRLSミニフライ級王者)
宮﨑姉妹の妹・小雪は19歳。5月の小林愛理奈との3度目の対戦を制しRISE王座初防衛に成功。10月のRISE大田大会では初の国際戦に臨み、タイの17歳・ペットルークオンに判定勝ちし、現在7連勝中だ。
MISAKIは26歳。昨年12月、田渕涼香との初代SB日本女子アトム級王座決定戦で勝利し、念願のSB王者に。今年6月、中村未来に判定勝ちし、10月19日のSB浅草大会ではタイの19歳・ペッチャーダーに1R左ボディでKO勝ちし6連勝中。その試合前からRISE王者・小雪との対戦を希望するアピールをしていた。
◆MISAKI 小雪選手の試合を大田大会で見ました。技術はトップレベルですが、私の試合のほうが面白いと思いました。RISEのコンセプトに合った倒せる選手は私だと思うので、この試合で見せつけます。RISEの女子選手よりも私のほうが強いし、華があると思っていますし、勝てば小雪選手のベルトを懸けて試合がしたいです。
◆小雪 相手が王者だろうがやるべきことは変わりません。勝って年末年始を笑顔で過ごしたいです。来年、QUEEN OF QUEENSトーナメントを開催してもらえるよう、若い選手を引っ張っていけるよう頑張ります。MISAKI選手はボディが強い印象がありますが、私は元々空手家なので、ボディでは倒れないので、アグレッシブ度だけでは勝てると思うなよって感じですね。RISE女子をナメられちゃ困ります。
SBルール フェザー級(57.5kg) 3分3R(無制限延長R)
山田彪太朗(シーザージム/SB日本フェザー級2位)
門口佳佑(EX ARES/RISEフェザー級王者)
SBで急成長の19歳の山田ツインズの兄・彪太朗は12戦9勝(3KO)2敗1無効試合。これまで全てSBルールでの試合で、今年は翔、蒼士、宮崎就斗相手に3連勝中だ。
門口は空手をベースとし、ABEMAの「VS那須川天心」のトーナメントを勝ち上がり天心と対戦があり、その後18年7月にRISEでプロデビュー。8月の後楽園大会でのRISEフェザー級タイトルマッチで王者・梅井泰成に判定勝ちし、初のベルトを巻いた。
なお、緒形健一SB協会代表は「本来RISEルールだったんですけど、門口選手の『自分はチャンピオンなので相手のルールに合わせる』という、武道家らしい意向を受けましてSBルールとなりました」と説明している。
◆山田 現役のRISE王者がSBに上がってくれるのはうれしく思いますが、SBの厳しさを教えます。梅井選手との試合を見て、回転力が速く、空手家らしい戦いをする印象です。(SBで有効な投げ技や絞め技を使う?)投げまくります。
◆門口 8月に王者になって、新しい目標ができました。国内のキックボクシングのフェザー級が盛り上がっていないというので、僕が統一しようと思います。その始まりの試合として勝ちます。(SBで有効な投げ技や絞め技について)不安しかないです。ガッツで乗り切ります。ルールを把握していないんですけど、投げられるとポイント減るだけですか?最後KOしちゃえば勝ちなんでそれでいいと思っています。
SBルール 95kg契約 3分3R(無制限延長R)
坂本優起(シーザージム/SB日本ヘビー級3位、元SB日本スーパーウェルター級王者)
南原健太(極真会館/RISEヘビー級3位、極真会館・真正会共催全日本体重別2022男子軽重量級(90kg)優勝)
坂本は56戦のキャリアのある38歳のベテラン。元々70kg戦線で活躍したが近年は大幅に体重が増え、ヘビー級での試合を続けている。6月のSB後楽園大会ではマウンテンRYUGOに判定負けしたが、10月25日の韓国のMAX FCでの無差別級1DAYトーナメントでは地元選手2人に判定勝ちし優勝している。
南原は24歳。子供時代には那須川天心の空手のライバルだった。昨年7月のRISEでキックデビューし3連続KO勝ちしたが、今年4月の代々木大会ではカリュ・ギブレインに1R KO負け。6月の極真会館・真正会共催の空手の全日本大会で優勝すると、8月のRISE後楽園ではタイ人のジェット・ペットマニーイーグルにKO勝ちしている。
◆坂本 若くて勢いのある選手ばっかりの中で、僕の試合が組まれたのはうれしいです。いつまで続けるの?と言われますが、まだまだ頑張ります。(南原の印象)空手の漫画の主人公に使われそうなイケメンだと思います。 ※南原は会見を欠席
既報対戦カード
RIVALS RISEルール スーパーライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM/RISE 63kgトーナメント2020優勝、元RISEライト級(63kg)王者)
ザカリア・ソウガリー(モロッコ/メルヴィン・ファイティング・ファクトリー/GLORYフェザー級(65kg)1位、S-cup 65kgトーナメント2016優勝)
RIVALS RISEルール 山田洸誓 Final Match スーパーライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
ペットパノムルン・ギャットムーカオ(タイ/ギャットムーカオジム/RISE世界スーパーライト級(65kg)&GLORYフェザー級(65kg)王者)
山田洸誓[こうせい](正道会館KCIEL/RISEスーパーライト級(65kg)王者)
出場予定選手
海人(TEAM F.O.D/RISEミドル級(70kg)1位、KNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級(70kg)王者、SB日本スーパーウェルター級(70kg)1位、元SB日本スーパーライト級(65kg)王者、S-cup 65kgトーナメント2018優勝)
概要
大会名 Cygames presents RISE WORLD SERIES / SHOOTBOXING-KINGS 2022
日時 2022年12月25日(日) 開場・未定 開始・未定
会場 両国国技館
中継 ABEMA(生中継)
チケット料金 VIP 100,000円 SRS 40,000円 RS 25,000円 マスS 15,000円 マスA 10,000円 2階S 10,000 2階A 8,000円 ※当日500円プラス ※未就学児は保護者膝上に限り無料 ※11月13日(日)午前10時から一般発売
チケット販売 チケットぴあ イープラス 出場選手・所属ジム
お問い合わせ RISEクリエーション 03-5980-7409 https://www.rise-rc.com/ / シュートボクシング協会 03-3843-1212 http://www.shootboxing.org/