シュートボクシング 10.19 浅草花やしき(レポ):MISAKI、1R左ボディでタイ人選手をKO。SB&RISEクリスマス両国大会出場を熱望
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SHOOTBOXING 花やしき 2022
2022年10月19日(水)東京・浅草花やしき 浅草花劇場
レポート&写真:井原芳徳
第3試合 メインイベント 女子アトム級(46kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(無制限延長R)
○MISAKI(TEAM FOREST/SB日本女子アトム級王者、元J-GIRLSミニフライ級王者)
×ペッチャーダー・オー・ユッタチャイ(タイ/UMT 48kgトーナメント優勝)
1R 2’17” KO (左ボディフック)
シュートボクシング(SB)では毎年7月恒例の女子大会「Girls S-cup」の開催を計画していたが、出場予定選手の欠場が相次ぎ、10月19日に女子大会を開催した。
SB女子ではエースのRENAがRIZINに参戦中で、現在SBの大会での主力として活躍するのがMISAKI。昨年12月、田渕涼香との初代SB日本女子アトム級王座決定戦で勝利し、今年6月、修斗の中村未来に判定勝ちしている。今回の試合前のインタビューでは、12月25日のクリスマスに両国国技館で行われるSBとRISEの合同大会での、RISE QUEENアトム級王者・宮﨑小雪との対戦を希望していた。
対するペッチャーダーはムエタイ50戦35勝15敗の19歳でSBルールは初挑戦。MISAKIにとっては18年9月のラットチャプロン戦以来4年ぶり2度目のタイ人との戦いとなる。
1R、MISAKIが開始すぐから前に出てペッチャーダーをロープ、コーナーに詰め続ける。ペッチャーダーは右ミドルを当て続けるが、MISAKIは前に出続けパンチを振るい、左ボディを効かせると、コーナーに詰めてのパンチ連打でダウンを奪う。ペッチャーダーは立ち上がるが、再びMISAKIがコーナーまでペッチャーダーを詰めると、左ボディフックを強打し、再びダウンを奪ったところでレフェリーがストップした。
無傷で完勝のMISAKIは「シュートボクシングルールですが、年末のRISEとのビッグマッチつなげるため、今日は投げない、絞めない、打撃で倒すことを決め、有言実行しました。シーザー会長、ボディで倒しました。私にチャンスをください。本当に日本で一番強いと言われている46kgの選手を当ててください」とアピールした。
第2試合 女子49kg契約 2分3R(延長1R)
○風羽[ふう](龍生塾ファントム道場)
×YUMIN(LEO GYM)
判定3-0 (30-28/30-27/30-27)
※2R首投げで風羽にシュートポイント1
第1試合 セミプロマッチ 女子53kg契約 2分3R(延長1R)
○宇野あいり(立志會館)
×ミオLaReyna[ミオラ レイナ](Team Reyes)
3R 0’59” KO (パンチ連打)
大会終了後には、RENA、海人、笠原弘希・友希兄弟に加え、試合で勝利したばかりのMISAKIと宇野あいりも参加してのトークショーが行われた。