KNOCK OUT 6.23 代々木第二体育館:小笠原瑛作、ONE常連選手とOFGマッチ「倒してONEのベルトにつなげたい」。重森陽太、BOM王者レンタ・ウォーワンチャイと対戦。ぱんちゃん璃奈下したアプデルガリムがNA☆NAと対戦。渡部太基×小川悠太も決定
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KNOCK OUT CARNIVAL 2024 SUPER BOUT “BLAZE”(6月23日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館)の対戦カード発表会見が5月9日、東京で行われた。
OFG-RED 58.5kg契約 3分3R(延長1R)
小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺/KNOCK OUT-REDフェザー級(57.5kg)王者・元同スーパーバンタム級(55kg)王者、WPMF世界スーパーバンタム級王者、元ISKA K-1ルール世界バンタム級王者)
デーングリアングライ・シンマーウィン(デンクリアンクライ・シンハーマウィン)[Denkriangkrai Singha Mawynn](タイ/シンハーマウィンジム/元タイ・ラット・ミニフライ級王者)
小笠原兄弟の弟・瑛作は長らくタイ人との試合を続けており、今回もタイ人と戦う。昨年3月のKNOCK OUT代々木大会では元ルンピニー3階級制覇王者のロンナチャイに判定勝ち。6月の試合もトンミーチャイに勝利すると、8月にONE Friday Fightsに初参戦し、ヨードウィッタヤをわずか32秒、右フック一撃でKOした。11月のKNOCK OUTではONEムエタイ同様のオープンフィンガーグローブ(OFG)着用の試合でウィンに延長判定負け。昨年12月のONE 2戦目はチョーファーに2R右ストレートでKO負けし2連敗したが、4月のONEではソーンスックノーイに判定勝ちしている。
対するデーングリアングライは25歳。ONE Friday Fightsに昨年2月から今年2月まで5度上がり、全てタイ人との戦いで、最初2試合は判定2-1で勝利したが、昨年7月からの3試合はいずれもアピワット、サミンダム、モンコンゲーオといった実力者に判定0-3で敗れている。KNOCK OUTの山口元気代表は「瑛作はONEで勝利し、ONEのチャンピオンになりたいということで、ONEに快く送り出したいので、ONEに継続参戦している選手を選びました」とマッチメイクの経緯を説明した。グローブもONEと同じくOFGを着けての試合となる。
瑛作は「僕は昔から山口さんのクロスポイントでタイ人の先生からムエタイを教えてもらっています。今、ルンピニーやラジャダムナンからチャンピオンが多数集まっているのがONEの舞台です。そこ(の王座)を取りに行くのが僕の目標になっています。今、武尊選手や野杁(正明)選手がONEと本戦契約していますけど、ムエタイルールで日本人で本戦契約してベルトを取っている奴はいなません。この道筋をKNOCK OUTから作ります。今回の相手はONEで活躍している選手なので、倒してONEのベルトにつなげたいです」と意気込みを語った。
RED 61kg契約 3分3R(延長1R)
重森陽太(クロスポイント吉祥寺/KNOCK OUT-REDライト級(62.5kg)王者、元WKBA世界同級王者、元新日本フェザー級&バンタム級王者)
レンタ・ウォーワンチャイ[松井蓮汰](ウォーワンチャイプロモーション/WMCインターコンチネンタル・WPMFインターナショナル・BOMライト級王者、Road to ONE JAPANムエタイ日本トーナメント2023同級優勝)
重森は昨年2月のラジャダムナン認定ライト級王座挑戦を最後に新日本キックと伊原道場稲城支部から離れると、年の後半はKNOCK OUTで2戦し、8月にバットマンに判定負けし、11月にルンペットに2R肘でTKO勝ち。その後、クロスポイント吉祥寺に加入し、2月のラジャダムナンワールドシリーズ(RWS)後楽園大会では元ラジャダムナン認定スーパーフェザー級王者のサミンデットに判定負けした。4月のKNOCK OUTではセーンダオレックとのダウンの応酬の末に判定勝ちしている。
KNOCK OUT初参戦のレンタは福岡出身の22歳(試合時)。28戦21勝(7KO)5敗1分1無効試合。昨年4月、Road to ONE JAPANムエタイ・ライト級日本トーナメント決勝で羅向をKOし優勝。11月のBOMライト級王者決定戦でも羅向に判定勝ち。7月のラジャでのRWSでは、RWSのライト級トーナメントを2度制しているラムナムーンレックに判定負けし、2月のRWS後楽園大会での再戦でも判定負けしている。
KNOCK OUTの山口代表は「ライト級の日本人の屈指の実力者対決です。BOMさん、RWSさんにはレンタ選手を快く出してもらいありがとうございます。レンタ選手は好戦的で気持ちが強くていい選手です。対抗戦というより、各選手がいい選手を出し合って高め合って、肘有りルールが盛り上がることを望んでいるので、こういう動きをどんどんやっていきたいです」と話した。
だが重森は「私としてはBOM・RWSとの対抗戦として意識しています。ここで勝った人が(日本の)ライト級のムエタイで一番強いと言って過言ではないと思います」と対抗意識をむき出しにした。レンタについては「ライト級のムエタイで(日本で)一番だと思っています」「どんな強い相手でも前に出て圧力をかける試合を何試合も見させていただいております。そういうところは警戒しないといけないと思います」と評した。
レンタは「初参戦でKNOCK OUTのチャンピオンの重森選手とやれるので凄く燃えています。重森選手と僕でしかできない、肘有りの魅力の詰まった面白い最高の試合をしたいと思います。重森選手は全体的にどの技も高いレベルでできて、経験も豊富で、全体的に気を付けたいですけど、自分もBOMのチャンピオンとしての覚悟もあるので、気持ち含め負けない自信があります」「重森選手は昔から見ている選手で強いと思っているので、勝てば日本でトップを証明できると思います。ここで勝って世界を目指したいです」と意気込みを語った。
BLACK 女子53kg契約 3分3R(延長1R)
ルシア・アプデルガリム[lucia apdelgallim](アルゼンチン)
NA☆NA(エスジム/ミネルヴァ・スーパーフライ級1位・元王者)
アプデルガリムは20歳。テコンドーがベースで、13戦11勝2分で無敗で、4月末に行われた巌流島のスタジオマッチでは、元KNOCK OUT-BLACK女子ミニマム級(47.5kg)&アトム級(46kg)王者・ぱんちゃん璃奈との49.5kg契約での試合で、右ストレートでダウンを奪って判定勝ちしている。普段スーパーフライ級(52.16kg)近辺で試合をしているため、ミネルヴァの元同級王者のNA☆NAとの試合で真価が示されそうだ。
NA☆NAは4月14日のミネルヴァでのスーパーフライ級王座決定戦で上野hippo宣子に判定勝ちしたが、計量オーバーにより王者に認定されなかった。2週間後の4月27日のKNOCK OUTには、浅井春香の欠場により代役出場し、鈴木万李弥と57kg契約で対戦し、延長の末に判定勝ちした。NA☆NAにとっても適性体重でのKNOCK OUT再出場となる。
NA☆NAは「ガンガン打ち合って、男子に負けない試合をしたいと思っています。相手はバランスがとても良い選手ですが、パンチ力はそんなに怖くないと思います。ぱんちゃん選手は階級が下なので」とコメントしている。
BLACK ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
渡部太基(TEAM TEPPEN/元Krush&WPMF日本ウェルター級王者)
小川悠太(誠真会館所沢道場/MA日本&KROSS×OVERウェルター級王者)
渡部は57戦25勝(14KO)30敗2分、36歳のベテラン。年内での引退を決めており、年内のKNOCK OUTの本戦シリーズ毎大会出場を目指している。2月大会では漁鬼に判定負けしたが、4月大会ではCAZ JANJIRAを2R右ストレートでKOした。小川は12戦9勝(6KO)3敗の29歳。KNOCK OUTには初参戦だ。
渡部は「今回も他団体の現役チャンピオンと戦えるということで凄く楽しみです」と意気込みを語り、相手の印象については「KO率は高いので、一発はあるのかなってぐらいで、そんなに気にしていないです」と評した。
小川は「まだ動画のほうをそんなに拝見させてはいただいていなんですけど、アグレッシブな選手とは聞いています」と、渡部のことはほとんど知らなかった様子だが「それでも打ち合ったら自分が勝てると思っています」と豪語し、これを聞いた渡部は「まあやってみろよと思います」と対抗意識をむき出しにした。
(五味隆典×鈴木千裕、栗秋祥梧×中村優作に関しましては別記事に掲載します)
KNOCK OUT 6.23 代々木第二体育館:五味隆典とボクシング戦の鈴木千裕「実戦で五味さんを超えるのは今しかない」。中村優作、倒れた相手への打撃可のUNLIMITEDルールで栗秋祥梧と対戦。
対戦カード
※BLACKルールは肘無し・ワンキャッチワンアタックのキックルール。REDルールは肘有りキックルール。UNLIMITEDルールはREDルールに加え倒してからの打撃も有効なルール
メインイベント KNOCK OUT特別ルール(パンチのみ) 73kg契約 3分3R(延長1R)
五味隆典(東林間ラスカルジム/元PRIDEライト級(73kg)王者、元修斗ライト級(70kg)王者)
鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺/KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級(65kg)王者、RIZINフェザー級(66kg)王者)
OFG-RED 58.5kg契約 3分3R(延長1R)
小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺/KNOCK OUT-REDフェザー級(57.5kg)王者・元同スーパーバンタム級(55kg)王者、WPMF世界スーパーバンタム級王者、元ISKA K-1ルール世界バンタム級王者)
デーングリアングライ・シンマーウィン(デンクリアンクライ・シンハーマウィン)[Denkriangkrai Singha Mawynn](タイ/シンハーマウィンジム/元タイ・ラット・ミニフライ級王者)
RED 61kg契約 3分3R(延長1R)
重森陽太(クロスポイント吉祥寺/KNOCK OUT-REDライト級(62.5kg)王者、元WKBA世界同級王者、元新日本フェザー級&バンタム級王者)
レンタ・ウォーワンチャイ[松井蓮汰](ウォーワンチャイプロモーション/WMCインターコンチネンタル・WPMFインターナショナル・BOMライト級王者、Road to ONE JAPANムエタイ日本トーナメント2023同級優勝)
UNLIMITED 58.5kg契約 3分3R(延長1R)
栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺/元大和ムエタイ・フェザー級王者)
中村優作(TEAM FAUST/元WSOF-GCフライ級(56.7kg)王者)
BLACK 女子53kg契約 3分3R(延長1R)
ルシア・アプデルガリム[lucia apdelgallim](アルゼンチン)
NA☆NA(エスジム/ミネルヴァ・スーパーフライ級1位・元王者)
BLACK ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
渡部太基(TEAM TEPPEN/元Krush&WPMF日本ウェルター級王者)
小川悠太(誠真会館所沢道場/MA日本&KROSS×OVERウェルター級王者)
出場予定選手
龍聖(MAJESTIC/Team KNOCK OUT/KNOCK OUT-BLACKフェザー級王者)
バズーカ巧樹(菅原道場/KNOCK OUT-REDスーパーライト級(65kg)王者、元KNOCK OUT-BLACKライト級(62.5kg)王者、元WMAF&MA日本スーパーライト級王者)
ぱんちゃん璃奈(フリー/元KNOCK OUT-BLACK女子ミニマム級(47.5kg)&アトム級(46kg)王者)
概要
大会名 KNOCK OUT CARNIVAL 2024 SUPER BOUT “BLAZE”
日時 2024年6月23日(日) 開場・12:00 プレリミナリーファイト開始・13:00 本戦開始・14:00
会場 東京・国立代々木競技場第二体育館 [HP]
中継 U-NEXT(2,189円/月)
チケット料金 VVIP席 300,000円 VIP席 200,000円 SRS席 50,000円 RS席 20,000円 アリーナS席 10,000円 スタンドS席 10,000円 A席 6,000円 ※当日券500円アップ ※6歳未満は入場無料。座席を必要とする場合は有料 ※一般発売5月17日(金)10:00~
チケット販売 KNOCK OUTオフィシャルショップ(5月9日(木)15:00~) イープラス チケットぴあ ローソンチケット 出場選手・所属ジム
お問い合わせ Def Fellow 03-6262-3760 inquiry@knockout.co.jp https://knockoutkb.com/