RIZIN 10.23 マリンメッセ福岡:矢地祐介、南アのストライカーと対戦。RIZIN初参戦の宇佐美正パトリック、6年ぶりRIZINの佐々木信治と対戦。芦田崇宏×中田大貴ほか決定
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RIZIN.39(10月23日(日)マリンメッセ福岡)の追加カードが10月5日の東京での記者会見で発表された。(※既報カードの選手の談話は別記事に掲載します)
・既報カード
MMA フェザー級王座戦 牛久絢太郎(王者) vs. クレベル・コイケ(挑戦者)
MMA ライト級 武田光司 vs. ザック・ゼイン
MMA フェザー級 ウガール・ケラモフ vs. 中原由貴
MMA ウェルター級 阿部大治 vs. 田村ヒビキ
MMA バンタム級 手塚基伸 vs. メイマン・マメドフ
キック(肘有り) 61kg 梅野源治 vs. トレント・ガーダム
・追加カード
MMA ライト級 矢地祐介 vs. ボイド・アレン
MMA 75kg契約 佐々木信治 vs. 宇佐美正パトリック
MMA フェザー級 芦田崇宏 vs. 中田大貴
MMA ヘビー級 スダリオ剛 vs. ヤノス・チューカス
キック 57.5kg契約 栗秋祥梧 vs. 翔
キック 63kg契約 REITO BRAVELY vs. 関幸一郎
サトシとグスタボに連敗の矢地祐介「自分のいい所をぶつけて勝ち切りたい」
MMA ライト級(71kg) 5分3R
矢地祐介(フリー/元修斗環太平洋&PXCフェザー級王者)
ボイド・アレン[Boyd Allen](南アフリカ/元EFCフェザー級王者)
矢地は18年8月にルイス・グスタボに敗れて以降、5戦1勝4敗と負けが込んだが、昨年、練習拠点をKRAZY BEEからロータス世田谷に移すと成長を遂げ、6月に川名TENCHO雄生、9月に武田光司を相手に2連勝。しかし大晦日大会でホベルト・サトシ・ソウザの持つライト級王座に挑戦すると2R一本負けしし、今年4月のTRIGGERではグスタボに打撃で終始押され、2R右フックからのパウンドでTKO負けし、海外出身の実力者相手に連敗中だ。9月のさいたま大会出場も計画されたが、対戦相手の都合により試合は流れた。
アレンはRIZIN初参戦。1989年7月19日生まれの33歳。MMA 21戦16勝4敗1分。プロボクシング8戦6勝1敗1分。南アフリカのMMA大会・EFCで14年に王座を取り2度防衛し、15年に王座陥落。3年間ボクシングに転向した時期もあったが、昨年5月にEFCでMMAに復帰し判定勝ち。今年3月のボクシングの試合でも判定勝ちしている。上動画は4年前のEFCの試合前に作られたダイジェスト動画で、パンチや右カーフキックといった打撃主体。下動画は4年前のロシアでの試合で、ロシアの選手に寝技で押さえ込まれ続け判定負けしている。
矢地は「対海外勢相手に勝ち切って、もう一回矢地祐介に期待してもらえる勝ち方をして上に行きたいです」と抱負。アレンの印象については「総合的にできますけど、ストライカーなので噛み合うと思います」と話した。最近の練習については「最近の試合は相手に合わせる癖が出て良くなかったので、自分を押し付ける練習しています」と話し「相手にいい所を出させないようにして、自分のいい所をぶつけて勝ち切りたいです」とも話していた。
宇佐美正パトリック「矢地さんとやりたい」、矢地「時が来たら(笑)」
MMA 75kg契約 5分3R
佐々木信治(BURST/GLADIATORライト級暫定王者、元修斗環太平洋同級王者)
宇佐美正パトリック(フリー/修斗ライト級世界10位)※EXFIGHT/LDH martial artsから所属変更
佐々木は18年の韓国のROAD FCで右拳、眼窩底、上顎、頬、鼻の10箇所以上を骨折する大怪我を負うが、4度の手術を経て昨年2月にGLADIATORでの植田豊戦で復帰し、TKO勝ちでGLADIATORライト級暫定王者に。昨年12月の修斗広島大会ではジョナタン・バイエスに判定勝ちしている。現在42歳。RIZINには16年4月のダロン・クルックシャンク戦でTKO負けして以来6年半ぶりの登場となる。広島在住のため会見は欠席し、「選手として本当に色々ありましたが、その間もずっとここに戻ってくることを願っていたので、自分の全てをぶつけたいです」との談話を発表している。
RIZIN初参戦の宇佐美正(しょう)パトリックは2000年5月8日生まれの22歳。父親は日本人、母親はカナダ人で、幼少期から父親の影響で極真空手を始め、ボクシングでは高校6冠を達成。18年の世界ユース選手権では銅メダルを獲得するが、東京五輪の選考試合では敗退する。EXILEなどが所属する芸能事務所LDHによる未来のスター格闘家を発掘するオーディション(ABEMAでは「格闘DREAMERS」の番組名で放送)で勝ち残り、昨年4月LDHと契約。9月の修斗でのプロデビュー戦ではヨシ・イノウエを左ボディでKOし、11月のVTJの野村駿太戦では2Rに左フックでダウンを奪い判定勝ちした。今年4月のLDH主催POUND STORM両国国技館大会では大尊伸光に判定負け。6月のRoad to UFCにエントリーしていたが、ライト級への減量中に脱水症状を起こし欠場していた。LDHを離れたことを10月1日に発表し、今回RIZINに初登場する。
大阪出身の宇佐美は「今は大阪でストラッサー起一さんとかとずっと練習しています。フリーなる前からGEN(スポーツパレス)とかで起一さんと練習していました」と今の練習環境について語り、RIZIN参戦については「有名になりたいと思っていて、こういう場で戦いたいと前から思っていました」「Road to UFCでああいいうこと(=減量失敗)があったので、オファーしてくれたところに出ると決めていたので(RIZINのオファーにも)すぐ出ると言いました」と話した。今後については「もっとやりたい選手がいるので、勝ってしっかりアピールしたい」と話し、具体的には「ライト級で矢地さんとやりたいです」とコメントした。
それを聞いた矢地は、苦笑しつつも「時が来たら」と答え、今後の展開次第では対戦を受ける姿勢は示した。とはいえ会見後の自身のYouTubeチャンネルでは「ナメてる選手が多いんで、対戦表明できないぐらいの強さを見せて、誰からもやりたいと思われない選手にもう一度なりたいです。ナメたらあかんよ」と本音を述べている。
芦田崇宏×中田大貴、両者とも「お客さんの心に残る試合を」
MMA フェザー級(66kg) 5分3R
芦田崇宏(BRAVE/元DEEPフェザー級王者)
中田大貴(和術慧舟會HEARTS/パンクラス・フェザー級1位)
佐賀県生まれの芦田はDEEPで活躍後、20年9月にRIZINに初参戦し、萩原京平に1R一本勝ちしたが、昨年10月の金原正徳戦、今年4月のカイル・アグオン戦と2連敗している。8月のDEEPでは今成正和の寝技を封じ判定勝ちしている。
中田は昨年11月のTRIGGERでRIZINに初参戦し、通常のRIZINフェザー級の66kgよりも2kg重い68kg契約で堀江圭功と対戦し判定負けして以来となるRIZIN登場。3月のパンクラスでのフェザー級王座挑戦者決定トーナメント一回戦で亀井晨佑と激しい打ち合いを繰り広げ判定負けし、7月のパンクラスでは内村洋次郎に1R TKO勝ちしている。
会見で中田は「せっかくRIZIでN戦わせていただくので、お客さんの心に残る試合がしたいです」と抱負。芦田は「生まれ故郷の九州の皆さんの前で戦えてうれしいです。中田選手が『お客さんの心に残る試合』と言ってくれたので、僕もそれなりに準備できると思います。期待してください」と話した。
スダリオ剛、英国在住のハードパンチャーと対戦
MMA ヘビー級(120kg) 5分3R
スダリオ剛(HI ROLLERS ENTERTAINMENT/PUREBRED)
ヤノス・チューカス[Janos Csukas](ルーマニア/GK1ストライキング/グレートブリテントップチーム)
スダリオは7月のRIZINさいたま大会で関根“シュレック”秀樹に1R TKO勝ちしている。チューカスはRIZIN初参戦の36歳。ロンドン在住で、19年にMMAデビューして以降7試合とも1R2分以内にTKO勝ちしている。下2つの試合映像はいずれもキプロスの大会での今年のもので、青がチューカス。構えはオーソドックスで、伸びのある左右のフックが持ち味で、組んでの展開でも腰が強く、スダリオにとっては手強い相手となりそうだ。
スダリオは「やっと念願の外国人と戦えることになりました。前回復帰戦であっさりと終わってしまったんですけど、今回はそう行かないと思いますので、スリル満点なヘビー級の試合を見てもらいたいです」とコメントしている。
キックルールの追加カード2試合は地元勢同士の顔合わせ。KNOCK OUT常連の栗秋は東京に住むが大分出身。翔は福岡、REITOは大分、関は熊本に住む選手。
キック(肘無し・つかんでからの攻撃は1回) 57.5kg契約(フェザー級相当) 3分3R
栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)
翔[かける](REVOLT)
キック(肘無し・つかんでからの攻撃は1回) 63kg契約(スーパーライト級相当) 3分3R
REITO BRAVELY(BRAVELY GYM/M-1 JAPAN ライト級王者、KOSスーパーフェザー級王者)
関幸一郎(ELEPHAS)
RIZIN 10.23 マリンメッセ福岡:牛久絢太郎×クレベル・コイケ、調印式で火花、榊原CEO「今回の勝者と朝倉未来がどう絡むか」。武田光司・梅野源治らも抱負
対戦カード
MMA RIZINフェザー級(66kg)タイトルマッチ 5分3R
牛久絢太郎(K-Clann/王者、DEEP同級王者)※2度目の防衛戦
クレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術/元KSW&REBEL FC同級王者)
MMA ライト級(71kg) 5分3R
武田光司(BRAVE/元DEEPライト級王者)
ザック・ゼイン[Zach Zane](米国/マウイ柔術)
MMA ライト級(71kg) 5分3R
矢地祐介(フリー/元修斗環太平洋&PXCフェザー級王者)
ボイド・アレン[Boyd Allen](南アフリカ/元EFCフェザー級王者)
MMA 75kg契約 5分3R
佐々木信治(BURST/GLADIATORライト級暫定王者、元修斗環太平洋同級王者)
宇佐美正パトリック(フリー/修斗ライト級世界10位)※EXFIGHT/LDH martial artsから所属変更
MMA フェザー級(66kg) 5分3R
ウガール・ケラモフ(アゼルバイジャン/オリオン・ファイトクラブ)
中原由貴(マッハ道場/元GLADIATORフェザー級王者)
MMA フェザー級(66kg) 5分3R
芦田崇宏(BRAVE/元DEEPフェザー級王者)
中田大貴(和術慧舟會HEARTS/パンクラス・フェザー級1位)
MMA バンタム級(61kg) 5分3R
手塚基伸(シークレットベースドミネート/コブラ会/GRACHANバンタム級王者、元HEAT王者)
メイマン・マメドフ[Mehman Mamedov](アゼルバイジャン/オリンパス・クラブ)
MMA ウェルター級(77kg) 5分3R
阿部大治(フリー/DEEPウェルター級王者、元パンクラス同級王者、元J-NETWORKライトヘビー級(79.38kg)王者)
田村ヒビキ(カルペディエム福岡/修斗環太平洋ウェルター級王者)
MMA ヘビー級(120kg) 5分3R
スダリオ剛(HI ROLLERS ENTERTAINMENT/PUREBRED)
ヤノス・チューカス[Janos Csukas](ルーマニア/GK1ストライキング/グレートブリテントップチーム)
キックルール(肘有り・つかんでからの攻撃は1回) 61kg契約(ライト級相当) 3分3R
梅野源治(PHOENIX/BOMライト級王者、元ラジャダムナン同級王者、元WPMF世界・WBCムエタイ世界・同インターナショナル・スーパーフェザー級王者、元M-1フェザー級王者、元WPMF日本&WBCムエタイ日本スーパーバンタム級王者)
トレント・ガーダム[Trent Girdham](オーストラリア/タイガームエタイ&MMA)
キック(肘無し・つかんでからの攻撃は1回) 57.5kg契約(フェザー級相当) 3分3R
栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)
翔[かける](REVOLT)
キック(肘無し・つかんでからの攻撃は1回) 63kg契約(スーパーライト級相当) 3分3R
REITO BRAVELY(BRAVELY GYM/M-1 JAPAN ライト級王者、KOSスーパーフェザー級王者)
関幸一郎(ELEPHAS)
概要
大会名 湘南美容クリニック presents RIZIN.39
日時 2022年10月23日(日) 開場・12:30 開始・14:00 終了・20:00~21:00
会場 マリンメッセ福岡 A館
中継 RIZIN STREAM PASS、ABEMA PPV、U-NEXT、RIZIN LIVE、Exciting RIZIN、STREAMING+、dTV、SPOOX、Paravi、スカパー!で生中継
チケット料金 VIP席 100,000円 SRS席 30,000円 S席 20,000円 A席 10,000円(完売) ※1歳よりチケットが必要
チケット販売 イープラス チケットぴあ ローソンチケット 出場選手・所属ジム
お問い合わせ RIZIN FF事務局 03-5772-3223 https://jp.rizinff.com/