KNOCK OUT 9.12 大田区総合体育館：創世のタイガ61.5kg 1DAYトーナメント開催。一回戦は小川翔×重森陽太、スアレック×髙橋一眞

　KNOCK OUT CHAMPIONSHIP.2（9月12日(土) 東京・大田区総合体育館）の記者会見が7月13日に東京・水道橋で行われた。4選手参加の肘有りキックルール1DAYトーナメント「創世のタイガ GRAND PRIX KNOCK OUT 61.5kg RED初代王座決定トーナメント」の出場メンバー、組み合わせが決まった。

　　

一回戦 第1試合
小川　翔（OISHI GYM／WBCムエタイ日本統一ライト級王者、元REBELS-RED同級王者、ホーストカップ日本＆蹴拳ムエタイ・スーパーライト級王者）
重森陽太（伊原道場稲城支部／WKBA世界ライト級王者、元新日本フェザー＆バンタム級王者）

一回戦 第2試合
スアレック・ルークカムイ（タイ／STURGIS新宿ジム／REBELS-REDライト級暫定王者・元同スーパーライト級王者、元ラジャダムナン認定フェザー級7位）
髙橋一眞（真門ジム／NKBライト級王者）

　小川は昨日12日のRISE on ABEMAで白鳥大珠と対戦したばかり。延長判定負けながら、僅差の試合内容で評価を高めた。最近では昨年11月のINNOVATION岡山ジム主催65kgトーナメントでは決勝でタップロンに敗れ準優勝。今年2月のKNOCK OUTの無法島GP（BLACKルール（肘無し）64kg級王座決定トーナメント）では、優勝者の西岡蓮太と一回戦で延長判定1-2の大接戦を繰り広げている

　　

　　
　重森は昨年11月のKNOCK OUTの翔・センチャイジム戦で、2ダウンを奪われた後に3度のダウンを奪い返す逆転TKO勝ちでインパクトを残した。今年2月の新日本キックでデッパノム・チューワッタナに左ボディでKO勝ちして以来の試合となる。
　髙橋は旧体制のKNOCK OUTで町田光に勝利し、19年2月には重森に判定で敗れた。昨年5月のホーストカップ名古屋大会では小川翔に3R肘によるカットでTKO勝ち。今年1月のRISEで北井智大にTKO負けして以来の試合となる。
　　

　　

　　
　トーナメントの組み合わせ抽選は、ジャンケンでくじとなるボールを引く順番を決める形式で行われた。

◆小川　翔
（昨日の試合の怪我は無いですか？）スネが痛いぐらいです。心が一番怪我しています（苦笑）。
（各団体のトーナメントや昨日の試合で注目度が上がっていることについて）呼んでいただいてありがたいですけど、勝っていないので、次こそは優勝したいです。
（タップロン、西岡、白鳥相手に3連敗中です。凄いメンバーが相手とはいえ、自分に何が足りないと思いますか？）手数が少ないですね。もっと手数が出せたら（勝敗が）変わっていたのかもしれないですけど、次には修正して臨みたいです。
（重森にどう勝つ？）ムエタイスタイルで背が高くてリーチがありますけど、昨日の白鳥選手もデカかったので、デカさは問題ないと思います。組みとかの対策をして臨みたいです。
（決勝で戦いたいのは？）ホーストカップで高橋選手とやらせてもらい、肘で切られているので、その借りを返したいです。

◆重森陽太
　伊原道場の本部の先輩・江幡塁さんが昨年8月のKNOCK OUTのスーパーバンタム級トーナメントで優勝した時、「次は僕が取る」と伝え、塁さんからも「頑張れ」と言われたので、伊原道場に2本目のKNOCK OUTのベルトを持って帰りたいです。
（昨日のRISEの小川の試合を見た感想）長身の選手の対策がバッチリできていると思いました。リーチとかでごまかさないで、テクニックの駆け引きをしないといけないですね。
（コロナの自粛期間での進化）フォームや立ち方を意識し、ガラっと変えられる時期になりました。試合まであと2か月あるので、落とし込める時間になったと思います。
（タフな小川をどう攻略しますか？）白鳥選手も「頑丈だった」と言っていましたし、トーナメントでもあるので、巧さを見せて戦えたらと思います。（KO負けの無い小川をKOする）第1号になれたらいいなと思います。
（決勝で戦いたいのは？）どちらもいい選手なので答えにくいですが、おそらくスアレック選手が上がって来ると思います。

◆スアレック・ルークカムイ
　今回のトーナメントはあまり選手もわからないのですけど、2回3回勝って優勝します。（肘有りルールだと自信がありますか？）自信はいっぱいです。相手の名前もわからないですけど、肘もあるので、しっかり練習して優勝を狙いたいです。

◆高橋一眞（真門ジム／NKBライト級王者）
　久しぶりのKNOCK OUTで、しかもトーナメントで、めっちゃワクワクしています、重森選手には一回負けているので、決勝でリベンジしたいです　小川選手には肘でTKO勝ちしているのでやりたくないですね。小川選手には重森選手から2ダウンぐらい取ってもらってボロボロの状態にして欲しいですね。小川選手、頑張ってください。
（大阪で髙橋三兄弟のジムが5月にオープンしたばかりですが、コロナの影響で大変だったのでは？）4月からやりたかったんですけど、5月からパーソナルトレーニングの営業を始め、6月から通常営業を始めました。会員さんの前では偉そうに指導しているので、負けたらなんや？と思われるので優勝します。
（スアレックの印象）滅茶苦茶攻撃的な選手なので、面白い試合になると思います。

　KNOCK OUTの大会は2月11日の大田大会以来7カ月ぶり。ブシロードファイトからREBELSの運営会社・Def Fellowに事業譲渡されてから初のKNOCK OUTとなる。
　Def Fellowの山口元気代表は「新型コロナウイルスの感染予防対策で、会場から厳しい制限を設けられまして、通常3500人程度入る会場に、1000人しか収容できません。窓を開けて換気をしないといけないので、会場が明るくなり、ライトを使えないですし、スモークも炊くなと言われ、演出をどうやったらいいか頭を抱えています。ただ、徐々にイベント条件が緩むと信じ、開催に向かって進もうと思いました。大会場で戦うという目標が無くなると、選手のモチベーションも無くなるので、何としても9月の大会は（予定通り）開催しようと決めました」と、今大会開催にあたっての思いを語った。

　61.5kg GPの冠協賛となっている「創世のタイガ」は、KNOCK OUT・REBELSを応援する漫画家の森恒二さんが講談社イブニングで連載中の作品で、山口氏は「創世のタイガGPのポスターの『怯むな 立ち向かえ』の言葉通り、僕らもひるまず開催したい。漫画の中でタイガはマンモスを倒しましたが、僕らもコロナという大敵に向かって一槍向けたいです」と決意を語った。
　また、今大会は席数に限りがあり、収益が大幅に落ち込むことから、創世のタイガGP以外のワンマッチに関しても、ネーミングライツを販売し、最前列席と特別関係者待遇もつける。REBELSのオンラインショップで50万円で販売されている。

対戦カード

※REDルールは肘有りキックルール、BLACKルールは肘無しキックルール。

創世のタイガ GRAND PRIX KNOCK OUT 61.5kg RED初代王座決定トーナメント 決勝　3分3R（延長1R）
一回戦(1)勝者
一回戦(2)勝者

創世のタイガ GRAND PRIX KNOCK OUT 61.5kg RED初代王座決定トーナメント 一回戦(2)　3分3R（延長1R）
スアレック・ルークカムイ（タイ／STURGIS新宿ジム／REBELS-REDライト級暫定王者・元同スーパーライト級王者、元ラジャダムナン認定フェザー級7位）
髙橋一眞（真門ジム／NKBライト級王者）

創世のタイガ GRAND PRIX KNOCK OUT 61.5kg RED初代王座決定トーナメント 一回戦(1)　3分3R（延長1R）
小川　翔（OISHI GYM／WBCムエタイ日本統一ライト級王者、元REBELS-RED同級王者、ホーストカップ日本＆蹴拳ムエタイ・スーパーライト級王者）
重森陽太（伊原道場稲城支部／WKBA世界ライト級王者、元新日本フェザー＆バンタム級王者）

BLACKルール　73kg契約　3分3R（延長1R）
日菜太（クロスポイント吉祥寺／REBELS-BLACK 70kg級王者）
田村　聖（拳心館／NKB主催PRIMA GOLD杯ミドル級トーナメント優勝、NKBミドル級1位・元王者）

REBELS-RED 55.5kg級王座決定トーナメント1回戦　3分3R（延長1R）
小笠原瑛作（クロスポイント吉祥寺／ISKA K-1ルール世界バンタム級王者）
壱・センチャイジム（センチャイムエタイジム）

REDルール　51.5kg契約　3分3R（延長1R）
老沼隆斗（STRUGGLE／REBELS-REDスーパーフライ級王者）
清志（新興ムエタイジム／NJKFバンタム級2位、WMC日本3位）

BLACKルール　64kg契約　3分3R（延長1R）
鈴木千裕（クロスポイント吉祥寺）
昇也（士魂村上塾／Bigbangスーパーライト級王者）

概要

大会名　KNOCK OUT CHAMPIONSHIP.2
日時　2020年9月12日(土)　開場・未定　本戦開始・未定
会場　東京都大田区総合体育館
お問い合わせ　Def Fellow　03-6262-3760　 promotion@rebels.jp 　https://knockout.co.jp/

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