RISE 3.29 両国国技館:中村寛、61.5kg世界トーナメント初戦は2年半前にKO負けしたチャンヒョン戦も「今の俺が強すぎるんで相手にならない」。伊藤隆代表、レオナ・ペタス参戦は「(契約が)クリアになったらウェルカム」
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RISE ELDORADO 2025(3月29日(土)両国国技館)で開幕する61.5kg世界トーナメントの出場メンバー・組み合わせ・リザーブファイト、およびワンマッチ4試合が、1月29日の東京での記者会見で発表された。
「RISE ELDORADO(ライズ・エルドラド」は年度末に開催されるRISE年間最大規模の大会。21年2月に初開催され、今回で5度目を迎える。当初、今年は年末の開催に変わると発表されていたが、結局これまで通り年度末の開催となった。
RISEはABEMAで独占生中継されているが、今年のRISE ELDORADOは初のペイパービュー(PPV)形式での有料放送となる。視聴料は3,200円。中継ページはこちら。12月のK-1の5,500円、RIZIN.49の6,000円(前売)よりも安値だが、初の試みとなるため、RISEの伊藤隆代表は「払っていただく方に納得いただくようなガチで王道のカードをピックアップしました。今後サプライズ的なびっくりするカードも話し合っています」と話し、カード編成の充実を約束し、早速主力のカードを一挙に発表した。
「RISE WORLD SERIES 2025 -61.5kg Tournament」は8選手が参加し、3月の両国大会で一回戦、6月21日の横浜BUNTAI大会で準決勝、8月2日の東京都大田区総合体育館大会で決勝が行われる。優勝賞金は1千万円。中村寛らRISEのレギュラー勢5名に加え、シュートボクシング王者の笠原友希が参戦し、海外から2選手が初参戦する顔ぶれで、伊藤代表は「大雅が欠場しましたが、素晴らしいカード揃いました」と自信たっぷりに語った。
なお、この会見の直前には、K-1からレオナ・ペタスのスーパー・フェザー級王座返上が発表された。レオナのK-1との残り試合の契約は不明だが、22年のTHE MATCHで中村寛と接戦を繰り広げ判定負けした過去があり、RISE参戦を希望しているのではという憶測も流れている。RISE参戦の可能性について聞かれた伊藤氏は「全くわからないです。そういう世間の噂もあったと思うんですけども、私自身もわからないですね。(契約が)クリアになって終わっているなら全然ウェルカムで受け皿になります」とコメントし、歓迎する意向を示している。
一回戦(1) 中村寛 vs. チャンヒョン・リー
一回戦(2) 笠原友希 vs. パヌワット・TGT
一回戦(3) 常陸飛雄馬 vs. シャクリヨール・ユラエフ(ウズベキスタン/WMF -63.5kg級王者)
一回戦(4) エン・ペンジェー vs. レダ・ベラーセン(モロッコ/オランダ/Enfusionバンタム級(61kg)王者)リザーブマッチ 細越竜之介 vs. GUMP
準決勝(1) 一回戦(1)勝者 vs. 一回戦(2)勝者(6.21 横浜大会)
準決勝(2) 一回戦(3)勝者 vs. 一回戦(4)勝者(6.21 横浜大会)
決勝 準決勝(1)勝者 vs. 準決勝(2)勝者(8.2 大田大会)
一回戦(1)
中村 寛[かん](BK GYM/RISEライト級(63kg)王者、元DEEP☆KICK -60kg王者)
チャンヒョン・リー[Chanhyeong Lee](韓国/RAON/RISEスーパーフェザー級(60kg)2位・元王者)
中村は28歳。23年4月、直樹に判定勝ちし、RISEライト王座を獲得。昨年3月のRISE ELDORADOではK-1の与座優貴とのライト級王者対決を行ったが負傷判定負け。6月の大阪大会ではタリソン・フェレイラに3R左ハイでKO勝ち。9月の横浜大会ではエン・ペンジェーと対戦したが、1Rにパンチをもらって左まぶたがふさがった影響で苦戦し、延長の末に判定勝ちしている。
チャンヒョンは32歳。19年のRISE WORLD SERIES -61kgトーナメントでは準決勝で梅野源治に敗れる。22年10月に中村と対戦し2Rパンチ連打でTKO勝ち。その後も常陸飛雄馬、山口侑馬に連勝したが、23年8月の秀樹戦以降、24年1月の大雅戦、昨年12月のパヌワット戦と3連続で判定負けしている。
◆中村
僕の事倒したい人は今日来てない人にもいると思います。全員PPVにふさわしい選手ですけど、僕の一戦だけで元がとれる試合をします。
(チャンヒョンについて)今までは強いと思っていましたけど、今の俺が強すぎるんで相手にならないですね。ここにいてる全員相手にならないです。
(前回チャンヒョンに負けたトラウマは無い?)僕は記憶力が悪いので忘れています(笑)。これと言ってというのは全くないです。1試合やったら次の1試合に向けて全力でやるので、他のことも忘れるし、という感じなので、トラウマとかは全くないです。
(自信の根拠は?環境の変化があった?)環境は1日1日良くなっています。格闘技に本気で向き合う1年に今年はなると思っているので、今までの根拠のない自信というのではなく、根拠のある自信に変わっています。
(自分用のジムができて練習環境が整ったから?)理想が現実になってきていい感じですよ。チャンヒョン選手をリスペクトしていますけど、愛をもって倒して、KO負けしてもらいます。
◆チャンヒョン
6年ぶりのトーナメントですが必ず優勝します。最後のチャンスだと思って最善を尽くします。中村選手とは22年に対決し私が勝ちましたが、そこから中村選手は成長していますので、それを念頭に準備します。
一回戦(2)
笠原友希(シーザージム/シュートボクシング日本スーパーフェザー級(60kg)王者、元同フェザー級王者)
パヌワット・TGT[Panuwat TGT](タイ/TARGET/RISEスーパーフェザー級(60kg)1位、RISEスーパーフェザー級漢気トーナメント2024優勝)
笠原三兄弟の次男・友希は23歳。昨年4月にONE Friday Fightsに初参戦するとペットシーモックに1R KO勝ち。8月のSB後楽園大会ではペットモラコット・スーパーボンジム(元ルンピニースタジアム4階級王者)に1R KO勝ちし連勝を8に伸ばす。10月のONE Friday Fightsではソンラックに2ダウンを奪われ判定負け。12月のSBで組まれたRISE 61.5kgトーナメント前哨戦ではGUMPから3Rにダウンを奪って判定勝ちした。
パヌワットは26歳。長年TARGETおよびTEPPENジムで指導し、那須川天心の練習相手も務めていた。昨年4月のRISEでのスーパーフェザー級漢気(おとこぎ)トーナメントでは髙橋亮を1R左ストレートで、岩郷泰成を2R右ハイでKOして優勝。12月のRISE幕張大会ではチャンヒョンに延長判定勝ちした。
◆笠原
このトーナメント参加できてうれしいです。メンバー全員強くて、一回戦は誰ても良かったですけど、パヌワット選手なら面白い試合ができると思うので、勝って優勝に突き進みます。(パヌワットの印象)勢いがあるし相手を倒すパワーを持っているし、動物みたいな動きをしてくる印象です。
◆パヌワット
トーナメントに選ばれて、笠原選手と試合ができてうれしいです。相手は強い選手ですが弱点もあると思います。
一回戦(3)
常陸飛雄馬(TARGET SHIBUYA/RISEスーパーフェザー級(60kg)3位)
シャクリヨール・ユラエフ[Shakhriyor Juraev](ウズベキスタン/Temur Kurbanov team/WMF -63.5kg級王者)
常陸は27歳(試合時)。23年8月の大田大会では大雅に延長判定負け。12月に勝次を2R KO。昨年3月のK-1では江川優生に延長判定2-1で惜敗。9月のRISEではアリシェル・カルメノフに判定勝ちし、今年1月25日の後楽園大会でのエン・ペンジェー戦でも判定勝ち。61.5kgトーナメント査定試合で海外勢相手に2連勝し、出場権を獲得した。
RISE初参戦のユラエフは22歳。戦績46戦42勝(20KO)4敗。構えはサウスポー。身長は常陸と同じ171cm。ONE Friday Fightsでタイ人と4戦し1勝3敗。1勝は左肘打ちによるKO勝ち、3敗はいずれも判定負けだ。
◆常陸
とりあえず3月の一回戦、サクッと…とはいかないかもしれないですけど、会場を盛り上げて自分ができる最高のパフォーマンスを見せて、3つ勝って世界一になります。(ユラエフの印象)名前長くてまだ覚えられていないんですけど(苦笑)、パワーあるなって印象ですね。サウスポーで体幹も強くて、ムエタイベースかと思いますけど、パンチで倒している選手なんで、バチバチの試合になると思います。
一回戦(4)
エン・ペンジェー[Yuan Pengjie](中国/仏山温拿拳館)
レダ・ベラーセン[Rida Bellahcen](モロッコ/オランダ/ファイトチーム・リンガー/Enfusionバンタム級(61kg)王者)
ペンジェーは22歳。戦績41戦39勝2敗。RISEで2戦し、昨年9月に中村寛と延長戦の末に判定負け。1月25日の後楽園大会では常陸飛雄馬に判定負けしたが、2Rには常陸をダウン寸前まで追い詰めており、2連敗ながらも実力の高さを印象付けていた。
RISE初参戦のペラーセンはモロッコ出身オランダ在住の25歳。戦績17戦14勝(1KO)3敗。構えはオーソドックス。動画の青コーナーの選手がベラーセン。
◆ペンジェー
RISEのトーナメントに選んでいただきありがとうございます。この前の試合では実力を発揮できなかったので、トーナメントでは頑張ります。(ベラーセンの印象)ヨーロッパスタイルだと思いますので、僕が得意のマジックスタイルで対抗します。
リザーブマッチ
細越竜之介(team AKATSUKI/RISEスーパーフェザー級(60kg)4位)
GUMP[ガンプ](TEAM TEPPEN/RISEスーパーフェザー級(60kg)7位、DEEP☆KICK -60kg王者)
リザーブマッチはRISEの新鋭同士のカードが組まれた。RISEの伊藤代表も「この勝者が空位の(スーパーフェザー級)タイトルに絡むと思っています」と話している。
細越は20歳(試合時)。7戦6勝(4KO)1敗、構えはサウスポー。昨年5月から12月の間にRISEで4試合をこなし、髙岩拓、勝野雅也、奥平将太、小野幹晃をいずれもKOしている。
GUMPは22歳(試合時)。19戦14勝(3KO)4敗1分。昨年8月、澤谷大樹を右三日月蹴りで2R KOし、DEEP☆KICK -60kg王座を獲得。11月のRISEではスーパーフェザー級7位の岩郷泰成を2Rに左ハイでKO。12月のSBで組まれた61.5kgトーナメント査定試合では笠原友希に判定負けし、連勝が7で止まったが、伊藤代表も「素晴らしい試合だった」と高く評価した。
◆細越
RISEの年に1度のビッグマッチに参加できてうれしいです。リザーブマッチですが本戦メンバーより凄いものを見せます。(GUMPの印象)プレッシャーが強くて3Rずっと前に出てくる印象です。
◆GUMP
負けたにも関わらずリザーブ選んでいただきありがとうございます。選ばれたからには求められているものはわかっているのでしっかりノーダメージで戦います。
細越選手ここ数戦KOして勢いはあると思うんですけど、ノーダメージですね。
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対戦カード
RISE WORLD SERIES 2025 -61.5kg Tournament 一回戦(1) 3分3R(延長1R)
中村 寛[かん](BK GYM/RISEライト級(63kg)王者、元DEEP☆KICK -60kg王者)
チャンヒョン・リー[Chanhyeong Lee](韓国/RAON/RISEスーパーフェザー級(60kg)2位・元王者)
RISE WORLD SERIES 2025 -61.5kg Tournament 一回戦(2) 3分3R(延長1R)
笠原友希(シーザージム/シュートボクシング日本スーパーフェザー級(60kg)王者、元同フェザー級王者)
パヌワット・TGT[Panuwat TGT](タイ/TARGET/RISEスーパーフェザー級(60kg)1位、RISEスーパーフェザー級漢気トーナメント2024優勝)
RISE WORLD SERIES 2025 -61.5kg Tournament 一回戦(3) 3分3R(延長1R)
常陸飛雄馬(TARGET SHIBUYA/RISEスーパーフェザー級(60kg)3位)
シャクリヨール・ユラエフ[Shakhriyor Juraev](ウズベキスタン/Temur Kurbanov team/WMF -63.5kg級王者)
RISE WORLD SERIES 2025 -61.5kg Tournament 一回戦(4) 3分3R(延長1R)
エン・ペンジェー[Yuan Pengjie](中国/仏山温拿拳館)
レダ・ベラーセン[Rida Bellahcen](モロッコ/オランダ/ファイトチーム・リンガー/Enfusionバンタム級(61kg)王者)
RISE WORLD SERIES 2025 -61.5kg Tournament リザーブマッチ 3分3R(延長1R)
細越竜之介(team AKATSUKI/RISEスーパーフェザー級(60kg)4位)
GUMP(TEAM TEPPEN/RISEスーパーフェザー級(60kg)7位)
第5代RISEスーパーライト級(65kg)王座決定戦 3分5R(無制限延長R)
白鳥大珠(TEAM TEPPEN/2位、元ライト級(63kg)王者、RISE -61kgトーナメント2019優勝)
麻火佑太郎(PHOENIX/3位)
スーパーライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
原口健飛[けんと](FASCINATE FIGHT TEAM/ISKA K-1ルール世界ライトウェルター級(65kg)王者、元RISEライト級(63kg)王者、GLORYフェザー級(65kg)10位)
イ・ソンヒョン(韓国/RAON/RISEスーパーライト級1位、元ミドル級&ライト級王者)
バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
志朗(BeWELLキックボクシングジム/RISE世界バンタム級王者、元ISKAムエタイ世界同級王者、RISE -55kgトーナメント2020優勝)
ユン・ドクジェ[Yoon Deokjae](韓国/RAON/元KTK‐57kg級王者)
52kg契約 3分3R(延長1R)
那須川龍心(TEAM TEPPEN/RISEフライ級(51.5kg)王者)
クマンドーイ・ペッティンディーアカデミー[Kumandoi PetchyindeeAcademy](タイ/ペッティンディーアカデミー/元ラジャダムナン認定スーパーフライ級&バンタム級王者)
出場予定選手
YA-MAN(TARGET SHIBUYA/RISEオープンフィンガーグローブマッチ-65kg級王者、RISEスーパーライト級(65kg)4位)
概要
大会名 RISE ELDORADO 2025
日時 2025年3月29日(土)開場・12:00 オープニングファイト開始・未定 本戦開始・13:30(予定)
会場 両国国技館 [HP]
中継 ABEMA PPV(3,200円)
チケット料金 VIP 80,000円 アリーナSRS 25,000円 アリーナRS席 12,000円 マスS席 8,000円 2階スタンド席 6,000円 小中高生シート 2,000円(当日券のみ) ※当日は500円プラス ※未就学児は保護者膝上に限り無料 ※2月中旬から先行発売予定
チケット販売 イープラス チケットぴあ 出場選手・所属ジム
お問い合わせ RISEクリエーション 03-5980-7409 https://www.rise-rc.com/