KNOCK OUT 2.25 後楽園ホール:龍聖、シュートボクシング前王者の川上叶と対戦。龍聖の6.23 代々木での“フェザー級日本一決定トーナメント”案に山口元気代表も前向き
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KNOCK OUT 2024 vol.1(2月25日(日)後楽園ホール)への出場が発表済だった龍聖(KNOCK OUT-BLACKフェザー級王者)の対戦相手が、川上叶[きょう](シュートボクシング日本フェザー級1位・元王者、元同バンタム級王者)に決まった。
BLACK フェザー級(57.5kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
龍聖(Team KNOCK OUT/KNOCK OUT-BLACKフェザー級王者)
川上 叶[きょう](龍生塾/シュートボクシング日本フェザー級1位・元王者、元同バンタム級王者)
龍聖は16戦16勝(11KO)の22歳。昨年3月の代々木大会ではラジャダムナン王者のペットセーンセーブに延長判定勝ち。6月の後楽園大会では中国のチュームーシーフーと対戦し、キャリア初のダウンを喫したが、延長に持ち込み辛うじて判定勝ちした。9月大会は怪我の影響で欠場。その後クロスポイント吉祥寺とKNOCK OUTジム高幡不動に練習拠点を移し、心機一転臨んだ11月大会では、K-1フェザー級王者・軍司泰斗とも戦い判定負けしたことのあるファク・スアレスを3R左膝蹴りでKOした。
試合後のマイクで龍聖は「(同日に)大阪でK-1をやっているんですけど、今、K-1といい関係にあるんで、来年、合同大会をやって欲しいです」「軍司選手はスアレスを倒してなくて、僕は倒したんで、決着つけたいと思います」とアピールした。それ以前から龍聖は、軍司やRISEの門口佳佑ら同階級のフェザー級王座たちとX上で挑発合戦を繰り広げ、日本フェザー級最強を証明したい思いを示しており、今回はSBの前王者・川上という絶好の相手が用意された。
川上は20戦13勝(5KO)7敗の24歳。22年12月のRISEとSBの合同大会で安本晴翔とSBルールで対戦し判定勝ち。昨年4月のSBでの王座初防衛戦で山田彪太朗に判定負けし、7月のRISE大阪大会でも門口に判定負けしたが、12月のK-1大阪大会では斗麗にサウスポーからの左カーフキックを効かせ、2Rに右フックでダウンを奪い判定勝ちした。
1月10日のカード発表会見で、KNOCK OUTの山口元気プロデューサーは「川上選手は日本のフェザー級のトップ選手で、先日のK-1の対抗戦も勝利されて、サウスポーの素晴らしい選手です。今、フェザー級が非常に盛り上がっているという中で、日本のファンの皆さんが楽しみにできるカードが実現したんじゃないのかなと思っています。これを契機に、各団体交流して、フェザー級の妄想をかきたててもらえるようなカードがどんどん実現していくんじゃないかな、と楽しみにしています」とこの一戦を紹介した。また、12月のKNOCK OUTのメインイベント同様、KOボーナスとして今回もこの試合に100万円を用意することも発表した。
龍聖は川上について「なんかピョンピョンピョンピョン、カエルみたいな逃げ回る選手っていう印象です」「逃げたカエルを僕が捕まえる形になると思います。捕まえます」と、川上を揶揄した。一方の川上は龍聖について「普通に動画とか見てても強いと思っているんで、楽な展開にはならない」と高く評価しつつも「(龍聖)ピョンピョン跳ねるカエルに多分負けると思う」と言い返し、「(去年は)負けたりしちゃったんで、これ勝ったら僕の株も上がると思うんで、しっかり勝って次につなげたいです」と話した。
早速川上を挑発する龍聖だが、川上戦は龍聖からの指名により実現したようだ。龍聖は「僕は今回、意味のある試合をしたいなって思ってて、川上選手だったら意味のある試合ができると思うし、僕にとっても彼にとってもいい試合なのかなと思って、山口さんに話していただいて実現させてもらいました」と明かした。
龍聖の日本人との試合は、22年9月の小笠原裕典戦以来。その後、外国勢に5連勝しているものの「龍聖は対日本人で結果を出していない」「龍聖は口だけだ」といった内容の批判も少なくなかった。龍聖はそのあたりも意識して川上を指名した様子で「体重的にいつまでフェザー級でできるのかって思いますけど(日本最強を証明すると)言い始めた以上、片を付けたいと思ってるんで。その手始めは彼(=川上)というだけですね」「この試合しっかり勝って、6月(23日)に(KNOCK OUTの)代々木大会があるんですけど、次はフェザー級の日本一を賭けたワンデートーナメントなのか、大きなことをやってほしいと思っているので、そこにつなげたいなと思っています」と展望を語った。
なお、龍聖は昨年川上からSBの王座を奪った山田彪太朗の評価を聞かれると「川上選手のほうが強いと思っているんで。チャンピオンですけど、あまり話題にもなってないですし、あまり興味がなかったですね」とコメント。K-1の軍司とRISEの門口のどちらに興味があるか聞かれると、龍聖は「どっちも骨がねえなと思ってますけど、昔からK-1を見て育ってきたんで、K-1のチャンピオンとはやりたいなと思ってます。RISEのチャンピオンとか門口選手とか、どうでもいいのかな、と、あんまり惹かれるものは感じないですね」と言い放ち、「倒さないと変なRISEのチャンピオンとか同じだと思うので、必ず倒して勝ちます」とも話し、門口との差を示す決意を示した。
龍聖の6.23 代々木大会に対する提案を聞いたKNOCK OUTの山口代表は「試合の結果、盛り上がりを見て、6月はフェザー級の1DAYトーナメントになる可能性もあります」と、前向きな姿勢を示した。山口氏自身も今回の一戦をきっかけに、立ち技格闘技界を活性化させたい考えで「今、RIZINさんに代表されるように、MMAの方がファンを交えて盛り上がっていますけど、(立ち技も)いい選手が集まるることでファンを呼び込めると思っています。例えばシュートボクシングさんだと70kgの海人選手を中心にトーナメントやってもらえれば、うちは70が多くは無いですけど協力できますし、うちは(鈴木)千裕の65でやるのか、龍聖選手がいる57でやるのかわからないですけど(トーナメントを開催し)、あとK-1さんはどこの階級でとか(各団体で分担し)階級別にトーナメントができたらいいと思うんですよね。ただの僕の希望なんですけど、それを今後皆さんとうまくできたらいいかな、というような考えはぼんやりとありますし、努力していきたいなと思っています」と話した。
他にも以下の3試合が発表されている。残り試合は調整中で来週には全カードが揃う予定だ。
BLACK スーパーウェルター級(70kg) 3分3R(延長1R)
中島弘貴(LARA TOKYO/元Krushスーパー・ウェルター級(70kg)王者)
小田尋久[じんく](TEAM3K)
中島は昨年4月大会で西川康平にKO勝ちして以来約10カ月ぶりの試合。小田は中島の古巣・K-1 GROUPが送り込む21歳・6戦5勝(3KO)1敗の新鋭。空手をベースとした蹴り技を得意とし、昨年からK-1 GROUPに上がり、夜叉猿と山崎陽一に勝利。11月にフランスでGLORYライト級(70kg)3位のゲリック・ビレットとWAKO世界ミドル級(75kg)王座決定戦を行い、5R判定負けに終わったものの、接戦を繰り広げ評価を高めている。
RED スーパーフェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
優翔[ゆうと](team NOVA)
新田[あらた]宗一朗(クロスポイント吉祥寺/INNOVATIONスーパーフェザー級王者)
優翔は以前「ユウト・ヌンポンテープ」の名前で日本とタイで戦っていた選手で、11月にKNOCK OUTに初参戦すると、OFG-REDルールで元WMC世界王者の鷹大を3R右テンカオでKOした。新田は22年12月に久井大夢にKO負けして以来のKNOCK OUT登場で、昨年7月のKrushでは目黒翔大に判定負けしている。
BLACK バンタム級(53.5kg) 3分3R(延長1R)
川野龍輝(クロスポイント吉祥寺)
柚子貴[ゆずき](京都野口GYM)
対戦カード
BLACK フェザー級(57.5kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
龍聖(Team KNOCK OUT/KNOCK OUT-BLACKフェザー級王者)
川上 叶[きょう](龍生塾/シュートボクシング日本フェザー級1位・元王者、元同バンタム級王者)
BLACK 59kg契約 3分3R(延長1R)
久井大夢(TEAM TAIMU/KNOCK OUT-BLACKライト級(62.5kg)王者・元REDスーパーフェザー級(60kg)王者)
チュームーシーフー(中国/郭強ファイトクラブ/CFP/武林新一代フェザー級トーナメント2021優勝)
RED スーパーライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
マルコス・リオス(アルゼンチン/ISKAムエタイ&WBCムエタイ・アルゼンチン・スーパーライト級王者、WKF・BOSCH TOUR・SUPER 8インターナショナル同級王者、WKF南米&アルゼンチン同級王者)
デンサヤーム・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/M-1 JAPANスーパーウェルター級王者)
KNOCK OUT-REDスーパーウェルター級(70kg)タイトルマッチ 3分5R(延長1R)
クンタップ・チャロンチャイ(タイ/BTCジム/王者、元M-1&WMAF世界同級王者)
MASATO BRAVELY(BRAVELY GYM/挑戦者、元M-1日本同級王者、元WPMF日本ウェルター級王者)
BLACK 63kg契約 3分3R(延長1R)
大谷翔司(スクランブル渋谷/元INNOVATIONライト級王者)
キム・ウスン[Kim Woo Seung](韓国/仁川ムビジム/2023年K-COMBATアジアトーナメント優勝)
BLACK スーパーウェルター級(70kg) 3分3R(延長1R)
中島弘貴(LARA TOKYO/元Krushスーパー・ウェルター級(70kg)王者)
小田尋久[じんく](TEAM3K)
BLACK ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
渡部太基(TEAM TEPPEN/元Krush&WPMF日本ウェルター級王者)
漁鬼(SHINE沖縄/TENKAICHI&BEASTウェルター級王者)
RED スーパーフェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
優翔[ゆうと](team NOVA)
新田[あらた]宗一朗(クロスポイント吉祥寺/INNOVATIONスーパーフェザー級王者)
BLACK スーパーフェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
羽黒慈夢(クロスポイント大泉)
小森玲哉(ONE’S GOAL)
BLACK バンタム級(53.5kg) 3分3R(延長1R)
川野龍輝(クロスポイント吉祥寺)
柚子貴[ゆずき](京都野口GYM)
※BLACKルールは肘無し・ワンキャッチワンアタックのキックルール。REDルールは肘有りキックルール
概要
大会名 PURE BIOKEYZ presents KNOCK OUT 2024 vol.1
日時 2024年2月25日(日) 開場・17:00 プレリミナリーファイト開始・未定 開始・17:30
会場 後楽園ホール
チケット料金 SRS席 20,000円 RS席 10,000円 S席 8,000円 A席 6,000円 小中学生 1,000円(当日のみ) ※当日券16時より販売 ※小学生から有料、6歳未満でも座席を必要とする場合は有料 ※小中学生券の詳細はKNOCK OUT公式HP参照
チケット販売 KNOCK OUTオフィシャルショップ イープラス チケットぴあ ローソンチケット 出場選手・所属ジム
お問い合わせ Def Fellow 03-6262-3760 inquiry@knockout.co.jp https://knockoutkb.com/