Krush 2.24 後楽園ホール:ライト級で大岩龍矢×弘輝、勝った方が地元でのKrushで王座挑戦か?KNOCK OUT王者の乙津陸が初参戦しバンタム級3連勝の齊藤龍之介と対戦
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Krush.158(2月24日(土) 後楽園ホール)の第2弾決定カード発表記者会見が1月10日、東京で行われた。
ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
大岩龍矢(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元Bigbangライト級王者)
弘輝(WORLD TREE GYM)
大岩は昨年3月に國枝悠太にKO勝ちしたが、6月に横山朋哉に判定負け。12月の大阪大会ではスーパー・フェザー級からライト級に階級を上げると、篠原悠人を1R終盤、右ストレートでKOした。
大岩は試合後のマイクで「宮田さん、ABEMAの方々、違うところに注目集めすぎなんで、滅茶苦茶いい選手いっぱいいるんで、僕とか、これから出て来る選手に、もっとスポットライト当ててください。じゃなきゃ、違いますから。格闘技は強さですからね。わかりました?」とアピールし、選手間の試合前の舌戦を大きく取り扱う傾向に苦言を呈していた。
今回、21年3月に山本直樹をKOして以来3年ぶりにKrushに上がり、弘輝と対戦する。宮田充プロデューサーは「両選手の実績を考えても、ライト級タイトルマッチをやる里見柚己選手と伊藤健人選手を上回る部分もあるので、次の挑戦者を決めるにふさわしい闘いになると思います」「同じ日に見てもらえることで、タイトルマッチと同じくらい重要なカードということで楽しみにしてもらえればと思います」と、この試合のテーマを説明した。
大岩は「試合のオファーもらった時、宮田さん、前の試合見ました?って思いました」と、当初の複雑な心境を明かしつつも、「でもこの前はライト級初戦ですし、自分はKrushのベルトを3回ぐらい挑戦して取れていないんで、Krushのリング上がって、サクっと勝って、ベルトを取りたいなと思ってます」と、今の切り替えた心境を語った。
対する弘輝は21年9月に里見に判定負けし、22年9月に伊藤には判定勝ちしているが、同年12月のK-1大阪大会で篠原に判定負けしている。昨年9月のKrushでの再起戦ではREITO BRAVERYを左カーフキックで3R KOした。試合後のマイクでは「今、距離取って足使う奴(=里見)がチャンピオンですけど、俺みたいに倒しに行くチャンピオンの方が沸くんで、お願いします。(12月のK-1)大阪、オファー待ってます」とアピール。大阪大会の出場は実現しなかったが、Krush王座への道筋は用意された。
弘輝は「里見君がK-1で(伊藤に)KOされてのリマッチなんて誰も見たくないと思うんですよ。僕は興味なくて、大岩君とやれて楽しみです」「ベルトは見てますけど、ベルトうんぬんじゃなく、大岩選手との試合は面白くなると思いました」と気合十分。さらに弘輝は「よう思うんですけど、バンタム級とか、上手い子多いじゃないですか。ピョコピョコ跳ねて、リングいっぱい使って。よそでやれと思うんですよね。僕が大好きやった頃のKrushは無茶苦茶打ち合ってたんで、大岩君と打ち合いたいです」と、9月のマイク同様の主張を繰り広げた。
さらに弘輝は、会見終了間際にマイクを持つと「今年、大阪でKrushやりますよね?」と、どこかで聞きつけた噂を口にする。宮田氏は「企画段階なので色々下調べとか準備は整えてるんですけど…弘輝に言われてってのも嫌だなあ」と、弘輝のフライング発言に困惑した様子を示しつつ「K-1も12月に凄く盛り上がったので、K-1の日程もあるんですけど、あんまり近くてもしょうがないし、夏ぐらいですかね」と、夏のKrush大阪大会開催の可能性が高いことを認めた。
すると弘輝は「これで僕が大岩君にパコーンって勝ったら大阪のメイン(でタイトルマッチ)やらしてください。(里見と伊藤の)どっちか勝った方と。糞盛り上がりますからね。絶対やったほうがいいと思わせます」とアピール。すると大岩も「じゃあ僕が勝ったら名古屋でタイトルマッチで。名古屋か大阪で」と乗っかる展開に。さらに弘輝が「ここで決まるんや。カメラ外のスタッフの皆さん、めっちゃ困った顔してる。でもそんぐらいせな楽しないでしょ」と話せば、大岩も「決定で」と連携プレーを続け、間に座った宮田氏を困らせていた
バンタム級(53kg) 3分3R(延長1R)
齊藤龍之介(ドージョー☆シャカリキ)
乙津 陸[おつ りく](クロスポイント大泉/KNOCK OUT-REDバンタム級王者)
KNOCK OUTの王者・乙津はK-1 GROUPに初参戦する19歳。齊藤も試合直前の2月14日で19歳になる。乙津は11戦9勝(4KO)2敗、齊藤も7戦6勝(2KO)1敗で、有望株同士の試合が実現する。齊藤は昨年1月からK-1 GROUPに出場し、松本陸、大久保琉唯、愛瑠斗に勝利。乙津は8月に心直に勝利しKNOCK OUT-REDバンタム級王者となったが、11月のオープンフィンガーグローブマッチでタイ人のサンチャイ・TEPPEN GYMに判定負けしている。
乙津は「KNOCK OUT、ナメられてるところがあるんで、僕がKrushのトップを狙います。同階級の心直がK-1で2回連続KO負けして『KNOCK OUTのチャンピオンはこんなもんか』ってのをコメント欄で見たので、本当のチャンピオンは俺なので、そこを証明していこうと思います」「他の選手は倒せないんで、俺が一発で倒せるバンタム級ってのを見せていこうかなと思います。もちろんKOを狙っていこうと思います」と気合十分にコメント。K-1に継続する気持ちは?という質問に、乙津は「呼ばれれば全然参戦しますし、むしろしたいくらいです」「(Krushの)チャンピオンの池田幸司選手を狙いにしていきたいです」と話した。
迎え撃つ立場の齊藤は「乙津選手はアマチュアの頃から知っている選手で、自分が出場したK-1甲子園の一緒の階級で出ていたので、意識はしてなかったですけど、知っていました」「この試合は自分にとってはメリットしかないので、勝って次につなげられればと思います」と話し、「自分は遠い距離が得意で、乙津選手は近い距離でパンチで闘うのが得意だと思うんですけど、近い距離で闘っても勝てると思います」と、攻略に自信を示した。
他にもライト級(62.5kg)SEIYA(POWER OF DREAM)vs. 三宅祐弥(Hacker GYM)、スーパー・ライト級(65kg)松本篤人(バンゲリングベイ・スピリット)vs. 川島康佑(HALEO TOP TEAM)の2試合が追加されている。
対戦カード
Krushライト級(62.5kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
里見柚己(team NOVA/王者)※初防衛戦
伊藤健人(K-1ジム蒲田チームアスラ/挑戦者)
Krushスーパー・フェザー級(60kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
髙橋直輝(若獅子会館/王者、元ACCELバンタム級王者)
横山朋哉(リーブルロア/挑戦者)
ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
大岩龍矢(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元Bigbangライト級王者)
弘輝(WORLD TREE GYM)
バンタム級(53kg) 3分3R(延長1R)
齊藤龍之介(ドージョー☆シャカリキ)
乙津 陸[おつ りく](クロスポイント大泉/KNOCK OUT-REDバンタム級王者)
ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
SEIYA(POWER OF DREAM)
三宅祐弥(Hacker GYM)
スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
松本篤人(バンゲリングベイ・スピリット)
川島康佑(HALEO TOP TEAM)
概要
大会名 Krush.158
日時 2024年2月24日(土) 開場・17:00 プレリミナリーファイト開始・未定 本戦開始・18:00
会場 後楽園ホール
中継 ABEMA(生放送)、U-NEXT(生放送|2,189円/月)
チケット料金 SRS席 20,000円 RS席 15,000円 S席 10,000円 A席 7,000円 ※当日券500円アップ ※小学生からチケットが必要
チケット販売 K-1.CLUB グッドルーザー 出場選手・所属ジム
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/krush/