KNOCK OUT 6.2 代々木第二:軍司泰斗「K-1ルールだと勝てたムエタイの強豪と、逆の立場でやってみたいと思った」「KNOCK OUTは他の団体には無い、いい味を持っている」
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THE KNOCK OUT(6月22日(日) 代々木競技場第二体育館)で対戦する軍司泰斗とペットルンルアン・ソーチャールワンのインタビューがKNOCK OUTプロモーションから届いた
RED 59kg契約 3分3R(延長1R)
軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス/ISKAオリエンタルルール・インターコンチネンタル・スーパーフェザー級王者、元K-1フェザー級(57.5kg)王者、元Krushバンタム級(53kg)王者)
ペットルンルアン・ソーチャールワン[Petchrungrueng Sor.jaruwun](タイ/元ラジャダムナン認定フェザー級王者)
軍司は26歳。フルコンタクト空手をベースとし、高校入学後にK-1ジム総本部に移籍。15年にKrushでプロデビューし、16年のK-1甲子園-55kgで優勝。17年9月に第2代Krushバンタム級王者となり、21年12月にK-1フェザー級王者となる。22年は5戦5勝(2KO)の好戦績を残し、K-1 AWARDS 202 MVPに選ばれる。23年3月にヴューに判定勝ちしK-1王座初防衛。昨年3月にはRISEフェザー級王者の門口佳佑に延長判定勝ちし、13連勝となったが、続く9月の寺田匠とのK-1王座2度目の防衛戦で延長判定負けした。10月、JMAEXPO横浜大会でクリスチャン・ボグダンに判定勝ちし、ISKAタイトルを獲得したが、以降試合をしておらず、今年4月30日付けでK-1との契約が終了しフリーとなっていた。5月13日、KNOCK OUT参戦が発表され、「K-1辞めて僕の第2章はOFGムエタイだと思っています」と表明し、「試合が決まらない間、ノップさん(=元ラジャダムナン王者のノッパデッソーン氏)のところでムエタイを練習していました」と明かしていた。初戦でいきなり、元ラジャ王者のペットルンルアンと対戦する。
軍司泰斗「OFGムエタイでも勝てる可能性は見えています。ヒジで倒したい!」
―― KNOCK OUTへの初参戦が発表されて、反響の方はどうですか?
軍司 どっちの意見も多いなと思ってます。「そっちに行ったか!」みたいな好反応と、「ヒジあり向いてるのかな?」みたいな反応と両方あって。
―― 実際、ご自身としてはいつ頃からヒジありをやりたいと思っていたんですか?
軍司 以前はボクシング・トレーナーはいたんですけど、キックを教えてくれる人があまりいなくて、誰かに教えてもらいたいなと思っていた時にノップさんと出会ったんです。それぐらいからONEとかもよく見るようになったので、「やってみたいな」という思いが強くなった感じですね。
―― ではK-1 GROUPでコンスタントに試合をしていた時期は、思ってもいなかった?
軍司 去年の3月に門口佳佑戦があって、その後に「キックのトレーナーを入れたい」と思ってノップさんと知り合ったのが去年の5月ぐらいなんですよ。その頃、試合がやりたくても組んでもらえない時期がけっこうあって、年に2回とかしか試合できないことが多かったんですよね。その中で「違うことがやりたいな」とずっと思っていて、オープンフィンガーグローブ(OFG)のムエタイというのが自分の中でピンときたというか、「やってみたい」という思いが湧いてきました。
―― ただ、それまでのキャリアではヒジありの練習って基本的にしていなかったと思います。始めた時はどう感じましたか?
軍司 OFGの練習はチョコチョコやってたんですけど、首相撲も含めた本格的な練習は去年10月の試合(クリスチャン・ボグダン戦)の後で。その後もずーっと試合が組まれなかったので、ずっと練習していく中で、「可能性が見えてきたな」というのは思いましたね。これで試合をやっても勝てるんじゃないかという可能性が、練習をしていく内に見えてきたというか。
―― 大変だった部分というと?
軍司 やっぱり首相撲とヒジは、大変は大変でしたよ。やったことがなかったので、苦戦しました。でも練習以外の時間も動画を見たりして、ずっと研究して修得していった感じでした。
―― それでもこの短期間で可能性を感じられるまでになるのはすごいですね。しかも今回、いきなり相手が強豪ですよね。
軍司 今回、OFGのREDルールでやるとなった時に、いろんな人から「最初は弱い相手とやる方がいいと思うよ」って言われてたんです。実際、何人か候補が挙がってくる中で「そこそこの相手にする?」という話にもなったんですけど、その相手に断られたりして、「これは強い相手とじゃないと決まらないな」となって。実際、ペットルンルアンは元ラジャダムナンのチャンピオンで強いのは間違いないし、僕も今までムエタイの強豪と戦ってきましたけど、K-1ルールだったから勝てたというのはあると思うんですよ。それが逆の立場になった時に、「やってみたいな」とより強く思えました。
―― 逆に、これまでK-1ルールで戦って身につけてきたものが生きる部分というのもありますよね?
軍司 もちろん打撃、特にパンチという部分は自信はあるんですけど、これまでと同じ戦い方じゃ絶対に勝てないというのも分かっているので、スタイルを変えながらやれればいいなと思っています。
―― 改めて、ペットルンルアン選手の印象は?
軍司 リーチも長くて、パンチもけっこう打ってくるんですけど、やっぱり一番は組みが強いので、そこは警戒しています。
―― 組ませたくない?
軍司 でも、KNOCK OUT-REDルールだと首相撲もそこまで長くはないと思うので、そんなに警戒はしてないんですけど、一番怖いのは打ち合いになった時のヒジですね。そこはちょっとやり方を変えないとなと思っています。
―― しかも初のOFGですよね。
軍司 もちろん、ボクシンググローブでムエタイルールだったら100%勝てないと思うんですけど、OFGだから小さいですし、ガードの上からでも効くと思うんですよね。スピードも上がると思うし、僕はディフェンスが得意なので、そこを生かしつつ組まれても大丈夫なように、強い打撃を当てられたらいいなと思っています。
―― ある程度組まれることも想定しつつ、攻撃面で上回ろうと。
軍司 そうですね。今までのようなラッシュとかは100%できないと思うので、一発で倒せるような武器を磨いている感じです。
―― 今の練習環境は?
軍司 ノップさんがいる伊原道場越谷と、K-1ジム総本部でやってますね。総本部にはスパーの日と、ボクシング・トレーナーに教わる日があるので、週2回行っています。あとBRAIDにも行っています。
―― 今回、KNOCK OUTに初参戦となりますが、KNOCK OUTではどうしていきたいですか?
軍司 KNOCK OUTは以前見ていた時よりもすごく盛り上がっているし、今はOFGムエタイもあるし、僕の中ではすごく輝いている団体というか、他にはないいい味を持っているところという感じで見ています。だからいずれはONEでという目標もあるんですけど、KNOCK OUTでも活躍できればと思いますね。今回の試合は59kg契約なんですけど、60kgでもやりたいですし、その中で機会があればベルトが絡むような試合もやれればと思っています。
―― 以前、龍聖選手との対戦が取り沙汰された頃を思い出すと、「こうなるとは!」という感じですが(笑)。
軍司 そうですね(笑)。龍聖選手と仲良くなる前から、どこかで顔を合わせることもあったんですけど、別に敵視していたとかじゃなくて「ライバル」みたいな感じで思っていましたし、今は仲良くなって、僕も練習パートナーが増えたのはよかったと思います。「戦うかもしれない」という選手が多くなって、トップレベルの選手とスパーできる機会ってかなり減ってたんですけど、僕がOFGムエタイに行ったことでいろんな選手と練習できるようになったのは、いい方向に行ってるなと思います。
―― では練習も試合も、いろいろと世界が開けてきそうですね。
軍司 ここ最近はずっといいことがなかったので、いろいろ解放されて、すごくイキイキできるなと思っていますね。
―― 代々木大会では龍聖選手と同じ大会での試合ですし。
軍司 はい。彼がメインだと思うので、僕がバトンをつなぎたいです。
―― では最後に、今回の試合で一番注目してほしいポイントはどこでしょう?
軍司 相手は組みの選手なので何が起きるか分からないですけど、僕は倒したいと思っています。それもヒジで倒したいと思っているので、そこに注目してほしいですね。
―― 分かりました。ありがとうございました!
ペットルンルアン・ソーチャールワン「楽しく試合をして勝つ。KNOCK OUTのチャンピオンになりたい!」
―― 今回、KNOCK OUTに初参戦となりました。これまで日本の格闘技、またKNOCK OUTについて何か認識はありましたか?
ペットルンルアン 知っています。2年前に私の後輩がKNOCK OUTに出場しました。
―― 現在25歳でラジャダムナン王座も獲得したことがあるとのことですが、ムエタイは何歳から始めて、タイトルを獲ったのはいつ頃のことでしたか?
ペットルンルアン ムエタイを始めたのは11歳の時で、ラジャダムナン。チャンピオンには22歳でなりました。
―― 今回対戦する軍司泰斗選手の印象は?
ペットルンルアン 軍司選手はパワー、スピード、テクニック、全てにおいて素晴らしいファイターです。特にパンチとローキックは気をつけたいです。
―― 軍司選手はK-1の王座を持っていた選手で、ヒジありの試合はこれが初めてです。そういう相手と試合をすることについてはどう思いますか?
ペットルンルアン 私の得意なルールなので、とてもうれしく思っています。
―― また今回はオープンフィンガーグローブ(OFG)着用になります。これまでにOFGでの試合経験はありますか?
ペットルンルアン 僕も相手も初めてのOFGなので、面白い組み合わせだと思います。
―― 通常のボクシング・グローブとOFGの違いをどう感じていますか?
ペットルンルアン 初めてつけるグローブなので今は分かりません、この試合が終わった時にはそれが分かるでしょう
―― 軍司戦ではどういう試合をして、どう勝ちたいと思っていますか?
ペットルンルアン 私は楽しく試合をするつもりです。この試合に勝って、KOCK OUTのチャンピオンにもなりたいです。
―― 5月末にも試合だったそうですが、結果と内容はどうでしたか?
ペットルンルアン 判定で負けました。特に第4ラウンドで大きな作戦ミスをして5Rにも響いてしまいました。今回は気を引き締めて勝ちたいと思います。
―― 軍司選手にメッセージをお願いします。
ペットルンルアン お互い楽しく試合をしましょう!
―― 当日の試合で、一番注目してほしいポイントはどこでしょう?
ペットルンルアン 私は本場のムエタイ戦士です。日本のムエタイとは違うというところに注目してほしいです。どうぞ皆さん、僕と軍司選手の両方の応援をして、会場を盛り上げてください。
―― 分かりました。ありがとうございました!
対戦カード
※KNOCK OUTのBLACKルールは肘無し・ワンキャッチワンアタックのキックルール。REDルールはオープンフィンガーグローブ着用・肘有りキックルール。UNLIMITEDルールはREDルールに加え倒してからの打撃も有効なルール
メインイベント KNOCK OUT-BLACKスーパーフェザー級(60kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
久井大夢(TEAM TAIMU/王者、RED同級王者、元BLACKライト級王者、元クンクメールワールドチャンピオンシップ60kg級王者)※初防衛戦
龍聖(BRAID/挑戦者、元BLACKフェザー級(57.5kg)王者、ISKA K-1ルール世界スーパーフェザー級(59kg)王者)※Team KNOCK OUTから所属変更
KNOCK OUT-REDライト級(62.5kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
重森陽太(KNOCK OUT クロスポイント吉祥寺/王者、元WKBA世界同級王者、元新日本フェザー級&バンタム級王者)※初防衛戦
ゴンナパー・ウィラサクレック[Kongnapa Weerasakreck](タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/挑戦者、元K-1&Krushライト級(62.5kg)王者、元WPMF世界スーパーライト級王者)
KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級(55kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
壱[いっせい]・センチャイジム(センチャイムエタイジム/王者、ムエタイオープン同級王者、元ルンピニー日本バンタム級王者)※初防衛戦
森岡悠樹(北流会君津ジム/挑戦者、KICKBOXING JAPAN CUP 2024同級トーナメント優勝、スック・ワンキントーン同級王者)
KNOCK OUT-UNLIMITEDスーパーフェザー級(60kg)王者決定戦 3分3R(延長1R)
栗秋祥梧(KNOCK OUT クロスポイント吉祥寺/KNOCK OUT-BLACKフェザー級(57.5kg)王者、元大和ムエタイ・フェザー級王者)
倉本一真(リバーサルジム新宿Me,We/MAJESTIC)
RED 59kg契約 3分3R(延長1R)
軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス/ISKAオリエンタルルール・インターコンチネンタル・スーパーフェザー級王者、元K-1フェザー級(57.5kg)王者、元Krushバンタム級(53kg)王者)
ペットルンルアン・ソーチャールワン[Petchrungrueng Sor.jaruwun](タイ/元ラジャダムナン認定フェザー級王者)
UNLIMITED 63kg契約 3分3R
大沢文也(ザウルスプロモーション/KNOCK OUT-BLACKライト級(62.5kg)王者、元Krush同級王者)
祖根寿麻[かずま](ZOOMER/元修斗バンタム級環太平洋王者、元DXFC&TENKAICHI MMA同級王者)
BLACK ウェルター級 3分3R(延長1R)
漁鬼[りょうき](SHINE沖縄/KNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級暫定王者、元TENKAICHI&BEAST同級王者)
ユリアン・ポズドニアコフ[Yulian Pozdniakov](ウクライナ/挑戦者、ウクライナIFMA王者、PRO Champion of Europe WKU K1 70kg、ウクライナK1 WAKO王者)
BLACK ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
セーンダオレック・スターライトジム[Saengdawlek Star light gym](タイ/スターライトジム/元タイ国イサーン地方王者)
髙橋亨汰(髙橋道場/元WKBA世界62kg級王者、元新日本ライト級王者)
BLACK フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
古木誠也(フリー/元KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級(55kg)王者)
カルロス・モタ[Carlos Mota](ブラジル/元LFAフライ級(56.7kg)王者)
RED スーパーバンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
乙津 陸[おつ りく](KNOCK OUT クロスポイント大泉/KNOCK OUT-REDバンタム級王者)
石川直樹(KICKFUL GYM/ISKA K-1ルール世界フライ級王者、元新日本・ジャパンキック同級王者、元スック・ワンキントーン・スーパーフライ級王者)
BLACK スーパーバンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
前田大尊(マイウェイジム/INNOVATIONフェザー級1位)
福田拓海(KNOCK OUT クロスポイント大泉)
RED スーパーウェルター級(70kg) 3分3R(延長1R)
MASATO BRAVELY(BRAVELY GYM/元M-1 JAPANスーパーウェルター級王者、元WPMF日本ウェルター級王者)
蛇鬼将矢(team阿修羅道/TOPGUNGYM/元NKBウェルター級王者)
UNLIMITED 67kg契約 3分3R
高塩竜司(KIBAマーシャルアーツクラブ)
木下カラテ(和術慧舟會HEARTS)
BLACK ライト級(62.5kg) 3分3R
アックス斧田(KIBAマーシャルアーツクラブ)
隼大[はやと](Y’ZD GYM)
RED 58kg契約 3分3R
茂木豪汰(上州松井ジム)
祐輝[よしき](OU-BU GYM)
UNLIMITED 58kg契約 3分3R
山野邉嵐[やまのべ あらし](TRIBE TOKYO MMA)
平川蓮斗(和術慧舟會HEARTS)
UNLIMITED 63kg契約 1R3分・2R2分・3R1分
高木晟至[せいじ](TEAM REI)
中村悠磨(和術慧舟會HEARTS)
UNLIMITED 61kg契約 1R3分・2R2分・1R1分
福里優生(KNOCK OUT クロスポイント大泉)
松本飛雅(パラエストラ広島)
概要
大会名 THE KNOCK OUT
日時 2025年6月22日(日) 開場・12:00 プレリミナリーファイト開始・12:30 本戦開始・14:00
会場 国立代々木競技場第二体育館 [HP]
中継 U-NEXT(2,189円/月)
チケット料金 VIP席最前列100,000円 VIP席50,000円 SRS席30,000円 RS席20,000円 S席10,000円(アリーナまたはスタンド) スタンドA席 6,000円 ※当日券500円アップ ※6歳未満は入場無料。座席を必要とする場合は有料
チケット販売 KNOCK OUTオフィシャルショップ イープラス チケットぴあ ローソンチケット 出場選手・所属ジム
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