KNOCK OUT 10.4 後楽園ホール 一夜明け会見:鈴木千裕「今までいなかったようなチャンピオンになりたい」、安本晴翔「メインに全部持っていかれました」
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
中野トイカツ道場
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10月4日(金)東京・後楽園ホールで開催された『KNOCK OUT×REBELS』の一夜明け会見が、5日(土)都内にて開催され、鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)、安本晴翔(橋本道場)、仲山大雅(RIOT GYM)、大崎孔稀(OISHI GYM)、ぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)の勝者5名が出席、試合を振り返った。(記事提供:キックスロード)
会見に同席した山口元気プロデューサーは「昨日は若い選手を育てていくこと、ベテラン選手の活躍の場としてここで有終の美を飾ってもらうことの2本の柱をコンセプトに、大会を開催させていただきました。これから2年後に向けた選手育成、KNOCK OUTの選手を作っていく段階の中、ここにいる勝者は10代1人、20代4人となり、若い選手が活躍した将来性のある大会となりました」と大会を振り返る。
また、仲山、大﨑の試合結果を受け「スーパーフライ級(52.5kg)では凄く才能のある若い選手が多いので、ぜひトーナメントを見てみたい」と選手層の厚い階級ではトーナメントを開催したいとした。
メインイベントで橋本悟(橋本道場)を1R45秒殺KO勝ちの鈴木は「昨日悟さんと対戦して凄く感じたことがありました。向かい合って動画だけでは感じないものがあり、僕が悟さんのオーラをまとえるような選手になりたいと思いました。凄く尊敬する部分があり、戦って下さってありがとうございました」と橋本と戦って得るものが多かった様子。
「会見で一番面白い試合をすると言って有言実行できたので良かった。倒すと言って宣言通りできたことも良かったので今後も実行していきたいと思います」と満足した試合内容ができたことに笑顔を見せていた。今後については「今までいなかったようなチャンピオンになりたい」と目標を掲げる。
セミメインで新人(E.S.G KICK BOXING GYM)に1RTKO勝ちした安本は「昨日の大会では一番面白い試合をしたいと思っていて、自分的にはいい試合ができたと思います。メインイベントでは悟さんが負けてショックでしたが、僕の試合よりも短い試合時間で全部持っていかれました……。でも1RKOできて嬉しかったです」とKO決着に笑顔。「次は岡山で11月に(WPMF)暫定世界戦が決まっているので、そこでもKOで倒せたらと思います。僕は蹴りばかりだったんですが、前回からパンチで倒せたので、パンチでも蹴りでもオールジャンルで倒せることを見せていきたいです」と目標を語った。
第6試合で石川直樹(治政館)に3RTKO勝ちした仲山は「昨日は試合前にハイキックが入りそうだと思っていたところ、ハイキックが入って最後はヒジで決められて良かったと思います。本当はパンチで倒し切りたかったですね」といい、「今後は強い選手と戦って全部勝ちます」と強豪選手との連戦を希望。
第5試合で濱田巧(team AKATSUKI)に判定勝ちした大﨑は「とりあえす判定で勝ててホッとしてます。本当はKOで勝って1番いい試合をしたかったのですが、僕の後の試合が全てKOで終わって全て持っていかれました。次はKOできるように頑張るので注目してください」と更なる飛躍を誓う。「今日は20歳の誕生日。19の年は勝ったり負けたりの試合が多かったので、20歳になって勝ち続けることが一番。1試合1試合しっかりKOにこだわって勝ち続けていきたい」と抱負を語った。
第4試合でMIREY(HIDE GYM)に判定勝ちしたぱんちゃんは「いつも緊張するんですが楽しく冒険できました。自分的に身体のパフォーマンスは整っていたのであとはメンタル次第だと思っていたのですが、強い気持ちでいけたと思います」と試合を振り返る。
しかし、「倒し切る力がないのでそれは今後の課題。もっと力をつけていかないといけないと思いました。プロデビューして1年でトップ選手になると目標を掲げていて7カ月経ちました。あと5か月で倒せる選手になりたい」とし、今後については「チャンピオンになるのが目標ですが、他団体のチャンピオンを倒した方がおいしいので、ベルトを持っている人と戦って全員倒していければと」とした。