RIZIN 6.24 札幌 真駒内セキスイハイムアイスアリーナ:クレベル・コイケのフェザー級王座に5連勝中の鈴木千裕が挑戦「日本でクレベル選手をKOできるのは俺しかいない(千裕)」
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RIZIN.43(6月24日(土)北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)の開催と、RIZINフェザー級タイトルマッチ・クレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術/王者)vs. 鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺/挑戦者)の実施が発表された。
コイケは20年大晦日のRIZIN参戦以降、カイル・アグオン、摩嶋一整、朝倉未来に連勝し、フェザー級王座挑戦権を獲得。一時はRIZINとの関係がこじれ、王座挑戦が保留となったが、昨年2月に戦列復帰すると、佐々木憂流迦、萩原京平を撃破。10月の福岡大会ではフェザー級王者・牛久絢太郎に2R裸絞めで一本勝ちしベルトを獲得した。大晦日大会ではベラトール・フェザー級王者・パトリシオ・“ピットブル”・フレイレに判定負けし、連勝が7でストップ。それから半年ぶりの試合が初防衛戦となる。4月29日のRIZINでは牛久 vs. 未来、斎藤裕 vs. 平本蓮が組まれ注目を浴びているが、コイケは牛久と未来の上位勢2名に勝利していることから、千裕との初防衛戦に意欲的だった。
千裕は18年、パンクラスの新人王トーナメントとなるネオブラッドトーナメントのフライ級で優勝。以降はキックボクシングに専念し、21年7月、KNOCK OUTの肘無しルールの王座を獲得後、MMAとの二刀流を宣言した。同年9月、RIZINに初参戦し、昇侍に秒殺KO負けしたが、以降は同年11月の山本空良戦以降、平本蓮、萩原京平、今成正和、中原由貴相手に5連勝。昨年3月の平本戦ではパンチで大きなダメージを与え、大晦日の中原戦でも1R右フックでKO勝ちし、打撃力の高さを印象付けた。11月の今成戦では対グラップラーでの対処能力の高さも印象付け、コイケの柔術にどう対応するかが勝敗の鍵となる。3月5日のKNOCK OUT代々木大会ではメインイベンターを務めアルゼンチンの選手をわずか46秒でKOすると、VIP席にいたRIZINの榊原信行CEOに向かって「クレベル選手とタイトルマッチやらせてください」とアピールし、早速念願がかなった。
4月1日のRIZIN.41丸善インテックアリーナ大阪大会の休憩前に、榊原CEOがリングに登場。「(6月末に)ハワイでと思っていましたが、秋に延期し、北海道初進出、このカードを実施したいと思います」と話し、場内のビジョンでコイケ×千裕の王座戦が発表された。その後、榊原氏が「千裕の5連勝、挑戦に値すると思います」と話すと、千裕をリングに呼びこんだ。
千裕は「やっとここまで来ました。長かったですね。本当に試合組んでくれてありがとうございます。日本でクレベル選手をKOできるのは俺しかいないと思います。俺が絶対にKOして二刀流の夢をかなえますんで、俺のチャンピオンロードについてきて下さい。一つ夢をかなえます、皆さん応援お願いします」とアピールした。なお、コイケはタイで練習中のため登場しなかった。
大阪大会の終了後、榊原CEOは6月24日の札幌大会について「PRIDEの時代にも(北海道に)行ったことが無くて、常々東京より東で大会をやりたいと考えていましたが、思い切ってチャンレンジしてみる環境が整いました。地方大会だからといってグレードは落とさず、タイトルマッチをメインに据えました。地元の選手にもRIZINに出てもらえる機会を作りたいです」と話している。
真駒内セキスイハイムアイスアリーナは72年の札幌冬季オリンピックの会場として札幌市南区にオープンし、収容人数は約1万人。06年にK-1の会場として使用され、新日本プロレスが度々使用している。今回のRIZINはナンバーシリーズのため試合場はリングとなる。札幌大会のチケット等の概要は後日発表される。