平良達郎、UFC 4連勝目指す次戦は6月24日(米国時間)。前回59秒KO勝ちのブラジル新鋭と対戦
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UFCの米国時間の6月24日(土)の大会で、平良達郎(Theパラエストラ沖縄/修斗世界フライ級王者)がUFC 4戦目を行うことになった。平良をマネジメントするイリディウムが米国時間の3月27日に発表した。クレイドソン・ホドリゲス[Kleydson Rodriguez](ブラジル)とフライ級で対戦する。

LAS VEGAS, NEVADA – OCTOBER 15: Tatsuro Taira of Japan reacts after his victory over CJ Vergara in a flyweight fight during the UFC Fight Night event at UFC APEX on October 15, 2022 in Las Vegas, Nevada. (Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC)
平良はMMA 13戦13勝(3KO/6一本) の23歳。沖縄出身・在住で、18年8月に修斗でプロデビューし、21年7月に福田龍彌を1Rで下し修斗世界フライ級王者となる。その4カ月後のVTJでチリの選手に1R裸絞めで一本勝ちし、昨年22年にUFCと契約した。
5月のUFC初戦ではカルロス・カンデラリオに判定勝ちし、10月の2戦目では計量3ポンド(約1.36kg)オーバーのC.J.ベルガラに2R腕十字で一本勝ち。今年2月のヘスス・アギラー戦では、開始すぐにギロチンチョークに捕まるも、脱出してから猛反撃し、1R終盤に腕ひしぎ三角固めを極めて勝利。UFC 3連勝・2連続一本勝ちとし、2連続でパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトの5万ドルの賞金を獲得している。
その試合後、平良は「早くランカーと試合をしたい」と話していたが、今回も引き続きノーランカーとの試合となる。とはいえ4~5か月の間隔でコンスタントに試合を組み経験を積ませ、アジアのニュースター候補の平良をじっくり育てようというUFC側の狙いも読み取れる。
#TeamIridium Fight News
Our man @tatsurotaira looks to improve to 4-0 in the @ufc vs. Kleydson Rodriguez on June 24 #TheDarkside pic.twitter.com/2A41e2TeGr
— IridiumSportsAgency (@TeamIridiumISA) March 27, 2023
今回の相手・クレイドソン・ホドリゲスはMMA戦績10戦8勝(4KO/2一本)2敗の27歳。チーム・ノゲイラ所属。15年にMMAデビューし、ジャングルファイト等のブラジルの大会で7戦した後、21年9月のデイナ・ホワイト・コンテンダーシリーズで勝利しUFCと契約した。昨年5月のUFC初戦では、平良とも戦ったベルガラに判定1-2で惜敗した。今年2月のUFC 284でのシャノン・ロス戦で、ホドリゲスは計量で1ポンド(約450g)オーバーしたが、試合では開始すぐに左ミドルを効かせてから、バックスピンキックも絡めた猛ラッシュで左ボディフックをクリーンヒットし、わずか59秒でKO勝ちし、素質の高さを印象付けている。序盤のホドリゲスの勢いに平良は要警戒だろう。