UFC 6.24 フロリダ：平良達郎のUFC 4戦目が中止に。対戦相手のホドリゲスが計量1.4kgオーバー

　UFC Fight Night: Emmett vs Topuria（6月24日（土/現地時間）米国フロリダ州ジャクソンビル：VyStarベテランズ・メモリアル・アリーナ）での、フライ級・平良達郎 vs. クレイドソン・ホドリゲスが中止となった。

　前日23日の公式計量で平良はフライ級（125ポンド）＋1ポンド（約0.45kg）キャッチウェイトの126ポンド（57.15kg）ちょうどでクリアしたが、ホドリゲスはさらに3ポンド（約1.36kg）を超過する129ポンド（58.51kg）でクリアできなかった。平良は2月のヘスス・アギラー戦以来4か月ぶりの試合で、今回はUFC 4連勝目指す戦いだった。

公式計量126lbs#平良達郎 @tatsurotaira

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— UFC Japan (@ufc_jp) June 23, 2023

　平良のUFCでの対戦相手の計量トラブルは4試合で3度目となる。昨年春のUFC初戦では計量を両者クリアしたが、相手のカルロス・カンデラリオの体調不良で2週間後に試合が延期し、再び減量した。昨年10月の2戦目では相手のC.J.ベルガラが3ポンドオーバーした。

　今回のホドリゲスもベルガラと同じ3ポンドオーバーだったが、今回の平良陣営は対戦を拒否した。ホドリゲスは2月のシャノン・ロス戦においても1ポンドオーバーした前科があった上、その試合では1R 59秒 TKO勝ちしていた。平良の所属先のTheパラエストラ沖縄の松根良太代表は現地からのツイートで「（マネジメント会社の）イリディアム代表ジェイソンと達郎、松根、岡田（遼）、チームで相談し、次戦、志し高い選手との試合をUFCに希望し今回は出場を見送る決断をしました。応援して下さる皆様、平良達郎の次戦にご期待下さい！」と説明し、ホドリゲスが計量オーバーを繰り返し、平良が被害を受け続けることに対して、毅然とした姿勢を示している。