RISE+シュートボクシング 12.25 両国国技館:原口健飛・白鳥大珠・鈴木真彦ら計量クリア。海人「GLORY 1位を倒してしまえばチャンピオンしかいない」。引退戦の山田洸誓、対ペットパノムルンは「平常心」
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RISE WORLD SERIES / SHOOTBOXING-KINGS 2022(12月25日(日) 両国国技館)の公式計量が24日午後1時より東京で行われた。大雪の影響で東海道新幹線が遅れ、大阪在住で当日東京入りの鈴木真彦と植山征紀が遅刻した。鈴木は到着後1回目の計量でクリアした。植山はスーパーバンタム級(55kg)のリミットを1.8kgオーバーし、最終計量でも1.45kgオーバーのため、減点2、グローブハンデでの試合となる。他の選手は予定通りの時間に1回でクリアした。計量後には記者会見が行われた。
大会の目玉となるのが、RISE勢と米国を拠点とするGLORYの対抗戦6試合。GLORYフェザー級王者のペットパノムルン・ギャットムーカオら精鋭を送り込むGLORYのロビー・ティマーズ副社長も来日し「今後も対抗戦をやりたい」と話し、RISEとの交流継続に意欲を示した。
RISEの伊藤隆代表は「来年は立ち技格闘技を結束し、立ち技格闘技の巻き返しをしたいです」と発言。今年は対GLORYだけでなく、6月のTHE MATCH東京ドーム大会でのK-1との対抗戦で大きな話題を呼んだが、来年もそういった他団体との交流・対抗戦で、MMA業界に対抗する構え。シュートボクシング協会のシーザー武志会長も「年に1度ぐらいは皆さん集まって、ファンの皆さんのためにこういうイベントを、若い団体の代表たちでやってほしい」と話し、伊藤氏や今回SB側で合同興行を主導した緒形健一氏を後押しする姿勢を示した。
第17試合 メインイベント RIVALS RISE×GLORY RISEルール スーパーライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM/RISE 63kgトーナメント2020優勝、元RISEライト級(63kg)王者)
セルゲイ・アダムチャック[Serhii Adamchuk](ウクライナ/マイクスジム/GLORYフェザー級(65kg)6位・元王者、元ISKA欧州ウェルター級王者)
原口は6月のTHE MATCH 2022で前K-1スーパー・ライト級王者の山崎秀晃を2R KO。8月のRISE大阪大会ではGLORYフェザー級王者・ペットパノムルンの膝蹴りに手を焼き6R判定負けしリベンジに失敗した。既にザカリア・ゾウガリー(モロッコ/GLORYフェザー級1位、シュートボクシングS-cup 65kgトーナメント2016優勝)との試合が発表されていたが、ゾウガリーが練習中に上腕二頭筋を負傷し手術が必要となり欠場し、アダムチャックに変更となった。
アダムチャックは戦績53戦40勝(15KO)13敗の32歳。オランダの名門・マイクスジムに所属。15年に一度だけK-1参戦で来日し、秋元和也に判定勝ちしている。同年からGLORYを主戦場とし、GLORY戦績は20戦12勝(1KO)8敗。GLORY初戦ではマラット・グレゴリアンに判定勝ちし、2戦目でガブリエル・ヴァルガに勝利しフェザー級王者となる。モザブ・アムラーニに勝利し1度防衛したが、16年7月にヴァルガにリベンジを許し防衛失敗。その後、ペットパノムルンとは3度戦い(うち2試合は王座戦)いずれも判定負け。昨年10月にアレクセイ・ユリアノフに判定負けして以来約1年ぶりの試合となる。
今回はGLORYの副社長が来日し、原口は今後に向けてアピールする絶好の機会となる。計量後の会見で原口は「自分が(RISEの選手の中で)一番GLORYの壁にぶつかっています。今回勝って、次は1位のザカリアとの試合をするか、どこかの世界タイトルを取って、ペットパノムルン戦につなげられればと思います」と今後に向けての意気込みを語った。
なお、原口ともアダムチャックとも対戦経験のあるペットパノムルンは「原口はパンチと蹴りが強い上、動きが読み辛い。セルゲイはパワフルな選手なので、結構バチバチに殴り合うと思う」と展開を予想した。
第16試合 セミファイナル RIVALS RISE×GLORY RISEルール ミドル級(70kg) 3分3R(延長1R)
海人(TEAM F.O.D/RISEミドル級(70kg)1位、SB日本スーパーウェルター級(70kg)1位、元SB日本スーパーライト級(65kg)王者、S-cup 65kgトーナメント2018優勝、KNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級(70kg)王者)
ストーヤン・コプリヴレンスキー[Stoyan Koprivlenski](ブルガリア/マイクスジム/GLORYライト級(70kg)1位)
SBのエース・海人は6月のTHE MATCHのセミファイナルでK-1ウェルター級王者の野杁正明と延長に及ぶ接戦を繰り広げ判定勝ちし名を上げた。8月のRISE大阪ではサモ・ペティ相手に苦戦も延長判定勝ち。9月のSBではトルコ出身のケンダル・カラクァートに肘で切られ苦戦するも再延長(5R目)になんとか判定勝ちした。野杁との大一番以降も過酷な戦いが続いたが、3カ月空けたことでコンディションを整えやすいだろう。
コプリヴレンスキーは戦績24戦18勝(6KO)6敗の28歳。アダムチャックと同じくマイクスジム所属。14年にプロデビューし、17年からGLORYに出場しGLORY戦績は11戦6勝(2KO)5敗。昨年8月から今年10月まで8戦6勝2敗と積極的に試合をしており(うち3試合がGLORY)、今年8月にGLORYで勝利し王座挑戦権を獲得した。10月大会でティジャニ・ベスタティの王座に挑んだが判定2-1で敗れた。ベスタティとはそれまでにも2度戦い3戦1勝2敗だ。
海人は11月のカード発表会見で「GLORYの1位の選手と対戦が決まったんですけど、チャンピオンにしか興味が無いです」とコメント。今回の計量後の会見でGLORYのティマーズ副社長は、海人が1位のコプリヴレンスキーに勝った場合の王座挑戦の可能性について「それは十分ありえます。日本の選手を探していますので楽しみにしています」と話した。絶好のアピール機会となる海人だが「アピールというより、試合結果を見てもらいたいです。1位を倒してしまえばチャンピオンしかいないので、圧倒的に勝ってチャンピオンにつなげたいです」と、自信たっぷりにコメントした。
第15試合 RIVALS RISE×GLORY RISEルール 山田洸誓 Final Match スーパーライト級(65kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
ペットパノムルン・ギャットムーカオ(タイ/ギャットムーカオジム/RISE世界スーパーライト級(65kg)&GLORYフェザー級(65kg)王者)
山田洸誓[こうせい](正道会館KCIEL/RISEスーパーライト級(65kg)王者)
ペットパノムルンは8月のRISEでの原口との再戦でも原口にほとんどチャンスを与えず圧勝。オランダで10月8日(現地時間)に開催されたGLORYでも、アブラハム・ビダレスに大差の判定勝ちをし、GLORYフェザー級王座3度目の防衛を果たしている。
山田は実方拓海、北野克樹、直樹に3連勝後、6月のTHE MATCHで1階級上の安保瑠輝也に判定負けしたものの知名度を上げた。8月のRISE大阪ではオランダのヤン・カッファを3R右フックでKOしたが、10月の会見では次戦で引退することを表明していた。
計量クリア後、ペットパノムルンと対面した山田は「他の選手に無いオーラを感じました」と話しつつも、今の気持ちについては「平常心ですね。たかぶっていたらやられちゃうんで平常心です」と発言した。集大成となる大一番で、山田はゴングが鳴った後、どういう気持ちでペットパノムルンに立ち向かうか?
第14試合 RIVALS RISE×GLORY RISEルール スーパーライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
白鳥大珠(TEAM TEPPEN/RISEライト級(63kg)1位・元王者、RISE -61kgトーナメント2019優勝、RIZIN KICK -61kgトーナメント2021優勝)
イリアス・バニス[Ilias Bannis](モロッコ/ボスジム/フェアレス/ISKAフルコンタクトルール欧州ライト級王者)
白鳥は4月のRISE代々木大会で秀樹に延長判定勝ち。6月のTHE MATCHでは元K-1&Krushライト級王者・ゴンナパー・ウィラサクレックに1R右フックでKOされた。10月のRISE大田大会ではYA-MANから2Rにダウンを奪い、その後も猛反撃をしのぎ切り判定勝ちした。今回、アブデラ・エズビリ(フランス/GLORY世界フェザー級(65kg)4位)と戦う予定だったが、練習中の怪我により欠場。大会3日前の22日になって、バニスへの相手変更が発表された。
白鳥はバニスの映像を見た印象について「フック系やアッパー系のパンチを大きく振って来ると思いきや、コンパクトに振るパンチも打って来ますし、オランダの選手らしくコンビネーションも上手いですし、全体的にスピードがあります」と話した。「いい勝ち方をして日本には白鳥大珠がいるんだと存在感を示して、来年は実際に海外渡って試合したいです」とも語っていた。
第13試合 RIVALS RISE×GLORY RISEルール 63.5kg契約 3分3R(延長1R)
笠原弘希(シーザージム/SB日本ライト級(62.5kg)王者、元スーパーフェザー級(60kg)&フェザー級(57.5kg)王者)
チャド・コリンズ(オーストラリア/ストライクフォース/WMCインターナショナル・WKA豪州・WBCムエタイクイーンズランド州・スーパーライト級王者)
第12試合 RIVALS RISE×GLORY RISEルール 女子フライ級(52kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
小林愛三(NEXT LEVEL渋谷/RISE QUEENフライ級(52kg)王者)
テッサ・デ・コム[Tessa De Kom](オランダ/ファイトチーム・フラールディンゲン/Enfusion女子ストロー級(52kg)王者)
第11試合 RISEルール バンタム級(55kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
鈴木真彦(山口道場/RISEバンタム級(55kg)王者、元WBCムエタイ日本&ホーストカップ日本同級王者)
志朗(BeWELLキックボクシングジム/RISEバンタム級1位、RISE -55kgトーナメント2020優勝、RISE -53kgトーナメント2021準優勝、ISKAムエタイ世界バンタム級王者)
第10試合 RISEルール 61kg契約 3分3R(延長1R)
石月祐作(KAGAYAKI/RISEスーパーフェザー級(60kg)3位)
笠原友希(シーザージム/SB日本スーパーフェザー級(60kg)王者、元フェザー級(57.5kg)王者)
第9試合 RISEルール 女子アトム級(46kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
宮﨑小雪(TRY HARD GYM/RISE QUEENアトム級王者)
MISAKI(TEAM FOREST/SB日本女子アトム級王者、元J-GIRLSミニフライ級王者)
第8試合 SBルール スーパーバンタム級(55kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(無制限延長R)
植山征紀(龍生塾ファントム道場/SB日本スーパーバンタム級(55kg)王者、RISEバンタム級(55kg)3位)
大﨑孔稀(OISHI GYM/RISEバンタム級(55kg)2位、BOMバンタム級王者、元J-NETWORK&WMC日本スーパーフライ級王者)
※植山は計量1.45kgオーバーし減点2、グローブハンデあり
第7試合 SBルール フェザー級(57.5kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(無制限延長R)
川上 叶[きょう](龍生塾/SB日本フェザー級王者・元バンタム級王者)
安本晴翔[はると](橋本道場/RISEフェザー級(57.5kg)6位、WPMF世界・WBCムエタイ日本フェザー級王者、元KNOCK OUT-REDフェザー級王者、元INNOVATIONスーパーバンタム級王者、元REBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級王者)
第6試合 SBルール フェザー級(57.5kg) 3分3R(無制限延長R)
山田彪太朗(シーザージム/SB日本フェザー級2位)
門口佳佑(EX ARES/RISEフェザー級王者)
第5試合 SBルール 95kg契約 3分3R(無制限延長R)
坂本優起(シーザージム/SB日本ヘビー級3位、元SB日本スーパーウェルター級王者)
南原健太(極真会館/RISEヘビー級3位、極真会館・真正会共催全日本体重別2022男子軽重量級(90kg)優勝)
第4試合 SBルール 53kg契約 3分3R(無制限延長R)
佐藤執斗(グラップリングシュートボクサーズ/SB日本バンタム級(52.5kg)王者、MAX FCフライ級王者)
翼(TARGET/RISEスーパーフライ級(53kg)2位、元ジャパンキック・バンタム級王者)
第3試合 RISEルール バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
有井渚海[しょあ](ARROWS GYM/RISEバンタム級12位、CKC 2021 -54kgトーナメント準優勝)
山田虎矢太[こやた](シーザージム/SB日本スーパーバンタム級(55kg)1位)
第2試合 RISEルール ミドル級(70kg) 3分3R(延長1R)
憂也(魁塾/RISE 5位、元DEEP☆KICK -65kg王者)
T-98[たくや](フリー/元ラジャダムナン・WBCムエタイ日本・INNOVATION・REBELS-MUAYTHAIスーパーウェルター級王者、元WPMF世界・ルンピニー日本ミドル級王者、元WBCムエタイ日本・WPMF日本・INNOVATIONウェルター級王者)
第1試合 RISEルール フライ級(51.5kg) 3分3R
那須川龍心[りゅうじん](TEAM TEPPEN)
KOUJIRO(ジムファイターズ/RKS&ジャパンカップキック・フライ級王者)
オープニングファイト.3 RISEルール Stand Up King of Rookie 2022 -65kg決勝 3分3R(延長1R)
陽勇[ひゅう](TEAM 3K/JFKO全日本空手道選手権2022一般男子軽中量級優勝)※全真会館から所属変更
野口紘志(橋本プレボ)
オープニングファイト.2 RISEルール ライト級(63kg) 3分3R
塩川琉斗(TOP STAR GYM/Stand Up King of Rookie 2022 -60kg優勝)
東 蒼馬(K-PLACE)
オープニングファイト.1 SBルール 53kg契約 3分3R(最大延長2R)
笠原直希(シーザージム)
星 拓海(IDEAL GYM)
概要
大会名 Cygames presents RISE WORLD SERIES / SHOOTBOXING-KINGS 2022
日時 2022年12月25日(日) 開場・12:00 オープニングファイト開始・未定 本戦開始・13:00(予定)
会場 両国国技館
中継 ABEMA(生中継)
チケット料金 VIP 100,000円 SRS 40,000円 RS 25,000円 マスS 15,000円 マスA 10,000円 2階S 10,000円 2階A 8,000円 ※当日500円プラス ※未就学児は保護者膝上に限り無料 ※マス席は1桝2人掛け(1人につき1枚のチケットが必要。相席になる場合がございます)
チケット販売 チケットぴあ、イープラス 出場選手・所属ジム
お問い合わせ RISEクリエーション 03-5980-7409 https://www.rise-rc.com/ / シュートボクシング協会 03-3843-1212 http://www.shootboxing.org/