RISE 11.1 エディオンアリーナ大阪：裕樹「男と男の勝負です。那須川天心戦で引退するオッサンの試合じゃないです」
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
中野トイカツ道場
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RISE DEAD OR ALIVE 2020 OSAKA（11月1日（日）エディオンアリーナ大阪・第一競技場）での引退試合を控えたRISE元3階級制覇王者・裕樹が10月20日、兵庫県西宮市のアンカージムで公開練習を行った。引退試合の相手は那須川天心。9月27日のRIZINで天心と戦った皇治からもアドバイスを受けたといい、内容は「言えないです」とのことだが、37歳のベテランは「正直根性です。僕は昭和の人間ですから、作戦立ててもたぶん飛びます。彼の前に作戦は通じない」という考え。天心目当ての若いファンに対しては「男と男の勝負です。那須川天心戦で引退するオッサンの試合じゃないです。そこを若い人には感じてもらって、こういうファイターがいたと覚えてもらいたい」と話す。
◆裕樹
（試合まで2週間を切り、今のコンディションは？）3週間前にキツい練習は上がって（体重）調整に入っています。歳も歳なので疲労も抜けにくいですけど。
（天心戦近づいた今の心境）やっと自分の番が来た感じです。6月にする予定だったのがコロナの影響でここまで延びたので、早く試合がしたいです。
（引退試合が近づいている実感は？）大々的に言われますけど、相手が相手じゃないですか。今、全盛期を迎えられているので、ここで終われるのは冷静に考えてうれしいですね。かといって次が無い実感が沸かないです。ただこの一戦に集中しているというだけで、その後のことは試合の後に考えます。
（地元関西での引退戦になり、周囲の反響は？）凄い連絡をいただいています。ソーシャルディスタンスの観点から会場を満員にするのは難しいですけど、ABEMAの生中継もありますし、反響が大きいです。近所の方にも声をかけていただいています。その分、期待も大きいので、関西で下手な試合ができないですね。
（スピードのある天心に自慢のローキックを当てる自信は？）自信はあるんですけど、難しいとは思っています。難しいものに挑戦したい思いもある。当てられねえなと思っていたんですけど、そこを挑戦する。そこがポイントというか、そこしか無いと思います。そこ頑張るしかないですね。
（策はある？）無いですよ。正直根性です。僕は昭和の人間ですから、作戦立ててやってもたぶん飛びます。彼の前に作戦は通じないです。
（昭和のスポ根で対抗？）みんなが求めているのはそこじゃないですか？作戦を立てて煮え切らないまま終わるような試合はしたくないです。
（周囲からのアドバイスは？）ありましたけど、まあ、僕自身が那須川天心選手のファンでもありますし、あれだけカッコ良く動けるので、研究というよりかは好きで見ていたんですよ。自分ならどう動くか試せるのは楽しみです。この前に天心選手と戦った皇治選手とかからも、天心選手と戦うならこうするというサポートは受けました。かといって作戦は無いです。
写真提供：RISEクリエーション
（玉砕覚悟？）倒れる気はないですけど、今まで何回も倒されて、1Rで終わったことも何度もありますから、それを怖がるわけじゃなく、その覚悟を持ってリングに上がります。最初から倒しに行くということは僕も相手もわかっているでしょうし、じゃないと僕と戦う意味が無いと思います。
（皇治とどういう会話をした？）彼とは前から友人で一緒に練習をしていて、「やられちゃった」という話をして、印象を話してくれました。僕と考えていたことが一緒でしたね。
（具体的にはどういう考え？）それは言えないです。
（あの皇治戦から得られたデータは？）僕と戦う1か月前に3R戦ってくれたのでデータはありました。
（体格差があれば優位と感じた？）そう思われるのも嫌で、僕から（譲歩して）58kg契約にしました。だから体格の部分で上回っているとは思わないです。仮に5kg差あっても天心選手の戦い方は変わらないでしょうし、勝つときは勝ちます。体格がどうとかは考えていないです。
（天心目当ての若い世代のファンに見せたいことは？）16歳からキックボクシングを始め、11月6日で38歳になりますけど、やり始めた時からスタイルを変えていないです。最初だけアンディ・フグに憧れて色々やったんですけど（苦笑）、合わないと思って、基本的にパンチとローキックだけでやって、、RISEという大舞台で階級を変えながら戦い、ありがたいことにここまでやって来れました。若い人からすればオッサンですよ。でも何で僕が最後に那須川天心戦にたどり着けたかというと、同じことを、周りから見たらバカみたいに思われることを、毎日続けたからだと思います。逆に色んなことはできないけれど、一つだけを積み重ねることで、ここまでたどり着ける。99％天心が勝つと思われているでしょうけど、勝負は何があるかわからない。勝負とは何かを見てもらいたいですし、キックボクシングを見てもらいたい。男と男の勝負です。那須川天心戦で引退するオッサンの試合じゃないです。そこを若い人には感じてもらって、こういうファイターがいたと覚えてもらいたいと思います。
対戦カード
Mr.RISE Final Match（裕樹 引退試合） 58kg契約 3分3R（延長1R）
那須川天心（TARGET/Cygames／RISE WORLD SERIES 2019 -58kgトーナメント優勝、RISE世界フェザー級（57.15kg）王者、ISKAフリースタイル世界フェザー級（57kg）王者、ISKAオリエンタル世界バンタム級（55kg）王者）
裕樹（ANCHOR GYM／RISEスーパーフェザー級（60kg）1位、元同級・ライト級・スーパーライト級王者）
RISE DEAD OR ALIVE 2020 -55kg ～那須川天心挑戦者決定トーナメント～ 決勝 3分3R（最大延長2R）
RISE DEAD OR ALIVE 2020 -55kg ～那須川天心挑戦者決定トーナメント～ 準決勝(1) 3分3R（延長1R）
鈴木真彦（山口道場／RISEバンタム級（55kg）王者）
江幡 塁（伊原道場／KNOCK OUT RED 55.5kg級王者、WKBA世界スーパーバンタム級王者）
RISE DEAD OR ALIVE 2020 -55kg ～那須川天心挑戦者決定トーナメント～ 準決勝(2) 3分3R（延長1R）
志朗（BeWELLキックボクシングジム／ISKAムエタイ世界バンタム級王者）
植山征紀（龍生塾ファントム道場／シュートボクシング日本スーパーバンタム級（55kg）王者）
RISE DEAD OR ALIVE 2020 -55kg ～那須川天心挑戦者決定トーナメント～ リザーブマッチ 3分3R（延長1R）
拳剛（誠剛館／DEEP☆KICK -55kg王者）
拓也（蹴空ジム／RISEバンタム級（55kg）4位）
RISE GIRLS POWER QUEEN of QUEENS 2020 決勝戦 女子47.6kg契約 3分3R（最大延長2R）
RISE GIRLS POWER QUEEN of QUEENS 2020 準決勝（1） 女子47.6kg契約 3分3R（延長1R）
紅絹（NEXT LEVEL渋谷／RISE QUEENアトム級（46kg）王者、元J-GIRLSミニフライ級王者）
百花（魁塾／ミネルヴァ・アトム級（46.26kg）王者）
RISE GIRLS POWER QUEEN of QUEENS 2020 準決勝（2） 女子47.6kg契約 3分3R（延長1R）
sasori（テツジム/PRIMA GOLD／ミネルヴァ・ライトフライ級（48.99kg）王者）
寺山日葵（TEAM TEPPEN／RISE QUEENミニフライ級（49kg）王者、J-GIRLSミニフライ級王者）
RISE GIRLS POWER QUEEN of QUEENS 2020 リザーブマッチ 女子47.6kg契約 3分3R（延長1R）
Ayaka（健心塾／ミネルヴァ・ピン級（45.36kg）王者）
宮﨑小雪（TRY HARD GYM／2019年KAMINARIMON全日本女子-47kg級優勝）
スーパーライト級（65kg）（ノンタイトル戦） 3分3R（延長1R）
山田洸誓（正道会館KCIEL／RISEスーパーライト級王者）
北野克樹（誠至会／WBCムエタイ日本統一スーパーライト級王者）
ウェルター級（67.5kg） 3分3R（延長1R）
中野椋太（誠至会／RISEウェルター級5位、NJKFウェルター級王者、S1ジャパン65kg級王者）
山口裕人（山口道場／WPMF世界スーパーライト級暫定王者、元WBCムエタイ日本統一同級王者）
-61kg契約 3分3R
中村 寛（BKジム／元DEEP☆KICK -60kg王者）
魚井フルスイング（和術慧舟會HEARTS／修斗バンタム級（61.2kg）世界6位）
バンタム級（55kg） 3分3R（延長1R）
京谷祐希（山口道場／RISEバンタム級5位）
鷹介（魁塾／RISEバンタム級6位）
スーパーフライ級（53kg） 3分3R
寺山遼冴（TEAM TEPPEN／DEEP☆KICK -53kg級王者）
有井渚海（及川道場）
ミドル級（70kg） 3分3R（延長1R）
憂也（魁塾／RISEウェルター級（67.5kg）6位、DEEP☆KICK -65kg級王者）
籔中謙佑（KUMA GYM／RISEミドル級8位、DEEP☆KICK -70kg級王者）
オープニングファイト バンタム級（55kg） 3分3R
大森隆之介（EX ARES／JAPAN CUP 2019 -60kg級優勝）
朝日慧仁（TARGET SHIBUYA）
オープニングファイト バンタム級（55kg） 3分3R
麻太郎（健心塾）
力哉（BKジム）
オープニングファイト バンタム級（55kg） 3分3R（延長1R）
匠朗（KSS健生館）
日進丸（日進会館／第29回グローブ空手道選手権播州杯軽量級優勝）
概要
大会名 Cygames presents RISE DEAD OR ALIVE 2020 OSAKA
日時 2020年11月1日（日） 開場・12:30 オープニングファイト開始・未定 本戦開始・14:00
会場 エディオンアリーナ大阪・第一競技場
中継 ABEMA（生中継）
チケット料金 VIP 100,000円 SRS 30,000円 RS 20,000円 アリーナS 15,000円 スタンドS 15,000円 スタンドA 10,000円 ※当日500円プラス ※未就学児は保護者膝上に限り無料 ※10月10日（土）発売
チケット販売 チケットぴあ イープラス
お問い合わせ RISEクリエーション 03-5980-7409 http://www.rise-rc.com/
