RISE+シュートボクシング 12.25 両国国技館:GLORY 70kg 1位と対戦決定の海人「チャンピオンにしか興味が無い」。原口健飛の相手、ゾウガリーからアダムチャックに変更
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RISEとシュートボクシング(SB)の合同大会「RISE WORLD SERIES / SHOOTBOXING-KINGS 2022」(12月25日(日) 両国国技館)の追加カード発表記者会見が11月24日、東京で行われた。原口健飛の対戦相手がザカリア・ゾウガリーからセルゲイ・アダムチャックに変更となり、SBの主力・海人と笠原友希の対戦相手も発表された。海人の試合も原口戦同様GLORYとの対抗戦・RIVALSの枠組みで行われ、RIVALSは6試合が並ぶことになる。
RIVALS RISE×GLORY RISEルール スーパーライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM/RISE 63kgトーナメント2020優勝、元RISEライト級(63kg)王者)
セルゲイ・アダムチャック[Serhii Adamchuk](ウクライナ/マイクスジム/GLORYフェザー級(65kg)6位・元王者、元ISKA欧州ウェルター級王者)
原口は6月のTHE MATCH 2022東京ドーム大会で前K-1スーパー・ライト級王者の山崎秀晃を2R KO。8月のRISE大阪大会ではGLORYフェザー級(65kg)王者・ペットパノムルンの膝蹴りに手を焼き6R判定負けし、リベンジに失敗して以来の試合となる。既にザカリア・ゾウガリー(モロッコ/GLORYフェザー級1位、S-cup 65kgトーナメント2016優勝)との試合が発表されていたが、ゾウガリーが練習中に上腕二頭筋を負傷し手術が必要となり欠場し、アダムチャックに変更となった。
アダムチャックは戦績53戦40勝(15KO)13敗の32歳。オランダの名門・マイクスジムに所属。15年に一度だけK-1参戦で来日しており、秋元和也に判定勝ちしている。-70kg初代王座決定トーナメントのリザーブファイトだったが、本戦勢と遜色ない強さを見せていた。同年からGLORYに出場しGLORY戦績は20戦12勝(1KO)8敗。GLORYデビュー戦ではマラット・グレゴリアンに判定勝ちし、2戦目でガブリエル・ヴァルガに勝利しフェザー級王者となる。モザブ・アムラーニに勝利し1度防衛したが、16年7月にヴァルガにリベンジを許し防衛失敗。その後、現王者・ペットパノムルンとは3度戦い(うち2試合は王座戦)いずれも判定負けしている。試合は昨年10月にアレクセイ・ユリアノフに判定負けして以来約1年ぶりとなる。下動画がその試合で、青のサウスポーの選手がアダムチャック。その下の動画はペットパノムルンとの3度目の対戦でのアダムチャック。
原口はビデオメッセージで「世界一強い男になりたくてやっているので、誰が相手でも問題ないです。ゾウガリー選手は日本で有名ですし、やりたかったですけど、怪我は仕方ないので、必ずまた日本でやりましょう。アダムチャック選手、心から来日を楽しみにしています」等と話している。
RIVALS RISE×GLORY RISEルール ミドル級(70kg) 3分3R(延長1R)
海人(TEAM F.O.D/RISEミドル級(70kg)1位、SB日本スーパーウェルター級(70kg)1位、元SB日本スーパーライト級(65kg)王者、S-cup 65kgトーナメント2018優勝、KNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級(70kg)王者)
ストーヤン・コプリヴレンスキー[Stoyan Koprivlenski](ブルガリア/マイクスジム/GLORYライト級(70kg)1位)
SBのエース・海人は6月のTHE MATCHのセミファイナルでK-1ウェルター級王者の野杁正明と延長に及ぶ接戦を繰り広げ判定勝ちし名を上げた。8月のRISE大阪大会ではサモ・ペティ相手に苦戦も延長判定勝ち。9月のSBではトルコ出身のケンダル・カラクァートに肘で切られ苦戦するも再延長(5R目)になんとか判定勝ちした。野杁との大一番以降も過酷な戦いが続いたが、3カ月空けたことでコンディションを整えやすいだろう。
コプリヴレンスキーは戦績24戦18勝(6KO)6敗の28歳。アダムチャックと同じくマイクスジム所属。14年にプロデビューし、17年からGLORYに出場しGLORY戦績は11戦6勝(2KO)5敗。昨年8月から今年10月まで8戦6勝2敗と積極的に試合をしており(うち3試合がGLORY)、今年8月にGLORYで勝利し王座挑戦権を獲得し(動画の白のグローブがコプリヴレンスキー)、10月大会でティジャニ・ベスタティの王座に挑んだが判定2-1で敗れた。ベスタティとはそれまでにも2度戦い3戦1勝2敗だ。
海人は「GLORYの1位の選手と対戦が決まったんですけど、チャンピオンにしか興味が無いです。決まるまでに相手の候補をたくさん用意してもらいましたが、海外の選手にナメられていると思ったので、世界一に立つ男の強さを見せます。通過点でしか無いので、何もさせず完膚なきまで倒しに行きたいです」と抱負を述べた。コプリヴレンスキーの印象については「パワーがあって、上中下のコンビネーションを流れるように打っていて上手いなと思いました」と評した。
「ナメられていると思った」理由については「対戦が決まる時になかなか上手いこと決まらない、その理由に関してですね。選手だけでなく海外の団体も含め、そうじゃないかもしれないですけど、僕自身がそう感じたので、全て挽回できたらと思います」と話し、具体的には明言しなかったが、条件交渉で屈辱を味わった様子だ。
12月の後楽園大会でRISEに初参戦する元新日本キックのリカルド・ブラボが「海人は外国人に対して実力が発揮できていない」と話していたことを伝え聞くと、海人は「見ておいて欲しいだけです。その方は知らないんですけど、次の試合を見ていて欲しいです」と話し、試合で全てを証明する姿勢を示した。
コプリヴレンスキーはGLORYライト級1位のため、海人が勝てば今後の王座挑戦の可能性も見えて来る。RISEの伊藤隆代表は「GLORY関係者も当日来日します。本人が望むならタイトルを取れるように話をしたいです。そのためにはインパクトのある勝ち方が必要ですけど、そういう内容になったら僕らからも話をしたいです」とコメントしている。
RISEルール 61kg契約 3分3R(延長1R)
石月祐作(KAGAYAKI/RISEスーパーフェザー級(60kg)3位)
笠原友希(シーザージム/SB日本スーパーフェザー級(60kg)王者、元フェザー級(57.5kg)王者)
石月は昨年10月のRISEスーパーフェザー級(60kg)暫定王者決定戦で一馬に5R TKO負け。今年4月のRISE代々木大会常陸飛雄馬に1R KO負けし、7月のRIZIN埼玉大会では笠原友希の兄・弘希に判定負けし3連敗中だ。、
友希は6月のTHE MATCHでKrushスーパーフェザー級王者・中島千博に判定勝ちし7連勝となったが、9月のSB後楽園大会では常陸に3R TKO負けしている。
友希は会見登場時、スターバックスコーヒーの抹茶クリームフラペチーノを石月にプレゼント。友希は「最近、BreakingDownとか流行っていて、煽り合いとかで注目を集めるのはいいなあと思ったんですけど、僕はそういうのが向いていないので、いいことをしたいと思って、1カ月後に向けて共に減量頑張りましょうってことで、ベストコンディションで試合に臨みたいってことで、渡しました」と経緯を説明した。
石月は「僕、スタバ好きで、持ってきてくれてうれしいです」と話しつつ「試合は負けられないんで、五体満足で帰れなくても、刺し違えてでも、勝ちは持っていこうと思います」と強気に抱負を述べた。
友希は石月について「兄貴との試合をセコンドで見ていて、打たれ強くて気持ちが強くて手数が多くて前に来る選手なので、対応して何もさせないよう完封します」とコメント。石月は友希について「身長がでかくて、遠くから攻撃が飛んできて、中に入れたと思ったら膝が飛んできて、嫌だなってイメージですね。打ち合えるチャンスを何回も作れるよう頑張ります」「人としてリスペクトしていますけど、切り替えて、クリスマスは死ぬほど殴り合います」と話した。
対戦カード
RIVALS RISE×GLORY RISEルール スーパーライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM/RISE 63kgトーナメント2020優勝、元RISEライト級(63kg)王者)
セルゲイ・アダムチャック[Serhii Adamchuk](ウクライナ/マイクスジム/GLORYフェザー級(65kg)6位・元王者、元ISKA欧州ウェルター級王者)
RIVALS RISE×GLORY RISEルール ミドル級(70kg) 3分3R(延長1R)
海人(TEAM F.O.D/RISEミドル級(70kg)1位、SB日本スーパーウェルター級(70kg)1位、元SB日本スーパーライト級(65kg)王者、S-cup 65kgトーナメント2018優勝、KNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級(70kg)王者)
ストーヤン・コプリヴレンスキー[Stoyan Koprivlenski](ブルガリア/マイクスジム/GLORYライト級(70kg)1位)
RIVALS RISE×GLORY RISEルール 山田洸誓 Final Match スーパーライト級(65kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
ペットパノムルン・ギャットムーカオ(タイ/ギャットムーカオジム/RISE世界スーパーライト級(65kg)&GLORYフェザー級(65kg)王者)
山田洸誓[こうせい](正道会館KCIEL/RISEスーパーライト級(65kg)王者)
RIVALS RISE×GLORY RISEルール スーパーライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
白鳥大珠(TEAM TEPPEN/RISEライト級(63kg)1位・元王者、RISE -61kgトーナメント2019優勝、RIZIN KICK -61kgトーナメント2021優勝)
アブデラ・エズビリ(フランス/チーム・エズビリ/GLORY世界フェザー級(65kg)4位、元ISKA世界ウェルター級王者)
RIVALS RISE×GLORY RISEルール 63.5kg契約 3分3R(延長1R)
笠原弘希(シーザージム/SB日本ライト級(62.5kg)王者、元スーパーフェザー級(60kg)&フェザー級(57.5kg)王者)
チャド・コリンズ(オーストラリア/ストライクフォース/WMCインターナショナル・WKA豪州・WBCムエタイクイーンズランド州・スーパーライト級王者)
RIVALS RISE×GLORY RISEルール 女子フライ級(52kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
小林愛三(NEXT LEVEL渋谷/RISE QUEENフライ級(52kg)王者)
テッサ・デ・コム[Tessa De Kom](オランダ/ファイトチーム・フラールディンゲン/Enfusion女子ストロー級(52kg)王者)
RISEルール バンタム級(55kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
鈴木真彦(山口道場/RISEバンタム級(55kg)王者、元WBCムエタイ日本&ホーストカップ日本同級王者)
志朗(BeWELLキックボクシングジム/RISEバンタム級1位、RISE -55kgトーナメント2020優勝、RISE -53kgトーナメント2021準優勝、ISKAムエタイ世界バンタム級王者)
RISEルール 女子アトム級(46kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
宮﨑小雪(TRY HARD GYM/RISE QUEENアトム級王者)
MISAKI(TEAM FOREST/SB日本女子アトム級王者、元J-GIRLSミニフライ級王者)
SBルール スーパーバンタム級(55kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(無制限延長R)
植山征紀(龍生塾ファントム道場/SB日本スーパーバンタム級(55kg)王者、RISEバンタム級(55kg)3位)
大﨑孔稀(OISHI GYM/RISEバンタム級(55kg)2位、BOMバンタム級王者、元J-NETWORK&WMC日本スーパーフライ級王者)
SBルール フェザー級(57.5kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(無制限延長R)
川上 叶[きょう](龍生塾/SB日本フェザー級王者・元バンタム級王者)
安本晴翔[はると](橋本道場/RISEフェザー級(57.5kg)6位、WPMF世界・WBCムエタイ日本フェザー級王者、元KNOCK OUT-REDフェザー級王者、元INNOVATIONスーパーバンタム級王者、元REBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級王者)
RISEルール ミドル級(70kg) 3分3R(延長1R)
憂也(魁塾/RISE 5位、元DEEP☆KICK -65kg王者)
T-98[たくや](フリー/元ラジャダムナン・WBCムエタイ日本・INNOVATION・REBELS-MUAYTHAIスーパーウェルター級王者、元WPMF世界・ルンピニー日本ミドル級王者、元WBCムエタイ日本・WPMF日本・INNOVATIONウェルター級王者)
RISEルール 61kg契約 3分3R(延長1R)
石月祐作(KAGAYAKI/RISEスーパーフェザー級(60kg)3位)
笠原友希(シーザージム/SB日本スーパーフェザー級(60kg)王者、元フェザー級(57.5kg)王者)
RISE バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
有井渚海[しょあ](ARROWS GYM/RISEバンタム級12位、CKC 2021 -54kgトーナメント準優勝)
山田虎矢太[こやた](シーザージム/SB日本スーパーバンタム級(55kg)1位)
RISE フライ級(51.5kg) 3分3R
那須川龍心[りゅうじん](TEAM TEPPEN)
KOUJIRO(ジムファイターズ/RKS&ジャパンカップキック・フライ級王者)
SBルール 53kg契約 3分3R(無制限延長R)
佐藤執斗(グラップリングシュートボクサーズ/SB日本バンタム級(52.5kg)王者、MAX FCフライ級王者)
翼(TARGET/RISEスーパーフライ級(53kg)2位、元ジャパンキック・バンタム級王者)
SBルール フェザー級(57.5kg) 3分3R(無制限延長R)
山田彪太朗(シーザージム/SB日本フェザー級2位)
門口佳佑(EX ARES/RISEフェザー級王者)
SBルール 95kg契約 3分3R(無制限延長R)
坂本優起(シーザージム/SB日本ヘビー級3位、元SB日本スーパーウェルター級王者)
南原健太(極真会館/RISEヘビー級3位、極真会館・真正会共催全日本体重別2022男子軽重量級(90kg)優勝)
オープニングファイト RISEルール Stand Up King of Rookie 2022 -65kg決勝 3分3R(延長1R)
陽勇[ひゅう](TEAM 3K/JFKO全日本空手道選手権2022一般男子軽中量級優勝)※全真会館から所属変更
野口紘志(橋本プレボ)
オープニングファイト RISEルール ライト級(63kg) 3分3R
塩川琉斗(TOP STAR GYM/Stand Up King of Rookie 2022 -60kg優勝)
東 蒼馬(K-PLACE)
オープニングファイト SBルール 53kg契約 3分3R(最大延長2R)
笠原直希(シーザージム)
星 拓海(IDEAL GYM)
概要
大会名 Cygames presents RISE WORLD SERIES / SHOOTBOXING-KINGS 2022
日時 2022年12月25日(日) 開場・12:00 オープニングファイト開始・未定 本戦開始・13:00(予定)
会場 両国国技館
中継 ABEMA(生中継)
チケット料金 VIP 100,000円 SRS 40,000円 RS 25,000円 マスS 15,000円 マスA 10,000円 2階S 10,000円 2階A 8,000円 ※当日500円プラス ※未就学児は保護者膝上に限り無料 ※マス席は1桝2人掛け(1人につき1枚のチケットが必要。相席になる場合がございます)
チケット販売 チケットぴあ、イープラス 出場選手・所属ジム
お問い合わせ RISEクリエーション 03-5980-7409 https://www.rise-rc.com/ / シュートボクシング協会 03-3843-1212 http://www.shootboxing.org/