RIZIN 4.17 武蔵野の森総合スポーツプラザ:浅倉カンナ、修斗王者SARAMIと対戦。中島太一、ケラモフとRIZIN初戦。武田光司はUFC&ベラトール経験者と。上田幹雄、MMAデビュー戦は引退戦の髙阪剛と
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RIZIN.35(4月17日(日) 東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ)の第2弾決定カードが3月23日の東京での記者会見で発表された。
浅倉カンナは修斗女子世界スーパーアトム級王者でRIZIN初参戦のSARAMIと対戦。前回の会見で発表済の女子スーパーアトム級タイトルマッチ・浜崎朱加(王者)vs. 伊澤星花(挑戦者)と合わせ、夏からの開催が計画されている同級のGP(トーナメント)に向けての試金石とも言える一戦だ。
同じく前回会見でライト級タイトルマッチ・ホベルト・サトシ・ソウザ(王者)vs. ジョニー・ケース(挑戦者)が発表されたが、新型コロナウイルスの水際対策が緩和されたことで、米国人のケースに続きウガール・ケラモフ(アゼルバイジャン)、カイル・アグオン(グアム)ら4選手の来日が新たに決定した。ケラモフはスラブ系の選手との対戦経験豊富なパンクラス・バンタム級暫定王者の中島太一と対戦。アグオンは芦田崇宏と対戦。武田光司はUFCとベラトール出場経験者のスパイク・カーライル(米国)を迎え撃ち、シビサイ頌真はリバーズ・ビギス(ラトビア)と対戦する。
また、極真会館全世界空手道選手権2019優勝者・上田幹雄のMMAデビュー戦の相手が、今回で引退試合となる52歳のベテラン・髙阪剛に決まった。
浅倉カンナ「試合で返したい」×SARAMI「全部を持っていく」
MMA 女子スーパーアトム級(49kg) 5分3R
浅倉カンナ(パラエストラ松戸/RIZIN女子スーパーアトム級トーナメント2017優勝)※上写真左
SARAMI(パンクラスイズム横浜/修斗女子世界スーパーアトム級(50kg)王者)※上写真右
浅倉は昨年、3月にRIZIN女子スーパーアトム級王者・浜崎朱加に挑戦し判定負け。10月のDEEP 2階級王者・大島沙緒里戦でも判定負けし2連敗中だ。
SARAMIはRIZIN初参戦の31歳。柔道をベースとし12年7月にMMAデビュー。DEEP JEWELSでは富松恵美、前澤智、黒部三奈らとタイトル戦線でしのぎを削った。ONE参戦を目指しONEのトライアウトに出場していたが、コロナ禍の影響でとん挫し、20年からは修斗を主戦場とし3連勝。黒部にはDEEP JEWELSで2度敗れていたが、昨年11月の修斗女子世界スーパーアトム級王座戦では王者の黒部に判定勝ちし、試合はそれ以来となる。
浅倉はSARAMIについて「自分が総合格闘技を始めた頃から最前線で強い選手と戦っていた」と評し「2連敗してファンをガッカリさせて悔しい思いをしたので、試合で返したい。強い相手に勝ってアピールしたい」と意気込みを語った。
SARAMIは「海外で試合したいと思っていたので、1年前にはRIZINに上がることを想像していなかったんですけど、10年格闘技続けて、やっと形になってきた凄くいい時期だと思っているので、日本のファンの皆さんの前で試合できるのはうれしく思います」とRIZIN参戦にあたっての心境を語り、「2022年のRIZIN女子スーパーアトム級の全部を持っていくつもり」と目標を語った。浅倉の印象については「レスリングの選手という印象ですが、打撃も成長してトータルで戦える印象です」と話した。
中島太一、ケラモフの反則対策は「ロシアで5戦やって慣れっこ。気にしていない」
MMAルール フェザー級(66kg) 5分3R
ウガール・ケラモフ(アゼルバイジャン)
中島太一(ロータス世田谷/パンクラス・バンタム級暫定王者)
ケラモフは昨年6月の東京ドーム大会でのノンタイトル戦で当時フェザー級王者の斎藤裕と対戦したが、ロープつかみ、ショーツつかみ、サミング等の反則を連発し判定負けして以来の試合
中島は33歳でRIZIN初参戦。14年のパンクラス・ワールドスラムトーナメントで優勝し、同年大晦日のDEEPさいたまスーパーアリーナ大会ではDEEP勢との対抗戦の一員に抜擢された。ロシアのACFの5戦等を経て18年からパンクラスに戻ると、20年9月の王座挑戦者決定戦で堀江圭功に勝利。昨年5月大会のISAOとの王座戦ではノンストップの5Rの死闘の末に判定負けした。敗戦後、バンタム級への復帰を決意し、12月のパンクラス・バンタム級暫定王者戦では新鋭の井村塁に2R TKO勝ちし初のベルトを巻いたが、今回はケラモフに合わせてのフェザー級での試合だ。
中島は「RIZINという素晴らしい舞台で戦えることに興奮しています。当日は中島太一とパンクラスチャンピオンの強さを見せつけます」と抱負。階級について「いいオファーがあればバンタム級でもフェザー級でもどっちでもやります」と話し、ケラモフの反則対策については「ロシアで5戦やって、慣れっこというか、気にしていないです」とコメント。RIZINで戦いたい相手について聞くと「強い人とやりたいです。その中で一番戦いたいと思っていたのがケラモフ選手で、ちょうどいいタイミングなので受けました」と話した。危険なケラモフにも全く物怖じしない様子で「パワー、勢いがあって荒々しいファイトする印象ですけど、僕のスピードとスタミナを活かして翻弄し、タイミングを見てKOか一本で勝ちたいです」と話した。
武田光司&芦田崇宏、BRAVE勢は揃って国際戦
MMA ライト級(71kg) 5分3R
武田光司(BRAVE/元DEEPライト級王者)
スパイク・カーライル[Spike Carlyle](米国/キングスMMAアナハイム/トレーニングラボ)
武田は4連勝後、昨年9月の埼玉大会では矢地祐介に判定負けしたが、大晦日のベイノア戦では2R腕十字で一本勝ちした。
カーライルはRIZIN初参戦の28歳。12歳からレスリングを始め、18歳からMMAを始め、24歳の17年にプロデビュー。8勝1敗の好成績を残し、20年にUFCに上がり初戦は勝利したが、以降は2連敗。21年はLFA等のローカル大会で3連勝後、12月にベラトールに初参戦し、同じくUFC経験者のダン・モレット相手に苦戦するも、3R裸絞めで逆転一本勝ちしている(下動画の青コーナーがカーライル)。元々PRIDEが好きで、榊原信行RIZIN CEOが昨年堀口恭司と会うために米国を訪れた際、「日本で戦いたい」とアピールしていた選手だという。
武田は「相手はUFCでも試合をしてきたトップ選手で、海外選手に挑戦したいと思っていたので、この試合を組んで下さりありがとうございます。とても噛み合うファイトスタイルで、フィジカル的にも似ていて、面白い試合になると思います」と抱負。いつも日に焼けた肌が印象的だが「日サロを引退したので、ちょうどいいタイミングで湘南美容さんがRIZINのスポンサーになったので、公開練習をやらせてもらえれば」ともアピールし、来場者を笑わせた。
MMA フェザー級(66kg) 5分3R
芦田崇宏(BRAVE/元DEEPフェザー級王者)
カイル・アグオン(グアム/SPIKE22)
芦田は20年9月のRIZIN初戦で萩原京平に1Rアームロックで一本勝ち。昨年10月の横浜大会での1年2カ月ぶりの試合では、ベテラン・金原正徳にTKO負けした。アグオンは19年4月にパンクラスで中島太一に勝利し、同年10月のフェザー級王座戦で王者のISAOに判定負け。その後はRIZINに上がり、ケラモフに判定負けし、クレベル・コイケに一本負けしている。
芦田は「アグオンは相手の良さを消す戦い方をするというのは昔から見ていて思っていたので、僕の良さを消させないよう戦います。RIZINで戦う以上はアグレッシブに戦いたいです。フィニッシュは常に狙います。打撃のフィニッシュになると思う」と話した。
上田幹雄、空手世界一になった会場でMMAデビュー戦。髙阪剛は引退試合
MMAルール ヘビー級(120kg) 5分3R
髙阪 剛(ALLIANCE/元パンクラス・スーパーヘビー級(+100kg)王者)※上写真左
上田幹雄(BRAVE/極真会館全世界空手道選手権2019優勝)※上写真右
髙阪は52歳。17年大晦日にミルコ・クロコップに敗れて以来のRIZIN登場で、20年1月のHEATのサシャ・ミリンコヴィッチ戦でTKO負けして以来の試合となる。
上田は髙阪のちょうど半分の年齢の26歳。極真会館(松井章奎館長)のトップ戦線で活躍し、15年の世界大会で6位に入賞。18年の全日本大会を制すると、19年の世界大会でも優勝し、日本人として16年ぶりに世界王者になる快挙を成し遂げた。ちなみに今大会の会場・武蔵野の森総合スポーツプラザは、その2度の優勝を果たした会場でもあった。昨年夏に極真会館を退会しMMA転向を表明し、10月にBRAVE所属が発表され、今回がMMAデビュー戦となる。
髙阪は「2015年のRIZIN旗揚げ大会から試合をし、解説席でもRIZINがどんどん成長するのを目の当たりにしてきました。これからの選手やRIZINの支えになればと思い、今回で最後の試合にします。引退試合という奴ですけど、だからと言って上田選手に簡単に道を明け渡すつもりないです。谷に突き落として、這い上がって来る試練を与えたい」と抱負を述べた。
上田はMMA転向の動機について「18年の全日本大会で優勝した頃、空手を広めたいと思ったのがMMA転向を考えた理由です。そのためには今の日本の最高峰の舞台のRIZINで戦うことが一番だと思いました」と説明し「極真空手で培った精神力で何事にも臆することなく戦います。総合格闘技を作ってきたレジェンドの髙阪選手の胸を借りるつもりで戦います。髙阪選手は何でもできる印象ですが、立ち技とスピードでは自分が勝っていると思います。突きか蹴りでフィニッシュしたいです」と試合への意気込みを語った。
MMAルール ヘビー級(120kg) 5分3R
シビサイ頌真[しょうま](パラエストラ東京/巌流島)
リバーズ・ビギス[Rihards Bigis](ラトビア/チーム・ビギス)
シビサイは大晦日に関根“シュレック”秀樹に2R TKO負けして以来の試合。ビギスはRIZIN初参戦の29歳。ボクシング、キックボクシング、パンクラチオンのラトビア大会で度々優勝した後、15年にMMAプロデビューし9戦全勝している。シビサイは「相手は9戦全勝で勢いに乗っていると思いますけど、全力で戦いたいです」とコメントしている。
既報対戦カード
MMA RIZINライト級(71kg)タイトルマッチ 5分3R
ホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル/ボンサイ柔術/王者、元REALスーパーライト級(74.2kg)王者/70.9kg)※2度目の防衛戦
ジョニー・ケース(米国/挑戦者)
MMA RIZINフェザー級(66kg)タイトルマッチ 5分3R
牛久絢太郎(K-Clann/王者、DEEP王者)※初防衛戦
斎藤 裕(パラエストラ小岩/挑戦者、元RIZIN王者、元修斗世界王者)
MMA RIZIN女子スーパーアトム級(49kg)タイトルマッチ 5分3R
浜崎朱加(AACC/王者、元INVICTA世界アトム級(47.6kg)王者、元JEWELSライト級(52kg)王者)※2度目の防衛戦
伊澤星花(フリー/挑戦者、DEEP JEWELSストロー級(52.2kg)王者)
概要
大会名 湘南美容クリニック presents RIZIN.35
日時 2022年4月17日(日) 開場・12:30(予定) 開始・14:00(予定) 終了・19:00~20:00頃(予定)
会場 武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ(京王線「飛田給」徒歩5分)
チケット料金 VIP席100,000円 SRS席30,000円 アリーナS席20,000円 スタンドS席20,000円 A席10,000円 ※1歳よりチケットが必要 ※一般発売3/27(日)10:00~。先行発売はRIZIN公式サイト参照
チケット販売 イープラス チケットぴあ ローソンチケット 出場選手・所属ジム
お問い合わせ RIZIN FF事務局 03-5772-3223 https://jp.rizinff.com/