RISE 11.14 丸善インテックアリーナ大阪:梅野源治「殺気立った試合を」×大雅「やっと昔みたいな闘争心が見せられる」。鈴木真彦「今回は倒したい」×江幡塁「RISEルールに適応した強さを見せる」。中村寛「こっち来えへんでええのに」×YA-MAN「今回も下剋上する」
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RISE WORLD SERIES 2021 OSAKA.2(11月14日(日)丸善インテックアリーナ大阪)の主要カードが10月13日の東京での記者会見で発表された。梅野源治と大雅が61kg契約で対戦。9月の横浜大会でRISEライト級王者・直樹に対戦要求した中村寛は、同級7位のYA-MANと対戦することに。また、昨年11月の那須川天心挑戦者決定トーナメント準決勝で対戦した鈴木真彦と江幡塁が1年ぶりに再戦することになった。
梅野源治「殺気立った試合を」×大雅「やっと昔みたいな闘争心が見せられる」
61kg契約 3分3R
梅野源治(PHOENIX/BOMライト級王者、元ラジャダムナン同級王者、元WPMF世界&WBCムエタイ世界スーパーフェザー級王者)
大雅(チームドラゴン/元K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級(60kg)王者、元Krushスーパー・バンタム級(55kg)王者)
大雅は7月の大阪大会でチームドラゴンへの移籍初戦に臨んだが、中村寛に左ハイでダウンを奪われ判定負けした。
梅野は2月の横浜大会でノラシンに判定勝ち。6月のRIZIN大阪大会のトーナメントでは、一回戦で皇治のバッティングでのダメージで試合続行不可能となり、わずか43秒で試合が終わっていた。9月26日のBOMではムエタイルールでタイ人のロンペットと5R戦い引き分けている。
梅野は「大雅選手は攻撃的で昔から好きな選手だったので、RISEで戦えてうれしいです。前回ムエタイルールでドローで終わり、試合ごとにルールが変わると難しいところもありますが、肘無しならこの距離、肘有りならこの距離といった理解がどんどん深まっているので、今回はRISEルールにアジャストした戦いを見せられると思います」と自信。「6月のRIZNではいい結果・内容を皆さんにお見せできなかったので、ずっと練習していたことをRISEで見せられたらと思います。肘無しルールで結果を残して、年末のRIZINでいい姿をお見せしたいです」とも話し、RIZINへのリベンジのきっかけにもしたい考えだ。なお、9月のBOMで負った右上腕二頭筋損傷の怪我については「練習自体は再開していますし、今回のRISEに参戦可能というお医者さんの判断もあったので、いい状態で戦えると思います」とコメントした。
対する大雅は「最近はヌルい試合をしていたんで、喧嘩するつもりでやろうと思います」と気合十分。チームドラゴンでの練習で「引き出しが増えてメンタルが変わりました。やっと昔みたいな闘争心が次の試合で見せられると思います」と話し、手応えを感じている様子だ。
梅野も「最近はテクニシャン的な戦いをしていましたが、前に出る選手と戦うことで、前にガンガン出るスタイルをお見せできると思います」「見ている人が熱くなる、殺気立った試合をしたいです。お互い削り合うような、生き様を見せる試合したいです」と話しており、激闘を期待させた。だが大雅は「削り合うつもりはないです。1RでKOしたいです」と話し、一方的な試合内容での完全復活を希望した。
鈴木真彦「今回は倒したい」×江幡塁「RISEルールに適応した強さを見せる」
バンタム級(55kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
鈴木真彦(山口道場/RISEバンタム級(55kg)王者、元WBCムエタイ日本&ホーストカップ日本同級王者)
江幡 塁(伊原道場/WKBA世界スーパーバンタム級王者、元KNOCK OUT-RED同級王者、元新日本バンタム級王者)
鈴木は15年8月に那須川天心に敗れて以降、昨年11月の「RISE DoA -55kg ~那須川天心挑戦者決定トーナメント~」準決勝で江幡塁に判定勝ちするまで20連勝していたが、決勝で志朗に破れた。鈴木は以降はRISEで溜田蒼馬にとテーパリットに連勝。9月の横浜ぴあアリーナMM大会では念願の天心戦に辿り着いたが判定負けに終わった。江幡兄弟の弟・塁は、2月の横浜大会で拳剛に1R KO勝ちして以来の試合となる。
塁も梅野同様、肘有り・無しでの距離感の違いについて言及。「真彦君に負けた試合は、RISEでの戦い方を学ばせてもらった大きな転換点となる試合でした。50戦以上やってきた戦い方を改良し、RISEルールに適応させました。その強さを見せますので当日楽しみにしてください」「これまでの戦いでは5R、肘有り、組みがありましたが、僕はそんなに肘や組みは重要視していないので、3R肘無しへの変更は苦じゃないと思っていました。ですが、肘があるからこその距離感で使えていた攻撃があったことに気付き、肘無しだとこういう障害が出るんだなと、まざまざと感じ真摯に受け止めました。前は多い時は年に5~6試合していて、インプットが足りないと感じていましたが、2月に試合をしてから時間が空き、フィックス(=修正)する時間ができました。新しくなったと思える十分な期間をもらえました」と話し、RISEルールへの適応に自信を示した。
鈴木は「江幡選手とは再戦ですけど、前回KOで勝てなかったので、今回は倒したいです」と抱負。長年目標としていた天心との再戦で敗れ、今のモチベーションを聞かれると「悔しさもありましたし、気持ちが下がった部分もあったんですけど、これから全試合全KOを目指してやっていきたいです」と話した。
中村寛「こっち来えへんでええのに」×YA-MAN「今回も下剋上する」
ライト級(63kg) 3分3R(延長1R)
中村 寛(BK GYM/元DEEP☆KICK -60kg王者)
YA-MAN(TARGET SHIBUYA/RISEライト級7位)
YA-MANは5月のRISE on ABEMA、9月の横浜大会と、連続でオープンフィンガーグローブ(OFG)着用マッチを行い、山口侑馬と北井智大をKOした。
中村は7月の大阪大会で大雅から左ハイでダウンを奪い判定勝ち。9月の横浜大会には出場しなかったが、白鳥大珠に勝利した直後のRISEライト級(63kg)王者・直樹に対し、「次、俺と11月やれ。ベルト懸けてやれ」と挑発した。直樹は「中村さん、63kg(ライト級)で一回も試合してないじゃないですか。他のランカーと戦ってからやれ」と話し対戦拒否していた。大会後、YA-MANが中村にTwitter上で噛み付き、対戦実現。OFGマッチではなく、通常グローブ着用のライト級ランキング戦として行われる。
両者会見に登場すると、YA-MANは大雅戦前の会見での中村を真似て、中指を立てて挑発。中村がYA-MANの手を払うと、YA-MANは指を立てたまま近づいてきたが、中村は下がりながら苦笑いし、最後はYA-MANの頭を撫でて落ち着かせようとしていた。
席に着いたYA-MANは「OFGマッチなら余裕で勝てるんですけど、今回グローブマッチですかね?みんなが見たいのはOFGだと思います。でも中村君、ビビってできないか?」と不満を述べた。中村は「RISEはOFGでやらんとランキングに入らないと言われたんで。今回の試合はランキングに入ることしか意味がないので、OFGには合わせないです」「ドラゴンボールで言ったら今の僕は超サイヤ人3で、これから魔人ブウと戦うつもりが、ミスター・サタンが横から入ってきた感じですね。当日まで人の真似して中指立てるなりやっといたらいいんちゃいます?打ち合いにもならんでしょうね。OFGで2回倒して調子いいのに、こっち来えへんでええのになって」と話し、YA-MANのことは眼中に無い様子。会見は生中継されていたが「俺がベルト取って暇になったらOFGでやったるから、チ●ポでも洗って待っとき」とも話し、大会関係者をヒヤヒヤさせた。
中村の発言を聞いたYA-MANは「OFGでも(ボクシング)グローブでも成長しているので、今までの自分だと見てナメているとエラい目に合うと思います。これまで2試合も見返してきたので、今回も下剋上するところを楽しみにしていてください」とアピールした。
また、原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM/RISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメント優勝、元RISEライト級(63kg)王者)の出場も発表された。対戦相手は調整中。原口は2月の横浜アリーナ大会ではペットパノムルン(タイ/GLORYフェザー級(65kg)王者)との試合が組まれたが、コロナ禍の影響で実現せず、白鳥大珠との試合に変わり、原口が2ダウンを奪い判定勝ちした。9月の横浜大会では仮想ペットパノムルンとして、同じタイ人のタップロンと戦い、2Rに首相撲からの膝蹴りでキャリア初のダウンを喫したが、3Rに三日月蹴りを効かせてからのパンチで逆転TKO勝ちしている。コロナ関連の規制が日本でもタイでも緩和傾向にあることから、近い将来のペットパノムルン戦実現の可能性は高く、今回もそのストーリーに沿ったカードとなりそうだ。
対戦カード
【本戦】
バンタム級(55kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
鈴木真彦(山口道場/RISEバンタム級(55kg)王者、元WBCムエタイ日本&ホーストカップ日本同級王者)
江幡 塁(伊原道場/WKBA世界スーパーバンタム級王者、元KNOCK OUT-RED同級王者、元新日本バンタム級王者)
ライト級(63kg) 3分3R(延長1R)
中村 寛(BK GYM/元DEEP☆KICK -60kg王者)
YA-MAN(TARGET SHIBUYA/RISEライト級7位)
61kg契約 3分3R
梅野源治(PHOENIX/BOMライト級王者、元ラジャダムナン同級王者、元WPMF世界&WBCムエタイ世界スーパーフェザー級王者)
大雅(チームドラゴン/元K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級(60kg)王者、元Krushスーパー・バンタム級(55kg)王者)
ミドル級(70kg) 3分3R(延長1R)
憂也(魁塾/RISEミドル級2位、元DEEP☆KICK -65kg王者)
ねぎ魔神(ネイバーズキックボクシングジム/RISEミドル級9位)
バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
知花デビット(エイワスポーツジム/RISEバンタム級2位、WMAF世界スーパーバンタム級王者)
拳剛(誠剛館/RISEバンタム級4位、DEEP☆KICK -55kg王者)
バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
植山征紀(龍生塾ファントム道場/シュートボクシング日本スーパーバンタム級王者)
京谷祐希(山口道場/RISEバンタム級7位)
バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
甲斐元太郎(理心塾/NJKFバンタム級暫定王者)
有井渚海(及川道場/新空手CKC 2021 -54kgトーナメント準優勝)
バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
田渕神太(拳聖塾/アクセル&ABWバンタム級王者)
大森隆之介(EX ARES/RISEバンタム級9位)
ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
中野椋太(誠至会/RISEウェルター級4位、WBCムエタイ日本同級王者)
蛇鬼将矢(テツジム/NKBウェルター級王者)
ライト級(63kg) 3分3R(延長1R)
麻原将平(パウンドフォーパウンド/RISEライト級4位、元ホーストカップ日本スーパーライト級王者)
山畑雄摩(心将塾/DEEP☆KICK -63kg王者)
フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
宮崎就斗(TARGET/RISEフェザー級5位、DEEP☆KICK -57.5kg王者)
梅井泰成(TEAM TEPPEN/RISEフェザー級6位)
スーパーフライ級(53kg) 3分3R
KING剛(ROYAL KINGS/MA日本バンタム級王者)
溜田蒼馬(Crazy Wolf/CMA KAISERバンタム級王者)
【オープニングファイト】
バンタム級(55kg) 3分3R
翔磨(多田ジム/DEEP☆KICK -55kg 2位)
久津輪将充(888GYM/DEEP☆KICK -57.5kg 6位)
フェザー級(60kg) 3分3R
岩郷泰成(TFT/DEEP☆KICK -60kg 1位)
佐藤 亮(健心塾/DEEP☆KICK -60kg 3位)
フェザー級(57.5kg) 3分3R
都築海杜(キックボクシングジム3K/and lab/RISEフェザー級10位)
勇志(真門ジム/NKBフェザー級5位)
出場予定選手
原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM/RISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメント優勝、元RISEライト級(63kg)王者)
概要
大会名 Cygames presents RISE WORLD SERIES 2021 OSAKA.2
日時 2021年11月14日(日)開場・12:30 オープニングファイト開始・未定 本戦開始・14:00
会場 丸善インテックアリーナ大阪(大阪市中央体育館/港区田中3-1-40/大阪メトロ中央線「朝潮橋」2A出口すぐ)
チケット料金 VIP 100,000円 SRS 30,000円 RS 20,000円 アリーナS 12,000円 スタンドS 12,000円 スタンドA席 8,000円 ※当日は500円プラス ※未就学児は保護者膝上に限り無料
チケット販売 イープラス チケットぴあ 出場選手・所属ジム
お問い合わせ RISEクリエーション 03-5980-7409 https://www.rise-rc.com/