格闘技大会ネット中継 注目番組ガイド:3.27(土) Krush 吉岡ビギン×壬生狼一輝|28(日) UFC ミオシッチ×ガヌー2|28(日) K-1 武尊×レオナ・ペタス|28(日) RISE 紅絹×宮﨑小雪
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
葛西 キックボクシング ストライブジム
最安4,378円~!通い放題でも7,700円!選手志願者兼インストラクターも募集中!
おうち時間のお供に、インターネットでの格闘技観戦はいかが? 近日ネット中継される注目大会の見所を紹介。
3月27日(土) 17:15~
Krush.123
会場 後楽園ホール
中継 ABEMA(無料)
☆吉岡ビギン×壬生狼一輝 予想開始時刻・19:30 【対戦カード一覧】
◆メインイベントではKrushバンタム級王者・吉岡ビギンが壬生狼(みぶろ)一輝を相手に初防衛戦を行う。吉岡は安保瑠輝也率いるteam ALL-WINに所属する20歳で、K-1 JAPAN GROUPでは5戦全て判定勝ち。昨年12月の第6代王座決定トーナメントの準決勝で黒田斗真、決勝で橋本実生を下してタイトルを獲得した。
対する壬生狼は19歳。九州で行われている「大和」で王者になり、昨年8月からK-1 JAPAN GROUPに参戦。2戦目では元バンタム級王者の晃貴に判定勝ち。今年1月のKrushでは松本日向との無敗対決で判定勝ち。無敗記録を9に伸ばし、タイトル挑戦権を掴み取った。
壬生狼はプロレスファンで、会見や公開練習での大仁田厚のものまねや、プロレスラーの名言の引用でも話題を振りまいている。吉岡はダンスを得意とし、勝利後のブレイクダンスを予告。どちらがベルトを巻いたとしても、試合後のパフォーマンスまで必見だ。K-1公式YouTubeチャンネルには、この試合の紹介VTRがアップされている。
3月28日(日) 午前8:30~
UFC 260: Miocic vs. Ngannou 2
会場 米国ネバダ州ラスベガス・UFC APEX
中継 UFCファイトパス(メインカードは11:00より。プレリムのみ視聴可能なスタンダードプランは月1,214円、メインカードも視聴可能なプレミアムプランは月2,699円)
☆ミオシッチ×ガヌー 予想開始時刻:13:00 【対戦カード一覧】(公式サイト)
◆メインイベントではスティーペ・ミオシッチがフランシス・ガヌーを相手にヘビー級王座の2度目の防衛戦を行う(通算過去4度防衛)。ミオシッチはここ3試合連続でダニエル・コーミエと対戦。18年7月にコーミエがミオシッチからベルトを奪ったが、コーミエは19年8月のリターンマッチ、20年8月の初防衛戦と共に勝利した。このミオシッチとの3連戦の前、18年1月の防衛戦で戦った相手がガヌーだった。
当時のガヌーはアルロフスキー、オーフレイムら相手に6連続フィニッシュ勝利し、飛ぶ鳥を落とす勢いで、UFC無敗だったが、最初に土をつけたのがミオシッチだった。ガヌーは続くデリック・ルイス戦でも判定負けし、壁にぶつかったものの、それ以降は18年11月のブレイズ戦から始まり、ヴェラスケス、ドス・サントス、ホーゼンストライクをいずれも1分前後でパンチで粉砕。因縁のミオシッチとのリベンジマッチに辿り着いた。
両者の初対決はミオシッチの5R判定勝ち。今回もガヌーの豪打をミオシッチがいかに封じて、グラウンドで押さえ込めるかが鍵となる。だががガヌーも3年前から破壊力・グラウンドの対応力・駆け引き能力・スタミナの全てにおいて進化しているはずで、短時間決着でもフルラウンド勝負でも、前回以上に濃密な攻防となるだろう。
コー・メインイベントではウェルター級王座から陥落した試合から3連敗中のタイロン・ウッドリーが、ビセンテ・ルーケと対戦。その前の試合では、昨年8月にプロ13戦目で初黒星を喫したショーン・オマリーが、トーマス・アルメイダ相手に再起戦を行う。
3月28日(日) 11:30~
K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K’FESTA.4 Day.2~
会場 日本武道館
中継 ABEMA(無料)
☆武尊×レオナ・ペタス 予想開始時刻・19:20 【対戦カード一覧】
◆K-1スーパー・フェザー級王者・武尊が満を持して、Krush同級王者のレオナ・ペタスを相手に2度目の防衛戦を行う。
武尊は18年3月のK’FESTA.1のK-1スーパー・フェザー級王座決定トーナメントで優勝し、K-1史上初の3階級制覇を達成。昨年3月のK’FESTA.3でペッダム・ペットギャットペットにKO勝ちして以来1年ぶりの試合となる。12年9月から34連勝中だ。
レオナは17年12月以降9連勝中で近年は小宮山工介、村越優汰もKO。昨年7月のKrushで大岩龍矢に判定勝ちし、Krush王座2度目の防衛に成功すると、大岩のセコンド・武尊に宣戦布告し、武尊も「やろうぜ」と対戦を承諾した。
その1か月後の8月末、11月3日のK-1福岡大会で武尊のベルトを懸けての対戦が発表されたが、武尊の左拳の骨折で延期に。1月24日の代々木大会に改めて試合が組まれたが、新型コロナウイルス緊急事態宣言の影響で大会自体が3月28日に延期し、発表から7カ月を経てようやく両者が拳を交える。
両者のフィニッシュブローといえばパンチだが、2人とも右も左も強く、武尊はフック系主体でボディも絡めたコンビネーション、レオナはストレートの一撃の破壊力が印象的。蹴りは武尊は左ミドル主体で、レオナは上中下の打ち分けが得意。武尊の強力なプレッシャー、レオナの遠い距離からの素早い踏み込みに、お互いどこまで対応できるかが鍵だが、この7カ月、両者とも対策は万全過ぎるぐらいにやってきたはず。どちらが勝つにせよ、細かい駆け引きでの判断の誤りや一瞬の隙が命取りになる、最初から最後まで目の離せない試合となりそうだ。
セミファイナルではクルーザー級王者のK-Jeeと前王者のシナ・カリミアンが、11月の福岡から5カ月間隔でのリターンマッチ。プロボクシングで活躍した京太郎がK-1復帰戦(vs. 実方宏介)も大会終盤の注目カードとなる。
大会の中盤パートのトリにはライト級王者のゴンナパー・ウィラサクレックが登場し、南雲大輝と対戦。その直前には野杁正明、玖村将史が登場し、タイ人選手と対戦する。大会序盤に登場する高梨knuckle美穂、MIOの女子トップ勢の戦いぶりも見逃せない。
3月28日(日) 17:30~
RISE 147
会場 後楽園ホール
中継 ABEMA(無料)
☆紅絹×宮﨑小雪 予想開始時刻・19:30 【対戦カード一覧】
◆メインイベント、セミファイナルはいずれも女子の大一番に。RISE QUEENアトム級王者の紅絹は、宮﨑姉妹の妹・小雪を相手に2度目の防衛戦を行う。紅絹は昨年2月の初防衛戦では小雪の先輩・平岡琴に勝利。秋に行われたQUEEN of QUEENSトーナメントでは11月の決勝で寺山日葵に敗れ準優勝に終わり、今回が再起戦となる。
対する小雪は、1月に行われたアトム級NEXT QUEENトーナメントで佐藤レイナと小林愛理奈に勝利し優勝。本来はこれで王座挑戦者決定戦に進んだだけだが、その直後に王者の紅絹がリングインし「宮﨑選手は私よりスピードもあって、私より強いと思います。もうタイトルマッチでもいいと思います」と話し、両者のタイトル戦が決まった。
女子ミニフライ級では同級王者の寺山への挑戦権を懸け、4選手によるNEXT QUEENトーナメントを開催。3月6日に組み合わせ抽選会が行われ、宮﨑若菜 vs. AKARI、山本ユノカ vs. 大倉萌の準決勝となった。準決勝が第1試合、第2試合のため、大会冒頭から見逃し厳禁。決勝はセミファイナルで行われる。
その他は男子の試合で、“人獣”中村寛、“ピーター・アーツの弟子”内田雄太も出場。主要カードの見所を紹介したRISE BORN TO BE HEROES #13が公式YouTubeにアップされているので大会前に必見だ。
※主要カードの予想開始時刻は、大会進行やカード変更により、実際と異なる場合もありますので、あくまで参考程度として下さい。