RISE 2.28 横浜アリーナ:白鳥大珠、昨年トーナメントで対戦予定だったムエタイ強豪ヌンラーンレックと対戦。ベイノアは憂也と3年ぶり激突
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RISE ELDORADO 2021(2月28日(日)横浜アリーナ)の対戦カード発表会見が1月27日、東京・巣鴨の闘道館で行われた。12月25日の会見で出場発表されていた白鳥大珠と“ブラックパンサー”ベイノアのカード、プロ野球の元投手の相内誠のデビュー戦の相手が今回発表された。
64kg契約 3分3R(延長1R)
白鳥大珠(TEAM TEPPEN/RISE WORLD SERIES 2019 -61kgトーナメント優勝、元RISEライト級(63kg)王者)
ヌンラーンレック・ジットムアンノン[Nuenglanlek Jitmuangnon](タイ/ジットムアンノンジム/元ルンピニー認定スーパーフェザー級王者)
ミドル級(70kg) 3分3R(延長1R)
“ブラックパンサー”ベイノア(極真会館/RISEウェルター級(67.5kg)王者)
憂也(魁塾/元DEEP☆KICK -65kg王者)
スーパーライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
Delgermuru拳信王 [デリゲルムルン・ケンシンハン](モンゴル/FLAT-UP)
相内 誠(フリー)
スーパーフェザー級(60kg) 3分3R
小出龍哉(TEAM TEPPEN)
奥平将太(Team Bull)※平井道場から所属変更
ヌンラーンレックは25歳。ロッタンと同じジム所属で兄貴分的存在だ。2019年のタイの2つのムエタイ年間表彰でMVPを獲得している。白鳥とは昨年4月の「RISE WORLD SERIES 63kg世界トーナメント」の一回戦で対戦予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大でトーナメント自体が中止となっていた。昨年1月の組み合わせ抽選会では枠の選択権2番のヌンラーンレックを、直樹、チャド・コリンズ、原口健飛ら5選手が避け、8番の白鳥が相手となったことからも、危険な相手だとわかる(上写真は昨年1月の抽選時の両選手)。
白鳥は昨年10月、世界トーナメントの代わりとして開催された日本人4選手による「RISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメント」一回戦で、直樹の右膝蹴りでダウンすると共に、額を切られて、わずか90秒で無念のTKO負けをして以来の試合となる。
◆白鳥
ヌンラーンレック選手はタイでMVPの2冠達成している選手で、復帰戦でかなりの強豪を当てられて、さすがRISEだと思いました。ここで倒せば、もう一度、期待感を持ってもらえると思うので、しっかり勝って、またRISEで上に上り詰めたいです。
(白鳥選手は一昨年にセクサンとも戦ったが、白鳥選手にとって強いタイ人のイメージは?)セクサンもアグレッシブで前に出て一歩も引かない選手で、ヌンラーンレックも下がらない選手です。そういうタイ人選手は相性がいいかなと思います。パンチも結構打ち合うので、噛み合うと思います。
(ヌンラーンレックの研究は?)去年の試合が中止になってからは一切見ていないんですけど、最近負けちゃっているんですよね?試合映像はチェックできていないんですけど、僕も負けているんですけど、負けた同士の試合になっているので(苦笑)。でもここはRISEなので、ムエタイでいくら偉大でも、そこの違いは見せようと思います。
(直樹戦の敗戦を踏まえての練習は?)前回は穴があって負けたので、ディフェンスの強化だったり、穴を無くすことを意識してやってきました。あのようなことは2度と起こさないようにやっていきたいです。直樹選手に切られた額の傷跡がなかなか治らなくて…。僕は他の人よりたくさん鏡をみるんですけど(場内笑)、傷を見る度に腹が立ちます。直樹選手に絶対やり返します。
(土曜の後楽園大会のRISEライト級王座決定戦で直樹と秀樹が戦うが、直樹に勝って欲しい?)どっちが勝って欲しいとかはそんなに思っていないですけど、直樹選手に負けているので、勝ってもらわないと困りますね。どこかのタイミングで再戦を受けてもらいたいです。
(ヌンラーンレック戦はどういう勝ち方をしたい?)RISEで白鳥大珠が必要と思ってもらえるには、倒す必要があるんですけど、意識し過ぎると空回りするので気を付けます。でも負けたおかげで成長を感じているので、2月28日は期待して見てもらいたいです。
(昨年末に武尊と練習して学んだことは?)プレッシャーがあったり圧力が凄かったりもありますけど、武尊選手はK-1を背負って来た選手で、メンタルの部分で学ばせてもらいました。業界のトップに立つ人間はそういう人なんだなと感じました。格闘技界が今盛り上がっていますけど、全盛期ほどには達していないので、この一戦で今年はどうなるかが決まると思います。白鳥大珠がとういう男かという試合を見せたいです。
ベイノアと憂也は18年3月に対戦したことがあり、ベイノアが3Rに右ストレートでダウンを取って判定勝ちしている(上写真)。最近の両者は当時の65kgよりも上の70kg近辺の試合が主体となり、昨年7月、ベイノアは緑川に2度ダウンを奪われ判定負けしたが、12月に憂也は緑川に延長Rにダウンを奪って判定勝ちしており、最近の緑川を軸にした比較では憂也が上回っている。
RISEの伊藤隆代表は会見冒頭「今大会に来日する選手たちのビザも取得済で、あとは政府の入国規制が緩和されるのを待つだけです」と発言。その直後に登壇した在日米国人のベイノアは伊藤代表の発言を意識してか、冒頭しばらく、やや日本語訛りの英語主体で意気込みを語り、謎の外国人アピールを繰り広げた。
◆ベイノア
ユウヤ、ヒー・イズ・ストロング・ファイター。バット・ヒズ・コメント・イス・ノット・インタレスティング。メインイベンターとしてあのコメントは印象に残っていないですね。誰が70kgのエースにすべきかは強さだけで判断すべきではないですが、試合では強さを証明したいです。
(憂也は70kgに階級を上げて強くなったとの声が多いが?)右で倒す試合も見ていますし、倒す感覚を身に着けて、70kgのほうが調子いいのはわかります。でも、それ以上に自分が調子がいいんで。どっちも前回と違う人のようになっているので、全然違う内容になるんじゃないですかね。
プロ野球の西武の元投手で昨年引退した相内は今回がプロデビュー戦。千葉出身の26歳で、高校生時代には元Krush王者の島野浩太朗ら擁する菅原道場で、野球と並行してキックを練習し、どちらの道に進か悩んだ過去もある。対戦相手の拳信王はプロ8戦3勝5敗の31歳。構えはサウスポー。モンゴル出身で日本に住む。RISEにはスーパーフェザー級とライト級で参戦し、前座戦線で戦っている。
◆相内
(拳信王の印象)動画を見て、面白い試合ができると思いました。
(国際戦となることは?)そこは誰でも何人でも関係なく、面白い試合をして、相内誠のファイターとして第一歩踏み出せたらと思います。
(どういう試合にしたい?)しっかり打ち合って、逃げ出さず、常に攻めて最終的にはKO勝利したいです。
(練習状況は?)技術的なものは正直欠けていますし、格闘技の体力はマラソンランナーとかと違うので、体力作りからしています。スパーリングとか技術的なものを取り入れてやっています。
対戦カード
バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
那須川天心(TARGET/Cygames/RISE WORLD SERIES 2019 -58kgトーナメント優勝、RISE世界フェザー級(57.15kg)王者、ISKAフリースタイル世界フェザー級(57kg)王者、ISKAオリエンタル世界バンタム級(55kg)王者)
志朗(BeWELLキックボクシングジム/ISKAムエタイ世界バンタム級王者、RISE DEAD OR ALIVE 2020 -55kg~那須川天心挑戦者決定トーナメント~優勝)
スーパーライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM/RISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメント優勝、元RISEライト級(63kg)王者)
ペットパノムルン・ギャットムーカオ[Petchpanomrung Kiatmookao](タイ/ギャットムーカオジム/GLORYフェザー級(65kg)王者)
女子ミニフライ級(49kg) 3分3R(延長1R)
寺山日葵(TEAM TEPPEN/RISE GIRLS POWER QUEEN of QUEENS 2020(47.6kg)優勝、RISE QUEENミニフライ級(49kg)王者、J-GIRLSミニフライ級王者)
アイーダ・ルークサイコンディン[Aida Looksaikongdin](タイ/ルークサイコンディンジム)
64kg契約 3分3R(延長1R)
白鳥大珠(TEAM TEPPEN/RISE WORLD SERIES 2019 -61kgトーナメント優勝、元RISEライト級(63kg)王者)
ヌンラーンレック・ジットムアンノン[Nuenglanlek Jitmuangnon](タイ/ジットムアンノンジム/元ルンピニー認定スーパーフェザー級王者)
ミドル級(70kg) 3分3R(延長1R)
“ブラックパンサー”ベイノア(極真会館/RISEウェルター級(67.5kg)王者)
憂也(魁塾/元DEEP☆KICK -65kg王者)
スーパーフェザー級(60kg) 3分3R
小出龍哉(TEAM TEPPEN)
奥平将太(Team Bull)※平井道場から所属変更
スーパーライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
Delgermuru拳信王 [デリゲルムルン・ケンシンハン](モンゴル/FLAT-UP)
相内 誠(フリー)
出場予定選手
鈴木真彦(山口道場/RISEバンタム級(55kg)王者、RISE DEAD OR ALIVE 2020 -55kg~那須川天心挑戦者決定トーナメント~準優勝)
イ・チャンヒョン[チャンヒョン・リー](韓国/RAON GYM/RISEスーパーフェザー級(60kg)王者)
パジャンチャイ・PKセンチャイムエタイジム(タイ/ルンピニー認定スーパーバンタム級王者、元ルンピニー&ラジャダムナン認定スーパーフライ級&フライ級王者)
概要
大会名 Cygames presents RISE ELDORADO 2021
日時 2021年2月28日(日) 開場・13:00 オープニングファイト開始・未定 本戦開始・14:30
会場 横浜アリーナ
中継 ABEMA(生中継)-
チケット料金 VIP 100,000円 センターSRS 50,000円 センターRS 25,000円 センターS 15,000円 2階アリーナS 15,000円 2階アリーナA 10,000円 3階スタンド 7,000円 ※当日は500円プラス ※未就学児は保護者膝上に限り無料 ※1/30(土)より発売
チケット販売 チケットぴあ イープラス
お問い合わせ RISEクリエーション 03-5980-7409 http://www.rise-rc.com/