シュートボクシング 12.26 TDCホール:笠原友希、7連勝中のGUMPとRISE 61.5kgトーナメント前哨戦。GUMP「僕にボディは効かない」×友希「僕とやったら“ノーダメージ”は無理」|山田ツインズはONE推薦のタイ人と
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-SHOOT BOXING BATTLE SUMMIT- GROUND ZERO TOKYO 2024(12月26日(木)TOKYO DOME CITY HALL)の対戦カード発表記者会見が4日、東京で行われた。GROUND ZEROはSBが2年に1度、年末に開催することが恒例だったビッグイベント。SBルール以外の多様なルールの試合が組まれることが特徴の一つだが、今回の会見ではRISEルールとRIZIN MMAルールの試合が発表された。
RISEルール 61.5kg契約 3分3R(無制限延長R)
笠原友希(シーザージム/SB日本スーパーフェザー級(60kg)王者、元同フェザー級(57.5kg)王者)
GUMP[ガンプ](TEAM TEPPEN/RISEスーパーフェザー級(60kg)7位、DEEP☆KICK -60kg王者)
笠原三兄弟の次男・友希は23歳。SB 2階級を制し、4月のタイ・ルンピニースタジアムでのONE Friday Fightsに初参戦すると、ペットシーモック・PKセンチャイに1R KO勝ち。8月のSB後楽園大会ではペットモラコット・スーパーボンジム(元ルンピニースタジアム4階級王者)に1R KO勝ちし8連勝・5連続KO勝ちの快進撃を続けていた。だが10月25日のONE Friday Fightsではソンラック(ミャンマー)に2ダウンを奪われ判定負けした。
GUMPは大阪出身の21歳。戦績18戦14勝(3KO)3敗1分。昨年6月、戸井田大輝戦でRISEフェザー級(57.5kg)リミットをオーバーし試合も引き分けたが、その後、TEPPENに加入したのを機に、濱田祐生からGUMPにリングネームを改め、スーパーフェザー級に階級アップしてからは7連勝中。今年8月のDEEP☆KICKでは澤谷大樹を右三日月蹴りで2R KOし、DEEP☆KICK -60kg王座を獲得。11月23日のRISEではスーパーフェザー級7位の岩郷泰成を1Rから圧倒し、2Rに左ハイでKOすると「来年(61.5kg)トーナメント出たいんですよ。そのためにも強い奴もう一発お願いします」とアピールし、早速1カ月後、他団体に乗り込んで王者と戦うことになった。
シュートボクシング協会の緒形健一代表は「GROUND ZEROはシュートボクサーが普段戦わない団体の選手や、異なるルールに挑む大会です。来年、RISEさんで開催する61.5kgのトーナメントに向け、我々にもオファーがあった中、RISEルールの試合をSBのリングであえて組むことになりました」と説明。
RISEクリエーションの伊藤隆代表は「この試合は来年の61.5kgトーナメントに向けてのセレクションマッチです。通常RISEルールは延長1Rですけど、無制限延長Rにしました。ただ勝つだけじゃなく、どのような試合内容を見せるかもセレクションの要素の一つとなります。笠原友希選手はSBのチャンピオンです。GUMPは今年DEEP☆KICKのチャンピオンになった、うちの60㎏で一番イケイケの選手です。前回1R KO勝ちしていて、笠原選手の相手として申し分ないと思います」と語った。
◆笠原友希
最初この選手とやるとなった時に、RISEのランキングもそんなに高くないのになんでだろうと思ったんですけど、この間いい試合していいKO勝ちをしているいい選手で、火が付きました。僕も新しい自分のスタイルを見せることができる試合になると思います。
(「新しい自分のスタイル」とは?)今までは巧さが光っていたと思いますが、今回は驚異的な強さを見せます。
(RISEルールで戦うこと、RISEの選手とやることについて)これまでTHE MATCH 2022とかRISEとかONEとかに出て、色んなルールやっている僕だからこそ、どんなルールでも勝てることを見せたいです。。
(GUMPの印象)巧さもありつつフィジカルも強い。相手の距離を潰して戦うのもうまい印象です。
(GUMPは「ノーダメージ」「ボディは効かない」と話しているが?)僕とやったらノーダメージは無理だと思います。ボディだけじゃなくなんでも効かせられるんで、あんまり気にしていないです。
(今年はONEに上がっていたが、今はRISEのトーナメントが目標?)トーナメントに選ばれれば出て優勝したいですし、無理だったとしても、ONEとかまた世界に挑戦したいです。
(無制限延長Rについて)SBだと毎回そうなんで気にしないです。
◆GUMP
ノーダメージ!笠原選手はTHE MATCHにも出て最近はONEに出て外国人としのぎを削っている強い選手やとわかっているんですけど、それでも僕がノーダメージで勝ちます。
(友希の印象)手足が長く技術的に戦う印象です。那須川会長が完全攻略してくれてマンツンーマンで練習をやるので心配ないです。
(SBのリングでRISEの何を見せたい?)強さとノーダメージです。
(来年の61.5kgトーナメントに出るなら戦いたい選手)チャンピオンはもちろんですけど、前からチャンヒョン選手とやりたかったので意識しています。
(無制限延長Rについて)無制限でもノーダメージですね。フィジカルとかパワーとかスタミナも問題ないぐらい追い込んでいます。
(決め台詞の「ノーダメージ」の由来)僕、打たれ強くて、白鳥(大珠)君の練習相手をやらせてもらっている中で、ボディが全く効かなくて。白鳥君のセコンドで去年フランスに行った時、通行人にボディ打ちをしてもらう動画を撮って、その時「ノーダメージ」がひらめきました(下動画)。今年から勝った後にマイクを持たせてもらえるようになって言い出しました。
(リングネームのGUMPの由来は?)友達が少なくて、大阪いた時、ずっと走ってたら、その時のジムの会長から『お前フォレスト・ガンプのガンプみたいやな』って言われて、入って2日目ぐらいからGUMPと呼ばれるようになりました。
山田ツインズはONE推薦のタイ人と
また会見では、山田彪太朗・虎矢太兄弟が、タイ人選手と戦う2カードも発表された。緒形氏は「ONEのチャトリCEOと来年の取り組みを話している中、ONE Friday Fightsに参戦中のムエタイファイター2選手が推薦され、山田ツインズと戦うことになりました」と説明した。ONEムエタイルールのようなOFGマッチではなく、通常のボクシンググローブを着けて争われる。
58kg契約 3分3R(無制限延長R)
山田彪太朗(シーザージム/SB日本フェザー級(57.5kg)王者)
レームシン・ソーデッチャパン[Lamsing Sor.dechapan](タイ)
山田ツインズの兄・彪太朗は21歳。22年12月のRISEで門口佳佑に判定負けしたが、昨年4月のSB日本フェザー級タイトルマッチで川上叶に判定勝ちしてから6連勝中。タイ人相手に3勝し、今年4月に栗秋祥梧に判定勝ち。6月のKNOCK OUT代々木第二大会で龍聖と戦う予定だったが、学校の給食作りの仕事の際に左手の指を怪我し全治1か月と診断されたため欠場。10月のSBでは一仁を1R KOし「12月26日のSBのビッグイベント、オファー待っています。クリスマスの予定ないんで」とアピールしていた。
レームシンは29歳。ONE公式サイトのデータによるとONE Friday Fightsに今年4月と5月に出場し、いずれもタイ人選手に判定勝ちしている。
58kg契約 3分3R(無制限延長R)
山田虎矢太(シーザージム/SB日本スーパーバンタム級(55kg)王者)
シッティチャイ・ソーデッチャパン[Sitthichai Sor.dechapan](タイ)
山田ツインズの弟・虎矢太は21歳。昨年2月、植山征紀にKO勝ちしSB日本スーパーバンタム級王座を獲得。その後も6月・9月・11月とSBのリングで韓国とタイの選手を下したが、今年3月のRISEで大森隆之介に1R KO負けし、プロ14戦目で初黒星を喫した。6月のSBでの再起戦ではの森岡悠樹とOFG着用・56.5kg契約で戦い1R右ストレートでTKO勝ち。10月のSBで57.5kgのフェザー級に階級を上げ、同級3位の内藤凌太に判定勝ち。今回は58kg契約で戦う。
シッティチャイは20歳。ONE公式サイトのデータによるとONE Friday Fightsに今年1月に1度だけ参戦したが、タイ人選手に2R TKO負けしている
シュートボクシング 12.26 TDCホール:白川ダーク陸斗、RIZIN MMAルールで参戦。MMA初挑戦のSB王者・奥山貴大に「恥かくよ。腹くくって来てくれんと」
対戦カード
スーパーウェルター級(70kg)(ノンタイトル戦) 3分5R(無制限延長R)
海人(TEAM F.O.D/SB世界スーパーウェルター級(70kg)王者、KNOCK OUT-BLACK同級王者、RISEミドル級(70kg)王者、元SB日本スーパーライト級(65kg)王者)
モハメド・ブタザ[Mohammed Boutasaa](モロッコ/元Enfusion 67kg級王者)
RISEルール 61.5kg契約 3分3R(無制限延長R)
笠原友希(シーザージム/SB日本スーパーフェザー級(60kg)王者、元同フェザー級(57.5kg)王者)
GUMP[ガンプ](TEAM TEPPEN/RISEスーパーフェザー級(60kg)7位、DEEP☆KICK -60kg王者)
RIZIN MMAルール フェザー級(66kg) 5分3R
白川ダーク陸斗(JAPAN TOP TEAM)
奥山貴大(NEX SPORTS/GSB/SB日本ウェルター級(67.5kg)王者)
58kg契約 3分3R(無制限延長R)
山田彪太朗(シーザージム/SB日本フェザー級(57.5kg)王者)
レームシン・ソーデッチャパン[Lamsing Sor.dechapan](タイ)
58kg契約 3分3R(無制限延長R)
山田虎矢太(シーザージム/SB日本スーパーバンタム級(55kg)王者)
シッティチャイ・ソーデッチャパン[Sitthichai Sor.dechapan](タイ)
女子44.5kg契約 3分3R(無制限延長R)
MISAKI(TEAM FOREST/SB日本女子アトム級(45kg)王者、元J-GIRLSミニフライ級王者
撫子(GRABS kickboxing studio/ミネルヴァ・ピン級(45.36kg)王者)
61kg契約 3分3R(無制限延長R)
手塚翔太(Sublime guys・GONG-GYM坂戸/SB日本フェザー級(57.5kg)1位、香港Energy Fightインターナショナル・スーパーフェザー級王者)
成尾拓輝(究道会館/HOOST CUP日本ライト級(60kg)王者)
スーパーバンタム級(55kg) 3分3R(無制限延長R)
笠原直希(シーザージム/SB日本スーパーバンタム級(55kg)1位)
庄司理玖斗(拳乃会/NJKFスーパーバンタム級6位)
51.5kg契約 3分3R(無制限延長R)
片山 魁(TEAM FOREST)
和田修虎(橋本道場)
出場予定選手
笠原弘希(シーザージム/SB日本ライト級(62.5kg)王者、元同スーパーフェザー級(60kg)&フェザー級(57.5kg)王者)
都木航佑[たかぎ こうすけ](キャピタルレイズ fighting GlaNz/SB日本スーパーウェルター級(70kg)1位、元KROSS×OVER KICK -67.5kg王者)
概要
大会名 -SHOOT BOXING BATTLE SUMMIT- GROUND ZERO TOKYO 2024
日時 2024年12月26日(木)開場・16:00 開始・17:30
会場 TOKYO DOME CITY HALL
中継 U-NEXT(2,189円/月)
チケット料金 VVIP 10万円 VIP 8万円 アリーナSRS 5万円 アリーナRS 3万円 アリーナS 15,000円 第1バルコニー 15,000円 第2バルコニー 10,000円 第3バルコニー 7,000円 ※当日券は各500円UP
チケット販売 チケットぴあ イープラス 楽天チケット 出場選手・所属ジム
お問い合わせ シュートボクシング協会 03-3843-1212 http://www.shootboxing.org/