Krush 11.25 後楽園ホール:稲垣柊「このカードを組んじゃいけなかったと思わせたい」×小嶋瑠久「いつもあと一歩で逃してきたからいつも以上に厳しくやってこれた」、奥脇奈々「3週間でここまでの試合ができると見せたい」×松谷綺「功也さんの戦い方を真似したい」
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Krush.155(11月25日(土)後楽園ホール)のラスト3試合に登場する6選手のインタビューがK-1 GROUPから届いた。
第9試合 Krushスーパー・ライト級タイトルマッチ(65kg) 3分3R(延長1R)
稲垣 柊[しゅう](K-1ジム大宮チームレオン/王者)※初防衛戦
小嶋瑠久[るーく](ARROWS GYM/挑戦者)
昨年、佐々木大蔵がK-1の王座獲得に専念することを理由にKrushスーパー・ライト級王座を返上し、今年1月から第9代王座決定トーナメントが行われた。稲垣は1月の一回戦で東本央貴を3R左ストレートでKOすると、4月には準決勝で寺島輝を2R左ストレートでKOし、決勝では塚本拓真をパンチと膝の連打で1Rで粉砕し、チャンピオンベルトを巻いた。稲垣はトーナメント3試合ともKO勝ちで、さらに9連勝・4連続KO勝ちと勢いに乗る。
小嶋もトーナメントに参戦し、一回戦で松本篤人に判定勝ちし、準決勝で塚本拓真に判定勝ちした。だが、塚本戦で左まぶたを腫らしドクターストップがかかり決勝に進めなかったため、今回、稲垣の挑戦者に選ばれた。稲垣も小嶋も4月のトーナメント以来の試合となる。
第8試合 第4代Krush女子アトム級(45kg)王座決定戦 3分3R(延長1R)
奥脇奈々(エイワスポーツジム/BOM女子ピン級(45.53kg)王者)
松谷 綺[きら](ALONZA ABLAZE)
K-1女子アトム級王者でもある菅原美優がKrush同級王座を返上し、山田真子×松谷綺で第4代王者決定戦が組まれたが、山田が負傷欠場し、代わって奥脇が王座戦に臨む。
奥脇はラジャダムナン認定ミニフライ級王者である奥脇竜哉の姉で26歳。きょうだいで子供のころからムエタイを習い、21年12月にはMIREYに判定勝ちしムエタイの王座であるBOM女子ピン級(45.53kg)王座を獲得。昨年6月のK-1女子大会でK-1 GROUPに初出場し、森川侑凜に判定勝ち。今年4月のKrush女子大会では山田に判定負け。最近では10月1日のBOMでMARIに判定勝ちしている。戦績21戦7勝13敗1分。
松谷は兄の桐と共にK-1 GROUPに参戦している20歳。11戦8勝1敗2分。昨年6月の初代K-1女子アトム級王座決定トーナメント準決勝で菅原に判定負けしてプロ初黒星を喫したが、以降は昨年11月に優に判定勝ちし、今年4月にウォン・ガヨンに判定勝ちすると、7月のK-1では元K-1女子アトム級王者のパヤーフォンに延長判定勝ちしている。
第7試合 バンタム級(53kg) 3分3R(延長1R)
壬生狼一輝(力道場静岡/元Krush&大和バンタム級王者)
心直(REON Fighting sports GYM/元KNOCK OUT-REDスーパーフライ級王者)
壬生狼は昨年12月のK-1初代バンタム級王座決定トーナメントの準決勝で、優勝者の黒田斗真に判定0-2で惜敗今年は6月のK-1で白幡裕星に判定勝ちし、8月のKrushでは日韓対抗戦の大将を務め、パク・ヒョンウをKOした。
心直はKNOCK OUTを主戦場にし、9月のK-1横浜アリーナ大会でK-1 GROUPに初参戦したが、Krushバンタム級王者の池田幸司の右テンカオをもらい2R KO負けしている。カード発表会見で心直は壬生狼を「K-1 GROUPで城戸康裕と壬生狼一輝だけは笑ったことがない」と挑発し、壬生狼も「K-1 GROUPに色物は二人いらん」と言い返していた。
稲垣柊「お客さんには『このカードを組んじゃいけなかった』と思わせたい」
――試合が迫ってきましたが、今の時点で一番の思いはどういうものですか?
稲垣 早く試合がしたいなと思っています。どれだけ練習して、どれだけ強くなっても、その強さは試合でしか感じられないと思うので、自分がどこまで来たのかを早く確かめたいという思いが強いですね。相手がどうこうとかではなく、自分の実力を一番、自分が早く見たいという感じです。
――その仕上がりについて、今、特に手応えがある部分というと?
稲垣 試合前なので話せないところも一つあるんですけど、話せる範囲では、とにかく基礎力がまた上がったなと思いますね。ジャブ一つ取っても種類が増えましたし、何段階もレベルがある中で、よりパーフェクトに近づいてきた感触があります。それはジャブに限らず、自分の技全部がそういう感じなので。それを試合で試したいです。
――先日、今大会のチケットがソールドアウトになったという発表がありました。満員の中での試合ということになりますが、その点でも気持ちは違いますか?
稲垣 いや、僕はそこはあまり気にしてないですね。どういう状況だろうと相手が誰だろうと、自分のやることは変わらないと思っているので。
――なるほど。ただ、あえてお聞きしますが、今大会は後から発表された壬生狼一輝vs心直というカードが大きな話題になりました。そこについて気になる部分は?
稲垣 それも全く気にならないですね。確かに、すごく話題になってるなとは思いますけど、僕たちは格闘家だから、やっぱり実力が一番と自分でいつも思ってるので。僕は自分の試合内容で十分魅せる自信があるので。
――では、どういう試合をしてどう勝ちたいですか?
稲垣 僕は別に、何で倒したいとか思ったことがなくて、やってきたことが出れば、どこかの局面で絶対に相手が倒れるんですよ。だから今回も「1Rで倒します」とかはないですけど、どこかでは必ず相手が倒れると思います。
――その中で、お客さんに見てほしい、注目してほしいという部分は?
稲垣 お客さんには、「このカードを組んじゃいけなかったな」と思わせたいですね。
――というと?
稲垣 そう思うぐらい圧倒的な差を見せたいんです。「稲垣柊はこのレベルじゃなかったな」ということを、お客さんに見せたいです。
――少なくともカードが発表された時点では、4月の王座決定トーナメントで実現されなかったカードということもあって、小嶋瑠久選手との間にそこまでの差があるとは思われていないと思うんです。
稲垣 多くの人がそういう認識だということが、僕は腑に落ちてないんですよ。僕は圧倒的にレベルの差があると感じているので、そこを早くお客さんや多くの人に分からせたくて。
――かなりの自信ですね。
稲垣 自分はまだ上に目標があるので、まだ自分が強いとは思ってないですけど、その目標に向かってやっていることが出れば確実に倒せますし、そうすれば自分のレベルも分かってもらえると思いますから。
――メインイベントということについては?
稲垣 正直、そこもあまり気にしていなくて。何試合目だろうが、自分の実力を出せれば必ず盛り上がるので、メインとか関係なく、いつも通りの稲垣柊で戦おうと思っています。自分の実力が出れば、大会が締まる結果にもなると思いますし。だから本当に、試合が待ちきれないですね。いつも試合前は早く戦いたくてウズウズしてるので、これもいつも通りなんですが。
――追い込みの時期になると、ウズウズしてくる感じ?
稲垣 そうですね。やっぱり追い込みに入ると練習の密度も上がってくるので、それで自分のレベルアップを実感できて、それを早く見せたくなるので。
――そしてその気持ちは、やってきたことができて勝つことで解消される?
稲垣 そんな感じです。ただ勝つだけだったら、例えば4月のトーナメントは、自分の中であんまり納得いかなかったんですよね。もちろんベルトを獲ってうれしかったですけど、合格点ではなかったというか。勝つのは当たり前で、やってきたことを出すという気持ちが自分の中で一番強いですね。そこはもう、毎試合思ってます。
――なるほど。
稲垣 一つ付け加えると、だからこそ、負ける確率をゼロにする練習も必死でやっています。それがあっての自信なので、ただ口だけで言ってるわけじゃないというところは分かってほしいですね。
――では最後に、この試合に向けての“決意”を教えていただけますか?
稲垣 「稲垣柊はこのレベルではない」というこの一文を、しっかりリングで体現します。
――分かりました。ありがとうございました!
小嶋瑠久「いつもあと一歩で逃してきたから、いつも以上に厳しくやってこれた」
――試合が間近に迫っていますが、今の仕上がりはどうでしょう?
小嶋 過去最高の仕上がりです。すごく集中できていて、今までにないぐらい相手に関心を持って練習できています。
――関心というのは、対策についてということ?
小嶋 そうですね。今までは対戦相手に興味がなかったんですよ。自分が強くなればいいとしか思ってなくて。だから相手の映像とかもほとんど見てなかったんですけど、今回は絶対この勝負に勝ちたいと思って……タイトルマッチとかチャンピオンとか以前にこの勝負に勝ちたくて、映像も見てるし、対策もしています。
――「この勝負に」というのは、相手が稲垣柊選手だからということですか?
小嶋 いや……俺は今回の試合は1月と4月の王座決定トーナメントの続きだと思っていて、トーナメント直前、一昨年11月に亡くなった弟が持ってきてくれた大きなチャンスだと思ってるんですよ。自分にとって大切な試合だから必ず勝ちたいし、チャンピオンになった姿を弟に見せてやりたいという気持ちが強いです。
――では、4月に負傷棄権で決勝戦に出られなかったあの時から、ずっと考えていたということですか。
小嶋 そうですね。ずーっと考えてました。負けてないのに決勝戦に出られなかったので、メチャクチャ悔しかったので。だから、その決勝戦の映像を対策のために見ていたら、余計に悔しさが湧いてきたんです。でもそれは、相手がチャンピオンになったからとかじゃなくて、自分がこのトーナメントを戦い切れなかったという悔しさで。だから今回勝つことで、あのトーナメントを終わらせられると思ってます。
――稲垣選手は、「この試合はトーナメントの続きという意識はない」と言っていました。
小嶋 それは意外ですね。だって、俺とやってないじゃないですか。俺とやってないのに、何でチャンピオンって名乗れるんだろうって思います。まあでも、そこの差が出るんじゃないですか。チャンピオンになった気になって、そこで満足してるのか知らないですけど、俺は全然納得してないんで。やっぱり、やらなきゃ分からないじゃないですか。それを聞いて、「モチベーションが全然違うな」というのも感じるし、俺はずーっと狙い定めてきたので、そこの差を見せてやりたいですね。
――というところで改めて、稲垣選手の印象は?
小嶋 本当にいい選手だというのはすごく分かっていて、ファイターとしても認めているし、チャンピオンにふさわしい実力を持っていると思います。どんな状況においても冷静に戦う選手という印象ですね。
――試合の中で、その冷静さを乱したいという感じ?
小嶋 いや、この勝負は必ず自分が勝つと思うし、それは試合になれば分かると思うので、そこをメチャクチャ意識しているわけではないですね。
――では、どう勝ちたいですか?
小嶋 やっぱりKrushなので倒したいと思ってますし、チャンスがあればいつでも倒しにいけるような準備はできてます。毎試合そうなんですけど、自分が今までやってきたことの集大成だと思っているので。今回、相手は本当に「あの時、決勝でやらなくてよかったな」と感じると思うんですよ。しかも、その時よりも一回りも二回りも大きくなっていて、絶対的な自信があるので、本当にやってきたことを思う存分ぶつけたいなと思っています。
――やってきたことといえば、ここまで練習環境を変えたりもして、今に至っています。ARROWS GYMとしても初のタイトルマッチですよね?
小嶋 そうなんですよ。ジムの矢口哲雄代表は俺の全てを変えてくれたんで、ここで恩返しをしたいです。本当に、格闘技だけじゃなくて人間としても成長させてもらっているので、2人でチャンピオンの座を掴みたいなと思ってます。しかも俺は今回、メインイベントに出るのも初なので。
――あ、そうですね! その上、今大会は立ち見券まで含めて全席完売という発表がありました。
小嶋 最高ですよね。俺は注目されればされるほど強いので、超満員の会場が盛り上がってくれれば、より力が出せると思うんですよね。そこも楽しみです。今回は本当に、相手選手とはここまでの経験が全然違うと思うんですよ。アマチュアの経験もそうだし、負けて悔しかった経験もたくさんしてきましたし。俺の拳はいろんな経験が詰まっていてメチャメチャ重いので、それをぶつけてやりたいと思います。
――ここまでのキャリアでは、いいところでもう一つ波に乗れない感じがあったと思います。
小嶋 本当に、いつもあと一歩、あと一掴みというところで逃してしまってきました。何で逃してきてたのかなというのも今の俺が一番分かっているからこそ、今回は今までで一番準備もしてきたし、いつも以上に自分に厳しくやってこれました。そういう失敗経験がたくさんあって、「これをやったら失敗する」とかも分かってるし、気持ちの持っていき方とかも含めて、今回が一番いい状態だと思います。
――では最後に、この試合に向けての“決意”を教えていただけますか?
小嶋 今回、自分は感謝の気持ちを持ってリングに立ちたいと思っています。家族、応援してくれてる方たち、スポンサーの方々、矢口先生、ジムのみんな、そういう周りの人たちがいなかったら、絶対俺は今、立ててないと思うんですよ。弟のこともあるし、本当に今までやってきたことを形にできるチャンスなので、それをチャンピオンベルトという形にしてみんなに見せてあげたいなと思っています。それを見届けてほしいですね。
――分かりました。ありがとうございました!
奥脇奈々「3週間でここまでの試合ができると見せたい」
――対戦カードの変更で、急きょ王座決定戦に出場となりました。最初に聞いた時はどう思いましたか?
奥脇 最初はホントにビックリ!っていう気持ちが大きくて。私自身、4月に山田真子選手に負けてしまっていて、このタイトルマッチには注目していただけに、自分にオファーが来た時はホントにビックリしました。
――今年は4月に山田戦で敗れ、10月にBOMでMARI選手に勝ってるんですよね。ここで王座決定戦というのは、ご自身のタイミング的にはどうですか?
奥脇 山田戦の時にもずっと言ってたんですけど、山田選手を超えられなければ先はないと思っていたので、まさかタイトルマッチがこんなに早く来るとは思っていませんでした。ただ、今まで1敗1分けで、先にK-1 GROUPでも活躍していたMARI選手に勝つことができたので、その勢いのままタイトルマッチに来れたのはよかったと思います。
――そのMARI戦を振り返ると?
奥脇 ヒジで額をカットして勝ったんですよ。だからK-1ルールの勝ち方ではないんですけど、強化していたパンチとかも当たって、パンチの強いMARI選手に上回れたのはよかったです。
――奥脇選手自身はK-1 GROUPで2戦経験していて、10月はBOMでヒジあり。両方のルールを並行してやっていくのは大変では?
奥脇 練習内容が全然違うので、確かにちょっと大変ではあるんですけど、もともとの自分のファイトスタイルは、K-1ルールにも向いているものなので、その点ではそんなに難しくはないです。今回は、奇跡的にヒジが当たったという感じで(笑)。
――今回、松谷綺選手との対戦となりましたが、印象は?
奥脇 K-1でもトップどころだし、スピードもパワーもあって、何でもできる選手だなと思ってます。おまけにかわいいしという感じで(笑)。全てヨシって感じですね。
――その中でも特に警戒するところは?
奥脇 やっぱりスピードが速いので、あのコンビネーションと出入りはすごく警戒しています。
――逆に自分が勝ちたい点は?
奥脇 45kgではパワーがある方だって先生にも言われるし、スピードもそこまで劣ってないかなと思うので、パワーと気持ちの強さで勝ちたいと思ってます。
――松谷選手になくて奥脇選手にあるのが、タイトル経験です。すでに奥脇選手はチャンピオンの経験もあるわけですが、その分、タイトルマッチへの臨み方が分かっているのは有利なのでは?
奥脇 うーん……私が獲ったのは違うルールの王座ですし、今回、私はチャレンジャーだと思っているので、有利とまではいかないですかね。タイトルマッチでも、いつもベルトよりは相手に勝つことを意識していて、それにベルトが後からついてくるものだと思っているので、タイトルマッチだからといって特に意識するわけではないですから。今回も急きょ決まったことだし、ベルトよりも「松谷選手に勝つ」ということが一番の目標ですね。
――松谷選手とは、いずれは戦いたいという感じでしたか。
奥脇 そうですね。もっと勝っていって、いずれ挑めたらいいなと思ってました。実は一度、他団体で対戦が決まりかけてたことがあったんですよ。
――あ、そうなんですか!
奥脇 その時は実現しなかったんですけど、本当にずっと注目していた選手なので、いずれかは絶対対戦の機会があると思ってました。
――ただ、今は向こうのほうが上という意識がある?
奥脇 そうですね。やっぱり勝ってるし、戦績的にも松谷選手の方が上かなと思います。でもここで勝てばひっくり返せるので、「食ってやる」という気持ちの方が強くて、すごく燃えてます。
――ベルトを巻いている姿を想像したりはしますか?
奥脇 します! 夜寝る時に目をつぶると、パッとその光景が浮かびます(笑)。いい場面も悪い場面もいろいろ想像しちゃうんですけど、自分がベルトを巻いてる姿もよく出てくるし、ベルトは自分にメチャクチャに合ってます(笑)。
――今回、最終的にはどう勝ちたいですか?
奥脇 自分は技術がどうこうという選手じゃないし、泥臭くてもただただ最後まで攻め続けて、ドロドロになっても勝ちを取りにいきたいと思います。
――その中でお客さんに見てもらいたいところは?
奥脇 今回、短期間で試合が決まったということもあって、松谷選手の方が準備もできてるし、向こうの方が有利だと思われてるじゃないですか。でも逆に「奥脇、3週間でここまでの試合ができるんだぞ」というところを見せたいですね。自分的には最高の仕上がりになっているので。
――では最後に、この試合に向けての“決意”を教えていただけますか?
奥脇 松谷選手みたいに若い選手がどんどん出てきて、自分ももう年齢的に上の選手だし、チャンスはそう何回も巡ってくるわけではないので、ここは自分の全てを懸けて松谷選手に挑みます。自分の勝つところを、しっかり見届けてほしいなと思います。
――分かりました。ありがとうございました!
松谷綺「卜部功也さんの戦い方を真似したい」
――対戦相手が山田真子選手から奥脇奈々選手に変更になりましたが、影響はどうですか?
松谷 11月の頭ぐらいに変更の連絡をいただいたんですけど、山田選手との対戦を想定して対策をやっていたので、驚きました。ただ、山田選手の試合映像で奥脇選手との対戦のものも何回か見ていたので、そこまでガラッと変わるわけではないなと思って。
――ただ、山田選手と奥脇選手ではけっこうスタイルが違いますよね。
松谷 そうですね。山田選手はパンチ中心、奥脇選手はムエタイベースなので。だから多少違うんですけど、奥脇選手は自分のやりやすいタイプだなと思います。
――それも含めて、奥脇選手の印象は?
松谷 パンチも蹴りもパワーがありそうだなという感じですね。自分が蹴ったタイミングとか、バランスが崩れやすいところでパンチをもらったりするのは怖いところではあるかなと思います。
――ただ、やりやすいタイプだと。では変更になって大きな影響はないということですか?
松谷 そうですね。自分のやることは変わらないですし、対策はしてはいるんですけど、「相手がこう来るからこうしよう」というよりは、「自分がこうする」ということしか頭にないので。自分の思い通りにするというだけです。
――「こうする」というのは、具体的には?
松谷 私は蹴りが得意なので、相手選手も蹴りが得意だとは思うんですけど、それを上回って圧倒するというのが今回のテーマですね。
――山田選手とのカード発表会見の時に、宮田充プロデューサーが「倒す試合を期待したい」と発言していました。そこは意識していますか?
松谷 意識してますね。毎試合そうなんですけど、「女子の試合はつまんない」と言われるのは、やっぱり倒す試合が少ないからだと思うんですよね。実際、K-1女子でも倒せる選手ってあんまりいないので。自分は最近、パンチも蹴りもパワーがついてきたので、どっちでも倒せるように練習しています。それに今回はタイトルマッチということで判定ではつまらないと思うので、せめてダウンでも獲って勝ちたいですね。理想はKOで勝つことを目標にしています。
――倒す練習の手応えはどうですか?
松谷 だいぶあります。パンチも、ただ強く打つというだけじゃなくて、タイミングも教えてもらっているので、練習通りにやれれば倒せるんじゃないかとは思います。今はだいぶ自信がついてきたので。
――タイミングで倒すという点では、ジム代表の卜部功也選手がまさにその名手ですよね。
松谷 そうなんです。そこはだいぶ教わっていますし、功也さんのKO集の動画もよく見ていて、あんな風に倒したいなと思っています。無理に打ち合って、たまたま当たったので倒すというのも、倒せるなら全然いいんですけど、自分の理想は、打ち合いとかじゃなくてもらわずに自分だけ当てて勝つというものなので、功也さんの戦い方を真似したいなと思っています。
――一番理想のお手本がすぐ近くにいるというのは、いいことですね。
松谷 そう思います。最近はマススパーも一緒にやらせてもらったりしていて、本当にうまいので、こう戦いたいなといつも思ってますね。
――この試合に勝てばチャンピオンですが、それは日々意識していますか?
松谷 はい。K-1 GROUPに来た時から、K-1のベルトがカッコいいな、ほしいなとすごく思っていて、一度トーナメントで負けてしまったんですけど、ベルトに近づけるチャンスももらっているし、今回もKrushのベルトを獲れるチャンスをもらったので、これは何が何でも獲らなきゃと思います。それに、K-1のベルトを獲るためにもここを獲っとかないとダメなので、絶対逃せないなと思っています。
――自分がベルトを巻いてる姿を想像したりしますか?
松谷 最近はよくしますね。ジムに通う電車の中なんかでも、ほぼ毎日、勝ってベルトを巻いているところと、会場を出てみんなと話すところまで想像して、「こうしたいな」と考えてます(笑)。
――電車の中でもですか!
松谷 知らないうちにニヤニヤしてしまっているかもしれないです(笑)。
――現実にすれば問題ないと思います(笑)。チャンピオンになるという点では、今年6月にパヤーフォン・SWタワン選手に勝ったというのはかなり自信になっているのでは?
松谷 そうですね。あれでかなり自信がつきました。それまでも自信がないわけではなかったんですけど、あの試合の前は日によってすごく不安になって「自分なんかが……」と思っちゃう時があったんですね。でもあの試合に勝ってからは不安に思う部分がなくなったというか。自分にパワーがついてきたのが分かったというのもあるし、延長戦の4Rも初めて経験して、体力にも自信がついて、「あ、自分はここまでできるんだ」と思えたので、だいぶ変わったと思います。
――そして、雑誌のグラビアに登場したことも大きな話題になりました。反響はどうでしたか?
松谷 周りの人はみんな「買うね!」って言って見てくれました。SNSのフォロワーも増えて、反響はけっこう大きかったですね。
――その方向でも頑張ろうかなと思えたり?
松谷 いや……グラビアはもういいかなと思ってます(笑)。もともとお話をいただいた時も、ありがたいことだとは思ったんですけど、自分のキャラ的にも水着とかはちょっと抵抗があって「どうなんだろう?」と思ってたんですよ。「カッコいい」という方向がいいです、というお話もさせていただいて。K-1や自分自身を広められるチャンスだと思うので、メディアには出ていきたいとは思うんですけど、自分的にはファッション系とかだったらいいかなと思ってます。
――なるほど。ただ認知度は確実に上がっているので、ここでチャンピオンになればかなりいいタイミングですよね。
松谷 メディアにだけ出て結果を残せていないと、「こんなもんか」と思われちゃうので、逆に格闘技の実力でも誰にも文句言われないぐらいに強くなりたいなと思ってます。
――では最後に、この試合に向けての“決意”を教えていただけますか?
松谷 今回はタイトルマッチで、奥脇選手も何が何でも獲るという気持ちで来ると思うので、自分を信じて戦いたいなと思ってます。見てる人たちにも「女子の試合、面白いな」と思ってもらえるように、KOで勝つのが理想です。
――分かりました。ありがとうございました!
壬生狼一輝「どっちが本当の色物なのか決める」
――そもそも心直戦のオファーが来た時はどう思いましたか? 思いも寄らない相手だったのでは?
壬生狼 そうですね。池田幸司選手に負けた後でもあったし、「ここで俺とか!」とは思いました。心直選手を上げたいマッチメイクなのかなと思ったし、話題になるから組んだんだろうなと。
――では、そのオファーを受けるのに抵抗もあった?
壬生狼 最初はありましたね。でも宮田プロデューサーとかと話して、これから上に行くにあたって、こういう試合を意味のあるものにするのは自分自身かなと思うようになりました。池田選手は彼にKO勝ちしているので、僕も彼以上のKOで彼を倒して、そこで自分の方が上なんだと見せるのがこの試合での課題かなと思ってます。
――カード発表会見はいかがでしたか?
壬生狼 まあ、あんな風にやってくるだろうなとは思ってたんで。結果的に面白い会見になったかなとは思うんですけど、色物は2人いらないし、「色物だけど強い」というのが僕の醍醐味なので、どっちが本当の色物なのかをここで決めたいと思います。
――あの時、反響も大きかったんじゃないですか?
壬生狼 そうですね。「倒してくれ」という声がいつもより大きかったです。やっぱりKNOCK OUTから来ているので、K-1ファンからの応援もありましたし、心直選手のアンチからも「頼んだぞ」という声をもらいました。それも背負って勝ちたいと思います。
――改めて、心直選手のファイターとしての印象は?
壬生狼 テクニックがメインの試合になるのかなとは思います。うまい選手ではありますからね。でも、うまい選手はいっぱいいるので、今回は僕がバンタム級に革命を起こすというか、これからは「倒す壬生狼」を見せていきたいと思っているので。前回の試合で韓国人選手をKOしましたけど、あれに続くKO勝利を見せます。
――警戒するところというと?
壬生狼 相手のペースに巻き込まれて、泥試合にはならないようにしたいですね。付き合わずに自分の戦いをしたいです。
――今年は2試合とも勝利で来ています。この好調の理由は?
壬生狼 去年は3月に池田選手に負けて、12月には王座決定トーナメントで黒田斗真選手に負けてしまって、また黒田選手とやれる位置まで這い上がらないといけないと思っているんですね。そこまでは絶対に負けられないというのが今のモチベーションなので、それが出ているんだと思います。
――Krush、K-1のバンタム級を作り上げてきた1人として、この階級の今のレベルに、心直選手は達していると思いますか?
壬生狼 いや、もっと低いですね。だからこの階級のレベルを見せつけなきゃいけないし、そのためにも倒さなきゃいけないと思ってます。
――先ほど、池田選手と黒田選手の名前が出ましたが、今の目論見としては、池田選手に勝ってKrush王座を奪回した上で、黒田選手のK-1王座に挑みたい?
壬生狼 いや、Krushでは1回チャンピオンになってるので、ベルトはそんなに意識してないです。ただ池田選手は倒しておかないといけないので、それがタイトルマッチになってもK-1でやってもいいのかなと。その上で黒田選手に辿り着きたいので。
――そう聞くと改めて、この試合が壬生狼選手にとっては“回り道”のように思えるんですが……。
壬生狼 それはメチャメチャ思ってますよ。試合に対してのモチベーションが上がらないなという場面もあったんですけど、こういう試合で強さを見せつけられてこそ本物だと思うので、倒すということを課題にして意識を切り替えました。
――なるほど。今は、ジム以外で取り入れている練習は何かありますか?
壬生狼 2年ぐらい前から、競輪選手なんかも通っている「低酸素ルーム」というところで練習しています。高地トレーニングみたいな効果が得られて、試合でのスタミナも以前よりもつようになりました。
――では最後に、この試合に向けての“決意”を教えていただけますか?
壬生狼 この試合で心直選手を倒すのは大前提で、僕の意識はもう次に向いています。次が池田選手になるか黒田選手になるか分からないですけど、そこに勝って世界の強豪と戦っていきたいと思っているので、今回はバンタム級に革命を起こすようなKOを見せます!
――分かりました。ありがとうございました!
心直「神業ショーを楽しみにしてください」
――最近、大暴れじゃないですか。
心直 どういう意味ですか?
――その通りの意味です(笑)。今、キックボクシング周りで一番大暴れしているんじゃないですか?
心直 周りが静かすぎるだけじゃないですか? 僕はただナチュラルにやってるだけなんですけど。どこが敵でどこが味方とかもないので。
――なるほど。そこで今回は壬生狼一輝戦ですが、ここまで心直選手の希望が全部叶ってる感じがするんですが。
心直 俺的には、「ここで壬生狼か~」という感じでしたね。Krushでもうワンクッションあって、壬生狼を挟んでタイトルマッチかなと思ってたので、「ここでもう組んでくるのか」と。
――では今回のオファーに、驚きはあったんですね。
心直 3月にKNOCK OUTの代々木大会で負けて、6月にKNOCK OUT2階級制覇失敗、そして7月にK-1で池田幸司戦と、3連敗してますからね。正直、「ここでこのカード組めるんだ」というのもありました。
――確かに、3連敗中の選手とは思えない状況ですよね。
心直 そこが普通の選手と違うところなんじゃないですかね。それは自分でも思いますよ。まず2階級制覇失敗の時点でK-1からのオファーってないと思うんですけど、そこで負けて、次がK-1 GROUPのバンタム級でナンバー3ぐらいの壬生狼とですかね。普通だったら鵜澤悠也とか、この前鵜澤に勝った藤田和希あたりの中堅とか中堅以下ぐらいの選手と当たって、そこで勝って壬生狼とかベスト4ぐらいの選手とやらされるのかなと思ってたんですけど、下半期詰め込んできたなと(笑)。まあ俺はオイシイだけなんでいいんですけど。それだけ僕が並じゃないってことですよ。
――これも全ては「お粥効果」ですかね。
心直 そうっすね。でもその前に、カード発表会見でケンカになったのがきっかけですから。あの会見で、僕はケンカするつもりはなくて、ディベートというか、話し合いをするつもりだったんですよ。事実を淡々と述べただけなんですけど、言葉で返せなかった相手が殴ってきただけなんで。だから僕としては不本意なんですけど、あそこからですね。
――なるほど(笑)。ただ、そろそろ勝たないといけないのでは……。
心直 今年勝ってないですからね。残りも少ないですから、ここでも負けたらしょーもない1年ですよね。
――では、勝つためにどうしようとしていますか?
心直 それなりに強くはなってるなという感触はある中で、結果だけがついてこないという。難しいところで、選手が一番迷いやすいところだと思うんですけど、俺がやってることは間違いじゃないし、見えないところで結果は出てるんで。今回が正念場じゃないですけど、勝ってしまえばいいだけですから。
――その意味では、KNOCK OUT王座を獲得した昨年12月もそうでした。
心直 ですよね。あの時も3連敗していて、相手にベルトを獲らせる気満々のマッチメイクで、僕が獲っちゃったんで。だから僕は何かあるんでしょうね。
――では今回も、何かを起こす可能性が高い?
心直 可能性も何も、相手が連勝中、こっちが連敗中だから差があるように見えると思いますけど、技術的な面とかでは別にそんなに差があるわけではないと思うので。やってみてですよね、本当に。Kー1ルールも、アマチュアの時でも1回やったかどうかぐらいで、通算3回目とかなんですけど、今回はちゃんとK-1ができるという点で楽しみですよね。
――その上で壬生狼選手の戦い方の印象は?
心直 負けてるのが池田幸司と黒田斗真の、K-1上位2人だけじゃないですか。K-1スタイルとしては完成度の高い選手ですよね。ヒジと首相撲があればボコボコにして秒殺できますけど、彼はこのルールならではの強さを持ってますよね。一番いいのはテンポ。僕らはワンツースリー、ジャブ、キック、ジャブ、ヒザ、とかですけど、K-1だと常に攻守が変わるというか、どの場面からでも逆転されるので、攻めていても行きすぎないみたいなところを注意しないといけないですよね。
――Kー1ルールのテンポは、それまでの試合とは全然違いますよね?
心直 全く違いますね。3分3Rや3分5Rのムエタイルールでは、1Rは見るとか、1R見て2・3・4とポイント取って5Rは流すとかでしたけど、今回はそういうわけにはいかないので。そこに対応するためにけっこうスパーリングとかも積んできて、「これはいい」「あれはダメだ」というのもいくつか分かってきたので、それを試合で見せられたらと思います。
――ここで勝つのは大前提として、その上で来年のこととかも考えたりしていますか?
心直 来年のことも考えますけど、一番は、年末のRIZINに出たいなとちょっと思って。下半期の僕の活躍を見てもらえれば分かると思うんですけど、たぶん立ち技で一番お騒がせだったのって、僕だと思うんですよ。今、2023年末に俺を使わないで誰を使うの?と。
――そのためにも勝たなきゃいけないと。
心直 そうですね。勝たなきゃいけないし、目立たなきゃいけないので。
――そして、このカードが話題になった影響も大きいとは思うんですが、今大会は立ち見券まで完売して、宮田充プロデューサーの丸坊主も回避されました。
心直 いやいや、当日、客席が埋まらなきゃいいだけですから。今回出る中で、チケットを売る選手を何人か知ってるんですけど、その選手たちの出番が、僕の試合より前なんですよ。売り切れちゃったんで僕もあまり売ってないし、壬生狼も静岡だからそんなに売ってないはずじゃないですか。引退セレモニーを加味しても、メイン前までに帰るお客さんも相当いると思うんですね。裏を返せば、「心直まで見て帰ろう」みたいな人もかなり多いはずなんで、俺の試合が終わった時に明らかに空席が多かったりしたら、坊主は確定ですから。断髪式はやってもらいますよ。
――では最後に、この試合に向けての“決意”を教えていただけますか?
心直 決意! 僕は試合に向けてあまり意気込まない方なので、“決意”はないです。言えるのは、11月25日は心直の「神業ショー」を楽しみにしててくださいということですよ。アイツ何かやってんじゃねえか、ぐらいのものを見せますから、楽しみにしてください。
――何かはやらないでください。ありがとうございました!
対戦カード
第9試合 Krushスーパー・ライト級タイトルマッチ(65kg) 3分3R(延長1R)
稲垣 柊[しゅう](K-1ジム大宮チームレオン/王者)※初防衛戦
小嶋瑠久[るーく](ARROWS GYM/挑戦者)
第8試合 第4代Krush女子アトム級(45kg)王座決定戦 3分3R(延長1R)
奥脇奈々(エイワスポーツジム/BOM女子ピン級(45.53kg)王者)
松谷 綺[きら](ALONZA ABLAZE)
第7試合 バンタム級(53kg) 3分3R(延長1R)
壬生狼一輝(力道場静岡/元Krush&大和バンタム級王者)
心直(REON Fighting sports GYM/元KNOCK OUT-REDスーパーフライ級王者)
~第5代Krush女子フライ級王者・壽美(NEXT LEVEL渋谷)引退記念セレモニー~
第6試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
西元也史(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
松山勇汰(TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO/K-1甲子園2020 -60kg優勝)
第5試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
寺島 輝[ひかる](TANG TANG FIGHT CLUB)
FUMIYA(E x F)
第4試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
龍華(ザウルスプロモーション/K-1甲子園2019&2020 -65kg優勝)
岩﨑悠斗(ARROWS GYM/元J-NETWORKスーパーライト級王者、元S-BATTLE KICKライト級王者)
第3試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
川﨑聖亮朗[しんいちろう](HIGHSPEED GYM)※川﨑真一朗 改め。月心会ラスカルジムから所属変更
斉藤雄太(K-1ジム五反田チームキングス)
第2試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
友尊(TEAM K/BLUE DOG GYM/元NJKFスーパーフェザー級王者)
目黒翔大(優弥道場)
第1試合 スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
豊田優輝(BELLWOOD FIGHT TEAM/K-1カレッジ2019 -60kg優勝)
“狂拳”迅(WIZARDキックボクシングジム)
プレリミナリーファイト第3試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R
渡邉 陸(POWER OF DREAM)
神谷勇輝(SUNRISE GYM)※ARROWS GYMから所属変更
プレリミナリーファイト第2試合 バンタム級(53kg) 3分3R
紀空[きら](K-1ジム五反田チームキングス)
今村流星(KINGS)
プレリミナリーファイト第1試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R
哲志(K‐1ジム五反田チームキングス)
石川優斗[まさと](K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
概要
大会名 Krush.155
日時 2023年11月25日(土) 開場・17:00 プレリミナリーファイト開始・17:15 本戦開始・18:00
会場 後楽園ホール
中継 ABEMA(生放送)、U-NEXT(生放送|2,189円/月)
チケット料金 SRS席 20,000円(完売) RS席 15,000円(完売) S席 10,000円(完売) A席 7,000円(完売) スタンディング(立見)4,000円(完売) ※当日券は販売しません ※小学生からチケットが必要
チケット販売 K-1.CLUB グッドルーザー 出場選手・所属ジム
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/krush/