K-1 7.17 両国国技館(レポ/序~中盤戦):斗麗、ヴューを終了間際KO。岩尾力、晃貴も1Rで粉砕。ラテスク&ブディオが1R KO勝ちしカリミアン戦熱望。松谷綺、パヤーフォンとの延長戦制す
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AZABU PRESENTS K-1 WORLD GP 2023 ~スーパー・ウェルター級&女子フライ級ダブルタイトルマッチ~
2023年7月17日(月/祝)両国国技館
レポート&写真:井原芳徳
※終盤の第16~21試合(和島×ピケオー、KANA・野杁・軍司・菅原・与座出場)のレポートは別記事でお伝えします。
斗麗、ヴューを終了間際KO
第12試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
○斗麗[とうま](WIZARDキックボクシングジム)
×ヴュー・ペッコウーソン(タイ/ペッコウーソンジム/BBTV同級王者、元プロムエタイ協会バンタム級王者、元オムノーイ認定スーパーフライ級王者)
3R 2’52” KO (パンチ連打)
1R、両者サウスポーで構え、斗麗がプレッシャーをかけるが、ヴューは距離を取りながら、左ロー、左右のミドルを時折強打し、右フックも絡める。斗麗はもらいっぱなしにはならないが攻撃が少ない。記者採点はイーブン。
2R、ヴューはスイッチを繰り返し、左右のミドルを当てるが、中盤に斗麗の右ボディをもらうと、少し苦しそうな表情を浮かべるように。だが終盤にはヴューは蹴り数を上げ、前蹴りでも突き放し、斗麗の追撃を封じる。記者採点はイーブン。
3R、ヴューは前に出て、クリンチも増えるが、近づき際や離れ際にミドルを当て、膝や右ハイも絡め、攻撃を増やしやや優位に。だが斗麗も随所でパンチや膝を返して応戦すると、終盤、左のテンカオをクリーンヒット。動きが止まったヴューをパンチと膝のラッシュで倒しダウンを奪う。ヴューは立ったがダメージが大きく、斗麗がコーナーに詰めてのパンチラッシュでヴューを防戦一方にしたところで箱崎レフェリーがストップした。
マイクを持った斗麗は「これからもっと強くなって軍司チャンピオンのところに行こうと思っています」とアピールした。
岩尾力、晃貴も1Rで粉砕
第9試合 スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
×晃貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元Krushバンタム級王者)
○岩尾 力(POWER OF DREAM/元WINDY MUAYTHAIバンタム級王者)
1R 1’45” KO (右ボディフック)
晃貴のセコンドには武尊がつく。1R、晃貴が序盤から圧力をかけ、岩尾の得意な距離を潰そうとするが、岩尾はかわし、左右のミドルを連打して距離を作ると、左ボディを強打し、さらに右ボディも当ててダウンを奪う。晃貴は立ったもののダメージが大きい。岩尾は引き続き左ミドルを効かせて追い詰めると、右ボディで再びダウンを奪ったところでレフェリーがストップした。
完勝の岩尾はマイクを持つと「事故からの復帰で3戦目でK-1に出させてもらって、いい形で勝ててうれしいです。次の試合もまた1R KOで勝ちます。POWER OF DREAM岩尾力、覚えて帰ってください」とアピールした。
クルーザー級はラテスク&ブディオが1R KO勝ちしカリミアン戦熱望
第15試合 クルーザー級(90kg) 3分3R(延長1R)
×K-Jee[けいじ](K-1ジム福岡チームbeginning/元K-1&Krush同級王者)
○ステファン・ラテスク(ルーマニア/スコーピオンズ・ヤシ)
1R 1’53” KO (右フック)
1R、ラテスクが開始すぐからプレッシャーを強め、左フックを度々ヒットする。K-Jeeを追い詰めると、K-Jeeの左ローのタイミングで右フックを当ててダウンを奪う。K-Jeeはダメージが大きく、ラテスクがロープに詰めて左ボディと右フックを連打し、再びダウンを奪う。K-Jeeはうずくまったまま動けず、ラテスクがKO勝ちした。
試合後のマイクでラテスクは「シナ・カリミアン、戦って欲しいです。大阪でタイトルマッチをやりましょう」とアピールした。
第14試合 クルーザー級(90kg) 3分3R(延長1R)
○谷川聖哉(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
×AKIRA Jr(フィリピン/Team Aj/元RKSクルーザー級王者、元蹴拳スーパーミドル級王者)※若獅子会館総本部から所属変更
判定3-0 (三浦30-27/水谷30-27/山根30-27)
1R、谷川が右のロー、カーフを効かせつつ、左ハイでAKIRA Jrをフラつかせる。終盤、右カーフを効かせてからの右フックの連打でダウンを奪う。
2R、谷川はパンチ、膝をヒット。AKIRA Jrは組み付きが多く、芹沢レフェリーから警告を受ける。その後も谷川が右ハイをクリーンヒットする等して優位を維持する。
3R、谷川は主導権を維持し、ミドル、ローを当て続けるが、仕留めきれず終了する。谷川が判定勝ちした。
第13試合 クルーザー級(90kg) 3分3R(延長1R)
×星龍之介(POWER OF DREAM/極真会館全世界空手道選手権2019 6位)
○カルロス・ブディオ(ブラジル/ブラジリアン・タイ/FIGHT DRAGON -90kg王者、KTK WORLDヘビー級王者)
1R 0’58” KO (3ダウン:右フック)
1R、開始すぐからブディオが左フックでダウンを奪う。星はダメージが大きく、ブディオがパンチ連打で再びダウンを奪う。最後はパンチの連打の末、右フックで横にフラついたところで、西村レフェリーがストップした。マイクを持ったブディオは「カリミアン選手を倒してチャンピオンになりたいです」とアピールした。
松谷綺、パヤーフォンとの延長に及ぶ激闘制す
第7試合 女子アトム級(45kg) 3分3R(延長1R)
×パヤーフォン・SWタワン(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/元K-1同級王者、WPMF世界女子ピン級王者)※アユタヤファイトジムから所属変更
○松谷 綺[きら](ALONZA ABLAZE)
4R 判定0-3 (西村9-10/豊永9-10/梅木9-10)
3R 判定1-1 (西村30-29/豊永29-30/梅木29-29)
1R、中盤からパヤーフォンが左右のミドルのヒットを少しずつ増やす。松谷も右ボディ、ミドル、膝を返し、はっきりした差はつけさせないが、やや後手になり攻撃数で劣ってしまう。記者採点はイーブンだがパヤーフォンにつく可能性もある。
2R、松谷は左の前蹴りやスイッチのフェイントを織り交ぜながら、度々左の奥足狙いのローを当てるように。パヤーフォンはひるまないものの、クリンチが増え、攻撃は減り、印象を悪くする。記者採点は松谷。
3R、パヤーフォンは逆転を狙って左右のミドルのヒットを増やす。中盤、松谷の左奥ローでひるむが、パヤーフォンもミドル、膝を返す。最後は松谷もパンチとミドルを増やすが、トータルの攻撃数ではパヤーフォンが上回って終わる。記者採点はパヤーフォン。合計29-29でイーブン。ジャッジは三者三様で延長に進む。
延長R、パヤーフォンは右ボディを当てるが、右フックを放ちながら頭から突っ込み、バッティングとなり、箱崎レフェリーから注意を受ける。パヤーフォンは左ミドルを当て続ける。お互いクリンチが増えるが、箱崎レフェリーはパヤーフォンに注意を繰り返し、累積で警告となる。松谷は終盤、前に出続け、ガムシャラにパンチとミドルを放って、手数で上回って終える。記者採点は僅差だが松谷。ジャッジ3者も松谷を支持し、松谷の判定勝ちとなった。勝った松谷も負けたパヤーフォンも進化を印象付ける試合内容で、大接戦だったため、いずれベルトを懸け再戦する可能性もありそうだ。
ジョムトーン、ウェルター級で寧仁太を圧倒
第8試合 ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
○ジョムトーン・ストライカージム(タイ/ストライカージム/元ラジャダムナン4階級王者、元WBCムエタイ世界3階級王者、クンルンファイト70kgトーナメント2016準優勝、元ボクシング東洋太平洋スーパーフェザー級王者)
×寧仁太[アニンタ]・アリ(ガーナ/K-1ジム総本部チームペガサス/Krushウェルター級王者)
判定3-0 (岡田30-26/豊永30-27/山根30-26)
ジョムトーンは3月に和島大海のスーパー・ウェルター級王座に挑戦して4R TKO負けし、今回から1階級下のウェルター級王座に狙いを定める。1R、開始すぐからジョムトーンがサウスポーでプレッシャーをかけ、左ミドル、ボディフック、ストレートを度々当て、寧仁太を圧倒する。記者採点はジョムトーン。
2Rもジョムトーンは執拗に左ミドルをヒットする。寧仁太は腕やボディで受け続け、ひるまないものの攻撃が全く返せない。記者採点はジョムトーン。
3R、ジョムトーンは左ミドルを当て続けた後、コーナーに詰めての左ボディストレートを連打した後、顔面への左ストレートでダウンを奪う。その後も左ミドル、左ボディを当て続け圧倒する。記者採点は10-8でジョムトーン。合計30-26でジョムトーン。1者は意外にも30-27とつけたが、2者は順当に30-26とつけ、ジョムトーンが判定勝ちした。
第11試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
○篠塚辰樹(MASTER BRIDGE SOUND)
×佑典[ゆうすけ](月心会チーム侍)
4R 0’46” KO (右ストレート)
3R 判定1-0 (梅木30-29/山根30-30/三浦30-30)
1R、佑典がサウスポーで距離を取り、左ストレート、右フックを序盤から当てる。だが中盤、佑典の左の蹴りがローブローに2度立て続けになってしまい、中断が繰り返される。終盤、篠塚もパンチを増やし挽回するが、前に突っ込んだ際バッティングとなり一時中断する。残り20秒ほどで、差がつかないまま終わる。記者採点はイーブン。
2R、篠塚が圧をかえ詰める構図が続き、時折右ストレートを当てるが、その先が続かない。佑典も同様で、左膝、ストレートを当てるが単発止まりだ。記者採点はイーブン。
3R、お互いローがローブローとなる場面もあったが、パンチの手数を上げ、差をつけようとする。終盤、篠塚がパンチのヒット数を上げ、やや優位になるが、詰め切れず終わる。記者採点は篠塚につけるか迷ったがイーブン。合計30-30でイーブン。ジャッジは1者のみ篠塚を支持し延長へ。
すると延長R、3R最後に流れをつかんだ篠塚が、序盤から左ジャブを当てると、佑典はフラつくように。そのチャンスを逃さず、篠塚は佑典をコーナーに詰めると、右ストレートを当ててダウンを奪う。佑典は立とうとしたがフラつき、水谷レフェリーがストップ。KOした篠塚はセコンドの平本蓮とハイタッチし大喜びした。
第10試合 女子フライ級(52kg) 3分3R(延長1R)
○☆SAHO☆(闘神塾/S1女子世界バンタム級王者・同日本王者、WMC日本女子スーパーバンタム級王者、元ミネルヴァ同級王者)
×鈴木万李弥(クロスポイント吉祥寺)※志村道場から所属変更
判定3-0 (水谷30-29/箱崎30-28/島村30-28)
1R、☆SAHO☆が中盤からじわじわ手数を上げ、パンチのヒットを増やしつつ、右ミドルにもつなげ、やや優位に。記者採点は僅差だが☆SAHO☆。
2R、☆SAHO☆は手数を上げ、随所で左フックを強打し、左右のミドルも効かせ、鈴木を苦しめる。記者採点は☆SAHO☆。
3Rも☆SAHO☆が随所でパンチを連打し、鈴木を追い詰め圧倒する。記者採点は☆SAHO☆。合計30-27で☆SAHO☆。ジャッジ3者とも1~2点差で☆SAHO☆を支持し☆SAHO☆が判定勝ちした。
第6試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
○篠原悠人(DURGA/元Krushスーパーライト級王者、K-1甲子園2015 -65kg優勝)
×龍華(ザウルスプロモーション/K-1甲子園2019 2020 -65kg優勝)※TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKERから所属変更
判定3-0 (伊藤30-27/箱崎30-27/梅木30-27)
龍華のセコンドには2つ前の試合で判定勝ちした大沢文也がつく。1R、龍華はサウスポーで構え、随所で左ミドル、ローを当て、やや優位。篠原は攻撃が少ないが、まだひるまず、はっきりした差はつかない。記者採点はイーブン。
2R、開始すぐの龍華の右の前蹴りがローブローとなるが、島村レフェリーはダウンを宣告する。篠原が股間を押さえて痛がっていることから、すぐにレフェリーはリプレー検証を求めて、ダウンは取り消しとなる。再開後も篠原は攻めにくそうだったが、終盤、サウスポーにスイッチしてからの左ストレートが度々当たるようになり、龍華を苦しめる。記者採点は篠原。
3Rも篠原がパンチを随所でヒット。中盤、龍華が左ミドルを放つ直前のタイミングで左フックを合わせてダウンを奪う。これで点差を広げ篠原が判定勝ちした。記者採点合計30-27で篠原。
第5試合 59kg契約 3分3R(延長1R)
×龍斗(team NOVA/Bigbangフェザー級王者)
○久井大夢[たいむ](TEAM TAIMU/KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級(60kg)王者)
判定0-2 (豊永30-30/岡田29-30/伊藤28-30)
活発化するKNOCK OUT勢との交流戦が、K-1のリングでも行われた。リング近くのVIP席では、KNOCK OUTのぱんちゃん璃奈、龍聖、宮田充プロデューサーが試合を見守る。
1R、KNOCK OUT王者の久井が、サウスポーからの右ジャブを当て、左ハイ、フック等で積極的に攻める。龍斗も右ミドルを随所で返し、まだ大差はつけさせない。記者採点はイーブン
2Rも久井が積極的に攻め、やや優位を維持する。龍斗は攻撃が少なく、さすがに印象が悪いか。最後、久井はバックスピンキックも当て、攻勢を巧く印象付ける、記者採点は久井。
3R、久井は左ハイをヒットし優位を維持。中盤以降は動きが落ちるが、龍斗の反撃を封じて終える。記者採点はイーブン。合計29-30で久井。ジャッジは1者のみイーブンだったが、2者は久井を支持し、久井が敵地で判定勝ちをもぎ取った。
第4試合 64kg契約 3分3R(延長1R)
○大沢文也(ザウルスプロモーション/Krushライト級(62.5kg)王者)
×東本央貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
判定3-0 (箱崎30-28/豊永30-28/山根30-27)
1R、東本がサウスポーで構えて前に出て、大沢がオーソドックス主体でサウスポーに時折切り替えて回り続ける構図となる。どちらもローを当てるが、まだ均衡は崩れない。
2R、大沢は左ボディを随所で強打するように。東本のローをもらい、クリンチも増え、終盤に三浦レフェリーから注意を受けるが、終了間際、左と右のストレートをガードの隙間から連打しダウンを奪う。
3R、前に出る東本に対し、大沢はオーソドックスで距離を取り続け、随所で左ボディを強打する。終盤には左フックも当ててひるませ、東本の反撃を封じて判定勝ちした。
第3試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
○伊藤健人(K-1ジム蒲田チームアスラ)
×ティントーン・SEIKENKAI[Tingthong Seikenkai](タイ/SEIKENKAI/元ルンピニー認定スーパーバンタム級&フライ級王者、元プロムエタイ協会バンタム級王者、元BBTVスーパーフライ級王者)
判定3-0 (三浦30-29/梅木30-29/西村30-28)
1R、伊藤がプレッシャーをかけ続け、右ローを主軸に、左ボディ、左ハイも絡め、手数多く攻める。ティントーンも終盤に右フックを当てるが、手数が少ない。記者採点は伊藤。
2Rも伊藤がロー主体で手数多く攻める。だがティントーンは1Rよりも右フック、ミドルを返すようになり、少し巻き返す。記者採点はイーブン。
3R、伊藤はよりはっきり差をつけようと、前に出続け、右ロー、左ボディ等を当て続ける。ダウンは奪えなかったが最後は圧倒する。記者採点は伊藤。合計30-28で伊藤。ジャッジ3者とも伊藤を支持し、伊藤が判定勝ちした。
第2試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
○鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス/元Krush同級王者)
×デンサヤーム・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/M-1日本スーパーウェルター級王者、元True4Uバンタム級王者)※アユタヤファイトジムから所属変更
1R 2’28” KO (左ストレート)
1R、両者サウスポーで構え、ミドル、ストレートの応酬が続く。鈴木が圧をかけ続けるも、デンサヤームも攻撃を返し、ほぼ五分の状態だったが、終盤、鈴木がじわじわ詰めると、デンサヤームの右ストレートのタイミングで左ストレートをクリーンヒット。ダウンしたデンサヤームが伸びた状態となり、レフェリーがすぐにストップした。
マイクを持った鈴木は「65kgのチャンピオン、大和哲也選手、試合をしてくれませんか」とアピールした。
第1試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
△不可思[ふかし](クロスポイント吉祥寺/元KNOCK OUT・REBELS-MUAYTHAI・WPMF日本同級王者、元RISE・Bigbangライト級王者)
△ジン・シジュン(韓国/チームサイコピットブルス/大韓キックCKSミドル級王者、TAS7チャンピオンシップ優勝)
3R 0’42” テクニカル判定1-1 (水谷29-30/山根30-29/三浦30-30)
1R、不可思が頭を振って細かく動きながら右フック、ローを当てる。シジュンは攻撃は少ないものの、同様に返し続け、終盤の右フックで不可思をふらつかせ、やや好印象で終える。記者採点はまだイーブン。
2Rも同様で、終盤にシジュンがパンチを効かせ、不可思を下がらせ終える。記者採点はシジュン。
3R、不可思が右膝を効かせるが、前に突っ込むとバッティングとなり、シジュンは眉間をカットしドクターチェックが入る。するとストップがかかり、偶発的なカットと判断され、この時点までの内容で判定が行われた。3Rの記者採点はイーブン。合計29-30でシジュン。ジャッジは三者三様となりドローに終わると、両者とも悔しそうにリングを降りた。
プレリミナリーファイト第2試合 ライト級(62.5kg) 3分3R
×井上修一(K-1ジム川口TEAM SIRIUS)
○上野空大[くうと](K-1ジム大宮チームレオン)
2R 2’59” KO (右ローキック)
プレリミナリーファイト第1試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R
×山本 陸(K-1ジム総本部チームペガサス)
○松本海翔(TAD)
判定0-3 (26-30/26-30/26-30)