K-1 7.17 両国国技館:計量クリアの和島大海「5年分のリベンジをピケオー選手にぶつけます」。KANA「マッケンナ選手には倒しに来て欲しい。一発も当たらないと思いますが」。野杁正明「王座戦2試合にいい緊張感を繋げたい」
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K-1 7月17日(月/祝)両国国技館大会の公式計量が16日午後1時より、東京都内で行われ、全選手が1回でクリアした。計量後の記者会見のレポートがK-1 GROUPから届いた。(写真:(C)K-1)
王座をかけた5年ぶりの再戦!スーパー・ウェルター級王者・和島大海「この5年で色んな経験を積み重ねた。絶対に勝ちます」vs挑戦者ジョーダン・ピケオー「間違いなく激しく楽しい試合になる。勝ってベルトをオランダに持ち帰る」
6人のK-1王者が出場する本大会の締めを任されたのは、王者・和島大海vs挑戦者ジョーダン・ピケオーのK-1スーパー・ウェルター級タイトルマッチだ。
両者は2018年9月30日「Krush.93」で初対戦。当時vs日本人無敗の王者ピケオーに期待の新星・和島が挑み、2-0でピケオーが王座防衛を果たした。今回は王者である和島にピケオーが挑むという立場を替えての一戦となる。
ピケオーは過去2度のスーパー・ウェルター級王座に挑んでいるが、それはいずれも1日3試合のワンデートーナメント。今回はワンマッチ形式でのタイトル挑戦となったピケオーは「自分が持っている全てを出すことができる」と喜びの表情。
ABEMAおよびK-1公式での勝敗予想が和島に傾いていることにも「前回(3月『K’FESTA.6』)はガンガン前にでてくるアビラル選手に合わせた戦い方をした。今回も和島選手の戦い方に備えた研究をしている」と、約3年振りとK-1参戦となった3月のアビラル戦は参考にならないという考えを示した。
かつて敗れた相手を挑戦者として迎える和島は、この5年で「経験」を身につけたと語る。「当時はK-1にも出られず外国人選手とも戦ったことが無かった」という和島。しかし、この5年で「いろいろ試合もできてKOも積み重ねた」と、経験により大きく成長した自信を見せた。
両者穏やかな口調ながらも5年振りの再戦がタイトルマッチであることを強く意識する。ピケオーが「自分が勝ってベルトをオランダに持ち帰る」といえば、和島もまた「すごく苦労してとったベルトなので絶対に防衛する」と語気を強める。果たして和島がリベンジを果たし王座を防衛するのか、ピケオーが連勝を飾り悲願のK-1王者となるのか。
◆和島大海
「計量も終わって調子も良いですし、明日はすごく楽しみです。5年分のリベンジをピケオー選手にぶつけます。(5年振りのリベンジができる試合にどんな意味を感じているか)僕もピケオー選手に(Krushの)タイトルマッチで負けたり、(K-1の王座決定)トーナメントの決勝で負けたり、すごく苦労してとったベルトなので、絶対防衛したいと思っています。
(ABEMAとK-1公式での勝敗予想は和島有利だが、この結果をどう思うか)それほど下馬評は気にしないので、明日はがんばろうというだけです。(この5年という月日をどう考えているか?)5年間で一番変わったのは経験が一番大きいと思います。当時K-1にも出られなかったですし、外国人選手ともやったことがなかったんですけど、5年間でいろいろ試合もできてKOも積み重ねてきたので、そこが一番変わったなと思います。
(野杁選手から一番インパクトのある試合をするという宣言があったが)今回メインに選んでいただいたので、しっかりKOで締めて自分が一番インパクトを残す試合をしたいと思います。(ファンへメッセージ)明日は絶対勝ちます。応援よろしくお願いいたします」
◆ジョーダン・ピケオー
「今とても気分が良いよ。今回の試合のために最高のトレーニングキャンプを積んできたので、明日はそれを全て出して、いつもどおりの楽しい試合、激しい試合、プレッシャーをかけ続ける、前に出続ける試合を見せたい。(これまで何度もK-1王座に挑戦してきたが、K-1のベルトに対する思いは)スーパー・ウェルター級では過去2回トーナメントを戦って、あれは自分にとってもタフな試合だった。
一度目は決勝でマラット・グレゴリアンと対戦したが、自分は2試合タフな試合をした後での決勝で、グレゴリアンに負けた。2度目はチンギス・アラゾフに負けて、皆さんご存じの通りこの2人は世界でもタフな選手なので、この2人負けたことは自分でも恥ずかしいとは思っていないし、逆に誇りに思っている。今回はトーナメントではなくワンマッチということで、タイトルマッチで自分が持っている全てを出すことができる、そういう試合でタイトルに挑戦できることは、トーナメントとは違った試合運びができると思うし、その試合でタイトルをかけて和島選手と戦えることをうれしく思う。
(ABEMAとK-1公式での勝敗予想は和島有利だが、この結果をどう思うか)前回はアビラルがガンガン前に出てくるタイプの選手だったので、そういった選手に合わせた戦い方をした。今回の和島は距離を取って、その中にコンビネーションを織り交ぜてくるタイプだから、和島に合わせた前回とは違う試合をお見せすると思う。今回の和島との戦いに備えて研究もしてきたし、コンビネーションにも注意をしている。彼がどんな攻撃をしてきても、それに返していくつもりだから、そこを見てほしい。
(この5年という月日をどう考えているか?)この5年間、コロナの影響もあって3年ほど試合ができない時期もあった。ただ自分自身は5年前と変わらず、盛り上がる試合をしていくというところは変わっていないと思う。5年前の和島戦を思い出すと、あの頃は若かったという印象はありますが、今こうしてみると、日本のファンに認めてもらえるようなK-1王者になったなという印象がある。ただ残念だけど、ベルトは自分が勝ってオランダに持ち帰りたいと思っている。その後リベンジマッチをしたいというのであれば、リベンジマッチを受ける気はありますし、そのあたりはチャンピオンになったときに考えるよ。
(ファンへメッセージ)この試合は間違いなく激しくそして楽しい試合になると思う。和島も自分もKOを狙っていく試合になると思いますので、その試合をぜひ楽しみにしていてください」
女子フライ級王者・KANA「マッケンナ選手の攻撃は一発も当たらない」vs挑戦者マッケンナ・ウェイド「ボクシングスキルには自信がある。自分のすべてを出し切る」
第20試合のK-1女子フライ級タイトルマッチで対戦する王者・KANAと挑戦者マッケンナ・ウェイドはそれぞれ計量パス。その後の調印式に出席して、試合へ向けての意気込みを語った。
世界の強豪を相手に3連続KO勝利中のKANA。今回も“K-1女子の絶対エース”として、防衛戦を希望してリングに上がる。会見では「K-1のチャンピオンとして、自分のスタイルを貫いて、必ずKOでこのベルトを防衛したいと思います」と完全決着での防衛を誓い、改めてベルトをかけて戦う理由を「自分の成長にもつながりますし、自分への挑戦でもあります。しっかりベルトをかけて勝ってこそ、最強を証明していけると思う」と語った。
今回対戦するマッケンナは、10代の頃から様々なアマチュア大会で活躍し、WKOの各種トーナメントで優勝。同団体のK-1ルール欧州王座を獲得すると、昨年はWAKO世界選手権でも優勝を果たした。イギリスのムエタイイベントでキャリアを重ね、ボクシングルールの試合にも出場するなど、イギリス人女子ファイターとして注目される存在となった。
KANAは、マッケンナについて「プロボクシングもやっていて、凄いパンチもしっかり打てますし、昨日の公開練習見ていてもキレイなフォームでしっかり攻撃を打てる」と分析。パンチ力と若さ故の勢いにも警戒しつつ、「自分は手でも足でも倒せるので、それに応じてセレクトして、何かの技で倒せたらと思います」と宣言する。今年3月「K’FESTA.6」では、フンダ・アルカイエスをカーフキックを駆使した攻撃で倒し切っているだけに、どのような技で攻略するのかが見どころだ。
一方のマッケンナは、10代の頃から様々なアマチュア大会で活躍し、WKOの各種トーナメントで優勝。同団体のK-1ルール欧州王座を獲得すると、昨年はWAKO世界選手権でも優勝を果たした20歳の若い実力者。イギリスのムエタイイベントでキャリアを重ね、ボクシングルールの試合にも出場しているハードパンチャーだ。
自身のボクシングスキルでKANA撃破を目論むマッケンナは、いきなりのタイトルマッチ大抜粋について「凄くいい機会で嬉しいし、光栄だと思う。ファンの皆さんが楽しんでもらえるような試合をして、自分のスキルを出せば勝てると思っているしっかりプレッシャーを与えていけば、KOで勝てるという自信も持っている」と自信満々にコメントする。
それを受けて、KANAは「そのぐらい自信と意気込みがあった方が、絶対にいい試合になるので、ぜひ倒しに来て欲しいなと思います。多分一発も当たらないと思います」と王者の風格を感じさせる発言。今大会にはスーパー・ウェルター級王者・和島大海、ウェルター級王者・野杁正明らが参戦する中「しっかり自分の戦い、試合をしてしっかり勝つ、しっかり倒すことに集中していきたいです」と語った。
果たして、KANAはイギリスのハードパンチャー・マッケンナをKOで倒し、4連続KO勝利を収めることができるか。一方のマッケンナも自信と覚悟のコメントを残しているだけに、気持ちのぶつかり合いが見られそうだ。
◆KANA
「まずマッケンナ選手、イギリスから日本に来て、しっかり体重を落として、こうしてタイトルマッチができることに感謝します。明日はしっかりK-1のチャンピオンとして、自分のスタイルを貫いて、必ずKOでベルトを防衛したいと思います。(今回も防衛戦になったが、王者として試合をするなら、防衛戦という思いがある?)ベルトをかける意味は、自分の成長にもつながりますし、自分への挑戦でもあります。しっかりベルトをかけて勝ってこそ、最強を証明していけると思うので、今回も防衛戦にしてもらいました。
(相手の印象、そしてどのような勝ち方をしたいか)プロボクシングもやっていて、パンチもしっかり打てますし、昨日の公開練習を見ていてもキレイなフォームでしっかり攻撃を打てるなという印象です。パンチで倒しているので、そこの若さやパンチの強さも警戒しつつ、自分は手でも足でも倒せるので、それに応じてセレクトして、何かの技で倒せたらと思います。(相手のKO宣言を聞いて)そのぐらい自信と意気込みがあった方が、絶対にいい試合になるので、ぜひ倒しに来て欲しいなと思います。多分一発も当たらないと思います。
(王者・野杁正明が自分が一番インパクトを残すと発言していたが)いつも野杁選手の後の試合は、(野杁が)いい試合をしてくれるので、ある意味めちゃくちゃプレッシャーです。それが一番のプレッシャーかなと思います。しっかり自分の戦い、試合をしてしっかり勝つ、しっかり倒すことに集中していきたいです。(ファンへメッセージ)いつも応援してくれる皆さんありがとうございます。明日しっかりマッケンナ選手を倒して、このベルトを自分がまた腰に巻きます。応援宜しくお願いします」
◆マッケンナ・ウェイド
「日本最初の試合ということで、とても嬉しく思っているし、KANAと試合ができることをとても光栄に思っている。この日のために準備をしてきたので、明日の試合は戦争のような激しい試合になると思う。(タイトルマッチのオファーを受けて)K-1というビッグイベントでタイトルマッチができること聞いて、凄く嬉しく思った。タイトルをかけて試合をすることがずっと長年の夢だったので、凄く嬉しく思っている。
(相手の強みとどのように戦おうと思っているか)KANAに対しては凄くリスペクトしているが、自分のボクシングスキルには自信がありますし、それで勝てると思っている。(今回のチャンスを、どのように活かしたいか)凄くいい機会で嬉しいし、光栄だと思う。ファンの皆さんが楽しんでもらえるような試合をして、自分のスキルを出せば勝てると思っている。しっかりプレッシャーを与えて、試合はKOで勝てるという自信も持っている。
(KANAはKOを連発している王者だが、それを踏まえて、自分が勝っていると思う部分は)KANA選手がKOで勝った最新の試合も見ているが、私は人生をかけてこの試合のために練習してきたので、その全てを出し切れば、KANAにもKOで勝てると思っている。(ファンへメッセージ)日本のファンの皆さん、母国で応援してくれる皆さん、いつもありがとうございます。今回の試合は本当に激しい素晴らしい試合になると思いますので、決して見逃さず楽しみにしていてください」
野杁正明がルーマニアのハードパンチャーに圧勝宣言「パンチでも蹴りでも全てで上回る」、2カ月連続参戦・与座優貴は元ムエタイ三冠王を倒して「突き抜けたい」
今大会の第19試合と第16試合には、K-1 GYM SAGAMI-ONO KRESTが誇る2大チャンピオン、K-1ウェルター級王者の野杁正明とK-1ライト級王者の与座優貴が登場。第19試合では野杁が-69.5kg契約スーパーファイトでアマンシオ・パラスキフと、第16試合では与座が-63.5kg契約スーパーファイトでエークモンコン・ガイヤーンハーダオとそれぞれ対戦する。
常々「会場が静まり返るような残酷なKOを見せたい」と語っていた野杁だが、決戦を前にしても「パンチでもいってもいいし、蹴りでいってもいいし、全てにおいて上回る練習はしてきたので、明日始まってみて決める感じですね」と余裕を漂わせるコメント。相手のアマンシオも自信ありげな態度を見せていたが、「自信がないより自信があった方が僕も戦いがいがある」と、ルーマニアからやって来たハードパンチャーに、K-1王者の実力を見せつけるつもりだ。
対するパラスキフはルーマニアの格闘技イベント「SUPERKOMBAT」を中心に戦い、WKNインターコンチネンタル王座を皮切りに、SUPERKONBAT世界王座、GFCインターコンチネンタル王座を獲得。Bellator Kickboxingではペトロシアン兄弟とも拳を交え、Enfusionでタイフン・オズカンと激しい打ち合いを繰り広げるなど世界のトップ選手たちと鎬を削ってきた。またプロボクシングでも4戦無敗の戦績を誇るファイターだ。
世界中で強豪と鎬を削ってきた経験があるためか、パラスキフは「今回は野杁選手が持っているものを全て上回るために日本に来た。それをリングで見せたいと思う」と、K-1王者との対戦を前にしても臆するところはない。「相手が誰であろうと、自分は常に準備を万端にして挑んでいくだけ。これまでの試合同様、明日の試合のための準備はできている」と、野杁攻略に自信を見せていた。
6月のK-1横浜武道館大会に続き、連戦となる与座は減量などでキツい部分があったことを素直に告白したものの「どんな状況でも勝つのがチャンピオン」とキッパリ。「K-1の中で突き抜けたいと思っているので、普通の人がやらないようなことをやって、普通の人じゃできない勝ち方をして、人より早く突き抜けたい」と、今大会に出場する6人のK-1王者の中でも、突き抜けた存在になることを宣言していた。
一方のエークモンコンはエークモンコン元ルンピニースタジアム・フライ級王座、元プロムエタイ協会スーパーフライ級王座、元WMCムエタイ世界バンタム級王座と三つのタイトルを獲得し、タイでは元ONE Championship世界フェザー級王者スーパーボンとも対戦しているムエタイの猛者。
K-1初参戦ながら2~3カ月前に来日し、この試合のためにK-1ルールへの対応などを含めて、準備を重ねてきた。与座の持つ空手技に対しても「空手の技という部分についても十分に研究してきた。自分としては自分のスタイルの戦いをするだけなので、もちろん空手の技にも対応できると思っている」と、問題がないことを強調。「明日はどちらがKOするか楽しみにしていてほしい」と、不敵な笑みを浮かべていた。
◆野杁正明
「前回は僕がいい形で優貴に繋いでベルトを獲ってくれて、今回は優貴がいい形で僕に繋いでくれると思うので、それ以上にいい形で終わらせて、後半タイトルマッチの2試合の選手にいい緊張感を与えて繋げたいなと思っています。
(対戦相手のどんなところを注意している? そして、その相手にどういう勝ち方をしたいと思っている?)プロボクシングにも出ているだけあって、パンチの選手かなという印象ですね。どういう対策というか、パンチでもいってもいいし蹴りでいってもいいし、全てにおいて上回る練習はしてきたので、明日始まってみて決める感じですね。
(アマンシオはかなり自信があるようだが?)自信がないより自信があった方が僕も戦いがいがあるので、そうやって言っていただけるだけで。まず日本に来てこうやって計量もパスして、ちゃんと試合ができるっていうことに関して、僕は感謝していますし、だからこそ明日はリング上で楽しんで倒そうと思っていますね。(ファンの皆さんへのメッセージは?)明日の大会は僕を含めて6人チャンピオンが出るんで、その中でも一番いい勝ち方、いい結果を残したいなと思っているんで、是非楽しみにしていてください」
◆アマンシオ・パラスキフ
「体調はいいし、気分もいい状態だ。今回この試合のために準備してきたことに凄く自信を持っているので、明日はいい試合がお見せできると思う。(初参戦でK-1王者と戦うが、対戦相手に対してどんな印象を持っている? どう対抗して勝とうと思っている?)まず最初に初来日ということで、今回K-1という素晴らしい舞台で試合できることはとても嬉しいし、興奮している。野杁選手に関しては以前にも話した通り、凄くいい選手ではあるけど、今回は野杁選手の持っているものを全て上回るために来たので、それをリングで見せたい。
(野杁の『会場が静まり返るような残酷なKOを見せたい』という発言を聞いてどう思う?)それに対しては何も意見はない。(野杁はトップ選手で、その選手と対戦することに対して、恐怖心はない?)相手が誰であろうと、自分は常に準備を万端にして挑んでいくだけなので、他の試合と同様、明日の試合のための準備はできている。(ファンの皆さんへのメッセージは?)まず初来日、日本に来ることができて本当に嬉しく思っている。皆さん、試合を楽しみにして来ると思うけど、自分もしっかり準備を重ねてきたので、皆さんも是非楽しみにしていてください」
◆与座優貴
「明日の試合はしっかり倒して、正明さんに繋ぎたいなと思っています。応援よろしくお願いします。(対戦相手のどんなところを注意している? そして、その相手にどういう勝ち方をしたいと思っている?)ムエタイの選手なんで、ムエタイ独特の間合いの上手さとか凄いある選手だと思うんですけど、そこに付き合わず、いつも通り自分の戦い方をすれば勝てると思っています。前も言ったんですけど、ムエタイを無視して自分のスタイルをぶつけるだけだなと思っています。
(6月に続いての連続参戦となるが、試合間隔が短い中での調整方法だったりは?)やっぱり連戦なんで減量とかはキツいところもあったんですけど、どんな状況でも勝つのがチャンピオンだと思っているし、自分はまずK-1の中で突き抜けたいと思っているので、普通の人がやらないようなことをやって、普通の人じゃできない勝ち方をして、人より早く突き抜けたいと思っています。連戦なんですけど、あとは明日の試合内容で見せたいと思っています。
(エークモンコンは空手の技にも対応できると言っているが?)まあ自分では空手スタイルだと思っていないので、空手の人でもできないスタイルだと思っているし、多分味わったことのないスタイルなのかなと思っているんで、明日はそれを見せたいですね。(ファンの皆さんへのメッセージは?)明日は、6月に不甲斐ない試合をしてしまったので、それを払拭できるような派手な勝ち方をしたいなと思っているのでご期待ください」
◆エークモンコン・ガイヤーンハーダオ
「明日はベストを尽くしたいと思います。2~3カ月前に日本に来て、きちんと練習を重ねてきたので、明日はどちらがKOするか楽しみにしていてください。(初参戦でK-1王者と戦うが、対戦相手に対してどんな印象を持っている? どう対抗して勝とうと思っている?)今回K-1初参戦だが、K-1ルールについても対戦相手についても研究してきた。対戦相手についてはとても蹴りが上手な選手だと思っているが、自分も十分対抗できると思っているので、必ず勝つ。
(与座は空手の技を使うが、その空手技に対応できる自信はある?)もちろん与座選手の空手の技という部分についても十分に研究してきた。自分としては自分のスタイルの戦いをするだけなので、もちろん空手の技にも対応できると思っている。(ファンの皆さんへのメッセージは?)明日の試合、全力で戦いたいと思います。いい練習を重ねてきたので、皆さん楽しみにしていてください」
軍司泰斗が“日本人キラー”ダウサヤームを秒殺宣言「1分1秒でも早く倒す」、菅原美優はギリシャのムエタイ戦士を3RKO予告「3Rしっかり戦って最後の最後に倒す」
今大会は3部構成で行われ、第16試合から第19試合までK-1王者が海外強豪を迎え撃つスーパーファイトが並んだ。第18試合ではK-1フェザー級王者・軍司泰斗が登場。数々の日本人選手を撃破した日本人キラーとして、RISEの安本晴翔を苦しめたムエタイの強豪・ダウサヤームと対戦する。
軍司は目下10連勝中と圧倒的な強さを見せつつも、直近2試合は判定決着。「ここでKOしなければいけない」と使命感に燃える軍司は「1ラウンドで終わらせる気でいる。1分1秒でも早く倒せれば」と早期決着を示唆する。
ダウサヤームの印象を「ムエタイ選手で蹴りが強いだけじゃなく、パンチもできて打たれ強さもある」と高く評価するも「倒すために得意なパンチを練習してきている」と攻撃力アップに手応えアリの様子の軍司。「フェザー級最強は自分だと思っているので、明日はそれを証明できれば。ここ2戦KOできていないのでバシッとKOして勝ちたい」とKO勝利を宣言した。
対するダウサヤームは軍司を「攻撃力があってとても速い選手」と評価。「どっちが勝つかは分からない」と控えめな姿勢を見せながらも「KOしていきたい」と真っ向勝負の姿勢を見せる。王者である軍司に勝利した暁には「次回はタイトルマッチに挑戦したい」と、すでに照準は王座に定めている。最後に「明日は全力で戦います」と、ムエタイ戦士らしい朴訥な言葉でビッグインパクトを予感させた。
第17試合では今年3月に第2代K-1 WORLD GP女子アトム級王者となった菅原美優が、ギリシャのディミトラ・アガサゲリドゥを迎え撃つ。
戴冠以来約4カ月ぶりのリングとなる菅原は「チャンピオンになって一戦目。自分にも周りの人にも認めてもらえる試合をしたい」と、王者としての戦いを強く意識している様子。ディミトラを「私にとって苦手なタイプ」と相性の悪さがあるとしながらも「そこを克服できるように練習してきた。3ラウンド戦ってやってきたことをしっかり出して、最終的に倒したい」と3RKOを宣言した。
対するディミトラはK-1初参戦で王者との対戦となったが「十分に準備して研究してきた」と菅原攻略に自信あり。初参戦で王者に勝利できればタイトルマッチの可能性が浮上するが「まずは勝つことが先。ベルトはその次。何ラウンドかは考えていないけれど、とにかく勝ちたい」と目の前の戦いでの勝利に全力を尽くす構えを見せた。
◆軍司泰斗
「ここ2戦KOできていないので、ここでしっかりバシッとKOして勝ちたいと思います。(対戦相手の印象と準備してきたことは?)蹴りが強いムエタイ選手ですし、それだけなじゃくパンチもできて打たれ強さもある選手だと思っているので、試合展開は僕らしく戦えればいいなと思います。
(この試合に向けてどんな準備をしてきたか)ここ2戦KOできていないので、ここでKOしないといけないと思っているので、そういった部分で僕の得意なパンチはすごく練習してきているので、当日(試合で)出ればいいなと思っています。(理想は何ラウンドで相手を仕留めたい?)僕は1Rで終わらせる気ではいるので。1分1秒でも早く倒せればいいなと思います。(ファンへメッセージ)自分の中ではフェザー級最強は自分だと思っているので、明日はそれが証明できればと思っています。応援よろしくお願いいたします」
◆ダウサヤーム・ウォーワンチャイ
「明日は全力で戦います。ありがとうございます。(対戦相手の印象と準備してきたことは?)攻撃力があってとても速い選手だと思います。(対戦相手はK-1の現役王者だが、勝ってタイトルに挑戦したい気持ちはある?)もちろん今回勝ちましたら次回はタイトルマッチに挑戦したいと思います。(理想は何ラウンドで相手を仕留めたい?)どっちが勝つか分かりませんが、KOしたいと思います。(ファンへメッセージ)明日は全力で戦いますので、応援よろしくお願いいたします」
◆菅原美優
「明日は昨日まで練習したことをしっかり出せるようにがんばりますので、応援よろしくお願いします。(対戦相手の印象・準備してきたことは?)まずは日本に来てくれてありがとうございますと思っているのと、ファイトスタイルは私にとって苦手なタイプ。ガンガン前に出てくるので、そこを克服できるような練習はしてきたので。向かい合ったときにまっすぐな目をされていたので、良い試合ができそうだなと思いました。
(この試合に向けてどんな準備をしてきたか)チャンピオンになって一戦目ということもあり、これまで以上に気合いというか、自分でも周りの人にも認めてもらえる試合をしたいと思っているので、しっかりいつも以上に準備をしてきました。
(理想は何ラウンドで相手を仕留めたい?)3Rしっかり戦って、自分がやってきたことを出して、最終的には3Rで倒せたら良いかなと。そんなに早い展開は望んでいないので、今回はしっかり練習してきたことを出すのが目的なので、しっかり出した上で最後の最後に倒せたらいいなと思います。(ファンへメッセージ)明日はしっかり成長した姿を皆さんに見せて、応援してくれている人に笑顔で帰ってもらえるように精一杯がんばりますので応援よろしくお願いいたします」
◆ディミトラ・アガサゲリドゥ
「明日は精一杯、今までがんばってきたことを出し切りたいと思います。(対戦相手の印象と準備してきたことは?)試合のスタイルが全く違うので、十分に準備して研究してきたので、全力で出し切りたいと思います。
(対戦相手はK-1の現役王者だが、勝ってタイトルに挑戦したい気持ちはある?)十分に準備してきたので、もちろん勝つつもりでいます。ベルトというよりはまず勝つことが先だと考えていて、ベルトはその次だと思っています。(理想は何ラウンドで相手を仕留めたい?)特に何ラウンドとは考えていませんが、とにかく勝ちたいです。(ファンへメッセージ)日本は私に合っているように感じます。私の雄姿をぜひ日本のファンの皆さんに見ていただきたいと考えています」
対戦カード
第21試合 K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級(70kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
和島大海[ひろみ](月心会チーム侍/王者)※2度目の防衛戦
ジョーダン・ピケオー(オランダ/マイクスジム/挑戦者、Krush同級王者)
第20試合 K-1 WORLD GP女子フライ級(52kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
KANA(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/王者、元Krush同級王者)※3度目の防衛戦
マッケンナ・ウェイド[McKenna Wade](イギリス/ミレニアム・マーシャルアーツ/挑戦者、WAKO K-1ルール世界選手権女子-52kg級優勝)
第19試合 69.5kg契約 3分3R(延長1R)
野杁正明(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/K-1ウェルター級(67.5kg)王者、元同スーパー・ライト級(65kg)王者、元Krushウェルター級(67kg)王者、元Nuit Des champions 66kg級王者、元WBCムエタイ日本スーパーライト級王者、K-1甲子園2009 -62kg優勝)
アマンシオ・パラスキフ[Amansio Paraschiv](ルーマニア/アマンシオ・ファイトクラブ/SUPER KOMBAT&Fight Clubbing世界ミドル級王者、WAKO-PRO&GFCインターコンチネンタル・ライトミドル級王者、WKNインターコンチネンタル・スーパーウェルター級王者)
第18試合 フェザー級(57.5kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス/K-1同級王者、同級世界最強決定トーナメント2022優勝、元Krushバンタム級王者、K-1甲子園2016 -55kg優勝)
ダウサヤーム・ウォーワンチャイ(タイ/ウォーワンチャイプロモーション/元ラジャダムナン認定スーパーフライ級6位)
第17試合 女子アトム級(45kg) 3分3R(延長1R)
菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/K-1&Krush同級王者)
ディミトラ・アガサゲリドゥ[Dimitra Agathangelidou](ギリシャ/ファイトクラブ・ガラツィ/IFMA世界選手権女子-45kg級準優勝)
第16試合 63.5kg契約 3分3R(延長1R)
与座優貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/K-1ライト級(62.5kg)王者、極真会館2017世界ウェイト制軽量級優勝)
エークモンコン・ガイヤーンハーダオ[Aikmongkol Gaiyanghadao](タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/元ルンピニー認定フライ級王者、元プロムエタイ協会スーパーフライ級王者、元WMC世界バンタム級王者)
~休憩~
第15試合 クルーザー級(90kg) 3分3R(延長1R)
K-Jee[けいじ](K-1ジム福岡チームbeginning/元K-1&Krush同級王者)
ステファン・ラテスク(ルーマニア/スコーピオンズ・ヤシ)
第14試合 クルーザー級(90kg) 3分3R(延長1R)
谷川聖哉(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
AKIRA Jr(フィリピン/Team Aj/元RKSクルーザー級王者、元蹴拳スーパーミドル級王者)※若獅子会館総本部から所属変更
第13試合 クルーザー級(90kg) 3分3R(延長1R)
星龍之介(POWER OF DREAM/極真会館全世界空手道選手権2019 6位)
カルロス・ブディオ(ブラジル/ブラジリアン・タイ/FIGHT DRAGON -90kg王者、KTK WORLDヘビー級王者)
第12試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
斗麗[とうま](WIZARDキックボクシングジム)
ヴュー・ペッコウーソン(タイ/ペッコウーソンジム/BBTV同級王者、元プロムエタイ協会バンタム級王者、元オムノーイ認定スーパーフライ級王者)
第11試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
篠塚辰樹(MASTER BRIDGE SOUND)
佑典[ゆうすけ](月心会チーム侍)
第10試合 女子フライ級(52kg) 3分3R(延長1R)
☆SAHO☆(闘神塾/S1女子世界バンタム級王者・同日本王者、WMC日本女子スーパーバンタム級王者、元ミネルヴァ同級王者)
鈴木万李弥(クロスポイント吉祥寺)※志村道場から所属変更
第9試合 スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
晃貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元Krushバンタム級王者)
岩尾 力(POWER OF DREAM/元WINDY MUAYTHAIバンタム級王者)
~休憩~
第8試合 ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
ジョムトーン・ストライカージム(タイ/ストライカージム/元ラジャダムナン4階級王者、元WBCムエタイ世界3階級王者、クンルンファイト70kgトーナメント2016準優勝、元ボクシング東洋太平洋スーパーフェザー級王者)
寧仁太[アニンタ]・アリ(ガーナ/K-1ジム総本部チームペガサス/Krushウェルター級王者)
第7試合 女子アトム級(45kg) 3分3R(延長1R)
パヤーフォン・SWタワン(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/元K-1同級王者、WPMF世界女子ピン級王者)※アユタヤファイトジムから所属変更
松谷 綺[きら](ALONZA ABLAZE)
第6試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
篠原悠人(DURGA/元Krushスーパーライト級王者、K-1甲子園2015 -65kg優勝)
龍華(ザウルスプロモーション/K-1甲子園2019 2020 -65kg優勝)※TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKERから所属変更
第5試合 59kg契約 3分3R(延長1R)
龍斗(team NOVA/Bigbangフェザー級王者)
久井大夢[たいむ](TEAM TAIMU/KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級(60kg)王者)
第4試合 64kg契約 3分3R(延長1R)
大沢文也(ザウルスプロモーション/Krushライト級(62.5kg)王者)
東本央貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
第3試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
伊藤健人(K-1ジム蒲田チームアスラ)
ティントーン・SEIKENKAI[Tingthong Seikenkai](タイ/SEIKENKAI/元ルンピニー認定スーパーバンタム級&フライ級王者、元プロムエタイ協会バンタム級王者、元BBTVスーパーフライ級王者)
第2試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス/元Krush同級王者)
デンサヤーム・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/M-1日本スーパーウェルター級王者、元True4Uバンタム級王者)※アユタヤファイトジムから所属変更
第1試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
不可思[ふかし](クロスポイント吉祥寺/元KNOCK OUT・REBELS-MUAYTHAI・WPMF日本同級王者、元RISE・Bigbangライト級王者)
ジン・シジュン(韓国/チームサイコピットブルス/大韓キックCKSミドル級王者、TAS7チャンピオンシップ優勝)
プレリミナリーファイト第2試合 ライト級(62.5kg) 3分3R
井上修一(K-1ジム川口TEAM SIRIUS)
上野空大[くうと](K-1ジム大宮チームレオン)
プレリミナリーファイト第1試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R
山本 陸(K-1ジム総本部チームペガサス)
松本海翔(TAD)
概要
大会名 AZABU PRESENTS K-1 WORLD GP 2023 ~スーパー・ウェルター級&女子フライ級ダブルタイトルマッチ~
日時 2023年7月17日(月/祝) 開場・11:00 プレリミナリーファイト開始・11:30 本戦開始・12:30
会場 両国国技館(JR総武線「両国」徒歩2分、都営地下鉄大江戸線「両国」徒歩5分)
中継 ABEMA(生放送)、U-NEXT(生放送|2,189円/月)、GAORA(生放送)
チケット料金 ロイヤル 100,000円/アリーナSRS 60,000円/アリーナRS 35,000円/アリーナS 18,000円/枡席(2名掛け)30,000円/枡席(1名掛け)15,000円/2階スタンドA 10,000円/2階スタンドB 7,000円 ※当日500円増し ※小学生からチケットが必要
チケット販売 チケットぴあ イープラス ローソンチケット K-1.SHOP グッドルーザー K-1ジム各店舗 出場選手・所属ジム
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/contact/