RISE 12.14 後楽園ホール:QUEENアトム級王座決定戦 平岡琴「紅絹さんにベテランの強さを実感させられた。今度は私が島田選手に教える」×島田知佳「一応怒ってますよ(笑)」

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RISE 194(12月14日(日)後楽園ホール)での第3代RISE QUEENアトム級王座決定戦・平岡琴 vs. 島田知佳を前に、両選手のインタビューがRISEクリエーションから届いた。
第9試合 セミファイナル 第3代RISE QUEENアトム級(46kg)王座決定戦 3分5R(無制限延長R)
平岡 琴(TRY HARD GYM/2位)
島田知佳[はるか](team VASILEUS/4位)
宮﨑小雪が返上したRISE QUEENアトム級王座を懸けた、6選手によるトーナメントが5月の後楽園大会から開幕し、今回決勝を迎える。
宮﨑の先輩でもある平岡(上写真左)は35歳。極真会館の14年の全日本大会優勝者で、15年にKrushでキックデビュー。18年からRISEに参戦し、紅絹、小林愛理奈らと王座戦線で鎬を削る。23年は菊地美乃里と小林穂夏相手に連勝したが、昨年3月のK-1で、ぱんちゃん璃奈に判定負け。6月に台湾で現地の選手に判定勝ちすると、12月のRISEでは奥村琉奈に延長判定勝ち。今回の王座決定トーナメントは一回戦シードで7月の準決勝から登場し、辻井和花に延長判定勝ちした。
島田(上写真右)は29歳。伝統派空手をベースとし、昨年7月にプロデビューし5連勝中。今年5月の王座決定トーナメント一回戦では奥村琉奈を1Rパンチ連打でKO。8月の準決勝では風羽[ふう]に判定勝ちし決勝に進んだ。
平岡琴「自分の力を出せば自分の手で未来を変えられる」
―― キャリア集大成となるタイトルマッチが迫ってきましたけど、今の心境はいかがですか?
平岡 やっときたなという感じで毎日ワクワクしています。今までも大事な一戦はあったんですけど、気持ちの入り方が違いますし、ずっと暗かった道がやっと明るくなったみたいな感じで毎日楽しいです。
―― 練習は辛いながらも楽しい気持ちを持って取り組めている感じですか?
平岡 1日1日が本当に大切で、若菜と小雪と上がる最後のリングでもあるので、そういう意味でも練習から一つ一つ毎日を大切にできているなという感じです。
―― 今お話しにも出ましたが、宮﨑小雪選手が引退という形になりましたけど、今でも一緒に練習されているんですか?
平岡 12月1日から北海道に行ってしまったんですけど、それまではずっと一緒に練習してスケジュールも私に合わせてくれて、ずっとサポートしてくれていました。
―― じゃあ残りの期間は若菜選手と一緒に仕上げていくような感じですか?
平岡 そうですね。若菜とこれから最終調整というような感じでやっていきます。
―― コンディション的にはバッチリですか?
平岡 コンディションはめちゃめちゃ良いですね。減量も気持ちが入るとこんなに落ちるのかっていうくらい体重が落ちていて(笑)。今までにないくらいベストコンディションです。
―― モチベーションが高いとコンディションも作りやすいんですね。
平岡 今までが気持ちが入っていなかった訳ではなくて、もちろん1戦1戦大切にしてきたつもりではあるんですけど、この試合に人生をかけているんだなっていうのを自分の体が教えてくれているみたいな感覚ですね。全部上手くいっていて良い状態です。
―― 非常に大切な一戦ですけど、その辺りのプレッシャーはいかがですか?
平岡 これが最後の挑戦だと思うし、「精神的にキツくないですか」って聞かれたりするんですけど、プレッシャーは全くないです。なんなら今までの“勝っても先が見えない”っていう状態の中で、でも“負けたら終わりだ”っていうのがずっと続いていた試合の方がキツかったです。「勝てば夢が叶うんだから勝てば良いじゃん」っていう感じで、こんな簡単なことはないっていうメンタルなので全然プレッシャーとかは感じていないですね。
―― メンタルの状態もだいぶ違うんですね。
平岡 あとは自分次第でどうにでもなる未来というか、今までは勝っても自分の力ではどうしようもなかった所でもあったので。勝ってもベルトに繋がる訳ではなく、どれだけ自分が良い結果を残しても自分の力でコントロールできる部分ではない所と戦っていたので、今回は自分の力を出せば自分の手で未来を変えられるっていう所で、気持ち的にはすごく楽しみです。
―― 先日の会見では「どん底から這い上がってきた強さ」という事も仰っていたと思うんですけど、そういう部分に繋がってくる?
平岡 そうですね。色々なことを経験してきて、それでも何度も立ち上がってきた強さが私にはあって、ベルトやこの1戦にかける思いもそうですし、絶対に負けるわけがないって本当に思っています。ここで獲るべくしてこのタイミングが来ていると思っているから、これで獲らないと今までの積み上げてきたものだったり、辛い事とか色々乗り越えてきたものも全て無駄になってしまうし、それが本当にこの期間が無駄じゃなかったと思うためにも、結果を残さないといけないです。
―― 改めて決勝戦の相手の島田知佳選手の印象はいかがですか?
平岡 踏み込みが早かったり、勢いのある選手だなと思います。試合の戦い方だけでなくて、無敗できている部分とか全てに対してすごく勢いがあってノっている選手だなと思うんですけど、“まだ越えられないよ私は”とは思いますね。すごく良い選手だと思っているし、本当に認めているんですけど、気持ち的にはまだ早いぞと思っています。
―― その辺りも内容で見せていく感じですか?
平岡 やっぱりベテランの強さっていうのもあるし、私が初めてタイトルに挑戦した時も紅絹さんと戦ってベテランの強さをっていうのを実感させられて、そこからすごく学びもあったし自分も強くなれたと思っているので、今度は私が島田選手に教えてあげようかなと思っています。
―― 島田選手は5ラウンドが初めてになるんですけど、平岡選手は当然そこを経験しているわけで、そのあたりのアドバンテージみたいなものはあると思いますか?
平岡 それはめちゃめちゃあると思いますね。初めての5ラウンドってすごく難しいところもあるし、3ラウンドとは別物になってくると思うので、彼女の戦い方的にも5ラウンドで強いタイプではないと思うし、私はどちらかというと5ラウンドあった方が自分の良さを出せると思っているので、そこの差っていうのは結構出てくるんじゃないかなとは思います。
―― その辺りは経験してきた分、試合展開だったり戦略みたいな所が活きてくる部分がありそうですね。
平岡 そこはめちゃめちゃあると思いますし、逆に島田選手が5ラウンドをすごく意識してスタイルチェンジをしてきたらしてきたで私はやりやすくなるし、今まで通りの戦いをしてきてくれたら対策してきた事がバッチリハマると思うので、どう転んでも私の勝ち確っていう気持ちです。
―― 「これがラストチャンス」という風にも仰っていましたが、改めて平岡選手にとってベルトというのはどんな存在ですか?
平岡 今までやってきたことの証明ですね。私はどちらかというとベルトに執着していなかった部分もあって、ベルトよりも強い選手と戦って勝つことが大切と思ってやってきた時期もあったので、「ベルトは別に」って思っている時もあったんですよ。だけどキャリア終盤になってきて、自分のためもそうですけど周りの人のためにも一つ証を残したいなと思ったんです。やっぱりベルトがあるのとないのとでは全然違うっていう事を色んな経験を経て気づいたので、“自分の集大成”“やってきたことの証”そして“みんなへの恩返し”としてベルトはすごく必要なものだなと思っています。
―― 少し早いですが、この試合を終えた後の2026年はどんな試合にしたいですか?
平岡 来年はチャンピオンになったら色々な発言権も得られると思いますし、女子格が最近そんなに盛り上がっていないと思っているので、色んなところに喧嘩を売って盛り上げていけたらなと思います。
―― 最後にRISEファンの皆様にメッセージをお願いします。
平岡 いつも応援ありがとうございます。長い時間がかかったんですけど、12月14日についに私の夢が叶うので、私にとっても応援してくれる皆さんにとっても最高の1日にするために、必ずベルトを巻きます。私のベルト姿を楽しみに会場まで応援に来てくれたら嬉しいです。応援よろしくお願いします。
島田知佳「宮﨑選手が価値を高めてくれたRISEのベルトは欲しいんですけど、1番は“誰にも負けたくない”という気持ちが強い」
―― 11月はONEで多くの先輩たちが試合をしていましたね。
島田 現地で応援していました。
―― 結果は様々でしたけど、皆さん熱いファイトで刺激を受けたんじゃないですか?
島田 もちろん先輩方の試合もそうですけど、周りの観客を巻き込んですごい熱狂だったので、ファンも熱くさせる試合という部分が違うなと思いましたね。
―― そこは見習っていきたい部分ですね。
島田 そうですね。目指していかなければいけない部分だなと思います。
―― そういう部分で、内容だけではなくて試合で魅せられるファイターになりたいという思いもありますか?
島田 そうですね。
―― 準決勝で風羽選手に判定勝利を収めましたが、島田選手自身が内容に不満もあったかと思います。改めて試合を振り返ってみて感想はいかがでしたか?
島田 初めて試合で鼻血が出たり、怪我をしたりした部分もあったりして、完全に慌ててしまいましたね。ポイントは1ラウンドから取っていたと思うんですけど、血が出る事によって印象が悪いというか、負けている気がして勝手に慌てて、遠いところから行ってしまったりしました。でも良い経験ができたと思います。
―― タイトルマッチの前にそういう経験ができた事は良かった?
島田 ハプニングが起こっても冷静にならないといけないという事を学べました。
―― 1回戦をKOで勝ち上がった事で準決勝では固くなる部分も出た?
島田 1回戦をKOできて、準決勝と決勝の2つもKOでいきたいっていう思いが出てきてしまって、“倒す”という気持ちが先行してしまって空回りした感じはありました。
―― ここまで無敗でタイトルマッチまで辿り着いているという状況ですけれど、デビューして1年半くらいでタイトルに挑戦することを想像していましたか?
島田 全く想像していなかったですね。宮﨑小雪選手が返上するということ自体が想定外でした。じゃないとこのトーナメントも早い段階でチャンスは回ってこなかったと思うので、想像していたよりかはめちゃくちゃ早いですし、実際にチャンピオンになれる強さを持っているのかなと不安になるところもあります。
―― 次の平岡選手との試合は精神的な部分が大切になりそうですね。
島田 ここを乗り越えたら一皮剥けて一段と強くなれる気がします。
―― ベルトというものに対してはどういう思いがありますか?
島田 宮﨑選手が価値を高めてくださって、RISEアトム級のベルトがすごく価値の高いものになっていると思うので、もちろんベルトは欲しいんですけど、1番は“誰にも負けたくない”っていうその気持ちが強いです。
―― 負けたくないという思いがベルトまで近づけてくれたんですね。
島田 そうですね。
―― ベルトを獲ってチャンピオンになったとしても、“負けたくない”という思いでどんどん挑戦していきたいと思いますか?
島田 どんどん強い選手とやっていきたいと思っています。
―― 海外の強い選手を呼んでほしいとかも考えていますか?
島田 強ければ誰でもって感じですね。
―― 決勝戦を争う平岡琴選手の印象はいかがですか?
島田 気持ちが強くてガツガツ来るイメージです。
―― ベテランの選手で引き出しもすごく多い選手ですけれど、どんな戦いを見せていきたいですか?
島田 いつも通り変わらず自分の強みを活かした戦いをしていきたいです。
―― 会見では平岡選手も煽るようなところもあって、挑発を受けっぱなしになるような部分もありましたが、あの会見はいかがでしたか?
島田 その会見に関しては思う事はないんですけど、言われっぱなしでは腹が立つので、それを練習でぶつけてさらに強くなって試合でぶつけようと思っているところです。その分練習も追い込めて活力になっています。
―― 島田選手って怒ったりする事もあるんですか?
島田 します(笑)。
―― 悔し泣きしたりする姿は見るんですけど、怒っているイメージがあまりなかったんですよね(笑)。
島田 一応怒ってますよ(笑)。思うことはあるし、それを心の中に留めて練習を頑張っています。
―― 今回はタイトルマッチなので5ラウンドになりますが、ラウンド数の違いから練習内容も変えていたりしますか?
島田 練習に違いはあまりないかもしれないです。ただ自分が走る本数とか、自主練が増えたという感じですね。
―― フィジカル面は自分で練習しているんですか?
島田 そうですね。先輩方に聞いたりして、スタミナの強化など自分でメニューに取り入れたりしています。
―― 今回もKOにこだわっていくという発言もありましたが、フィニッシュはKOを狙っていますか?
島田 理想はKOを狙っていきたいです。でもフルラウンドを戦っても全ラウンドでマークできるくらい圧倒したいなと思っています。
―― ちなみに2025年最後の試合になると思いますが、今年はどんな1年でしたか?
島田 怒涛の1年でしたね。定期的に試合をさせてもらって、試合感覚も良い状態ですし、試合をさせてもらえて本当にありがたいです。この勢いのままベルトを獲って来年に繋げていきます。
―― 最後にいつも応援してくれるファンの皆様にメッセージをお願いします。
島田 いつも応援していただきありがとうございます。今回は決勝戦という事で5ラウンドを平岡選手と戦います。もちろんKOを狙っていくんですけど、どのラウンドでも圧倒して必ず勝って自分がチャンピオンになるので、応援をよろしくお願いします。
対戦カード
第10試合 メインイベント バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
花岡 竜(橋本道場/RISEスーパーフライ級(53kg)王者、元KNOCK OUT-BLACK同級王者、元INNOVATIONフライ級王者)
鈴木真彦(TEAM 寿/2位・元王者、元WBCムエタイ日本&HOOST CUP日本同級王者)
第9試合 セミファイナル 第3代RISE QUEENアトム級(46kg)王座決定戦 3分5R(無制限延長R)
平岡 琴(TRY HARD GYM/2位)
島田知佳[はるか](team VASILEUS/4位)
第8試合 スーパーフライ級(53kg) 3分3R(延長1R)
政所 仁(魁塾/2位)
酒寄珠璃(フリー)※TRY HARD GYMから所属変更
~ 宮﨑小雪(TRY HARD GYM/第2代RISE QUEENアトム級王者)引退セレモニー ~
第7試合 フライ級(51.5kg) 3分3R(延長1R)
麗也(team AKATSUKI/5位)
KING陸斗(ROYAL KINGS/7位、DEEP☆KICK -51kg王者)
第6試合 ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
チャッピー吉沼(TANG TANG FIGHT CLUB/スーパーライト級9位)
KENTA(HAYATO GYM/スーパーライト級14位、元DEEP☆KICK -63kg王者)
第5試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
寺山遼冴(ARK FIGHT GYM/14位)
指田 烈(TEAM TEPPEN/16位)
第4試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
MOMOTARO(OGUNI GYM/元WBCムエタイ・インターナショナル&NJKFフェザー級王者、元WBCムエタイ日本フェザー級王者)
門脇碧泉[あおい](TARGET/19位)
第3試合 女子アトム級(46kg) 3分3R
菊地美乃里(GONG-GYM坂戸/KROSS×OVER GIRLS-KICKアトム級王者)
桃花・シンデレラ(山口道場/DEEP☆KICK Queen -46kg王者)
第2試合 女子フライ級(52kg) 3分3R(延長1R)
Melty輝[きら](team AKATSUKI/2位)
MANAKA(GRABAKA)
第1試合 スーパーフライ級(53kg) 3分3R
井上蓮治(RAUSU GYM)
紺野煌人[きらと](神龍ワールドジム)
概要
大会名 crowdbasket presents RISE 194(クラウドバスケット プレゼンツ ライズ ハンドレッドナインティフォー)
日時 2025年12月14日(日)開場・17:00 開始・17:15
会場 後楽園ホール
中継 ABEMA
チケット料金 SRS席 20,000円 RS席 10,000円 S席 7,000円 A席 5,000円 ※当日は500円プラス ※小中高生シート2,000円を当日のみ販売 ※未就学児は保護者膝上に限り無料
チケット販売 クラウドバスケット(RISE公式LINE) イープラス チケットぴあ 出場選手・所属ジム
お問い合わせ RISEクリエーション 03-5980-7409 https://www.rise-rc.com/









