ONE 3.14 ルンピニー(レポ):重森陽太、トルコのコユンジュに判定負けしフライデーファイツ1勝1敗に
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
神楽坂 江戸川橋 クラミツムエタイジム
立ち技最強、ムエタイを究める!16周年、選手コース開設。ジュニア、女子クラスも。今ならスタート月会費0円!
ONE Friday Fights 100
2025年3月14日(金)タイ・バンコク・ルンピニースタジアム
レポート:井原芳徳
第2試合 ムエタイ 140ポンド契約 3分3R
○アリ・コユンジュ[Ali Koyuncu](トルコ)
×重森陽太(クロスポイント吉祥寺/KNOCK OUT-REDライト級(62.5kg)王者、元WKBA世界同級王者、元新日本フェザー級&バンタム級王者)
判定3-0
重森は昨年9月のONEフライデーファイツ初戦で韓国のシン・ドンヒョンを2R右ストレートでKO。10月のKNOCK OUTではマルコス・リオスに延長判定勝ち。11月にはカンボジアで試合をし、現地の選手に判定勝ち。12月のKNOCK OUTでは、ムエタイをベースとしつつ倒れた相手に対しての打撃も認められるUNLIMITEDルールに挑戦したが、MMA選手の倉本一真に2R TKO負けしている。今回の相手・コユンジュはONE初参戦だ。
1R、長身の重森が距離を取るが、コユンジュは時折一気に距離を詰めて右フック、ストレート、左フックを当てて印象を作る。コユンジュは二段式の左ハイも当てる。重森はミドルを出す場面もあるが攻撃が少ない。記者採点はコユンジュ。
2R、見合う状態が続くと、レフェリーは両者に攻撃を促す。コユンジュは1Rのように強打につなげられないものの、パンチや蹴りを積極的に出し、左インローも当てる。終了間際に重森は右ストレートを当てたが、それまで消極的だった印象を拭うほどにはならない。記者採点はコユンジュ。
3R、後の無い重森は圧を掛けるようになるが、なかなか攻撃につなげられず、コユンジュはボディと顔面にパンチを当て、当たらなくてもパンチを振るい、変わらず主導権を握り続ける。中盤過ぎから、重森は左ミドルのヒットを増やし、左の三日月蹴りを随所で当てると、コユンジュの動きが鈍る。さらに重森は組んで右肘も当てるが、ダウンを奪えず、最後はコユンジュがバックスピンキックを放ってスリップして時間稼ぎをして終了する。記者採点は重森。合計29-28でコユンジュ。ジャッジ3者も順当にコユンジュを支持し、コユンジュが判定勝ちした。
第1試合 MMA バンタム級 5分3R
○チャン・ソンギュ[Jang Seon Gyu](韓国)
×青柳克明(BMF Space)
3R 1’07” TKO (レフェリーストップ:右ボディストレート)
第3試合 MMA 女子アトム級 5分3R
○ション・ジンナン(中国/女子ストロー級王者)
×メン・ボー(中国/4位)
判定3-0