RISE 10.29 後楽園ホール:フェザー級王座戦インタビュー/初防衛戦の王者・門口佳佑「成長スピードは僕が国内フェザー級でダントツに速い」×挑戦者・魁斗「僕が試合展開を作っていく側。前半からガンガン行って圧倒します」
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RISE 172(10月29日(日)後楽園ホール)のRISEフェザー級タイトルマッチで対戦する王者の門口佳佑、挑戦者で同級1位の魁斗のインタビューがRISEクリエーションから届いた。両選手を紹介するドキュメンタリー映像「RISE BORN TO BE HEROES」もRISEの公式YouTubeにアップされている。
第12試合 メインイベント RISEフェザー級(57.5kg)タイトルマッチ 3分5R(無制限延長R)
門口佳佑(EX ARES/王者)※初防衛戦
魁斗[かいと](立志會館/RISE 1位、SB日本2位、HOOST CUP日本&RKS王者)
門口と魁斗は21年7月、両者の地元大阪でのRISEで対戦し、魁斗が判定2-1の僅差で勝利している。門口はその後5連勝で、昨年8月のフェザー級王座決定戦では梅井泰成から2度ダウンを奪い判定勝ちし王者に。12月にはSBの山田彪太朗を、今年3月にはK-1の新美貴士を、7月にはSBの川上叶を判定で下している。
魁斗は門口に勝利した後は5戦4勝1敗で2連勝中。昨年4月のSBで川上に延長判定負けしたが、今年3月には元RISE王者の梅井に判定勝ち。8月の大田大会では元KNOCK OUT王者の安本晴翔に判定勝ちし、門口の王座挑戦を希望し、今回実現する。
門口佳佑『自分の動きを100%出す。(魁斗が)前回と同じと思っていたら楽な試合になる』
―― 初めての防衛戦が決定しました。コンディションはいかがですか?
門口 コンディションはバッチリで、今年試合ばっかりしてるので、1年を通していつでも試合が出来る状態をキープしています。
―― 今年の夏はいつもより暑かったですが特に暑さとかも問題なく?
門口 暑いの好きなので余計に調子が良かったです。
―― チャンピオンベルトを巻いて1年経ちましたが、チャンピオンになる前となった後で環境の変化はありましたか?
門口 環境とかは特に変わらないですけど、周りの応援の声とか、応援してくれる人を肌で実感できるくらいには増えたかなって感じです。
―― 初防衛戦、追われる立場という意味でプレッシャーは感じますか?
門口 もちろんプレッシャーは感じますけど、ここ3試合全部そんな感じの試合なのでちょっと慣れもあります。でも初防衛戦でベルトを懸けるのは初めてなので、そういった意味でプレッシャーは感じます。
―― 確かに去年の12月からずっと対抗戦で他団体の選手との試合が続いていて、今回も挑戦者が魁斗選手に決定しました。魁斗選手と戦うにあたり何か特別なプランなどはありますか?
門口 特に対策練習は普段からしてないので、相手が魁斗選手になったからといって変わらないです。
特別なことは何もせずいつも通り自分の練習をしています。
―― 前回の魁斗選手と安本選手の試合は直接見てたと思いますが、門口選手はどういう勝敗予想を立てていましたか?
門口 僕は魁斗選手が勝つ予想をしてました。安本選手がすごいフィーチャーされてたと思うんですけど、そんな簡単にはいかないんじゃないかなって思ってましたし、相性的に魁斗選手に分があるんじゃないかなって言うのは元々予想してたので、魁斗選手が上がってきたっていうのは結構予想通りかなって。
―― 予想されてた分、魁斗選手が勝ち上がって驚きはなかったということですね。
門口 僕がチャンピオンですけどずっと「安本選手の方が強い」って言われてて、そこをはっきりさせるためにも安本選手に上がってきてもらいたいというのはあったんですけど、本当に格闘技はそんなに甘くないというのを今回でわかったと思います。予想通り魁斗選手が上がってきたって感じですね。
―― 門口選手から見た魁斗選手はどの様なイメージがありますか?
門口 派手さはない選手で、圧倒的に勝つっていうよりは競り合いの中でしっかり勝ってくるイメージがあって、僕もそんな感じで一度負けてるいので。どの試合を見ても魁斗選手が圧倒的に勝ってる試合ってないと思うんですよ。そこで安本選手も舐めてた部分ももちろんあったと思うし、そういう部分でやられちゃったのかなっていうのもありますね。
―― 実際2年前にも対戦してますが試合内容的に今回はどういうプランを立てていますか?
門口 試合のプランとかは特に考えてないので、自分の動きを100%出すことに集中しています。前回の僕と今の僕とじゃ別人になってると思うので、魁斗選手が前回と同じように考えてたら楽な試合になるなという印象です。
―― 前回敗北を喫していますが特別対策をしないっていうのはどういった理由からですか?
門口 ゲームプランを決めてやるのが自分には合わないだけで、自分の動きに集中して自分の強さだけを仕上げていれば、とりあえず国内は全員勝てると思っています。
―― 指導者がいない中でやっていると言っていましたが、現状の練習環境で何か意識して取り組んでるものはありますか?
門口 「自分が強くなるためにこうしたらいいんじゃないか」っていうのが自分の中であるので、それをしっかり意識してトレーニングしています。
―― ご自身のチームだけで練習をしていますか?
門口 ミットだけですけどボクシングは週に1回行っていて、ボクシングも別競技ですけどこういうのもあるんだという発見があるので、そういったものをどうキックボクシングに取り入れるかっていうのを自分で考えて、たまには行ったりもしますけど基本は出稽古もほとんどせずに、自分のチームのみで練習しています。
―― チームの中だけでやっていることで実戦不足などを感じたりはしないですか?
門口 特に感じないです。基本スパーリングばかりやってるし、うちのメンバーは色々できる選手が多いので、毎週やってても相手の癖に慣れたりする事もなく、左右スイッチするのもそうですけど色々試す人が多いので、全然不足しているとは感じないですね。
―― 今回の試合で勝ち方とかフィニッシュのイメージはどうですか?
門口 勝ち方やフィニッシュのイメージはゲームプランを決めないので決められないですけど、キックボクシングの試合で僕が強さのレベルの違いを見せるだけです。
―― 現状のご自身と魁斗選手の実力差はどう感じていますか?
門口 それは本当にやってみないとわからないですけど、基本的に僕の方がキックボクシング歴で言ったら短いので、僕の中では2年前に戦った時も元々僕の方が下にいてあそこまで追いつけたイメージなので、明らかに成長スピードで言えば国内のフェザー級の中で僕がダントツに速いと思ってるので、特に問題がなければ普通にやれば勝てるんじゃないかなっていうイメージでいます。
―― 先ほどもお話に出ましたが今回の魁斗戦含めて4試合連続で他団体の選手との試合になりますが、「大事な試合を落とさない」という点でご自身のストロングポイントはどこだと思いますか?
門口 あんまりそれが強みだという意識もないままやってるんですけど、やっぱり試合に負けたくない気持ちが誰よりも強いのかなっていうのはあります。みんな言葉では言いますけど、それが試合に出る出ないは本当に別の話なので、そういった部分が僕は試合で出るのが強みなのかなと思います。
―― 最後にファンの皆様にメッセージをお願いします。
門口 初防衛戦で今回も相手がシュートボクサーで対抗戦というのもあって、色々背負うものはありますけど、応援してくれてる人やサポートしてくれてる人の力を借りて今回もしっかり乗り越えようと思いますので、みなさん応援よろしくお願いします。
魁斗『最終目標は世界で一番強くなる事なんでそこに向けてやっていきたい』
―― タイトルマッチが決定しましたが現在の心境を教えてください。
魁斗 単純にワクワクしてます。
―― 前回の安本戦から約二ヶ月という短いスパンでのタイトルマッチ挑戦ですが、この試合間隔は長いと思いますか?短いと思いますか?
魁斗 ちょうどいいですね。
―― 「フェザー級最強」と言われていた安本選手との対戦でしたが、あの試合を振り返ってみていかがですか?
魁斗 想定通りの強さというか、強かったですけど予想してたぐらいかなっていう感じです。想像を超えるような強さではなかったです。
―― 今回でRISEは4戦目になると思いますが過去3戦試合をしていてルール的には特に問題はないですか?
魁斗 初めて出た時はちょっと苦戦したというかやりにくかったんですけど、2戦目以降は特に問題ないです。
―― シュートボクシングで試合をしてる時とRISEで試合してる時の意識の差というのはどこにありますか?
魁斗 ワンキャッチとか組んでの膝とかそういうところの違いと、あとはどういうところを見られてるか、アグレッシブさとかを意識してやってます。
―― 今回は2年前に一度対戦して勝っている門口選手との対戦となりますが、前回勝っているという部分で精神的には有利だと思う部分はありますか?
魁斗 特に何も考えてなくて、前回は前回だし今回は今回で、いつも通りの試合の感じで練習してます。
―― タイプ的に門口選手は戦いやすいですか?
魁斗 別に戦いにくくはないですけど、ちょっと面倒臭いですね。
―― 具体的にどの辺が面倒くさい?
魁斗 頑丈だしガンガン前に詰めてくるからちょっと鬱陶しいなって。でもそこも跳ね返すぐらいの感じで考えてます。
―― さっきおっしゃったように門口選手は結構タフでダウンしているシーンとかもそんなになく、一回SBルールでやってた時に苦戦したのを見ましたが、基本的にRISEでやった時は頑丈なイメージがあると思いますが、それでも圧倒できる、倒しきる自信はありますか?
魁斗 僕もRISEでやってきてるので全然問題ないです。
―― 現時点では短期決戦で挑もうと思ってますか?それともしっかりと5ラウンドを使って戦おうと思ってますか?
魁斗 特にプランとかは立ててないですけど、自分の中では前半からガンガン行こうかなと思ってるので、しっかり自分で相手の隙を作って倒す感じですね。
―― 門口選手に以前勝ってからその後の門口選手の戦いとか活躍はご自身ではどのように見てましたか?
魁斗 SBの選手も2人やられてるから敵討ちしようとかは別にないないですけど、僕は僕でぶっ飛ばそうかなと思ってます。
―― 今回門口選手と戦う中でのキーポイントはどういった形になりますか?
魁斗 僕が試合展開を作っていく側だと思ってるので僕次第ですね。前半からガンガン行って圧倒します。
―― RISEのベルトが目の前の手に届くところまで来ていますが、RISEのチャンピオンになるというイメージはできてますか?
魁斗 出た時から一応イメージは持っていたのでやっときたなって感じです。
―― ちょっと気が早いですけど、もしチャンピオンになったとしたら今後どんな相手とやりたいとかどういう風な路線に進んでいきたいみたいな希望はありますか?
魁斗 シュートボクシングが一番強いということを証明したいし、最終目標は世界で一番強くなる事なのでそこに向けてやっていきたいです。
―― 同じシュートボクシングでいえば70kgの海人選手は既にRISEのベルトを巻いているわけですが、そういった活躍を見てご自身が刺激を受けているというのはこれまでもありましたか?
魁斗 自分の先を走ってるので早く追いつくというか追い抜かないと駄目ですね。
―― この試合のテーマが何かあれば教えてください。
魁斗 チャンピオンになるっていう覚悟を見せることと倒しに行く事です。
―― 最後にファンの皆様にメッセージをお願いします。
魁斗 10月29日、絶対RISEのベルトを獲るので、皆さん応援よろしくお願いします。
RISE 10.29 後楽園ホール:フライ級王座決定戦インタビュー/20歳・数島大陸「松本選手とは近いうちにやると思って、対策はひたすらやっていた」×19歳・松本天志「“天使の左”でやっちゃいます」
対戦カード
第12試合 メインイベント RISEフェザー級(57.5kg)タイトルマッチ 3分5R(無制限延長R)
門口佳佑(EX ARES/王者)※初防衛戦
魁斗[かいと](立志會館/RISE 1位、SB日本2位、HOOST CUP日本&RKS王者)
第11試合 セミファイナル 第2代RISEフライ級(51.5kg)王者決定戦 3分5R(無制限延長R)
数島大陸[りく](及川道場/1位)
松本天志(HAWK GYM/2位、RISE NEW WARRIORSフライ級トーナメント’23優勝)
第10試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
梅井泰成(Mouton/2位、元王者)
ウォーム[Warm](タイ/ONE LINK/元S-1スーパーフェザー級(59kg)王者)
第9試合 ライト級(63kg) 3分3R(延長1R)
北井智大(チームドラゴン/ライト級2位)
伊藤澄哉(戦ジム/スーパーライト級7位)
第8試合 ミドル級(70kg) 3分3R(延長1R)
モトヤスック(治政館/3位、WMOインターナショナル・スーパーウェルター級王者、ジャパンキック・ウェルター級王者)
T-98[たくや](フリー/7位、元ラジャダムナン・WBCムエタイ日本・INNOVATION・REBELS-MUAYTHAIスーパーウェルター級王者、元WPMF世界・ルンピニー日本ミドル級王者、元WBCムエタイ日本・WPMF日本・INNOVATIONウェルター級王者)
第7試合 フライ級(51.5kg) 3分3R(延長1R)
塚本望夢(team Bonds/3位、元DEEP☆KICK -51kg級王者)
酒井柚樹(TEAM TEPPEN)
第6試合 バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
彪司[ひゅうが](TEAM TEPPEN/10位、Stand Up King of Rookie 2021 -53kg級優勝)
松下武蔵(GOD SIDE GYM)※武蔵 改め。WIVERNから所属変更
第5試合 スーパーフェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
SEIDO(LARA TOKYO/スーパーフェザー級9位)
山元剣心(FAITH/フェザー級(57.5kg)11位)
第4試合 スーパーフライ級(53kg) 3分3R(延長1R)
遠山翔太(MONSTAR GYM/7位)
羅司[らいぜ](TEAM TEPPEN)
第3試合 スーパーライト級(65kg) 3分3R
武 裕太(誠真会館所沢道場)
新井雄大(TARGET)
第2試合 スーパーフライ級(53kg) 3分3R
所 風雅(Refre’K)
山﨑天輔(VALIENTE)
第1試合 女子ミニフライ級(49kg) 3分3R
宮本芽依(KRAZY BEE)※MEI 改め
数島七海(及川道場)
概要
大会名 RISE 172(ライズ ハンドレッドセブンティツー)
日時 2023年10月29日(日)開場・17:00 開始・17:30(予定)
会場 後楽園ホール
中継 ABEMA
チケット料金 SRS席 15,000円(完売) RS席 10,000円(完売) S席 6,000円(完売) 小中高生シート 2,000円(当日販売のみ) ※当日は500円プラス ※未就学児は保護者膝上に限り無料
チケット販売 イープラス チケットぴあ 出場選手・所属ジム
お問い合わせ RISEクリエーション 03-5980-7409 https://www.rise-rc.com