Youtubeで那須川天心「東京ドームでやりたい」→Twitterで武尊「東京ドームで会いましょう」
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昨年12月のK-1大阪大会で武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級(60kg)王者)が、那須川天心(TARGET/Cygames/RISE世界フェザー級(57.15kg)王者)との試合について「僕は必ず実現させようと思っているんで」と発言したことについて、天心が2月11日に公開されたのRIZINドキュメンタリー番組「RIZIN CONFESSIONS #32」の中で言及し、武尊もその直後にTwitterで返答した。
RIZIN CONFESSIONS #32では大晦日のRIZIN.14での天心とフロイド・メイウェザーのボクシング・エキシビションマッチがフューチャーされ、番組終盤、今後の展開に関する話となり、天心がこう話した。
「それ(武尊戦)をやるんだったら東京ドームしかないですよね」
「自分の願望的に東京ドームでやりたいですよね。じゃないとやりたくないかなっていう」
「(武尊が)形だけで言っているのか、本当に言っているのかっていうのが、まだ分からない状況なんで。でもまあ本当に、自分は受けて立ちますけどね」
ここ約1年のやり取り同様、天心は武尊の名前を出さない上、カメラの向こうの話し相手からどういう質問があったかは不明で、途切れ途切れの編集だが、明らかに武尊戦を意識し、対戦に意欲的なコメントをしている。するとわずか3時間後、武尊はTwitterで、天心の上記のコメントに反応し、こうツイートした
「形だけって。そんな中途半端な言葉ファンの前で発しない。相手を責めたり貶してても実現しないから実現させる為の言葉を贈りますよ。東京ドームで会いましょう。」
武尊は12月8日のマイクアピールの翌日の会見で「今まではお互いを攻撃し合うことしかしていかったのですけど、それだと格闘技界は全然変わらない」「(過去に)向こうは『逃げんなよ』と結構言っていて、それだと溝が余計広がる」「盛り上げるための発言より、実現させるための発言をしました」とコメントしていた。今回のツイートもその主張を繰り返しつつ、「東京ドームで会いましょう」と天心の言葉に呼応し、「形だけ」でない熱意を示した格好だ。
両選手の希望を実現させるためには当然、武尊のK-1 JAPAN GROUP側と、天心のRISEクリエーション&RIZIN FIGHTING FEDERATION側という、プロモーター同士の話し合いが必要になる。双方は交流が途絶え続けているが、2010年代の日本のキック界を代表する両選手の今回のネット上でのアクションと気持ちを真摯に受け止め、対戦実現に向けての調整を進めてくれることを期待したい。(井原芳徳)