RISE 4.2 代々木第一体育館:原口健飛、勝次&梅野源治を苦しめたロンペット戦は“メンタル”対“チャイスー”?。直樹×山田洸誓、ギブレイン×南原健太の対GLORY査定試合も
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RISE ELDORADO 2022(4月2日(土) 国立代々木競技場第一体育館)の第2弾決定カード発表記者会見が2月18日に東京で行われ、原口健飛 vs. ロンペット・Y’ZD GYM、直樹 vs. 山田洸誓、石月祐作 vs. 常陸飛雄馬、カルリ・ギブレイン vs. 南原健太の4カードが発表された。(会見写真提供:RISEクリエーション)
ライト級(63kg) 3分3R(延長1R)
原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM/RISE -63kgトーナメント2020優勝、元RISEライト級王者)
ロンペット[Lompetch]・Y’ZD GYM(タイ/Y’ZD豊見城/ISKAムエタイ世界スーパーライト級王者)
原口は昨年11月の大阪大会でGLORYフェザー級(65kg)王者のペットパノムルン・ギャットムーカオに判定負けして以来の試合。9月の横浜大会ではタップロン・ハーデスワークアウトと対戦しているため、3試合連続でタイ人との戦いとなる。
ロンペットは24歳。沖縄のY’ZD豊見城[とみぐすく]ジムのトレーナーで、4年前に来日し、タイ時代にはロッタンとも試合経験がある。19年6月のK-SPIRIT沖縄大会で伊藤伴恭をKO。20年2月の新日本キックでは勝次をサウスポーからの左ミドルと首相撲からの膝で圧倒し、ジャッジ3者とも50-45とつける完勝をした(下動画)。
https://www.youtube.com/watch?v=JOj3I9OPHjc
昨年9月のBOMでは梅野源治と5Rの一進一退の攻防を繰り広げ、ドローに終わったものの、膝蹴りで梅野の右上腕二頭筋を断裂させた。12月のホーストカップではWPMFインターコンチネンタル&WBCムエタイ日本スーパーライト級王者の北野克樹に判定勝ちし、ISKAムエタイ世界スーパーライト級王座を獲得している(下動画)。今回はRISEルール初挑戦。ムエタイルールでは強さを発揮してきたが、肘無し・組んでからの攻撃は1回のルールへの対応が気になるところ。しかし原口は前回、ペットパノムルンの首相撲に苦戦したため、ロンペットも当然そこを突き、原口も事前に対策をすることだろう。
RISEの伊藤隆プロデューサーは「本当は今回、GLORYのランカーと戦ってもらいたくて、関係各所と相談したんですけど、外国人招へいが(新型コロナウイルスの感染拡大による水際対策の影響で)難しい状況です。入国緩和を待つことも検討したんですけど、選手の調整も遅れ、パフォーマンスも下がるので、国内の選手で決めました」と経緯を説明。「原口はペットパノムルン戦のミスはわかっていると思います。GLORYとの対抗戦で勝つためにも、差をつけて勝ってもらいたい」と期待を寄せた。
沖縄在住のロンペットは会見を欠席し主催者がコメントを代読。「日本に来て4年間負け無しなのは、相手のスタイルを見極め、負けない戦いをするからです。タイ人は学習能力が高く、試合でも確実に実行できます。原口選手はタイ人への苦手意識があると思いますし、なぜ苦手なのかも把握しました。原口選手はパンチ、キック、回転系、全て上手い選手です。紛れもなく世界トップレベルです。ただ原口選手との一番の違いはチャイスー(タイ語で「戦う心」という意味)です。試合中に絶対心は折れません。ムエタイの強さ、タイ人の強さをRISEで証明します」等と話している。
原口は前回からの強化点を聞かれると「メンタルですね」とコメント。「ペット(=ペットパノムルン)戦はメンタルの差が出たと思うので、もっと自信を持って、メンタルを強く行けば、練習したことが出せると思います。テクニックもやっているんですけど、気持ちが欠けているんで、強く行きます」「いつもより練習したら今回勝てるかもという自信が出ると思います。練習をしっかりして(メンタルを)強化する感じです」「もう弱音も吐かないし、弱音が試合に出たと思うから、今回から全部入れ替えます」と、練習でも日常でも気持ちを強化する考えを示した。
ロンペットの印象については「相手のいところを消すテクニシャンですね。テクニシャン同士なら僕が上で、やりやすいですけど、目が良くてカウンターが上手いので、そこだけ気を付けなあかんなと思っています」「ロンペットの気持ちの部分が出る前に僕が倒します」と話した。
スーパーライト級(65kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
直樹(BRING IT ONパラエストラAKK/RISEライト級(63kg)王者)
山田洸誓(正道会館KCIEL/RISEスーパーライト級(65kg)王者)
直樹は20年10月のRISE -63kgトーナメント一回戦で白鳥大珠にTKO勝ちし、決勝で原口に1R KO負け。だがその後は秀樹、白鳥、ジャルンチャイ相手に3連勝中だ。山田は昨年6月、過去に唯一の黒星をつけられた北野にリベンジして以来の試合。RISEの伊藤代表は「今回のRISE王者対決はGLORYの対抗戦の査定試合です」と位置付ける。
山田は「下の階級の選手を迎え撃つので負けられないです。ちょっとナメられているのかなあとも感じますね」と発言。直樹は「契約体重は関係無く(純粋に)どちらが強いか楽しんでもらいたいです」と話し「前回も65kgで戦ったんですけど、勝ったら山田選手とタイトルマッチをやらせてもらえたらと思いますし、63kgのベルトを返上もしないです。同時2階級制覇も視野に入れて戦っていきます」と今後の野望も口にした。
なお、直樹は「今、SNSや会見やマイクで相手を罵って注目してもらうカードが多いと思います。楽しみ方はそれぞれですが、この試合は格闘技の根本の、本当に強い奴同士が戦ったらどちらが強いのかという醍醐味を楽しんでもらいたいです。山田選手、いい試合をしましょう」と冒頭の挨拶で発言。山田も「直樹選手も言ったように、強い奴同士が戦ってどっちが勝つのかを、しっかりリングの上で見せて、勝ちを奪い取って行きたいです」と話している。
スーパーフェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
石月祐作(KAGAYAKI/RISE 1位、KROSS×OVER&DBS王者)
常陸飛雄馬(TARGET SHIBUYA/RISE 2位)
石月は5連勝後、昨年11月に一馬とRISEスーパーフェザー級暫定王座を争ったが5R KO負けした。常陸は1月の後楽園大会で岩郷泰成に2R KO勝ち。現在7戦連続負け無し(6勝1分)と勢いに乗る。石月は「自分が何を求められているのか理解しているので、4月2日は気合を見せます。いつまでも前回の負けた試合が良い試合だったと言われたくないので、次は前回を上回る衝撃のKOをします」、常陸は「チャンピオンが勢ぞろいの大会になりますけど、もちろんKOして、一番インパクトのある試合をします。常陸なら一馬選手に勝てると思わせる試合がしたいです」と話した。
ヘビー級(体重無差別) 3分3R(延長1R)
カルリ・ギブレイン[Callyu Gibrainn](ブラジル/ブラジリアン・タイ/元HEAT MMAヘビー級王者)
南原健太(極真会館/RISE 4位)
南原は極真会館の重量級のホープとして活躍し、昨年RISEでキックプロデビュー後3戦全てKO勝ちしている。ギブレインはHEATのMMAルールの元王者でMMA 4勝1敗、キックは初挑戦。RISEの伊藤代表は「GLORYは重量級がメインなので、内容次第では(GLORYに上がる)チャンスがあります」と話し、南原は「GLORYはヘビー級が一番熱い階級なので、このチャンスをものにしたいです。1Rで倒します」、ギブレインは「大きなチャンスをつかみたいので、相手を倒します」とコメントした。
今後の会見では鈴木真彦、“ブラックパンサー”ベイノア、YA-MAN、中村寛の試合も発表されるとのこと。3月6日に新宿フェイスで、RISE ELDORADOのファンイベントが行われることも発表されている。詳細は後日発表される。
対戦カード
那須川天心 RISE Final Match バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
那須川天心(TARGET/Cygames/RISE WORLD SERIES 2019 -58kgトーナメント優勝、RISE世界フェザー級(57.15kg)王者、ISKAフリースタイル世界フェザー級(57kg)王者、ISKAオリエンタル世界バンタム級(55kg)王者、元RISE同級王者)
風音[かざね](TEAM TEPPEN/RISE DEAD OR ALIVE 2021 -53kgトーナメント優勝、RISEスーパーフライ級(53kg)1位)
ライト級(63kg) 3分3R(延長1R)
原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM/RISE -63kgトーナメント2020優勝、元RISEライト級王者)
ロンペット[Lompetch]・Y’ZD GYM(タイ/Y’ZD豊見城[とみぐすく]/ISKAムエタイ世界スーパーライト級王者)
スーパーライト級(65kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
直樹(BRING IT ONパラエストラAKK/RISEライト級(63kg)王者)
山田洸誓(正道会館KCIEL/RISEスーパーライト級(65kg)王者)
ライト級(63kg) 3分3R(延長1R)
白鳥大珠(TEAM TEPPEN/RISE 1位・元王者、RISE -61kgトーナメント2019優勝)
秀樹(新宿レフティージム/RISE 2位、K-1 REVOLUTION FINAL -65kg級王者)
スーパーフェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
石月祐作(KAGAYAKI/RISE 1位、KROSS×OVER&DBS王者)
常陸飛雄馬(TARGET SHIBUYA/RISE 2位)
ヘビー級(体重無差別) 3分3R(延長1R)
カルリ・ギブレイン[Callyu Gibrainn](ブラジル/ブラジリアン・タイ/元HEAT MMAヘビー級王者)
南原健太(極真会館/RISE 4位)
出場予定選手
鈴木真彦(山口道場/RISEバンタム級(55kg)王者、元WBCムエタイ日本&ホーストカップ日本同級王者)
“ブラックパンサー”ベイノア(極真会館/RISEウェルター級(67.5kg)王者、元J-NETWORK同級王者)
YA-MAN(TARGET SHIBUYA/RISEライト級(63kg)9位)
中村 寛(BK GYM/元DEEP☆KICK -60kg王者)
概要
大会名 Cygames presents RISE ELDORADO 2022 ~Tenshin Nasukawa RISE Final Match~
日時 2022年4月2日(土) 開場・13:00 オープニングファイト開始・13:30 本戦開始・15:00
会場 国立代々木競技場第一体育館(東京都渋谷区神南2丁目1-1)
中継 ABEMA
チケット料金 VIP 100,000円 アリーナSRS 50,000円 アリーナRS 25,000円 アリーナS 18,000円 スタンドS 18,000円 スタンドA 10,000円 スタンドB 8,000円 那須川天心応援シート(限定グッズ付/アリーナSRS 50,000円 アリーナRS 27,000円 アリーナS 20,000円) ※当日500円プラス ※未就学児は保護者膝上に限り無料 ※2月20日(日)10時~一般発売
チケット販売 チケットぴあ イープラス 出場選手・所属ジム
お問い合わせ RISEクリエーション 03-5980-7409 https://www.rise-rc.com/