ホーストカップ 12.12 名古屋国際会議場(レポ&動画):小川翔、北井智大にカーフでリベンジ。福田海斗、古村光に判定勝ち。ロンペット&チューチャイがベルト獲得
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グループエスカラデーPRESENTS HOOST CUP KINGS NAGOYA 10~NAGOYAチャンピオンカーニバル~
2021年12月12日(日)愛知・名古屋国際会議場 イベントホール
記事提供:アーネストホーストジムJAPAN
※ホーストカップの通常ルールは肘無し。EXルールは肘有り
NIGHT FIGHT
第9試合 ダブルメインイベント2 ISKAムエタイ世界スーパーライト級王座決定戦 3分5R
×北野克樹(誠至会/WPMFインターコンチネンタル&WBCムエタイ日本スーパーライト級王者)
○ロンペット・Y’ZD(タイ/Y’ZD GYM)
判定1-2 (北岡48-47/板坂46-49/岡本46-49)
※ロンペットが王者に
7月名古屋大会で大石駿介を肘によるTKOにて勝利し王者となったマキ・チャーチャイが、階級変更を理由に返上したタイトル。トップコンテンダーであったWBCムエタイ日本統一王者・北野克樹と、勝次を破り梅野源治を追い込んでドローとなったロンペットとの間で、王座決定戦が行われた。
序盤から一撃必倒の蹴りで追い込む北野だが、ロンペットがいなしてリターンの蹴りを当て、組んでからの膝で応戦。僅差で好印象を残し、マスト判定のポイントを積み上げていく。3Rから攻撃を強めて追い上げる北野だが、ロンペットがテクニックで逃げ切り、スプリットデジションで王者となり喜びの表情を見せた。
第8試合 ダブルメインイベント1 HOOST CUP日本EXミドル級王座決定トーナメント決勝 3分3R(延長1R)
○チューチャイ・ハーデスワークアウト(タイ/ハーデスワークアウトジム/元HOOST CUP日本EXミドル級王者、WPMF日本スーパーウェルター級王者、元ルンピニー認定ウェルター級6位)
×匡志YAMATO(大和ジム/元HOOST CUP日本EXミドル級王者、WBCムエタイ日本スーパーウェルター級王者)
2R 0’51” TKO (左ストレート)
※チューチャイが王者に
DAY FIGHTでの準決勝で、匡志はチャンスックに2RローキックでKO勝ちし、チューチャイは延長判定2-1で小原俊之との接戦を制し、NIGHT FIGHTの決勝に進出した。一昨年の対決では匡志がチューチャイを破り王者となっている。
1R開始早々から匡志が早期決着を狙いローキックで追い込みダウンを奪う。足をくの字にして避けるチューチャイ。KO目前であったが、2R、チューチャイが匡志の蹴り足をすくってからの左ストレート一発でダウンを奪う。ファイティングポーズをとろうとする匡志だが、ダメージが深刻なためレフェリーがストップ。チューチャイが匡志へのリベンジと王座返り咲きを果たし、喜びを露わにした。
第7試合 セミファイナル MuayThai Super Fight提供試合 ムエタイルール 体重ハンデキャップマッチ 3分5R
○カイト・ウォーワンチャイ[福田海斗](キング・ムエ/元True4Uバンタム級&スーパーフライ級王者、元WPMF世界&タイ国プロムエタイ協会フライ級王者)※55kg契約
×古村 光(FURUMURA GYM)※56.5kg契約
判定3-0 (岡本50-47/板坂50-48/篠原50-47)
カイトは本場タイ国からの強豪選手との対戦が予定されていたが、オミクロン株の水際対策強化により来日が不可となり、急遽参戦したわずか6戦の古村光と対戦した。
キャリア差があり、最近はカイトの対戦で用いられるウェイトハンディマッチであるが、古村が予想を崩す大善戦、もちろんムエタイルールによるポイントはカイトが積み上げるが、カイトの卓越した技術と、古村の粘りに、来場者も結果を抜きにする拍手を送った。
第6試合 66kg契約 3分3R
×滝口幸成(キング・ムエ/WMCインターコンチネンタル・ウェルター級王者)
○竹内皇貴(チームドラゴン/RISEスーパーフェザー級3位)
判定1-2 (篠原30-29/宮本29-30/岡本28-30)
11月のBOMにてKO勝利でWMCインタータイトルを防衛したばかりの滝口と、HOOST CUP京都大会より階級を上げて勝利した竹内の一戦。滝口がガードを固め右ミドルを中心に大きな一発を当て、竹内は足を使い細かいパンチとスピードの乗ったローキックを多く当てて応戦。ワンキャッチ・ワンアタックルールに慣れた竹内がスプリット判定で勝利をものにした。
第5試合 53kg契約 3分3R
○RISING力(RISING己道会/INNOVATIONフライ級2位)
×勇馬(山口道場)
判定-3-0 (30-27/30-27/30-27)
※勇馬が計量850gオーバーによりグローブハンデ・減点1スタート
第4試合 60kg契約 3分3R
○平塚大士(チームドラゴン/RISEスーパーフェザー級5位)
×RYO(ハーデスワークアウトジム)
判定3-0 (30-25/30-25/30-25)
※3R、RYOにハイキックとストレートで2ダウン
第3試合 60kg契約 3分3R
×RISING大輝(RISING己道会/INNOVATIONスーパーフェザー級7位)
○成尾拓輝(究道会館)
判定0-2 (29-29/28-29/28-29)
第2試合 68kg契約 3分3R
×吉田理玖(朋武館)
○西田浩樹(西田道場)
判定0-3 (28-30/29-30/29-30)
第1試合 53kg契約 3分3R
○羽田翔太(キックスターズジャパン)
×室屋宏幸(究道会館)
判定2-0 (30-28/29-29/30-28)
DAY FIGHT
第8試合 メインイベント スーパーライト級(63kg) 3分3R(延長1R)
○小川 翔(OISHI GYM/HOOST CUP日本スーパーライト級王者、WBCムエタイ日本統一ライト級王者、RISEライト級(63kg)3位)
×北井智大(チームドラゴン/RISEスーパーライト級(65kg)2位)
2R 2’23” TKO (レフェリーストップ:右カーフキックでダウン後)
今年1月のRISEで小川は北井にダウンを2度奪われておりリベンジマッチとなる一戦。北井は小川の周りを回りながらパンチの強打を当てにいく。小川はがっちりとガードしローキックでダメージを与える。2Rに入り小川のカーフキックが効き始めダウンを奪うことに成功。立て続けのダウンでレフェリーストップ。小川がリベンジに成功した。
第7試合 トリプルセミファイナル3 HOOST CUP日本EXミドル級王座決定トーナメント準決勝 3分3R(延長1R)
○匡志YAMATO(大和ジム/元HOOST CUP日本EXミドル級王者、WBCムエタイ日本スーパーウェルター級王者)
×チャンスック・バーテックス(タイ/VERTEX/元ラジャダムナン認定ライトフライ級3位、元ラットTV認定ライト級王者)
2R 2’42” KO (右ローキック)
タイトル奪還に燃える匡志だが、チャンスックの圧力と伸びのある前蹴りとミドルを前にやりにくい様子。しかし2Rに入り、ナタを振るうようなローキックを効かせ、チャンスックがたまらずダウン。匡志が決勝に駒を進めた。
第6試合 トリプルセミファイナル2 HOOST CUP日本EXミドル級王座決定トーナメント準決勝 3分3R(延長1R)
○チューチャイ・ハーデスワークアウト(タイ/ハーデスワークアウトジム/元HOOST CUP日本EXミドル級王者、WPMF日本スーパーウェルター級王者、元ルンピニー認定ウェルター級6位)
×小原俊之(キング・ムエ/元J-NETWORKミドル級3位)
4R 判定2-1 (篠原10-9/板坂9-10/宮本10-9)
3R 判定1-0 (篠原29-29/板坂30-29/宮本29-29)
前王者・チューチャイと、NKB新潟大会で元NKB王者の強豪・田村聖に勝利し波に乗る小原の一戦は、接戦の末に延長戦へ。小原の攻撃をクリンチで封じたチューチャイが、延長マストの判定を手にし、決勝に進めた。
第5試合 トリプルセミファイナル1 EXルール 66.7kg契約(ウェルター級相当) 3分3R(延長1R)
○洋輔YAMATO(大和ジム/NJKFウェルター級王者)
×マキ・ドゥワンソンポン(タイ/真樹ジムAICHI/ムエサヤーム・パークヌア60kg級王者)
判定3-0 (篠原30-28/宮本30-28/北岡29-28)
初のムエタイ選手との対戦となるNJKF王者・洋輔と、K-1にも出場しているドゥワンソンポンの一戦。ドゥワンソンポンのムエタイテクニックに対し、痛さの伝わるローキックでペースを掴んだ洋介が、パンチも効かせて判定勝利をものにした。
第4試合 HOOST CUP日本EXミドル級王座決定トーナメント・リザーブマッチ 3分3R(延長1R)
×佐野克海(拳之会/NJKFウェルター級2位)
○康輝(キング・ムエ)
1R 2’11” TKO
NJKFトップランカーの佐野と、京都大会にてNJKFランカー慎太郎に勝利した康輝の一戦は、お互い効かせる激しい打ち合いの末、康輝が立て続けにダウンを奪い勝利した。
第3試合 ヘビー級 3分3R
○MAMUTI(ブラジル/ブラジリアン・タイ)
×達磨石川(士魂村上塾)
1R 2’59” TKO (パンチ)
第2試合 53.5kg契約 3分3R
○中島大翔(GET OVER)
×隼斗(西田ジム)
判定3-0 (30-28/30-28/30-29)
第1試合 51kg契約 3分3R
×長船☆ライオン(心将塾)
○西田光汰(西田ジム)
2R 1’41 TKO (パンチ)