ホーストカップ 7.11 名古屋国際会議場:引退試合は防衛戦&決着戦、大石駿介インタビュー「最後の試合なんで全力出し切って倒します」
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HOOST CUP KINGS NAGOYA 9 ~ナゴヤチャンピオンカーニバル~(7月11日(日)名古屋国際会議場 イベントホール)でのISKAムエタイ世界スーパーライト級王座防衛戦をもって引退する、大石駿介のインタビューと動画が主催者から届いた。大石は昨年12月大会で引き分けたマキ・チャーチャイ相手に、自身のベルトを懸け再戦する。前回はチャーチャイが2Rの左肘でダウンを奪ったが、大石がボディー打ちを中心に挽回しドローに持ち込んだ。インタビューでは大石がこれまでのキャリアを振り返り、次戦への抱負、小川翔、大﨑兄弟ら後輩たちへのメッセージ等を語っている。
ISKAムエタイ世界スーパーライト級タイトルマッチ 3分5R
大石駿介(OISHI GYM/王者)
マキ・チャーチャイ(タイ/真樹ジムAICHI/挑戦者、元ルンピニー認定スーパーバンタム級3位)
――長い選手生活最後となる試合ですが、抱負について聞かせてください。
「最後の試合、全力出しきって勝ちます!」
――引退を決意したのはいつ頃でしょうか?また理由とは?
「キャリア中盤から30歳で引退しようとは思っていましたが、ISKAのベルトを取ることができ、防衛することをモチベーションに今日まで続けてくることができました。引退する理由は色々とあります。」
――格闘技は長いキャリアを誇っていると思いますが、最初は空手ですか?
「最初は空手でした。記憶が正しければ小学一年生からだと思います。」
――空手をやり始めたきっかけは?
「きっかけは父親です。近所の空手教室に連れていかれたのが始まりです。」
――キックに転向した理由とその時期、経緯についておしえてください。
「中学2年ぐらいのころから空手と並行してキックボクシングを初めました。始めたころは空手の為になればと週1回の練習でした。続けていくうちにどうせ練習してるならとアマチュアキックの試合に出て、そこから数戦して、気付いたらプロで試合してました。」
――長いキャリアの中で分岐点となった試合をいくつか教えてください。
「2010年6月の菅原勇介さんとのJ-NETWORKスーパーライト級タイトルマッチですね。初のタイトルマッチで勝つことが出来て、念願の日本チャンピオンになることが出来た試合です。そして、2017年9月のステファン・キャンデル選手とのISKAのタイトルマッチも大きな転機でした。2010年に日本チャンピオンのベルトを獲得して、これまでに日本タイトルを計3つ取りました。そして遂にこの日に世界王者になることができましたので良い思い出です。」
――長いキャリアの中でのベストバウトは?
「世界王者になったHOOST CUPでのISKA世界タイトルを取ったときの試合です。」
――名古屋から東京などへの遠征も多かったと思いますが思い出は?
「空手時代は月に2~3回は東京に試合に行ってました。優勝すれば楽しく帰ってくるのですが、負けた時は道中一言の会話もなく、サービスエリアで停まることもなく帰ってきてました。」
――長い現役生活を続けて来れた理由は?
「格闘技が好きだったということ。そして、家族、仲間、応援してくれるみなさまに恵まれたことだと思います。」
――ご結婚おめでとうございます。いつ頃、結婚しようと思いましたか?馴れ初めなど教えてください。
「ありがとうございます。んー、いつ頃とかはないですが、この人と一緒にいたいなと思ったからですかね。出会いは海外です。住んでるとこがたまたま近くて、日本でも遊ぶようになったのが始まりです。」
――先日、披露宴をあげたと聞きました。結婚と引退がほぼ一緒なのは偶然ではない?
「これは偶然です。結婚したからやめるとかいうことではないです。」
――引退した後にやりたいことは?
「ゆっくりしたいです。身体の痛めてる箇所とかを治したいですね。長年頑張ってくれた身体に感謝です。」
――父親でもある大石会長について。
「とても恐いです。が、すごく選手思いで、いつも選手たちのことを考えています。」
――結婚したことによって、ファイターとしての気持ちに変化は出てきましたか?
「それは特にないです。変わらずですね。」
――後輩である大﨑兄弟や、小川翔選手の活躍について、また望むことは?
「後輩たちの活躍は本当に嬉しいです。翔は先輩としての自覚も出てきて、練習ではみんなの面倒みて、引っ張ってってくれています。大﨑兄弟はまだ若くて先も長いんで、どんどん色々なことにチャレンジして欲しいです。もっと有名になって欲しいですね。」
――最後の試合をタイトル防衛戦にしたことについて。世界戦へのこだわり?
「いつどの試合も気合いは入っています。が、引退試合で防衛戦、色々な想いはあります。」
――半年のインターバルでのリマッチ。ヒジ打ちで受けたダウンは覚えていますか?
「覚えています。相手のペースで戦いすぎました。それは反省点ですね。」
――今回は、引退試合にして防衛戦、どんな試合にしたいですか?
「最後の試合なんで、全力出しきります。結果、倒します。」
――キックボクシング界に望むことは
「色々な団体がありますが、しがらみなく交流できて、もっと盛り上がればいいと思います。」
――対戦相手へのメッセージを。
「白黒ハッキリつけましょう。」
――最後の今まで支えてくれたファンの皆さんへのメッセージを
「今まで応援してくれた方、仲間たちには本当に感謝しています。いい時だけ寄ってくる人、応援行くねって言うだけの人が多い中、いつも応援してくれた方たちには本当に力をもらいました。今回で最後になりますが、最後も最高の応援で僕の背中を押して欲しいと思います。今まで本当にありがとうございました。」
対戦カード
ISKAムエタイ世界スーパーライト級タイトルマッチ 3分5R
大石駿介(OISHI GYM/王者)
マキ・チャーチャイ(タイ/真樹ジムAICHI/挑戦者、元ルンピニー認定スーパーバンタム級3位)
ヘビー級(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
内田雄太(Team Aerts/HOOST CUP日本ヘビー級王者)
マウンテンRYUGO(Ten Clover Gym)
フェザー級(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
泰良拓也(パウンドフォーパウンド/HOOST CUP日本フェザー級王者)
宮崎就斗(TARGET/DEEP☆KICK 57.5kg王者、RISEフェザー級5位)
ヘビー級 3分3R(延長1R)
楠ジャイロ(ブラジル/チームジャイロ/ACCELヘビー級王者、元J-NETWORK王者)
山中政信(真正会/RISEヘビー級6位)
70kg契約 3分3R
康輝(キング・ムエ)
アラン・ソアレス(ブラジル/ブラジリアン・タイ)
61kg契約 3分3R
平塚大士(チームドラゴン/RISEスーパーフェザー級6位)
ワンチャルーム・スペチアーレジム(タイ/OISHI GYM/元タイ7ch&3ch王者)
61kg契約 3分3R
中野龍一(朋武館)
櫻井祐斗(Rich)
53kg契約 3分3R
羽田翔太(キックスターズジャパン)
大久保峻(修徳会)
オープニングファイト OYAZI KICK提供試合 ヘビー級 1分30秒2R(延長1分)
上田則男(熱情グループ/OYAZI KICKヘビー級王者)
押久保修二(ENJOY)
概要
大会名 グループエスカラデーPRESENTS HOOST CUP KINGS NAGOYA 9 ~ナゴヤチャンピオンカーニバル~
日時 2021年7月11日(日)開場・12:00 開始・12:30 ※6月20日から変更
会場 名古屋国際会議場 イベントホール
チケット料金 VIP席 35,000円 SRS席 20,000円 RS席 12000円 S席 7000円 A席 5000円 ※当日500円アップ ※未就学児は保護者膝上に限り無料
チケット販売 チケットぴあ 出場各ジム道場
お問い合わせ アーネストホーストジムJAPAN 052-936-5908 info@hoostgym.jp http://www.hoostcup.com/