RISE 3.27 後楽園ホール:梅井泰成「僕がチャンピオンになったらDoAフェザー級トーナメントを開いて欲しい」|中野椋太「不安もあるけど最後は良いヴァイブスに持っていける」|試合順発表
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RISE 156(3月27日(日)後楽園ホール)の「第4代RISEフェザー級(57.5kg)王座決定戦」で平野凌我(MTS/RISE 1位)と対戦する梅井泰成(TEAM TEPPEN/RISE 6位)、「第3代RISEウェルター級(67.5kg)王座決定トーナメント準決勝」で中島将志(新潟誠道館/RISE 1位)と対戦する中野椋太(誠至会/RISE 2位、S1世界ウェルター級王者)の2選手が公開練習を行った。その時のインタビューの内容がRISEクリエーションから届いている。
梅井泰成『僕がチャンピオンになったらDoA開いて欲しい』
今大会フェザー級王座決定にて平野凌我と対戦する梅井泰成がTEPPEN GYM(千葉県松戸市)で公開練習を行った。同門の酒井柚樹と激しい? スパーリングを披露したあとインタビューでこのタイトルマッチへの意気込み、そして今後の展望について語った。
――リラックスした公開練習でしたね
梅井 まぁいつも通りですね。
――タイトルマッチ今回初めてだと思うんですけど、やっぱり必要以上の緊張感ない感じですか?
梅井 なんかタイトルマッチだからとかじゃなくて、試合って全部大事なんで。だからこう何て言うんやろ「タイトルマッチやからもっと練習するぜ!」みたいなのじゃなくて。日頃からそれは変わらないんで、やることは突き詰めてる感じですかね。
――もうほんといつも通りって感じですね。
梅井 そうですね、崩さないのが一番大事かなみたいな感じはありますね、凄い。
――念願のRISEのタイトルマッチ、王座決定戦までコマ進めたわけですけど、最初に話来た時はどんな気持ちになりました?
梅井 11月勝った時点でもう決定やろうと思ったんで、自分の中で勝手に。もうタイトルマッチに向けて準備しておくだけやなみたいな。いつでもいつ来てもできるようにだけしておこう、みたいな感じで準備は進めてました。
――空位の王座を過去に一度対戦してる平野選手と争うことは想像してました?
梅井 想像はしてなかったですね、ぶっちゃけ。
――今回タイトルを懸けての再戦ということになりますけどもどうですか?
梅井 これも何かの縁なんかなみたいな。一回目やった時って僕もRISE初参戦で良い勝ち方すれば挑戦者決定戦に進めるよみたいな試合やって、その試合で脱落した人間同士の決定戦みたいな。
――ものすごく自分を客観視してますね。
梅井 なんかそんな感じかなとずっと思ってたんで。でも回り回って先に僕らがタイトル争うみたいなって、なんかこれもなんか巡り合わせかなみたいな。すごい思いますね。
――しかも前回の平野戦がTEAM TEPPEN所属としての初戦だったんですよね
梅井 そうなんですよそうなんですよ。で、今回の平野戦が初めての王者決定戦みたいな。初めてだらけですね、平野君とやる時は。
――なんか全部繋がってますね
梅井 そうですね、はい。
――前回と違うのはタイトルが懸かってるってこともそうですけど、5Rで争われるっていう部分も大きいと思うんですけどその辺いかがですか?
梅井 別に5Rでもあんま関係ないんかなみたいに思ってます。もちろん3Rと5Rで組み立てとかは変わってくるんで、その辺はちょっと考えながらというか、自分の中で考えてあとチームメイトと練って考えてきてはいるので。だから不安要素はないですかね。
――現時点で平野対策はばっちりって感じですか?
梅井 平野対策というよりも何ていうんですかね、僕は自分を突き詰めて自分の穴を埋めていくというか、自分のスタイルを突き詰めていくという感じなんで、相手どうこうっていう感じじゃないですよ。前回の試合もそうですけど。だからこの相手やからこういうあれをしないと駄目、みたいなのは僕の中ではないんで。
――分かりました。今回の試合が3月27日に行われて、その後4月2日に那須川天心選手と風音選手が対戦するじゃないですか。割と今TEAM TEPPENが慌ただしいかなっていうのが第三者の勝手な憶測かもしれませんが、そういうものを感じますけどその辺はいかがですか?
梅井 慌ただしいですかね? 僕あんまり別に…そんな自分は慌ただしくないんでそんな分かんないですけど。
――じゃあ梅井選手は「自分は自分」っていうスタンスで王座決定戦を迎えるって感じになりますね。
梅井 そうですね。常々生きてるにはやっぱり自分が軸じゃないですか。だから僕が主役だと思います。
――前回の試合終わった後にフェザー級を動かしたいっていう発言もありましたけど、ご自身では何か動かすって展望っていうのはあるんですか?
梅井 別にこれフェザー級を動かすとかどうこう関係ないかもしれないですけど、自分はMMAとかにもチャレンジしたいんですよ。あと他団体結構フェザー良い選手揃ってるじゃないですか。だからね、僕がチャンピオンになってDoA開いてくれよっていう。賞金が欲しいですね。良い選手が結構揃ってると思うんですよ、目立ってないですけどねフェザー級。特にRISE目立ってなかったと思うんですけど、最近いい選手出てきてるんで。その決定力になる人間がいないとやっぱ開けないと思うんですよ、他団体にそのチャンピオンを渡しちゃったら駄目だと思うんで、だからトーナメント開いてもこいつ獲るだろみたいな準備で。そういう感じですね。
――そこの中心に自分がいると?
梅井 常に中心にはいたいですね。
――そのために必要なものって何だと思いますか?
梅井 僕は勝ち続けることやと思ってますね。やっぱ勝たないと先ないんで。僕はどんだけ良い試合しても負けたら意味ないと思ってるし、やっぱ泥臭くても勝ちに行くっていう勝ち拾うっていうのが大事だと思うんですよね。だからこう結果的に今回タイトルマッチっていう王者決定戦っていうのも組んでもらえたと思ってるし。だから僕はもう勝つことが大事だと思ってます。
――あと天心選手と一緒に練習とかしていて彼から学ぶもの何かあります?
梅井 やっぱ格闘技に対する考え方というか、彼は誰よりも練習するし誰よりも頭使ってます。だから格闘技やる上で考えることってすごい大事なんやとか、なんか今までは考えているようであんまり考えれてなかったなって。あとは発想力とかが素晴らしいですよね。戦いの上での発想とかもそうですし、私生活の面とか話聞いてて「そういう発想もあるんや」みたいのは感じたり。あんま覚えてないですけど深く。例えばって難しいですけど話ししててそういうのは感じますね。
――考え方とかなんですかね。
梅井 そうですね。あとは彼はやっぱりあれですよね、格闘技界はちょっと変えましたよね。なんかこう色々と。
――色んなチャレンジをして?
梅井 やっぱそれってなかなか出来ないと思いますし、すごいことだと思いますね。
――天心選手もMMA挑戦したりとか、どんどん切り開いてきましたけれども、自身でもMMAがやりたいっていうのはそういったこともあるんですか?
梅井 いや自分は元々高校生でレスリング部入った時に自分は総合格闘技やるもんやと思って始めてたんで。けど何でか知らないですけどキックボクシングやってるんですけど(笑)。なんか分からないですけどね。
――あとこの試合と関係ないかもしれないですけれど、天心選手と風音選手は試合しますけれどどんな気持ちなんですか?
梅井 どんな気持ち…なんだろう別に複雑とかはないんですよ。別に複雑とかないし、単純にでもあの発表会見を見た時にやっぱ悔しいなっていう気持ちはすごいありましたね。
――と言うと?
梅井 やっぱあるじゃないですか。もちろん風音もDoA獲ってふさわしい位置で、天心に挑戦というかマッチメイクされたと思うんですけど、やっぱ同い年で彼も京都出身なんですよ。自分も京都出身やし、やっぱ彼があの後あそこの席で天心とあの発表会見を受けてるっていうのも見ててやっぱすごい悔しい気持ちはありましたね。あそこにやっぱ自分はいない訳じゃないですか。いる位置に来れてないわけなんで、そこは純粋にやっぱ格闘家としては悔しいかなっていうのがありますね。
――それは天心選手と戦いたいとかそういうことではなく?
梅井 そうですね、別に戦いたいとかじゃなくて、僕は基本明日死んでもいい人間としか戦いたくないですよ。その純粋にあそこが注目を集めてるっていうのがやっぱ悔しいですよね。だって僕のタイトルマッチ霞んでるじゃないですか、4月2日あるから。それも悔しいですしね。
――やっぱこう話題をどんどん自分で生みたいっていう嫉妬心ですかね?
梅井 話題を生みたい…それもそうかもしれないですね。やっぱELDORADOね、羨ましいですよね。だからワンチャンこれ獲ったらELRODARA出たいっすね。でも先にこの試合ですけどね。
中野椋太『RISEのベルトはずっと狙っとったんで、やっときたなと』
中野椋太の公開練習が3月13日DEEP☆KICKの大会内で行われた。リング上で強烈なミドルキックを中心にパンチを放ち、RISEでは禁止されているヒジ、そして頭突きまで披露。会場に足を運んでいた観客を楽しませながらも本気モードをみせてくれた。
――DEEP☆KICKの会場で公開練習を初めてやったと思うんですけどいかがですか?
中野 いや照れるっすね、試合より。良い緊張感です。
――地元でやるってことで何か特別なものはありました?
中野 いや、そこまで意識はしなかったです。
――今回はトーナメント準決勝っていうことでかなり気合も入ってると思いますけど、そのトーナメントに出られるってことはどうですか?
中野 嬉しいですね、はい。
――最初にトーナメントのオファーがあった時どんな気持ちでした?
中野 RISEのベルトはずっと狙っとったんで、やっときたなっていう感じです。
――対戦相手の中島将志選手に関してはどんな印象ですか?
中野 タフやなって感じですね。
――もうかなり試合のシミュレーションはしてる?
中野 はい。
――全て打ち明けることはできないと思いますけどちょっとさわりの部分だけでも。
中野 そんな作戦とか別に考えてないですけど、はじまってから対応しようと思います。
――大体何ラウンドぐらいで蹴りをつけようっていうのはありますか?
中野 1、2ラウンド…1、2ラウンドですね、早いラウンドで。
――もう自分がフィニッシュするシーンってのは何となくイメージできますか?
中野 今結構何でも倒せる武器が出来てきたので、パンチでも蹴りでも流れで当たったら倒れます。
――DEEP☆KICKの公開練習ではミドルの連打とかが非常に印象的でしたけども、今3連勝中じゃないですか。好調の原因って何だと思いますか?
中野 自由にやれてると思います。
――自由に攻撃できるって感じ?
中野 ライフスタイルから自由にやってるんで、それが出てるかなと。
――自由にやってるけど練習だけはしっかりやってるって感じで?
中野 はい、伸び伸び自由にやってます。
――伸び伸び自由っていうのは毎日毎日メニューを決めないでやってるって感じなんですか?
中野 メニューは決めてますね、自分で一応。
――具体的なイメージとして自由にやるってどういう感じなんですか?
中野 自分は、戦うの自分なんで自分を信じてやってます。
――そもそも中野選手は何でキックを始めたんですか?
中野 強くなりたいからです、純粋に。
――何歳の時に?
中野 15ぐらいですね、中3の終わりぐらい。
――それまでスポーツ歴はあったんですか?
中野 サッカーやってました。小学校の時はサッカー少年でした。小学校の全国大会とか行きました。
――そのまま目指せJリーガーって世界ではなかったんですか?
中野 はい、どっかいってもうたっすね(笑)。
――格闘技も他にボクシングとか総合格闘技、色々あったと思うんだけど、何故キックだったんですか?
中野 ボクシングだと手だけじゃないですか。足もあって全部あるっていいなって思いました。で、MMAってなったら最初の頃はなんていうか、抱き付くんめっちゃ嫌やなと思って。それだけです。しばき合いたいなと思って。
――もしキックボクシングやってなかったら今頃何やってたと思います?
中野 何やってるんですかね? 分からないです(笑)。
――今のところ自分のキック人生っていうのは上手くいってる感じがしますか?
中野 ぼちぼちですね。けど満足したことはないですね、今まで一回も。
――チャンピオンベルトが一つ増えてもそんな満足はしない?
中野 しないですね
――2021年っていう去年一年振り返ったら振り返ったらどんな感じでした?
中野 去年一年どんな感じですかね…あんまり覚えてないですけど、一応全部勝ってるっすね。
――あんまり過去は振り返らないで未来だけ見る?
中野 はい、それは間違いないです。
――じゃあ今回準決勝がありますけども、既に決勝戦に駒を進めてる稲井選手が待つ決勝戦も意識しながらの戦いになりますかね?
中野 目の前の試合に集中して勝ちます。そんな別に決勝の相手のことは今考えてないです。
――まだ稲井選手の試合映像を見るまでには至ってない?
中野 いや観たっすよ、この前の準決勝。チラ見したっす。チラ見っすよ、全部は見てないです。
――チラ見した印象っていうのは?
中野 まぁ全然大丈夫かなと。
――結構な自信家ですか?
中野 自信もあるっすよ。不安もありますけど、最後は良いヴァイブスに持っていけるんで。
――じゃあ自信の方が大きいから不安を打ち消せるって感じですかね?
中野 はい。
――中野選手の出場する大会の後、4月2日にRISEビッグマッチもありますけど、そっちの方は気になりますか?
中野 いや僕ね、あんまり…あの他人にマジで興味がなくて。格闘技の試合とかも全然観ないんですよ。
――自分の階級の試合もあんまり見ない?
中野 観ないですね、ウェルターあんまりいてないですね。
――究極の自分好き?
中野 自分の試合も見ないですけどね、あんまり(笑)。
――普段の趣味とかって何やってんですか?
中野 趣味ですか…パーティーっすね(笑)。
――それは試合がなかったら週何回ぐらい?
中野 でも基本的には結構毎日ぐらいは(笑)。
――それでも睡眠時間を取って練習時間も取れる感じですか?
中野 はい、全て食らっていこうかなっていう。
――じゃあよく練習してよく遊んでよく寝てって感じですよね。今日々充実してる感じ?
中野 はい。
――今回このウェルター級王座決定トーナメントを勝ち上がってチャンピオンになるってことを想定して、その先って見据えますか? 具体的に言うと?
中野 チャンピオンなんでおもろい試合組んでもらってもっと色んなやつ倒したいですね。
――中野選手というと今のRISEのようなキックボクシングルールと肘・膝有りのいわゆるムエタイルールどっちともやってますけど、どっちの方が得意とかってあるんですか?
中野 いや、あんまりルールは意識してないですね。
――じゃあRISEルールでも全然問題ない?
中野 はい。
――最後にRISEファン、中野ファン、そして今度会場で、ABEMAで観る方々に強いメッセージをお願いします。
中野 しっかりRISEのトーナメント準決勝、決勝とKOで倒してチャンピオンになってRISE盛り上げるんで、応援お願いします。
対戦カード
第9試合 メインイベント 第4代RISEフェザー級(57.5kg)王座決定戦 3分5R(無制限延長R)
平野凌我(MTS/RISE 1位)
梅井泰成(TEAM TEPPEN/RISE 6位)
第8試合 セミファイナル スーパーフライ級(53kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
大﨑一貴(OISHI GYM/RISEスーパーフライ級王者)
田渕神太(拳聖塾/MA日本&ACCELバンタム級王者)
第7試合 第3代RISEウェルター級(67.5kg)王座決定トーナメント準決勝 3分3R(延長1R)
中野椋太(誠至会/RISE 2位、S1世界ウェルター級王者)
中島将志(新潟誠道館/RISE 1位)
第6試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
大﨑孔稀(OISHI GYM/RISEスーパーフライ級(53kg)5位、BOMバンタム級王者、元WMC日本&J-NETWORKスーパーフライ級王者)
龍翔[たつと](BLACK☆Jr/RISEフェザー級11位)
第5試合 ミドル級(70kg) 3分3R(延長1R)
宮城寛克(赤雲會/RISE 7位、元TENKAICHIウェルター級&ミドル級王者)
森田崇文(フリー/元RISE王者)
第4試合 54kg契約 3分3R(延長1R)
京介(TOP DIAMOND/RISEスーパーフライ級(53kg)6位)
翼(TARGET/RISEスーパーフライ級(53kg)11位、元ジャパンキック・バンタム級王者)
第3試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
都筑海杜(キックボクシングジム3K/and lab/RISE 10位)
山元剣心(FAITH)
第2試合 フライ級(51.5kg) 3分3R
松本天志(HAWK GYM)
KOUJIRO(ジムファイターズ/RKSフライ級王者)
第1試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R
玲翔(Vigor Kickboxing Gym)
白石 舜(TEAM TEPPEN)
概要
大会名 RISE 156(ライズ ハンドレッドフィフティシックス)
日時 2022年3月27日(日) 開場・17:00 開始・17:30
会場 後楽園ホール
中継 ABEMA(生中継)
チケット料金 SRS席 15,000円 RS席 10,000円 S席 7,000円 A席 5,000円 ※当日は500円プラス ※未就学児は保護者膝上に限り無料
チケット販売 チケットぴあ イープラス 出場選手・所属ジム
お問い合わせ RISEクリエーション 03-5980-7409 https://www.rise-rc.com/