RISEとシュートボクシング、12.25 両国国技館で合同大会「RISE WORLD SERIES /SHOOTBOXING-KINGS 2022」を開催。原口健飛、山田洸誓、海人、笠原弘希が出場
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RISEクリエーションとシュートボクシング(SB)協会は12月25日(日)に両国国技館で合同大会「Cygames presents RISE WORLD SERIES /SHOOTBOXING-KINGS 2022」を開催することになった。RISEからは原口健飛、山田洸誓、SBからは海人、笠原弘希といった主力の参戦が決定した。RISEと提携するGLORYとの対抗戦も4~5試合組まれ、原口と山田が出陣予定。山田は今回の試合で現役引退することを表明している。RISE・SBルール合わせて全15~6試合を予定し、第1弾決定カードはRISE WORLD SERIES 10月15日 大田区総合体育館大会の中で発表される。
6月のTHE MATCH 2022東京ドーム大会でK-1勢との対抗戦で共闘したRISEとシュートボクシングが、年末のクリスマスの日に合同大会の形で協力・対抗する。10月7日の東京での記者会見には、RISEの伊藤隆代表、SB協会の緒形健一氏が揃って登壇し、概要を説明した。
伊藤氏は「大会のテーマは対抗戦です。緒形さんは1996年5月8日、拳を交えた戦友で、今、同じ壇上にいるのは感慨深いです(※伊藤氏の所属したMAキックの後楽園ホール大会で対戦し緒形氏が勝利)。これから共に格闘技界に新しい時代を作っていけたらと思います。今大会はSB、GLORYの協力で開催します。SBとの対抗戦 GLORYとの対抗戦を組み、GLORYとの対抗戦はRIVALSと銘打ち4対4か5対5になる予定です。原口と山田はGLORYとの対抗戦に出ます」と述べた、
緒形氏も「伊藤代表もおっしゃったように伊藤代表とは戦友で、共に業界を盛り上げようと日頃よく話しています。RISEさんとの初めての共同イベントということで期待しています。ファンに勇気や感動を与える舞台を作れるよう、微力ながら協力していきたいです」と話した。
緒形氏は90~00年代にSBの主力として活躍し、現在はSBの運営会社・シーザーインターナショナルの代表を務める。SB協会のシーザー武志会長ではなく緒形氏が登壇するのは珍しいが、上記のような伊藤氏との“戦友”関係があるため、大会のテーマにも沿うことから登壇したようだ。
コロナ禍以前のSBの年末の大箱興行といえばS-cupとGROUND ZEROの隔年開催が定着し、今年の年間スケジュールでも11月にS-cupかGROUND ZEROを開催すると発表されていた。「SHOOTBOXING-KINGS」という新たな大会名について、緒形氏は「王者たちが戦うので今回は新しいKINGSという大会名にしました」と説明した。
会見には原口健飛、山田洸誓、海人、笠原弘希の4選手が出席した。原口は6月のTHE MATCH 2022東京ドーム大会で前K-1スーパー・ライト級王者の山崎秀晃を2R KO。8月のRISE大阪大会ではペットパノムルンの膝蹴りに手を焼き6R判定負けし、リベンジに失敗して以来の試合となる。
原口は「RISE×シュート×GLORYなので、この4人が出るのは必然やと思います。ペットと2回やって強くなった自信があるので、誰が相手でも原口健飛を見せます」とコメント。ペットパノムルンとの3度目の対戦については「当分はいいですね。お互い何か世界のベルトとかを取ってからの方がウィンウィンの形になると思います」と話し、早期実現には消極的だった。
山田の引退表明に原口「タイミング見て引っ張り出します」
山田は実方拓海、北野克樹、直樹に3連勝後、6月のTHE MATCHで1階級上の安保瑠輝也に判定負けしたものの知名度を上げた。8月のRISE大阪大会ではオランダのヤン・カッファを3R右フックでKOした。
引退理由について山田は「2年3年ぐらい前から自分の中で決めてた部分があって、そのままズルズル行っていた部分もありました。最近は色んなチャンスいただき、楽しい部分もあったんですけど、モヤモヤした部分もありました。来月(11月4日)で30歳になる節目もあって、ジムの経営をし始めて忙しくなった部分もありました。それは言い訳にしたくないですけど。モヤモヤと向き合った時に中途半端な気持ちも嫌だったので、現役を離れる思いです」と説明した。
山田の最後の相手について伊藤氏は「飛び切り強い奴とやりたいという話をもらっている」と話したが、山田は「次が最後なので勝てる相手がいいです」と話し、周囲を笑わせた。
山田の引退について、隣に座っていた原口は「さっきから洸誓さんを引き留めています。最近のTHE MATCHやペット戦の前にも一緒に練習していました。タイミング見て引っ張り出します」と寂しそうにコメント。山田も「健飛君とは同じ関西圏で練習することもあったので、できなくなるのは寂しいですね」と話していた。
SBのエース・海人は6月のTHE MATCHのセミファイナルでK-1ウェルター級王者の野杁正明と延長に及ぶ接戦を繰り広げ判定勝ちし名を上げた。8月のRISE大阪大会ではサモ・ペティ相手に苦戦も延長判定勝ち。9月のSBではトルコ出身のケンダル・カラクァートに肘で切られ苦戦するも再延長(5R目)になんとか判定勝ちした。野杁との大一番以降も過酷な戦いが続いたが、3カ月空けたことでコンディションを整えやすいだろう。
会見で海人は「自分やっていくのは世界の強い人だけなので、誰が来てもしっかり準備したいです」とコメント。既に引退表明したアンディ・サワーとのSB新旧エース対決について、最近の海人は前向きな発言をしており、緒形氏は「協議、調整している最中で、どういう形になるかわからないか発表します」とだけコメントした。
笠原三兄弟の長男・弘希は7月にはRIZINに初出場しRISEのランカーの石月祐作に判定勝ち。9月のSBではロンペット・Y’ZDに判定勝ちし、連勝を10に伸ばした。
弘希は「この舞台に立てるなら相手を選ばないです。ペットパノムルンでもチャド・コリンズでも誰でもかかってこいと思います」「チャド・コリンズとやりたいです」と話した。コリンズはこれまで日本で海人、不可思に勝利し、8月のRISE大阪大会ではRISEウェルター級王者・中野椋太を1R KOした強豪。10月15日のRISEではRISEライト級王者の直樹との試合を控えているため、その結果と内容次第となりそうだ。
出場予定選手
原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM/RISE -63kgトーナメント2020優勝、元RISEライト級(63kg)王者)
山田洸誓[こうせい](正道会館KCIEL/RISEスーパーライト級(65kg)王者)
海人(TEAM F.O.D/RISEミドル級(70kg)1位、KNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級(70kg)王者、SB日本スーパーウェルター級(70kg)1位、元SB日本スーパーライト級(65kg)王者、S-cup 2018 65kgトーナメント優勝)
笠原弘希(シーザージム/SB日本ライト級(62.5kg)王者、元スーパーフェザー級(60kg)&フェザー級(57.5kg)王者)
概要
大会名 Cygames presents RISE WORLD SERIES /SHOOTBOXING-KINGS 2022
日時 2022年12月25日(日) 開場・未定 開始・未定
会場 両国国技館
※中継、チケット概要は後日発表
お問い合わせ RISEクリエーション 03-5980-7409 https://www.rise-rc.com/ / シュートボクシング協会 03-3843-1212 http://www.shootboxing.org/