RISE 9.16 幕張メッセ 一夜明け会見:那須川天心「3か月ぐらい休みたい」。白鳥大珠・秀樹・原口健飛・直樹のライト級4強らもコメント
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Cygames presents RISE WORLD SERIES 2019 Final Round(9月16日(月/祝)千葉・幕張メッセ イベントホール)の一夜明け会見が17日、東京都内で行われた。志朗に判定勝ちし-58kg Tournamentを制覇した那須川天心は、試合前から痛めていたという左拳をテーピングした状態で登場し「3か月ぐらいですけど試合間隔を空けて休みたい」とコメント。復帰は大晦日のRIZINとなりそうな情勢だ。さらに試合後のマイクで語った武尊戦についても改めて言及した。-61kg Tournamentを優勝した白鳥大珠は、元々はRISEライト級(63kg)王者。同級の秀樹・原口健飛・直樹も昨日の大会で勝利しており、今後の彼らとの絡みが楽しみなコメントも各選手から出ている。
第12試合 メインイベント RISE WORLD SERIES 2019 -58kg Tournament決勝戦 3分3R(最大延長2R)
○那須川天心(TARGET/Cygames/RISE世界フェザー級(57.15kg)王者、ISKAフリースタイルルール世界フェザー級(57kg)王者、ISKAオリエンタルルール世界バンタム級(55kg)王者/57.95kg)
×志朗(BeWELLキックボクシングジム/ISKAムエタイ世界バンタム級(55kg)王者/57.8kg)
判定3-0 (和田30-29/長瀬30-28/大沢30-28)
※那須川が優勝
◆天心
志朗選手がよく対策を練って来て、思うような試合運びができなかったんですけど、それでも勝てたのは良かったです。ジャイアントキリングが格闘技で多く起こっていますけど、そういうことはさせません。でもまた(セミファイナルで梅野源治を1R KOした同門の)白鳥大珠君に(インパクトを)持って行かれましたね(苦笑)。TEAM TEPPENのライバルとして切磋琢磨して、ジムもRISEも格闘技界も盛り上げたいです。
(左拳の状態は?)まだ病院に行っていないんですけど、試合前から痛めていて、パンチを打たなきゃ勝てないと思って打っていました。拳を握れないんで、3か月ぐらいですけど試合間隔を空けて休みたいです。手を怪我していても、やれることをやります。世界一のバンテージ巻きのニック永末さんのバンテージじゃなかったらヤバかったですね。(いつぐらいから痛めていた?)試合の2~3週間前に、練習で打っている時です。
(昨日の対武尊戦のマイクアピールの後、伊藤隆RISE代表は「(武尊戦の)賞味期限は半年」と話していましたが、天心選手としても膠着状態を打破したかった?)僕もこれからやりたいことがあって、僕の全盛期はこれからですけど、向こう(武尊)は時間がもう短いと思うんですよね。こっちは何度か交渉はしていますが、独占契約で3年間(K-1に)来てくださいと言われるので、それはさすがに無理ですね。絶対できないことですから、他の方法を考えるしかないと思います。武尊選手もSNSで発信していますけど、だったらそっちの団体に決着をつけて、オファーをしてくださいという思いですね。
第11試合 セミファイナル RISE WORLD SERIES 2019 -61kg Tournament決勝戦 3分3R(最大延長2R)
○白鳥大珠(TEAM TEPPEN/RISEライト級(63kg)王者/60.95kg)
×梅野源治(PHOENIX/元ラジャダムナン認定ライト級王者、元WBCムエタイ世界スーパーフェザー級王者/60.95kg)
1R 2’59” KO (左ストレート)
※白鳥が優勝
◆白鳥
無事昨日優勝できて、応援してくれる人も毎試合増え、そういう力が大きいとさらに実感しました。ありがとうございます。正直、まだ実感が無いです。3月からのトーナメントの半年間、凄く濃くて、自分自身を成長させてくれました。梅野選手に1R KOで勝てましたけど、梅野源治という男を超えたとは思っていません。ここからがスタートだと思っています。
第10試合 54kg契約 3分3R(延長1R)
○鈴木真彦(山口道場/RISEバンタム級(55kg)王者/53.7kg)
×田丸 辰(平井道場/RISEスーパーフライ級(53kg)王者/53.8kg)
4R 判定0-3 (和田10-9/小川10-9/秋谷10-9)
3R 判定0-1 (和田29-29/小川29-30/秋谷29-29)
◆鈴木
王者対決で勝ちましたけど、うれしくないですね。勝って反省できたので、もっとRISEを盛り上げられるよう、RISEの一人として覚えてもらえるよう頑張ります。1Rから倒しに行きたかったんですけど、想像以上に田丸選手の動きが速くて、一発ストレートもらってからは空振りした感じです。田丸選手が上手かったです。最後は気持ちで勝てました。(4年間無敗が続いていますが、これからその記録を伸ばす上で戦いたい相手は?)もっともっと勝ち続けるんじゃなく、倒し続ける試合がしたいです。強い選手を派手に倒したいです。(55kgでもトーナメントを開催して欲しい気持ちは?)無茶苦茶あります。世界の強豪を倒したいです。
第9試合 RISE WORLD SERIES 61.5kg契約 3分3R(延長1R)
×イ・チャンヒョン[チャンヒョン・リー](韓国/RAON/RISEスーパーフェザー級(60kg)王者/61.4kg)
○原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM/Road to RIZIN KICK Tournament 2018(58kg)優勝、RISEライト級(63kg)2位/61.25kg)※Kick Lab/聖武会館から所属変更
判定0-3 (小川28-30/大沢27-30/秋谷27-30)
◆原口
昨日はセコンドと作戦を立てた通り、自分の距離で戦うことがハマったと思います。でもリスクを背負うことができなかったのが反省点ですね。白鳥選手が滅茶苦茶強くてヤバいなと思ったんですけど、勝てるとしたら僕だけだと思うんで、来年はタイトルマッチを組んでもらいたいです。あの左ストレートは僕には当たらないですね。でもよけてから攻撃を返せるかはわからないです。
(原口選手以外のRISEライト級トップ4の白鳥・秀樹・直樹への思いは?)白鳥選手と秀樹選手には憧れがありますけど、直樹選手は正直あんまり眼中に無いですね。人としては好きですけど、やりたいかと言われたらあんまり興味が無いです。
(11月のINNOVATION岡山大会での森井洋介戦に向けて自信がついた?)もう多分倒せると思います。怖くないんで。今回は物差しというか(チャンヒョンと戦った選手同士で)比べられたと思うんで(森井が完敗した相手に完勝したので)自信がつきました。
第8試合 RISE WORLD SERIES 59kg契約 3分3R(延長1R)
○スアキム・PKセンチャイムエタイジム(タイ/PKセンチャイムエタイジム/ルンピニー認定スーパーフェザー級王者/59.2kg→59.0kg)
×ニキータ・サプン(ウクライナ/オクタゴン・キエフ/58.65kg)
1R 2’30” KO (左ミドルキック)
※スアキムは欠席
第7試合 RISE WORLD SERIES 58kg契約 3分3R(延長1R)
×森本“狂犬”義久(BRING IT ONパラエストラAKK/RISEフェザー級(57.5kg)2位/58.0kg)
○タリソン・ゴメス・フェレイラ(ブラジル/チャンピオンズ・ファクトリー/ブラジルSAIKYO GP優勝/57.9kg)
判定0-3 (長瀬28-29/大沢28-30/和田27-30)
※フェレイラは欠席
第6試合 ウェルター級(67.5kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
○“ブラックパンサー”ベイノア(極真会館/RISE王者/67.45kg)
×タップロン・ハーデスワークアウト(タイ/ハーデスワークアウトジム/RISEスーパーライト(65kg)級3位、元WMC世界フェザー級王者/67.3kg)
4R 判定3-0 (小川10-8/和田10-8/佐藤10-8)
3R 判定0-0 (小川29-29/和田29-29/佐藤29-29)
◆ベイノア
昨日は千葉県での開催でしたが、台風で被災した方へのお見舞いを申し上げます。今度の後楽園大会で僕への挑戦者が(中島将志かHidekiに)決まるので、その選手に勝ってこのベルトはずっと持ちつつ、現役の強い選手に挑戦したいです。RISEで戦いたい選手は2人います。1人はダニロ・ザノリニ選手です。彼が持っていたベルトの皮が何でこんなにボロボロなのか聞きたいんですよね。(RISEの伊藤代表が「ベイノアが今度防衛したら新調します」と話すと)じゃあザノリニはいいです(場内笑)。あともう1人はHIROYA選手で、一時期対戦機運が高まったのはどうなりましたか?(伊藤氏は「HIROYAはジムの代表でもあるので、所属選手の試合が決まるとなかなか自分のことができなくなる」と擁護すると)HIROYA選手はRISEで2試合とも倒して勝っているので、ぜひともやりたいですね。
(今年も漫才でチャンピオンを目指しますか?)M-1は一回戦で敗退したんですよね。リベンジマッチの制度があるんですけど、それもエントリーしたのに漏れしまって、今年のM-1は終わっています。僕のRISE WORLD SERIESは昨日やっと始まったんですが…。
第5試合 64kg契約 3分3R(延長1R)
○秀樹(新宿レフティージム/RISEライト級(63kg)1位、K-1 REVOLUTION FINAL-65kg級世界王者/63.9kg)
×稲石竜弥(TEAM OJ/元Bigbang&MA日本ライト級王者/63.95kg)
判定3-0 (秋谷29-28/佐藤29-28/小川30-28)
◆秀樹 半年以上ぶりの復帰戦で緊張しました。KO勝ちの期待に沿えず申し訳無いです。今回勝てたので(前回2月の王座戦でTKO負けした相手である)白鳥選手との再戦を望んでいます。白鳥選手は攻撃のバランスが全体的に上がっていましたね。元々パンチが上手い選手ですけど、磨きがかかって、世界レベルで戦っている印象です。自分も昨日の勝利に満足している暇は無いです。白鳥選手に勝ってチャンピオンになったら、直樹選手も5連勝していますし、誰の挑戦でも受けたいです。
第4試合 64kg契約 3分3R(延長1R)
○直樹(BRIGN IT ONパラエストラAKK/RISEライト級(63kg)6位/63.95kg)
×松本芳道(KICK-DIET吉野町/元新日本ライト級王者、K-1 WORLD MAX 2010 -63kg Japan Tournament 3位/64.0kg)
判定3-0 (秋谷29-28/大沢29-28/小川29-28)
◆直樹 いい試合ができかったのは、試合前のにらみ合いで、相手の頭のジョリジョリで体力を削られたのかな。5戦連続で外敵に連勝しているのに、なぜかランキングが下がっています。いい加減、ランキングを何とかして欲しいです。ランキングを上げてもらって、ベルトに絡む試合ができたらうれしいです。
第3試合 56kg契約 3分3R(延長1R)
×金子 梓(新宿レフティージム/RISEバンタム級(55kg)8位/55.95kg)
○京谷祐希(山口道場/55.8kg)
2R 2’09” KO (3ダウン:パンチ連打)
◆京谷 山口道場の京谷です。いや、山口道場の唯一、武尊に勝った京谷です(場内笑)。金子君が倒しに来て、倒しに行くしかないと思って行って、倒せて良かったです。久々の試合で緊張して寝れなくて、昨日はやっとゆっくり寝れました。(今後について)会長ともまだ話していないんですけど、強い相手を呼んでもらいたいですし、こういう大きいイベントにもまた参戦したいです。
第2試合 女子アトム級(46kg) 3分3R(延長1R)
×百花(魁塾/ミネルヴァ・アトム級王者/46.0kg)
○平岡 琴(TRY HARD GYM/45.95kg)
4R 判定1-2 (大沢9-10/長瀬10-9/和田9-10)
3R 判定0-1 (大沢28-29/長瀬29-29/和田29-29)
◆平岡 百花選手のパンチが想像以上に強くて苦戦したんですけど、ああいう接戦を勝てたのはいい経験になりました。勝ったら(アトム級王者の)紅絹選手に喧嘩を売ろうと思っていたんですけど、大きい事が言えない内容でした。次こそアピールするためにも、11月の女子大会ではKOしたいです。
第1試合 女子アトム級(46kg) 3分3R
○那須川梨々(TEAM TEPPEN/2017年KAMINARIMON全日本女子トーナメント-45kg級優勝/45.95kg)
×上仮屋真莉(ROAD MMA GYM/第4回K-1チャレンジ女子Bクラス 全日本トーナメント−50kg優勝/45.3kg)
2R 0’10” KO (右ハイキック)
◆梨々 昨日は(プロで)初めてKOすることができたので、うれしいです。もっと練習して、反省点を次の試合に活かしたいです。11月の女子大会での相手は決まっていないですけど、もっと強い選手とやって勝ちたいです。
RISE 9.16 幕張メッセ:那須川天心、志朗に判定勝ち、武尊&K-1陣営に「僕は逃げも隠れもしない」。白鳥大珠、梅野源治を1R KO