KNOCK OUT 10.16 後楽園ホール:中島弘貴「お客さんは普通の試合を見たいわけじゃない」×クンタップ「42歳ですがまだまだ試合したい」。新田宗一朗×カミ シロ、乙津陸×酒井柚樹インタビューも。試合順発表
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KNOCK OUT 2022 vol.6(10月16日(日) 後楽園ホール)での中島弘貴 vs. クンタップ・チャロンチャイ、新田宗一朗 vs. カミ シロ、乙津陸 vs. 酒井柚樹の3試合6選手のインタビューがKNOCK OUTプロモーションから届いた。試合順も記事末尾の対戦カード表の通り発表されている。鈴木宙樹 vs. 西岡蓮太がメインイベント、中島 vs. クンタップがセミファイナルとなっている。
BLACK スーパーウェルター級(705kg) 3分3R(延長1R)
中島弘貴(LALA TOKYO/元Krushスーパー・ウェルター級(70kg)王者)
クンタップ・チャロンチャイ(タイ/BTC GYM/元WMC世界・WMAF・M-1スーパーウェルター級王者)
RED スーパーフェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
新田宗一朗(クロスポイント吉祥寺)
カミ シロ(PHOENIX)
BLACK スーパーフライ級(52kg) 3分3R(延長1R)
乙津 陸[おつ りく](クロスポイント大泉)
酒井柚樹(TEAM TEPPEN)
中島弘貴「KOするまでに実は細かい技術を使ってるんです。『俺もそういうのは持ってるぞ』と」
10・16『KNOCK OUT 2022 vol.6』の「KNOCK OUT-BLACK スーパーウェルター級/3分3R・延長1R」でクンタップ・チャロンチャイと対戦する中島弘貴。クンタップ同様に長いキャリアを持つ中島だが、実はタイ人との対戦は12年前のブアカーオ戦に続いて2回目だという。その一戦を前に、中島はどういう意気込みで臨もうとしているのか?
――今回の対戦相手はクンタップ選手です。彼も長く日本にいて多くの試合をしていますが、昔から知っていますか?
中島 僕、2010年12月に「戦極 Soul of Fight」でブアカーオ選手と試合する前に、ちょっとだけクンタップ選手と練習したことがあるんですよ。マススパーをお願いして。
――そうなんですか!
中島 それ以前は、リアルタイムで試合を見たりはなかったんですけどね。
――国内にいる70kgのタイ人という意味では貴重ですもんね。その時のこととかって、覚えてますか?
中島 どっしりとしたムエタイスタイルで、ミドルが強かったかなというぐらいですね。12年も前なんであんまり覚えていないし、まさか試合をすることになるとも思ってなかったので(笑)。
――そうですよね。ちょうどブアカーオ戦のことも伺いたかったんですが、これまでのキャリアでタイ人との対戦って、その試合だけですか?
中島 そうですね。2014年にタイで「THAI FIGHT」に出た時も、相手はカンボジア人だったので。その時は判定で負けちゃったんですけど。
――では、KNOCK OUTでサッシス選手、コーンリーチ選手とも対戦しているので、カンボジア人とは計3回当たっているんですね。タイ人は1回なのに。これだけのキャリアと試合数でタイ人と1回だけというのも、かなり珍しいですね。
中島 まあヒジなしと、70kgという階級もあるとは思うんですけど、確かにタイ人とは縁がなかったですね。
――ちなみに2010年のブアカーオ戦は、今振り返るとどうですか?
中島 うーん、それもかなり前ですからね(笑)。倒さないと勝てないなと思ったんですけど、うまく逃げ切られたみたいな感じでしたね。捕まえきれなくて、仕留められなかったという。
――そういうのを踏まえて、中島選手から見たムエタイってどういうものですか?
中島 のらりくらりとして、技術で戦ってるんだなという感じはします。だから、進んでやりたいという感じではないですね。やる時があればやりますけど。
――その「やる時」が来たわけじゃないですか。生涯2人目のタイ人との対戦の時が。今回はどう戦いますか?
中島 もちろんKOは狙います。結果的に判定になってしまうこともあるかもしれないですけど、「凄い試合」をするつもりでいます。やっぱり会場のお客さんは「普通の試合」を見たいわけじゃないですし、勝ち方だけでなくそこまでも「凄い試合」、裏切らない試合をしようと思ってますね。
――「凄い試合」という意味では、7月大会での漁鬼戦も凄かったですよね。
中島 いや、あれは「勝って兜の緒を締めよ」じゃないですけど、終わった後は負けたような気分でした。その前のコーンリーチ戦から、自分の動きに雑なところがあって、あの試合でもそれが出てしまってました。いい意味で言えば、そこに気づけたからよかったとも言えますけど。
――そのせいで、漁鬼選手に頑張られてしまった、という感じでしょうか?
中島 そうですね、本来なら延長までいかなくても勝てた、勝たなきゃいけなかった試合だと思います。
――では、あの試合の後に兜の緒を締めて、練習で取り組んだことというのは?
中島 雑なところを見直して、練習でしっかり動きを確認しました。例えば自分の打ち終わりとか、そういう部分ですね。あとは試合までの気持ちの持っていき方も、ちょっと見直しました。
――コーンリーチ選手も漁鬼選手も、キャリアや実績で言えば中島選手の方が上でしたよね。そのあたりも関係していましたか?
中島 いや、相手どうこうじゃないんですよ。最終的に自分の問題なので、相手が誰であろうとそこは変わらないです。コーンリーチもカンボジアでタイトルを獲ってましたし、漁鬼選手も強い選手とは思っていたので。
――では、クンタップ選手がベテランで、ここしばらくは実戦から遠ざかっていることも関係ない?
中島 というよりは、実績もすごくありますし、タイ人ならではの技術もあると思いますし。それに、あの年齢まで試合をしているというのも、ファイターの気持ちがあるからだと思うので、ナメてかかることはできないですね。
――前回延長までいった分、今回は速攻で倒したいとか、そういう気持ちは?
中島 試合になってリングで向かい合ってみないと分からないし、KOを狙うのはもちろんなんですけど、ただ殴り合えばいいわけじゃなくて、駆け引きが面白い試合になるかなと思ってるんですよ。その上でシンプルにKOまでいければいいかなと。自分もテクニカルな面は持ってると思っているので。
――中島選手というと、一般的には「豪腕でなぎ倒してKO勝ち」というイメージがあるかと思います。それに対して、「いやいや、技術もあるんだよ」という気持ちもある?
中島 けっこう、目線でフェイントをかけたり、相手が息を吸ってるか吐いてるかを打ったりはしてるんですよ。そういうのはあるんですけど、やっぱり周りからは「ただ殴って勝ってる」みたいに思われてる感じはしますね。
――では、実はそういう細かいテクニックも見てほしい?
中島 いや、見てほしいというわけでもないですけど、「俺も持ってるんだぞ」という気持ちはありますね。KOで倒すまでに、いろいろ技術は使ってるので。まあただ、7月の試合は「ただ殴ってるだけ」みたいになっちゃったところがあるので、何とも言えないですけど。
――それもあって今回は、しっかり技術を使った上でKO勝ちすると。
中島 そうですね。もし相手がタイ人らしくのらりくらりとした感じで来ても、それはそれで捕まえる技術もあるので。特にタイ人はいくら俺が振り回しても、それでうまく倒すことはできないと思うんですよ。最後はスカッと勝つところをお客さんに見てもらうために、必要な技術を使ってそこに持っていきたいと思います。
――そういう細かい部分も見てもらえるともっといいですよね。では最後に、今回の試合で特に注目してほしいポイントはどこでしょう?
中島 今さら中途半端な試合をするつもりはないので、勝ち方にもこだわりたいと思ってます。その勝ち方を見てほしいです。
クンタップ・チャロンチャイ「年齢は関係ない。ムエタイのテクニックを見せて倒す!」
10・16『KNOCK OUT 2022 vol.6』の「KNOCK OUT-BLACK スーパーウェルター級/3分3R・延長1R」で中島弘貴と対戦するクンタップ・チャロンチャイ。長く日本で活躍しているムエタイ戦士の一人で、これまで日本人のトップ選手も多数下しているベテランがKNOCK OUTに初来襲! 自身にとっても久々のリングとなるが、そこで彼は何を見せようとしているのか?
――公式な試合に出るのは久しぶりですよね。いつ以来になりますか?
クンタップ 2019年5月の巌流島(伊藤澄哉に3ラウンド一本勝ち)以来の試合になります。キック、ムエタイは2018年6月のNJKF(YETI達朗に1ラウンドKO負け)以来ですね。
――今回、久々にリングに上がろうと思った理由は何ですか?
クンタップ 日本に来てからこれまでの僕は、常に戦う場所を探していました。コロナに入り、時間がもったいないと感じました。そんな中、42歳になりましたが、それでも僕は、まだまだ試合をしたかった。それが参戦を決めた理由です。
――今はジムの会長として忙しいと思いますが、自分の練習、コンディション作りはできていますか?
クンタップ 僕はいつでも用意できています。もちろん、純粋な選手として過ごした頃と同じ練習ではありません。その中でもやれることはあります。準備はできているので、楽しみにしていてください。
――中島弘貴選手は長く現役を続けている選手です。彼のことは知っていましたか? 知っていたら、どういう試合を覚えていますか?
クンタップ ナカジマのことは、昔からよく知っています。僕が、彼のジム(当時)の会長の新田明臣さんと対戦した時、挨拶に来てくれたことをよく覚えています。K-1に出ていたことも知っていますし、いい選手だと思います。
――改めて、対戦相手としての中島選手の印象は? 警戒するべき部分はどこですか?
クンタップ 中島選手はいいストレートを持っていると思います。警戒というよりも、それを攻略するのが僕の課題となるでしょう。
――それに対して、自分はどう戦おうと思っていますか?
クンタップ ムエタイスタイルを貫き、そして勝ちます。今回のルールはムエタイではないけれど、その中でどう見せるか、みんなに楽しみしていてほしいです。そして最後は当然、倒して勝ちたいと思います。
――今回はヒジ禁止のBLACKルールですが、問題はないでしょうか?
クンタップ 日本に来てからも、ヒジ禁止ルールでの試合は数え切れないほどやってきて、もう慣れました。対応はできているので、問題ありません。
――KNOCK OUTについての印象は?
クンタップ KNOCK OUTには非常にいい印象を持っていて、発足当時から出たいと思ってました。特に初期の頃はタイ人の出場選手も多く、母国の友人達を応援しに、何回も試合場に行ったことを覚えています。
――KNOCK OUTはスアレック選手のように、タイ人選手も勝っていけばタイトルのチャンスがあります。タイトルについてはどう思いますか?
クンタップ もちろんタイトルマッチをやってチャンピオンになりたいです! やりたくない人はいないと思います。
――ジムの会長としては、どんな気持ちで指導を行っているんですか?
クンタップ 会員さんたちには、強くなってほしい、健康でいてほしい、といつも思っています。
試合に出なくても、挑戦することで自信がつき、気持ちも強くなります。特に子供たちはそうですね。リングに上がるのも学校に行くのも同じ面があると思います。挨拶をキチンとしたり、人に優しくしたりしてほしい。ジムを通じて、人として成長してほしいと思っています。
――その会員さんたちにも勝つところを見せたいですよね?
クンタップ カッコいいところを見せたいと思っています。僕は42歳だけど、歳は関係ない。そんな僕の姿勢を見てほしいです。そして、その姿を見てみんなには頑張ってほしいですね。
――では最後に、今回の試合で一番注目してほしいポイントはどこですか?
クンタップ 僕のムエタイスタイルを見せます。楽しみにしていてください!
新田宗一朗「今回はとにかくミドルキックで勝負。蹴って蹴って蹴りまくります!」
10・16『KNOCK OUT 2022 vol.6』の「KNOCK OUT-RED スーパーフェザー級/3分3R・延長1R」でカミ シロと対戦する新田宗一朗。4月に他団体で勝利して自身初のベルト獲得、7月にはRIZIN沖縄大会で地元初の試合を行った新田は、この試合で「とにかくミドルキックを蹴りまくる」と宣言。スーパーフェザー級を盛り上げたいという彼の意気込みとは?
――4月には他団体で初のタイトルを獲得して、7月には地元・沖縄で初、しかもRIZINという大舞台での試合ということで、キャリアの中でもトピックになるような試合が続きましたね。
新田 そうですね。ただ去年タイトルマッチが決まった時点で、そこで勝てばRIZIN沖縄大会に出られるんじゃないかと思ってそれを目標にしてきたので、そこに関しては達成できたんですけど、結果が結果(大雅に判定負け)で中途半端になっちゃって。次はKNOCK OUTのベルトを獲って、また沖縄で試合ができるような実績を残したいと思っているので、もう一度立て直そうと思っています。
――タイトルを獲得できたことへの思いは?
新田 やっと1個目のベルトが獲れたので、それは本当にうれしかったですけど、その次でチャンピオンなのに負けちゃったという悔しさがあって。なので挑戦者のつもりでKNOCK OUTのベルトも目指していきたいです。
――今回はカミ シロ選手との試合が決まって、9月13日のカード発表会見でも顔を合わせました。
新田 カミ シロ選手とは階級的にもワンチャンやることもあるかなと思ってたんですけど、正直、そんなに気にしてはいないです。
――会見でもそういう言葉が出ていましたが、警戒する点も特にはない?
新田 ポカせずに自分の力が出せれば、結果もいつも通りついてくるとは思ってます。変に焦ったりしなければ問題ないと思うので、今回は本当に自分との勝負ですね。
――「自分との勝負」が今回の試合のテーマということですか?
新田 そうですね。自分の中である程度やりたいことを決めているので、それができるかどうかがテーマです。
――話せる範囲で構わないですが、「やりたいこと」というのはどういうことですか?
新田 至ってシンプルなんですけど、とりあえずミドルをバンバン蹴るというだけです。会見でも言いましたが、相手の腕が折れるぐらいバンバン蹴りたいと思ってます。
――これまでもミドルは使ってきていますが、それ以上に出すと。
新田 今までのミドルはそんなに効かせた感じはなくて、とりあえず出してる感じだったんですよ。今回は「効かせよう」と思って蹴るので、見た人が「痛そうだな」と思うような蹴りをひたすら当てていきたいと思います。
――「効かせる蹴り」というのは、どのあたりが一番違うんでしょう?
新田 今までは本当にひたすら回数を出すという感じだったんですけど、そうすると当てる場所もまちまちになって、自分の足も痛めていたんですよ。今回は自分のスネを相手の一番痛いところにバンバン当てていきたいです。そうすれば自分の足のリスクも減るし、今までより少ない回数で効かせられると思うので、焦らずに丁寧にやっていった方が試合も楽になるかなと。
――蹴りの精度を上げていくということですね。
新田 そうですね。それを続けていって、相手の腕が上がらなくなったらレフェリーが止めてくれると思うんで。
――ただ、3ラウンドでそこまでいくのはけっこう大変なのでは?
新田 そのためにも正確にバンバン蹴っていかなきゃですし、そこまでいければ自分のスタミナに自信もつくので。3ラウンドしかないので最初から飛ばせるような力をつけたいと思っているので、自分の中でも効果的ですね。1ラウンドに様子見しちゃうと時間が足りなくなるので、最初から飛ばしていきたいです。
――試合序盤は様子見してしまう?
新田 最初の頃はそういうこともあって、自分からいけなくて中途半端な試合になってドローになったりしました。だからそこからは、変に見てしまわないで、いけるところでいこうという意識を持ってやってきました。
――その上で落ち着いて戦うと。
新田 はい。落ち着いてタイ人のイメージで一発一発、質を高めた蹴りを当てればポイントは取れると思うので、慌てずにいきたいと思います。
――前回の大会では小笠原瑛作選手が2階級制覇を達成しました。同門の選手たちもそれぞれに活躍していて、いい刺激になっているのでは?
新田 そうですね。やっぱり身近な選手は勝っても負けても刺激になるので、自分も早く試合がしたくなります。もし瑛作さんが負けたら自分がTAKERU選手とやりたいと思ってたぐらいで。
――そんな思いがあったんですか。
新田 はい(笑)。自分もまだワンチャン、フェザー級でもいけるんじゃないかと思ってたんで。スーパーフェザー級でもまだそんなに体ができているわけでもないので、まだどっちも視野には入れています。
――そうなんですね。
新田 今は体を作っている最中で、これが出来上がると2.5kgはキツいじゃないですか。もしいけるとしたら今ぐらいのタイミングだなと思ってて。でも瑛作さんが勝ってチャンピオンになったので、その必要もなくなったんですけどね(笑)。今、KNOCK OUTのスーパーフェザー級は選手も少ないので、ここで自分が勝ち続ければ盛り上げられるなとは思っています。
――今、新田選手は王座に近いところにはいると思います。一方で前回大会では、デビューから2連続KO勝利した久井大夢選手がベルトへのアピールをしてましたよね。
新田 まあ、若手が増えてくれば活性化もするでしょうし、僕もまずREDでベルトを獲って、相手がいなければBLACKも獲りにいければいいでしょうし。いろんな選手が出てきた上で、自分が盛り上げなきゃなとは思ってます。ただ、現状では気になるレベルの選手はいないですけどね。組まれれば誰でもやるので、勝っていった先にタイトルまでいければと思っています。
――今回もその一歩として、しっかり勝つと。
新田 会見で宮田プロデューサーからも釘を刺されたので(笑)、インパクトのある試合をして頭角を現したいなという感じですね。
――では最後に、今回の試合で一番注目してほしいポイントは?
新田 ホントに、今回は蹴って蹴って蹴りまくるので、とにかくミドルに注目してもらいたいです。それで決められれば自信がつくので。
カミ シロ「知名度を上げるにはオイシイ相手。テクニックの部分に注目してください」
10・16『KNOCK OUT 2022 vol.6』の「KNOCK OUT-RED スーパーフェザー級/3分3R・延長1R」で新田宗一朗と対戦するカミ シロ。30歳でプロでは8戦目、「キャリアは浅いけど若手ではない」と自ら語るカミ シロだが、他団体のベルトも持っている新田に勝って知名度アップも狙っている。そんな彼が常々狙っている勝ち方とは?
――9月13日の記者会見で、相手の新田選手とも顔を合わせました。会見でのやりとりも含めて、どう思われましたか?
カミ シロ やっぱり対面して背が高いなと思ったのと、僕に対しては「興味ないです」みたいな感じでしたけど、キャリアとか戦績とか考えたら当然の反応かなとは思いました。そこに対して特に何か思ったりとかはないです。
――あの会見では、リングネームが「カミ シロ」ということで、「カミ」と「シロ」の間に半角スペースが入ったことと、その理由についても話が及びました。改めて聞かせていただけますか?
カミ シロ ジムのオーナーがリングネームを考えてくださって、その際に画数とかの関係で「カミ」と「シロ」の間が空いた方がいいと。だから一応、「カミ」が苗字で「シロ」が名前という扱いにはなってるんですが……「カミ」さんというのも妙じゃないですか(笑)。だから自分としては「カミシロ」で呼んでもらえればいいんですけどね。
――了解しました(笑)。今回はスーパーフェザー級での出場です。これまでのライト級から下げて、体作りなどの準備という点ではいかがですか?
カミ シロ 通常体重が71~72kgぐらいで、ライト級で試合をする時は3週間ぐらいで落としてたんですけど、今回は1ヵ月前から食事だったりを意識するようにはしてました。これまで61kgで試合したことはあるんですけど、60kgは初めてなんですよね。中学生時代以来の体重になるので、ちゃんと落ちるのかな?という心配は多少ありますけど。
――落とした状態でどれぐらい動けるかという問題もありますよね。
カミ シロ そうですね。まあもともと、62.5kgの時は「もっと絞れるな」という思いがあって、たぶんベスト体重は61.5kgとか、そのへんなんですよ。ただKNOCK OUTはそのあたりがないので、今後については60kgか62.5kgか、どちらも考えてはいます。
――ということは、完全にスーパーフェザー級に転向するというわけでもない?
カミ シロ 初めてなので、やってみてというところもあります。まあ今回は60kgでのオファーが来たからやってみるという感じでもあるので。僕、デビュー戦は67kgでの試合だったんですよ。
――あ、そうなんですね!
カミ シロ その頃は通常体重も74kgとかあったというのもあって。まあ、今でも減量に関してはライト級でやった方が楽ではあるので、今回やってみて、改めて考えてみたいと思ってます。スーパーフェザー級はここから盛り上がってきそうな階級でもありますけど、とりあえずは目の前の試合のことに集中してますね。
――その次戦なんですが、改めて新田選手の印象というと?
カミ シロ いつも相手の映像は1~2回ぐらいしか見ない方で、今回もそうなんですけど、落ち着いて戦ってるなという印象ですね。基本的な動きは何でもできるし、その上で落ち着いてるなと。特にヒジだとかミドルだとかを警戒しなきゃ、というのはないですけど、全体的にいい選手かなと。
――ではご自身としては、どう戦ってどう勝ちたいですか?
カミ シロ 全ての試合についていつも思ってるんですけど、僕はヒジで切って勝ちたいんですよ。というのも、プロデビュー戦の時にヒジで切られて負けてるんです。そこでいったん格闘技をやめたんですけど、やっぱり切られて負けたのが悔しくて戻ってきたので、毎試合ヒジで切って勝ちたいなとは思ってます。ヒジなしの試合もやりましたけどね。
――そんな思いがあったんですね。
カミ シロ これまでに1回ヒジで切って勝った試合はあるので、あの悔しさを晴らすという目的自体は達成してるんですけど、今も毎回切りたいなと思ってます。ただ、新田選手は背が高いので、ヒジを入れるのは難しそうだないうのもあるんですが。
――ここまでのKNOCK OUTでの戦いについてはどう感じていますか?
カミ シロ 何だかんだ言って、KNOCK OUTではまだ2回しか勝ってないんですよね。だからまだ知名度も高くないですし、まだまだこれからかなと思ってますね。そのためにも、新田選手はオイシイ相手だなと。
――そのオイシイ相手を食うために必要なものとは?
カミ シロ 試合でいかに練習の動きが出せるかだと思います。僕はけっこう緊張するタイプで、試合映像を見返すと、「動きがぎこちないな」とか「ここで何であの技を出せなかったんだろう。練習はすごくしたのに」というのがけっこうあるので、そういったことをなくしていけるようにしたいです。そのためには試合を重ねるしかないのかなあとも思いますけどね。
――勝っていくために、今所属しているPHOENIXの練習環境はいかがですか?
カミ シロ 環境はいいですよ。練習相手の選手もいるし、ミットもよく持ってもらえるので。だから今の環境でしっかり練習した上で試合数を重ねれば、もっと実力がついていくんじゃないかと思ってます。
――その上で目指すところは?
カミ シロ 「何が何でも、絶対ベルト獲ってやる!」という感じでもないんですよ。もちろん獲れたらいいなとは思ってますけど、そこはやっていくうちについてくるものなのかなと思っているので。僕はキャリアはあるけど若手というわけでもないので。ただ、今回の相手はベルトを持っている選手なので、ここで勝てればちょっと気持ちも変わってくるかもしれません。
――では、今の選手として一番のモチベーションはどういうところにありますか?
カミ シロ 僕は単純に戦うのが好きなんですよ。キックなりムエタイなりで戦うのが。だから練習して試合して、というのが好きなので、それ自体がモチベーションですね。その結果、いい試合ができて勝てれば文句ないという感じです。
――最後に、今回の試合で一番注目してほしい点はどこですか?
カミ シロ 僕はガツガツした試合よりもテクニカルな試合をしたいので、細かいテクニックの部分に注目してもらえたらと思います。
乙津 陸「相手がイラついてる? 眼中にないんで、蹴り倒します!」
10・16『KNOCK OUT 2022 vol.6』の「KNOCK OUT-BLACK スーパーフライ級/3分3R・延長1R」で酒井柚樹と対戦する乙津 陸。カード発表会見では乙津の自信の発言に酒井がイラ立っている様子が見えたが、そのイラ立ちすらも乙津はバッサリ! そして彼が急に焦りを感じ始めた理由とは?
――9月13日のカード発表会見で酒井選手と顔を合わせましたが、何を感じましたか? 酒井選手は乙津選手の言葉にイラッときていたようでしたが。
乙津 小っちゃいなあと思って。正直言って、今はベルトを目指してて今回の相手は眼中になかったので、ここでやるなら倒せばいいんでしょ?みたいな感じです。
――前戦は8月の新宿大会で初のメインに出場してKO勝利。マイクではベルトへのアピールもしたところで、今回は相手として物足りないというところですか。
乙津 まあそうですね。戦績はあるとは言え、今は連敗してるので、俺は本当に今回負けたらやめる気でやります。負けはあり得ないんで。
――どういう勝ち方を見せたいですか?
乙津 相手に何もさせないで、ただ単に俺の技の披露会みたいな感じにします。
――このところREDルールの試合が続いて、「REDの方が楽しい」と言っていましたが、今回はBLACKルールですね。
乙津 まあでも、違いはヒジのありなしとかぐらいで、殴ったり蹴ったりは特に変わらないので。いつも殴ってのKOが多いので、今回は蹴り倒してやろうかなと思います。
――酒井選手について、警戒する部分は?
乙津 パンチの回転は速いかなーというぐらいですね。でも打ち合っても負ける気は全然しないですけど。
――酒井選手にもお話を伺いましたが、今までになかったというぐらい相手への気持ちが強いらしく。逆に乙津選手も、そういう相手とやるのは初めてじゃないですか。そこで思うことは?
乙津 イラ立ってるのは、ツイッターとか見てたら分かるんですけど……別にイラついててどうすんの?って思います。試合で結果出せないヤツがイラついてんじゃねーよって。しょうがないじゃないですか。
――これまでも発言には自信が漲ってましたが、さらに激しいですね(汗)。
乙津 負けず嫌いなんで、突っかかってこられたらこうなっちゃいますね(笑)。
――今回、無敗のまま6戦目で後楽園に戻ってきました。試合順も以前よりは後ろになると思います。大会の中での位置づけについてはどう思いますか?
乙津 いや、でもまだまだポスターの写真とか全然小っちゃいんで、まずメインになるところまでは行きたいですね。軽量級なのでスピードがあるのは当たり前で、その上で倒すというところに注目してほしいです。重量級とは違う倒し方をするんで。
――倒すのは当然で、倒し方にこだわると。
乙津 そうですね。相手も出てくると思うんで、だったら俺も倒しにいってやろうという感じです。
――前回もKOで決めて、倒すことにも自信を深めている?
乙津 それはありますけど、いつも倒すのはパンチだし久しぶりの後楽園なので、イメチェンというか、ちょっと違う俺を見せたいと思ってて。そこは当日、楽しみにしててほしいです。もしかしたらいつもの俺かもしれないですけど(笑)。
――10月1日からTOKYO MXでのレギュラー番組『KNOCK OUT STYLE』も始まりましたしね。そこもモチベーションになってますか?
乙津 もちろん! 初回は良太郎選手と渡部太基選手の煽り合いが面白かったですね。僕も早く取り上げてもらいたいと思いました。
――「俺のここを取り上げてくれ!」というのはありますか?
乙津 いつもは試合での様子しか見てもらってないので、練習量だったり、私生活の部分も取り上げてほしいです。まだ高校生でバカやってるんで、リング上とはギャップもあると思うんで。
――今は高校3年生ですよね。じゃあぜひ高校生のうちにって感じですか。
乙津 まあ、ジムでも練習終わったらバカやってるんで、そこでもいいんですけど(笑)。
――以前から「KNOCK OUTのエースになりたい」と言ってますが、その気持ちもさらに高まっている?
乙津 そうですね。TV番組も始まったし、俺も連勝でいい感じなので、このままダッシュで駆け上がればTVでも大々的に取り上げられるのは間違いないと思うんで。団体のエースとして、REDでもBLACKでもベルトを獲るっていう誰もやってないことをやれば、それだけ扱いも大きくなるでしょうし。そこを狙っていきます。
――そのRED、BLACK王座の同時獲得については、9月にBLACKウェルター級のタイトルを獲った良太郎選手も狙ってましたよ。
乙津 ヤバいですね!(笑) それ聞いてすげえ焦ってきました。もうチンタラしてられないですね。そのためにも……今回の相手は、去年いい試合したって言われてる(21年4月の濱田巧戦)じゃないですか。そんな相手をサクッと決めちゃえば、よりベルトに近づけるかなと。良太郎選手は王手かけてるので、早くしないと(笑)。さらに気を引き締めて倒しにいきます。
――団体のエースになるという部分では、今の時点でライバルと思っているのは?
乙津 龍聖選手ですね。無敗だし、俺より戦績もあるし、この前はRIZINにも出て勝ってるので。階級は違いますけど、気になってます。俺も1日5試合ぐらいして、戦績でも追い着きたいんですけどね(笑)。トーナメントでもやってもらえれば(笑)。
――5試合するには32人参加のトーナメントになりますが(笑)。では最後に、今回の試合で一番注目してほしいところは?
乙津 さっきも言った通り、今回はいつもと違う乙津 陸が出せればいいなと思っているので、そこに注目してほしいです。
酒井柚樹「ナメんなよと。全て解放して、自分の全てをぶつけます!」
10・16『KNOCK OUT 2022 vol.6』の「KNOCK OUT-BLACK スーパーフライ級/3分3R・延長1R」で乙津 陸と対戦する酒井柚樹。このところ勝ち星からは遠ざかっている酒井だが、カード発表会見で乙津が自分のことを飛び越えてベルトへの思いを語っていたことにはかなりイラッときたという。初めて相手に対してそういう感情を持って臨むこの試合、酒井は乙津に何をぶつけようとしているのか?
――最初に今回の試合のオファーを聞いた時は、どう思いましたか?
酒井 KNOCK OUTに出るからには、乙津選手とはいつかはやりそうだなとは思ってました。階級も近いし、対戦することになるんじゃないかなと。だからオファーが来た時は別に驚きとかはなくて、「お、来たか」という感じでした。
――9月13日のカード発表会見ではピリッとした空気になっていましたがあの時はどう感じましたか?
酒井 ナメんなよって思いました。ベルトがほしい、ベルトがほしいばっかり言ってたから、目の前見ろよと。若くてここまで負けなしなので、そういう意味でも怖いもの知らずなんだなと思いました。
――試合前に相手に対してそういう感情になることって、これまでありましたか?
酒井 そう言われると、なかったかもしれないですね。これまでは自分がガムシャラに勝ちたいという気持ちだけでやってきたので。
――その意味では、この試合は他の試合とは違いますか?
酒井 いや、そういうわけでもないですかね。「ナメんなよ」というのも含めて、結局は勝つだけなので。
――酒井選手自身は、最近勝ち星からはちょっと遠ざかっていますよね。よく言われるように昨年4月の濱田巧戦は激闘でしたし、最近の試合も会場は沸かせてると思います。ただ結果が……というところで。
酒井 そういう風にはよく言っていただくんですけど、やっぱり負けたら何の意味もないので。
――では、ご自分では何が足りないと思っていますか?
酒井 「あと一歩」って、自分でも思うことも多いですし、周りからも「惜しい」ってよく言われるんですよ。ただ、毎回同じような反省点だなとも思っていて、その「あと一歩」というのがものすごく大きな一歩なんだなというのはよく感じます。言葉にするのは難しいですけど。毎回、思い切って挑んでるのは確かなんですけど、殻を破るのは難しいなと。
――殻を破って勝つために練習を重ねていると思うんですが、今、練習の際に対策以外でテーマにしているのはどういうところですか?
酒井 例えば、スパーリングが3ラウンドあるとしたら、人間の本能として3ラウンドの配分とかを考えると思うんですよ。そうじゃなくて、毎ラウンドが最終ラウンドみたいな感じで、出し切るということを意識してます。ダッシュとかでも、本数とかを決めないでやったり。10本って決まってると、頭の片隅で意識して構えちゃうと思うんですよ。そういうのをなくして出し切るために。出し切れば、3ラウンドでバテバテになったとしても、そこでの戦い方があると思うし。いつも試合中は「出し切ろう」と思ってやってるんですけど、終わったら「もっと出せたんじゃないか」って気づくんですよね。終わってから気づいても遅いじゃないですか。
――そうですね。
酒井 だから出し切れば、おのずといい結果につながるんじゃないかと思ってます。
――相手の乙津選手は若くて無敗で……
酒井 売り出されてる選手ですよね。そこは自分も感じてますし、分かって試合を受けたので。勝ちパターンというか勝ちグセというか、そういうのが常に彼の頭の中にはあると思うし、ずっと勝ってるから勝つイメージも自分よりはずっとしやすいと思うので、そこが彼の勢いの理由なんじゃないかと思ってます。
――では、そういう選手に勝つには?
酒井 詳しい作戦は言えないですけど、その作戦をしっかりやり切ることと、この試合に懸けている思いは絶対に違うので、そういう技術の面でも気持ちの面でも全てで上回って、ぶっ倒しにいきます。
――そう聞くと、やっぱり他の試合に比べて強い気持ちがありそうですね。
酒井 デビュー戦だろうがタイトルマッチだろうが、1戦の重みは変わらないとは思うんですけど、今回に関してはいろいろな思いの全部をぶつけてやろうと思います。
――ところで最近は他団体への出場も続いていましたよね。その中でKNOCK OUTがいいなと思う部分というと?
酒井 ルールとかでは細かい違いはあるんですけど、どこの団体でも、こんなに結果が出ていないのにけっこういい相手と組んでいただいているので、関係者の方々には感謝してます。正直、自分は選べる立場でもないと思うので、いただいた試合はありがたく受けてるんですが、KNOCK OUTは地上波TV番組も始まって、そういった面では少しでも人の目に留まるのかなと思います。あと、ベルトがメチャクチャかっこいいですよね。
――そこはよく言われるところですが、選手にとって「ベルトがカッコいい」というのはポイントになりますか?
酒井 ポイントですね。中には「ベルトなんか興味ない。俺は強いヤツを倒していければいい」という選手もいますけど、そうやって強い選手を倒していくと、結局はおのずとベルトがついてくる話だと思うんですよね。そういう時に、カッコいいベルトの方がほしくなるじゃないですか。やっぱりみんな人間なので。
――では、そのカッコいいベルトは……
酒井 絶対彼には渡さないし、目の前を見てないので、しっかり分からせてやります。
――では最後に、今回の試合で特に注目してほしい点はどこでしょう?
酒井 今回は全部振り切って、自分を全て出したいと思っているので、そういう意味で殻を破るところに注目していただけたらと思います。全て解放します!
対戦カード
※REDルールは肘有りキックルール、BLACKルールは肘無し
第9試合 メインイベント BLACK 64kg契約 3分3R(延長1R)
鈴木宙樹[ひろき](クロスポイント吉祥寺/元REBELS-BLACK -60kg級王者)※フレア山上から所属変更
西岡蓮太(龍生塾/元KNOCK OUT-BLACK 64kg級王者、シュートボクシング日本ライト級(62.5kg)1位・元王者)
第8試合 セミファイナル BLACK スーパーウェルター級(705kg) 3分3R(延長1R)
中島弘貴(LALA TOKYO/元Krushスーパー・ウェルター級(70kg)王者)
クンタップ・チャロンチャイ(タイ/BTC GYM/元WMC世界・WMAF・M-1スーパーウェルター級王者)
第7試合 BLACK スーパーバンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
工藤“red”玲央(TEAM TEPPEN)
ダイナマイト柿崎(DRAGON GYM秋田/RKA&DBSスーパーバンタム級王者)
~リング調整・リング消毒~
第6試合 RED スーパーフェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
新田宗一朗(クロスポイント吉祥寺)
カミ シロ(PHOENIX)
第5試合 BLACK スーパーフライ級(52kg) 3分3R(延長1R)
乙津 陸[おつ りく](クロスポイント大泉)
酒井柚樹(TEAM TEPPEN)
第4試合 BLACK 66.5kg契約 3分3R(延長1R)
クボマサヤ(PHOENIX/WMCインターコンチネンタル・スーパーライト級王者)
CAZ JANJIRA(JANJIRA GYM/元蹴拳ウェルター級王者)
第3試合 BLACK スーパーライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
YUYA(クロスポイント吉祥寺)
Apollo中山(GOD SIDE GYM)
第2試合 RED バンタム級(53.5kg) 3分3R(延長1R)
大﨑草志(STRUGGLE)
ナカムランチャイ・ケンタ(team AKATSUKI)
第1試合 BLACK スーパーフェザー級(60kg) 3分3R
智己(LARA TOKYO/スピリットジム仙台)
佐藤拓也(クロスポイント吉祥寺)
プレリミナリーファイト第2試合 BLACK スーパーフライ級(52kg) 3分3R
竹田哲紳(クレイン)
剛大(Y’s glow)
プレリミナリーファイト第1試合 BLACK フェザー級(57.5kg) 3分3R
福田拓海(クロスポイント大泉)
大岩竜世[りゅうせ](KANALOA-GYM)
概要
大会名 KNOCK OUT 2022 vol.6
日時 2022年10月16日(日) 開場・17:00 プレリミナリーファイト開始・17:30 本戦開始・18:00
会場 後楽園ホール
チケット料金 SRS席¥20,000 RS席¥12,000 S席¥8,000 A席¥6,000 ※当日券500円アップ ※小学生から有料、6歳未満でも座席を必要とする場合は有料
チケット販売 KNOCK OUTオフィシャルショップ チケットぴあ 出場選手・所属ジム
お問い合わせ Def Fellow 03-6262-3760 inquiry@knockout.co.jp https://knockoutkb.com/