KNOCK OUT 7.23 後楽園ホール:梅野源治、4月のRIZINで勝利の大谷翔司と対戦。梅野「手を付けてはいけない僕に手を付けた宮田Pの気持ちに応えたい」
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KNOCK OUT 2022 vol.4(7月23日(土) 後楽園ホール)の第1弾決定カードが5月26日の東京での記者会見で発表された。
RED 61.5kg契約 3分3R(延長1R)
梅野源治(PHOENIX/BOMライト級王者、元ラジャダムナン同級王者、元WPMF世界・WBCムエタイ世界・同インターナショナル・スーパーフェザー級王者、元M-1フェザー級王者、元WPMF日本&WBCムエタイ日本スーパーバンタム級王者)
大谷翔司(スクランブル渋谷/INNOVATIONライト級王者)
※REDルールは肘有りキックルール、BLACKルールは肘無し
梅野はKNOCK OUTの前身であるREBELSの10年の旗揚げ大会に出場し、16年10月のREBELSでラジャダムナン認定ライト級王座を獲得。その2カ月後に旗揚げした旧体制のKNOCK OUTの草創期にもレギュラー参戦していたため、現体制のKNOCK OUT参戦は二重の意味での古巣復帰といえる。19年からRISEに主戦場を移しつつ、BOMでのタイ人選手とムエタイの試合も並行し、昨年からはRIZINにも参戦。3月のRIZINでの皇治戦では採点発表の際に「やばいだろ」と不満を露わにし、多くのRIZINファンから揶揄されたが、その話題性を逆手に取り、ツイート等でも「やばいだろ」のフレーズを多用。2週間前にKNOCK OUTへのカムバックが発表された際にも「“やっぱり梅野源治、ムエタイ、やばいだろ”といった試合を見ていただく」とコメントしていた。
対する大谷はREBELS~KNOCK OUTの王座戦線で長年活躍するも、あと一歩で届かない状況が続いたが、20年8月にINNOVATIONの王座を獲得し昨年9月に防衛した。KNOCK OUT-BLACKライト級王者のバズーカ巧樹とは1勝1敗。3月13日の新日本キックで重森陽太に判定負けしたが、4月16日のRIZIN TRIGGERでRIZINに初参戦し、力也とのパンチの打ち合いを制し1R TKO勝ちしている。
実績では梅野が大きく上だが、上り調子なのは大谷。日本人との試合の続く梅野だが、日本人との肘有りの試合は16年8月のREBELSでのヤスユキ戦以来で、梅野の真価が問われる一戦だ。
今回の会見に梅野と大谷が出席。梅野は「僕が参戦していない間にKNOCK OUTがどういうリングになっていたか確認する試合です。(旧)KNOCK OUTでKINGの看板を背負ってきたことを大谷選手にわからせたいです」と今回の試合を位置づけ、大谷の印象については「うちの選手と2回戦っていますが、映像はよく見ていません。パンチは強いと聞いています」とだけ話した。また「ムエタイルールでやっぱり梅野源治、凄えなって、(ムエタイでの梅野を)見たことが無い人にもわからせる試合にしたいです」と改めて話し、「試合が終わって発言することにも注目していただきたいです」と、勝利した先に野望も早速匂わせた。
会見前夜にKNOCK OUTの宮田充プロデューサーはTwitterで「ある人から(梅野へのオファーは)『やめたほうがいい、絶対に最後はモメる』と断言された」ことを明かし「しゃらくさいんだよ、この野郎」「お前のしけたモノサシで梅野源治とおれを測るなよ。モメるってなんだよ、モメてからがホントの仕事なんだよ」と続け、「手強い」と警戒されがちな梅野と初めて仕事をする思いを記した。梅野はこのことに言及し「そんな筋違いなことしていないんで、全部説明できるんですけど、それは置いておいて(梅野のトレーナーの)久保賢司君が言っていた偉人の言葉として『ギャンブルは手を出してはいけないお金に手を出してからが本当のギャンブルだ』と」と話すと、隣に座っていた宮田氏は苦笑。続けて梅野は「それでも梅野源治に手を付けた宮田さんは、僕に賭けてくれたわけですよね。その気持ちに応えたいです。7月23日、宮田さんに恩を返したいです」と話した。
対する大谷は「肘有りルールで梅野選手に負けるという皆さんの期待に応えます」とあえて話し、期待を裏切るファイトを約束。「16年に僕がデビューした年に梅野選手がラジャダムナンの王者になりました。その1・2年後ぐらいにREBELSでタイ人選手を縦肘で時間差で倒したシーンが印象に残っています」と梅野について語り「僕はパンチ、梅野選手は肘、お互い一発で終わらせる力を持っているので、スリリングな試合をしたいです。今、注目されてるキックボクサーだと思うので、おいしいですね」とも語った。
BLACK ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
渡部太基(TEAM TEPPEN/元Krush&WPMF日本ウェルター級王者)
良太郎(池袋BLUE DOG GYM/team AKATSUKI/元REBELS-REDライト級王者)
渡部は昨年11月大会で2年4カ月ぶりに復帰戦を行い、松山翔に判定勝ちし、4月大会では杉原新也に判定勝ち。いずれも渡部らしい激しい打ち合いとなった。良太郎は昨年2月に橋本悟に判定勝ちして以来の試合。
◆渡部「復帰して2戦して、良かった時の自分に戻りつつあると思います。次こそは倒します。(良太郎)男気のあって気持ちのいいファイターだと思います。お客さんは見たいのは判定じゃないと思うので、どっちが倒れるんだろうというスリルを見てもらいたいです」
◆良太郎「(階級を上げての試合について)面白うそうだったから。渡部選手だからですね。他団体でタイトルを争った人とのオファーで、みんなが見たいなら本懐だと思いました。渡部選手選手との試合はかなり見ています。気持ちのぶつかり合いになると思います」
RED スーパーバンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
白幡裕星(Battle-Box/元KNOCK OUT-RED&ムエタイオープン・スーパーフライ級王者)
鈴木貫太(ONE’S GOAL)
白幡は昨年2月にREBELS(現KNOCK OUT)-REDスーパーフライ級王者となり、9月大会ではサンチャイ・TEPPEN GYMに判定負け。その後、橋本道場を離れ、1月から元プロボクサー・K-1ファイターの渡辺一久氏率いるBattle-Boxに移った。これに伴いベルトも返上。12月から吉成名高のいるエイワスポーツジムで練習していたが、3月のRIZIN LANDMARKで吉成と急遽対戦することになり2R TKO負けしていた。今回はこれまでより2階級上げての試合となる。鈴木はKNOCK OUTのレギュラー選手の一人で、最近では3月のBOMで上野賢志に判定負けしている。
◆白幡「前回、吉成選手に負けたんですけど、収穫があったので、その負けを財産にできるよう頑張ります。王座を返上した時、もうKNOCK OUTに出るとは思っていなかったんですけど、ただ出るだけなじゃなく、倒せる選手になれるよう練習しているので、モチベーションは上がっています。(55kgでの試合について)体が大きくなって。バンタム級とスーパーバンタム級のどっちが適性か考えているところです。今日、ジャケットを着ようとしたところで破れました。(相手の鈴木について)体がムキムキで頑丈だと思います。1・2Rで倒したいです」
◆鈴木貫太「対戦相手の白幡選手はとても強くて、自分より実績も上ですが、逆に大きなチャンスだと思っています。ここで白幡選手に勝って、KNOCK OUTの中での自分の地位を大きく変えます」
RED スーパーバンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
壱・センチャイジム(センチャイムエタイジム/ルンピニー日本バンタム級王者)
海老原竜二(神武館/NKBバンタム級王者)
KNOCK OUTのレギュラーの壱は1月大会で横野洋にTKO勝ちしたが、3月のINNOVATION岡山大会に加藤有吾にKO負けしている。海老原は4月のNKBでの谷津晴之戦では1Rに2ダウンを奪われたが、5Rに逆転TKO勝ちした。生観戦した宮田プロデューサーも「メインイベントをしっかり締めて素晴らしいチャンピオンと思った」と評する勝利で、今回のKNOCK OUT初参戦につなげた。
◆壱「瑛ちゃんに負けましたが、階級を上げるということなので、瑛ちゃんのいないスーパーバンタム級は俺が引っ張ろうと思います。(海老原の印象)気持ちが強い選手と思いました。宮田さんは激しい試合を期待していますが、触れられなくて終わるのが、僕のステップアップには妥当だと思います。打ち合わず一瞬で締めます」
◆海老原「宮田さんにSNSでラブコールを送って、こんな早く参戦が実現すると思っていなかったのでうれしいです。壱選手はサウスポーで綺麗なムエタイスタイルで上手い印象です。NKBを背負って出ることで、つまらない試合はできないんで、熱い試合をします」
RED フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺/元大和フェザー級王者)
TAKERU(GET OVER/DBS&RKAフェザー級王者)
栗秋は3月大会で角田泰盛に2R KO勝ち。TAKERUは大脇武の名前でREBELSとKNOCK OUTに上がり、小笠原裕典に判定勝ちし、龍聖に判定負け。4月のMuayThai Super FightではK-1でも活躍したタイの強豪・ジャオスアヤイに4R KO負けしている。
◆栗秋「やりたい相手じゃなかったんですけど、ファイトマネー稼いで帰ろうと思います。(TAKERUの映像は見た?)全く見てないですけど、トレーナー群に見せて、指示受けて動くだけです。試合はすぐ終わります。(勝ってやりたい相手にアピールしたい?)そろそろ(REDフェザー級王者)安本(晴翔)選手とやりたいですけど、相手の名前を聞いて、ナメられていると思いました。(今回のテーマは?)いっぱい練習するっす。」
◆TAKERU「栗秋祥梧はKNOCK OUTの日本人でいちばん闘いたかった選手なので、オファーを頂いた時は本当に嬉しかったです。今回、いろんな豪華カードがある中、栗秋をしっかりリングに沈めます。いつかKNOCK OUTのベルトを必ず取って、KNOCK OUTのリングのど真ん中に立たせて頂きます」
BLACK スーパーバンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
炎出丸(クロスポイント吉祥寺/元J-NETWORKスーパーバンタム級王者)
工藤“red”玲央(TEAM TEPPEN)
◆炎出丸「前回(4月大会で加藤和也に)工藤選手がいい勝ち方をしていますし、名門のTEPPEN GYMの選手が相手ということで燃えています。いいチームでリスペクトもできるので、TEPPEN GYMと喧嘩するつもりで潰しに行きます」
◆工藤「炎出丸選手はJ=NETOWRKでデビューしていたころからチャンピオンで尊敬していました。いつかやるだろうとデビューから8年間戦っていて、とうとう来たかという感じです。自分の全てをぶつけて勝てればと思います」
RED スーパーウェルター級(70kg) 3分3R(延長1R)
津崎善郎(LAILAPS東京北星ジム)
vic.YOSHI(OGUNI-GYM/NJKFスーパーウェルター級王者)
◆津崎善郎「4月にNKBで田村選手と試合をしましたが、他団体の王者と敵地で戦って勝利したことは大きな自信になりました。今回はNJKFのチャンピオンに圧倒的に勝って、今年中にKNOCK OUT-REDのタイトルを取りたいと思います。期待していてください。応援宜しくお願い致します」
◆vic.YOSHI「私は今までNJKFを主戦場に戦ってきましたが、KNOCK OUTは格闘技を始めた頃から、夢に思い描いていた舞台です。そんな夢の舞台で自分がどれだけのパフォーマンスを見せることができるのか未知数で楽しみです。私のファイトスタイルは後ろに下がらずフィジカルで押し通すタイプです。津崎選手の体力を削り、心を折るような試合を見せますので、皆様ご期待ください」
RED 68.5kg契約 3分3R(延長1R)
峯山竜哉(ウィラサクレック・フェアテックス西川口/元J-NETWORKウェルター級王者)
杉原新也(ワイルドシーサー前橋)
◆峯山竜哉「今回、約2年半ぶりにKNOCK OUTのリングへ立てるのがとても楽しみです。印象に残るような勝ち方をして、最短でタイトルマッチまで辿り着きます。残り2ヶ月しっかり仕上げて試合に臨むので、応援よろしくお願いします」
◆杉原新也「前回、渡部選手との試合で得たものを生かして、さらにパワーアップした姿を見せたいと思います。今回は肘もあるREDルールなので、さらにアツい試合を見せます」
※ほか1~3試合予定
出場予定選手
日菜太(クロスポイント吉祥寺/元REBELS-BLACKスーパーウェルター級(70kg)王者、元RISEミドル級(70kg)王者)
中島弘貴(LALA TOKYO/元Krushスーパー・ウェルター級(70kg)王者)
概要
大会名 KNOCK OUT 2022 vol.4
日時 2022年7月23日(土)開場・17:00 開始・17:30
会場 後楽園ホール
チケット料金 SRS席¥20,000 RS席¥12,000 S席¥8,000 A席¥6,000 ※当日券500円アップ ※小学生から有料、6歳未満でも座席を必要とする場合は有料 ※5月27日(金)10:00~発売
チケット販売 KNOCK OUTオフィシャルショップ チケットぴあ 出場選手・所属ジム
お問い合わせ Def Fellow 03-6262-3760 inquiry@knockout.co.jp https://knockoutkb.com/