那須川天心、来年3月のRISEでキック引退、ボクシング転向。TBSの番組で表明。「下の立場から強いチャンピオンたちを倒していく」
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那須川天心が4月10日夜のTBS系「炎の体育会TV」の番組内でのインタビューで「ずっとやってきたキックボクシングを那須川天心は引退します」「2022年の3月に予定されているRISEの試合をもって引退かなと」「辞めてボクシングに転向させていただきます。蹴りを捨てて拳だけの道に専念します」「22年の間に(ボクシング)デビューしたいなって考えています」と明らかにした。
天心は以前からボクシング転向に意欲を示し、最近は近いうちの転向を明言していたが、本人の口から具体的な転向スケジュールが初めて明かされた。2月28日のRISE ELDORADO(エルドラド)横浜アリーナ大会で志朗に勝利後、RISEの伊藤隆代表も「1年弱で天心も格闘技を卒業するので、天心ファイナルのELDORADOもやりたいですね。来年2月から4月にやって送り出したいです」と話しており、今年スタートしたRISE年間最大イベント・ELDORADOの来春の大会が天心キック引退の舞台となりそうだ。
なお現在、RISEの試合を放送する番組が月1回、TBSで土曜深夜に放送されていることも、今回のTBSの番組内での発表につながっていると考えられる。TBSで発表したことで、天心のボクシングデビュー戦がTBSで放送される可能性も高いと予想できる。
キック引退までの試合数は「2から4したいですね」と天心。昨年大晦日のRIZINでの天心の試合の観戦に武尊が訪れ、3月28日のK-1での武尊の試合の観戦に天心が訪れ、2人の対戦ムードが高まっているが、そのタイムリミットも定められた格好だ。
天心のプロキックボクシング戦績は39戦全勝(ほかMMA 4戦全勝、MMAとキックのミックスルール1戦1勝)。インタビュアーの「もったいないと思わない?」という問いに、天心は「自分の中では思わないですね。やりきったというか。ずっとチャンピオンの立場で、それだとつまらないので、挑戦したいってのがあって、だったら自分がボクシングに挑戦して、下の立場から強いチャンピオンたちを倒していくっていう。こっちのほうが生きていて面白いかなって思いましたね。やり残したことも、ほぼほぼ無いかなと」と答え、“挑戦”がボクシング転向のモチベーションであることを明かした。
なお、「もう(キックは)やらない?」という問いに「やらないですね」と答えたが、「2度と?」という次の質問には「そこまで言われるとわからないですね」と回答しており、キック復帰は0%ではないようだ。