ONE Championship 11.13 シンガポール:箕輪ひろば、ONE初戦はラカイのクラッシャー・アディワン戦「勝てればトップ戦線に食い込める」|手塚裕之、渡米~教師時代振り返る映像公開
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ONE Championshipはシンガポール・インドア・スタジアムで事前収録した「ONE: INSIDE THE MATRIX III」の模様を、11月13日(金)夜9時30分よりABEMA等で配信する。先週6日放送分では若松佑弥が鮮烈な1R KO勝ちでインパクトを残した。今週13日の回には日本から手塚裕之(ハイブリッドレスリング山田道場/パンクラス・ウェルター級王者)と箕輪ひろば(総合格闘技道場STF/修斗ストロー級世界王者)が出場する。
手塚は昨年10月の両国国技館大会でONEに初参戦し、修斗ウェルター級世界王者のエルナニ・ペルペトゥオに判定勝ち。今年9月のRoad to ONE渋谷大会でグンター・カルンダに1R KO勝ちし、勢いに乗ってONE本戦2戦目を迎える。
対戦相手のムラド・ラマザノフはUFCライト級王者・ハビブ・ヌルマゴメドと同じロシア・ダゲスタン共和国出身。は2月のシンガポール大会でONEに初参戦。ペ・ミョンホから1R終盤にバックマウントを奪い、パウンドのラッシュで仕留め、プロ9戦全勝とした危険な相手だ(上動画)。
なお、手塚は炭酸水「VOX」とONEがタイアップしたドキュメンタリー映像シリーズ「ROAD TO HERO」第5弾に登場している。手塚は学生時代にキックボクシングを始め、渡米先でMMAを始め、帰国後は地元栃木県塩谷町の中学校で体育教師として勤務。しかし「自分の夢を叶えてないのに子供たちに夢を語れない」と周囲の制止を振り切って、夢を追う決意を胸に再度渡米したといい、映像で手塚はこれまでのキャリアや夢を語っている。
箕輪は1月の修斗後楽園大会で小巻洋平に2R裸絞めで一本勝ちし、デビューから4年で修斗世界ストロー級王座に到達した。その後、ONEと契約し、コロナ禍の影響でようやくONE初戦を迎える。
対するリト・アディワンはフィリピンの名門・チーム・ラカイに所属する新鋭。現在ONEのMMAストロー級ランキングの5位に位置する。ONEウォリアーシリーズで3連勝後、昨年10月の両国大会でONE本戦デビューを果たし、パンクラス・フライ級王者の仙三にアームロックを極め、右腕を破壊して勝利しインパクトを残した。続く1月のポンシリ・ミートサティート戦でも1Rアームロックで勝利しており、手塚同様、危険な相手との試合となる。
箕輪は日本からシンガポール入りした数日後、マスコミ共同のZoomを通じてのリモート取材に応じ、試合への意気込みを語った。
(既にシンガポールに着かれていますが、いつもとの違いは感じますか?)プレッシャーなのか楽しみなのかはわからないですけど、とりあえず試合に向けて集中しようと頑張っています。
(今の状況は?)シンガポールに着いて、PCR検査をして、それからホテルに部屋から出られない状態です。(到着2日後の)昨日に検査結果が陰性だとわかり、今日から部屋を出られるみたいです。部屋では自分で動いて体重調整しています。トレーナーとも別の部屋ですけど話はしています。食事は日本から持ってきたものを食べたり、ホテルから出る食べ物を食べています。オートミールとかフルーツとかが多いですね。(※ONEのシンガポール大会出場選手のPCR検査は、出国前、空港到着後、試合前、試合後の4回行われる)
(ONE初戦の相手、アディワンの印象は?)滅茶苦茶パワー強いですよね。相手聞かされた時 すぐ仙三戦が頭に映ったんで、あの印象ですよね。ヤベえ、あんな剛腕とやるんだ、って。仙三戦を見るだけだとパワーだけだと思ったんですけど、色々見ていたらパワーだけじゃないことがわかって。しっかり振っていくスタイルで(今年1月の)ポンシリ戦だと、タックル入って寝技で一本取っていましたし。
(そういう相手にどう勝ちたい?)うまいわけじゃなくただ単純に強いですよね。色が濃い選手には基本通りの先方でコツコツやって勝つか、もっと相手より濃い色で勝つかのどっちかだと思うんですよ。打撃に対して寝技で対処するか、相手に付き合わず自分を貫くかのどっちかです。
(実質1階級上の試合になるがパワー差は大丈夫?)ある程度しっかり体作りを持ってきました。1月の修斗の世界戦の時は水抜きして52kgですけど、既にパワーも意識しようとしていた面がありました。
(去年5月の修斗で箕輪選手が3R裸絞めで勝利したジャレッド・ライアン・アルマザンが、アディワンと同じチーム・ラカイの選手なので、向こうも箕輪選手の情報を得ていると思います)あの時だと水抜きしないで仕上げて56kgで、あまり動きが良くなかったんですよね。相手があれをデータとして取っているなら、僕的に動きやすいです。
(9月のRoad to ONE渋谷大会で行われた、同じ階級の猿田洋祐×内藤のび太の印象は?)会場に見に行って、日本人のトップと言われている選手の試合だと思ったんですけど…。
(ONEでやれる手応えを得た?)リトは今ONEのストロー級ランキングで5位ですけど、上の選手にも勝てると思うんですよね。猿田選手が1位、内藤選手が2位の戦いと言われても、5位もそんなに変わりがないと思いました。なので今回勝てればトップ戦線に食い込める期待もあります。
(久々の試合ですが、ファンへメッセージを)コロナの中、大変な時期かと思います。やりたいことが徐々にやれるようになりましたけど(ONEの日本の)他の選手よりいち早く(本戦シリーズの)舞台に立ててうれしいです。前回の修斗のタイトルマッチの時に滅茶苦茶応援してもらって、ONEと契約して、すぐにコロナ(禍)になっちゃって、周りの皆さんから「試合まだなの?」という声があって(公式発表前のため)まだ言えていないので歯がゆさはまだありますけど、試合したくて試合したくて、やってきたものがあるんだぞというのを見てもらえればなと。今まで見たことが無い箕輪ひろばが見られると思います。
対戦カード
第5試合 メインイベント MMA バンタム級 5分3R
ケビン・ベリンゴン(フィリピン/1位、元王者)
ジョン・リネカー(ブラジル/5位)
第4試合 MMA 64kg契約 5分3R
ジェへ・ユスターキオ(フィリピン/元フライ級王者)
ソン・ミンジョン(韓国)
第3試合 MMA ウェルター級 5分3R
手塚裕之(ハイブリッドレスリング山田道場/パンクラス・ウェルター級王者)
ムラド・ラマザノフ(ロシア)
第2試合 MMA ミドル級 5分3R
ファン・ロン(中国)
ユーリ・シモエス(ブラジル)
第1試合 MMA ストロー級 5分3R
リト・アディワン(フィリピン/ONE 5位)
箕輪ひろば(総合格闘技道場STF/修斗ストロー級世界王者)