シュートボクシングとの対抗戦に出陣、REBELS副将・小笠原瑛作。“令和格闘技ブーム”の兆しは「ビシビシ感じますね」(提供:AbemaTV)
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今年からAbemaTVでの生中継がスタートしたシュートボクシング(SB)。その今年の本戦シリーズ第2回目となる「SHOOT BOXING 2019 act.2」(4月27日(土)後楽園ホール)では、SHOOTBOXING vs. REBELS対抗戦が4試合が組まれている。そのREBELS軍の大将を務める不可思のインタビューを既にお届けしたが、同じクロスポイント吉祥寺所属の副将・小笠原瑛作にも3月13日のAbemaTVでの記者会見後に話を聞いた。(井原芳徳)
兄・裕典と共に活躍する23歳の瑛作はムエタイのWPMF、ISKA認定のK-1ルールと、2つの異なるキック系のルールで世界タイトルを獲得。ホームリングをREBELSとしつつ、KNOCK OUT、RISEでも55kg近辺のトップ戦線で強豪たちとしのぎを削って来た。過去にRISEのリングでSB日本スーパーバンタム級王者(当時)の内藤大樹にも勝っているが、意外にも30戦以上のプロキャリアでSBのリングに上がるのは今回が初だ。相手は内藤が持っていたベルトを現在保持する植山征紀。2月のSBのセミファイナルで安本晴翔との好勝負を制し評価を高めた選手で、ネームバリューのある瑛作との試合に気合十分。投げ技・絞め技・関節技もありのSBルールは瑛作には不利だが、アジャストに自信を見せている。
瑛作に話を聞いたのは3月10日のK-1さいたまスーパーアリーナ大会、RISE大田区総合体育館大会が大盛り上がりとなった3日後。瑛作がターゲットとしてきた那須川天心はRISEのメインで華々しいKO勝ちを見せたばかり。彼らの活躍、そして再び来そうな“格闘技ブーム”の機運も、瑛作の刺激材料となっている様子だ。
――まず前回の2月のREBELSでの元ルンピニーランカー、ペットヤソーとの試合を振り返りたいのですが、わずか88秒、左ハイでのKO勝ちでした。
瑛作「去年12月にKNOCK OUTで高橋亮選手と戦って、判定勝ちできましたけど課題が見えました。2月の試合は早く終わっちゃったんですけど、自分の中では作り上げたものがバッチリとハマった試合だったので、もっと続いていたとしても凄いものが見せられたんじゃないかなって思います。自信がついた中で、今度の対抗戦につながる感じですね」
――去年の夏にはタイで練習と試合をしましたし、階級アップのためにフィジカルトレーニングも強化してきました。色々やってきたことが成果になってきた感じですか?
瑛作「12月の試合ではまだ自信が無かったですけど、その後、年末に格闘技から離れる時間を長めに作ったんですよね。でも軽く練習をやっている中で気づきが結構あって、調子がいい中での2月の試合でした」
――気持ち的なものですか?
瑛作「技術的にもバランス的にもつかんだ感じです」
――今回は植山征紀(龍生塾ファントム道場/SB日本スーパーバンタム級(55kg)王者)選手との試合です。先ほどの会見の中で瑛作選手は「シュートボクシングで使える技を全部使って、REBELS軍団の全勝に貢献したい」「SBルールで認められる投げも絞めもできます」と話していました。
瑛作「シュートボクシングはキャリアの中で1回は上がりたいリングでした。小さい時に兄(裕典)との喧嘩でマウントを取られて負けたことがあって、兄に勝ちたくてキックをやる前に柔術を少しやっていたんですよ。ホント、少しかじったぐらいなんですけど(苦笑)、シュートボクシングルールだと使える技が増えそうな感じですね」
――所属先のクロスポイント吉祥寺はパラエストラの柔術のクラスもありますしね。
瑛作「関節技や絞め技を教えてもらえる先生もいるので、対策は問題無いです」
――AbemaTVの格闘チャンネルではシュートボクシングの生中継が2月の大会からスタートし、今回も放送されます。
瑛作「そこは凄いデカいですね。今、AbemaTVさんは若い子に凄く注目されているので、楽しみなところでもあります」
――普段からAbemaTVの試合中継は見ますか?
瑛作「もちろん見ますね。兄のONE Championshipの海外の試合も日本で見られましたし、凄く感謝していますね」
――先日はK-1とRISEが同じ日に大会があり、AbemaTVでは両方とも中継していました。
瑛作「僕はあの日は用事があって、そんなに見られなかったんですけど、合間にRISEとK-1のチャンネルを行き来しながら少し見ました」
――RISEのメインイベントは那須川天心選手が務めました。瑛作選手はかねてから天心戦を希望されています。今は天心選手が階級を上げていますが…
瑛作「格闘技をやっているからには強い選手とやりたいですし、名前のある選手を倒せば自分の名前も上がりますから、機会があれば今でもやりたいです。そのためには自分の価値をそこまで高めて行かないといけないなと思っています」
――天心選手のあの左ハイは見ましたか?
瑛作「見ました。さすがですよね。魅せる試合ができるっていう」
――今のRISEの同じ階級(55kg)のチャンピオンだと鈴木真彦選手になります。
瑛作「鈴木選手も凄く強いですよね。彼が戦ったユン・ドクジェ選手は僕がREBELSでやった選手なんですよ。僕は判定勝ちだったんで『鈴木選手、KOで勝っちゃったか』っていう。そういうのは嫌ですよね(苦笑)。むしろユン選手を応援していたんですけど、鈴木選手は強いですよね」
――シュートボクシング、K-1、RISE、ONE、パンクラス、修斗等、AbemaTVでたくさんの試合が放送されています。「格闘技ブーム」がまた来ているんじゃないかというAbemaTVのキャンペーンもありますけど、瑛作選手自身はそういった兆しは感じますか?
瑛作「ビシビシ感じますね。格闘技、盛り上がってるし、みんな注目しといたほうがいいよって思いますよね。他のスポーツに負けないところまで来ているんじゃないかと思います」
――去年大学を卒業されましたけど、実際に周りの関係者以外の同世代の友達とかの反響はありますか?
瑛作「それももちろんありますし、普段の日常生活で街を歩いたり電車に乗っていても声をかけられる機会が増えましたね。でも天心や武尊選手に比べたらまだまだだと思いますし、僕ももっと知名度を高めていかないといけないなって思います」
――4月が今年の2戦目になりますけど、今年の後半に向けて目指していることはありますか?
瑛作「今、KNOCK OUTをメインに上がらせてもらっていて、先輩の不可思さんが去年のスーパーライト級王座決定トーナメントで優勝してベルトを獲っていますし、森井(洋介)選手のライト級の階級でも2回トーナメントをやっていますし、自分の55kgあたりの階級でもトーナメントをやってもらいたいですね」
――その中で例えば去年KNOCK OUTで負けた相手である江端塁選手ともう1度?
瑛作「もちろん。借りを返すためのストーリーを作って行かないといけないんで」
――そのストーリー作りで、今回の植山戦も大事です。植山選手は前回2月のシュートボクシングのセミファイナルで安本晴翔選手といい試合をして、最後勝っています。どういう試合にしたいですか?
瑛作「僕のレベルも以前より上がって、スピードもパワーも自信もついてきている中で、前回のKO勝ちした試合みたいに、いい試合にできると思うので、本当に楽しみにしてもらいたいですね」
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対戦カード
第11試合 メインイベント 66kg契約(肘有り) 3分5R(無制限延長R)
海人(TEAM F.O.D/S-cup 65kg世界トーナメント2018優勝・SB日本スーパーライト級(65kg)王者)
チャド・コリンズ(オーストラリア/シッソーンピーノーン・プーケット/WKA豪州スーパーライト級王者)
第10試合 SHOOTBOXING vs. REBELS対抗戦 大将戦 スーパーライト級(65kg) 3分3R(無制限延長R)
西岡蓮太(龍生塾/SB日本ライト級(62.5kg)王者)
不可思(クロスポイント吉祥寺 REBELS/KING OF KNOCK OUTスーパーライト級(64kg)王者)
第9試合 SHOOTBOXING vs. REBELS対抗戦 副将戦 55.5kg契約 3分3R(無制限延長R)
植山征紀(龍生塾ファントム道場/SB日本スーパーバンタム級(55kg)王者)
小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺 REBELS/WPMF世界スーパーバンタム級王者、ISKA K-1ルール世界バンタム級(55kg)王者)
第8試合 SHOOTBOXING vs. REBELS対抗戦 次鋒戦 58kg契約(肘有り) 3分3R(無制限延長R)
笠原弘希(シーザージム/SB日本フェザー級(57.5kg)王者)
小笠原裕典(クロスポイント吉祥寺 REBELS/元WBCムエタイ日本統一スーパーバンタム級王者)
第7試合 SHOOTBOXING vs. REBELS対抗戦 先鋒戦 67kg契約 3分3R(無制限延長R)
奥山貴大(ネックススポーツ/グラップリングシュートボクサーズ/SB日本ウェルター級(67.5kg)1位)
UMA(K&K BOXING CLUB/team REBELS/S-cup 65kg世界トーナメント2018準優勝、元REBELS 65kg級王者)
第6試合 女子ミニマム級(48kg) 3分3R(無制限延長R)
MIO(シーザージム/SB日本女子ミニマム級(48kg)王者)
TOMOMI(グラップリングシュートボクサーズ)
第5試合 68kg契約(肘有り) 3分3R(無制限延長R)
宍戸大樹(シーザージム/元SB東洋太平洋ウェルター級(67.5kg)王者)
喜入 衆(NEXT LEVEL渋谷/LPNJ(ルンピニー日本)ウェルター級王者)
第4試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(無制限延長R)
村田聖明(シーザージム/SB日本ライト級(62.5kg)1位、元SB日本スーパーフェザー級(60kg)王者)
マサ佐藤(名護ムエタイスクール/中国英雄伝説64kg級アジア王者)
第3試合 女子65kg契約 3分3R(無制限延長R)
未奈(秀晃道場/SB日本女子ライト級(63kg)1位)
ハン・イェジン(韓国/TEAM MAX FC/Masan Team Star)
第2試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(無制限延長R)
笠原友希(シーザージム/SB日本スーバーバンタム級(55kg)1位)
手塚翔太(GONG-GYM坂戸/SB日本フェザー級4位)
第1試合 68kg契約 3分3R(最大延長2R)
村田義光(シーザージム)
SHINGO(LEOジム)
概要
大会名 SHOOT BOXING 2019 act.2
日時 2019年4月27日(土)開場・17:15 開始・17:30
会場 後楽園ホール
中継 AbemaTV
チケット料金 RRS席15,000円(完売) RS席10,000円(完売) SS席7,000円 A席5,000円 B席4,000円 立見 3,000円 ※当日券は各¥500UP ※U-18チケット(当日券のみ)18歳以下のお客様に限り、当日券立ち見チケットを1,000円にて販売いたします。(要身分証提示)
チケット販売 チケットぴあ イープラス 後楽園ホール シュートボクシング公式ネットショップ
お問い合わせ シュートボクシング協会 03-3843-1212 https://shootboxing.org/